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王女メディア
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「いやあ、たまの休みに悪かったな」
目を細めて私を迎え入れたのは、私服姿の課長だった。
「いえ、こちらこそ。お誘いいただきありがとうございました」
ちゃんと、私は嬉しそうに答えられていただろうか。自信は無い。
なぜ、休日にさして仲がいいわけでもない上司と出かける羽目になったのか。きっかけは、つまらない仕事の苛立ちだ。そこを運悪く上司に見咎められ、「何かあったのか?」と、いらない詮索をされたことだった。
「いえ、別に」
「何が別に、だ。半年くらい前もそんなんだっただろ、珍しく遅刻なんてして。けれど持ち直したようだったから放っておいたんだが……」
花の世話と茶菓子を食べる事のみに心血を注いでいるだけの人だと思っていたが、一応部下のことは見ていてくれたらしい。確かにそのくらいの頃、私は元気がなかった、と思う。
「けれどまたこれじゃあ、先行きが心配だ。どうだ、気晴らしに。休みの日ったってどうせ、家で一人で過ごしてるんだろ?それじゃあ駄目だ、たまには外に出ないと」
そんなの押しつけだ、と言ってしまえばそれまでだ。家で一人で過ごすことの何が悪い。
腹を立てる一方で、けれど唯一の上司に初めてこんな言葉を掛けられて、私は逡巡する。それがいけなかったのだ。あの時、さっさと断っていたら。
私たちは駅近くの文化会館へと歩く。同じ目的だろうか、すぐ前には男女のカップルや女性グループが歩いており、いい年をした男二人連れの私は少々気まずい思いをする。
会場は駅から近く、あっという間にたどり着いてしまった。チケットを係員に見せ、我々は会場へと入り込む。
私が元気がないから、と誘ってきた割には課長は私に話すこともないらしくただ幕が上がるのを待っていると、ほどなくして会場が闇に包まれた。上演演目は、『王女メディア』。
途中、ウトウトしつつも私が把握した内容は以下のようだった。
古代ギリシャの人物・メディアという女が愛する夫・イアソンに捨てられ、その復讐に新しい花嫁とその父親、そしてイアソンとの間にもうけた二人の息子を殺す。
こう言ってしまうとなんてことはないが、そうとしか言いようがないのだから仕方がない。
むしろ逆に、これだけの要素で二時間近く持たせた演出家とやらはすごいもんだな、と変なところで感心してしまったくらいだ。
しかし、元気のない部下を誘うには、微妙な内容の劇だ。
幕が下がり、再び会場が明るくなる。人々のざわつきが聞こえてくる。
「課長は、こういうのが好きなんですか?」照明の明るさに目が慣れた頃合いで、席を立ち始めた課長に私は声を掛けた。
およそ見た目にはそぐわない。せいぜいゴルフだの、酒だの、世によくいるおじさんの大半が好きであろうものを課長も好きなのだろうと、私は決めつけていた。よりによって古典演劇なんて観るような人には見えない。
「私?そりゃあ、好きさ。学生の頃は演劇部だったんだ」
少し得意げな課長の顔を、照明が照らしている。
「だからせっかくだと思って、お前を誘ったんだ」
「私を?」
なぜ?課長に自分の趣味の話などしたことはないし、別段劇が好きなわけでもない。
「好きそうだって思ったんだが。よく休憩中に本とか読んでるだろ」
「まあ。でも、舞台はあんまり」
「なに、何事も経験だって言うだろ。興味がなくたって、何かのきっかけになるかもしれんし」
「そんなこと言って。単に他に誘える人がいなかったんじゃないんですか」
「それもある」
そう返して課長が笑った。職場では、しかめつらか眠そうな顔しか見たことがない。意外だった。
「でも、浮気相手を殺すだなんて、おかしいと思いませんか?」
二人して席を立ち、外へ出る人の流れに乗る。
「なんで、浮気をした男を殺さなかったんでしょう」
ジャケットを羽織りながら、課長はこともなげに言う。
「それは、それだけ男のことを愛してたってことなんじゃないのか?」
「愛している?」
「ああ、それほど愛していたから、相手のことを殺せなかった。だから周りの人間を殺したんだ」
私には、課長の解釈は納得いかなかった。
「でも、周りの人にとってはいい迷惑ですよ」
イアソンこそ、殺されるべきだ。私は思った。愛の深さは、憎しみと比例する。私だったら真っ先に、彼を殺している。死より苦しいものなど、この世にはない。
「しかし、どうやら俺の杞憂だったようだな」
駅に着いたところで、課長が足を止めてしげしげと私を眺める。
「見ためにそぐわず熱血漢。いつものお前だな」
「別に、私はそんなんじゃ」
あまり言われて嬉しい評価でもなかった。周りには、私はそう見えているのだろうか。
「謙遜するな。持ち前の正義感で熱心に仕事してくれるおかげで、俺は助かってるんだ」
そりゃそうだろうな。私は内心そう思う。どれだけ仕事を押し付けられたことか。
「だがまあ、あまり根は詰めるな。仕事をうまく続けていくコツは、上手に手を抜くことだ」
とんとん、と私の肩を叩きながら人生の先輩が私に言う。言葉だけを聞けばなるほどとも思う。
がしかし、課長が手を抜いたしわ寄せが私に来ているので、私はさぞかし複雑な表情をしていただろう。これ以上、彼に手を抜かれるわけにはいかない。
「別に勤務時間内にゲームしてたって俺は構わない」
「あれは、遊んでるわけじゃ」
「スマホを弄ること自体、何をしてようとサボってるように見えちまうんだ。相談室以外ではいじくるなよ」
そう言って課長が片目をつぶった。どうやら、ウインクのつもりだったらしい。現実世界で普通にウインクする人間に会ったことのない私は初めそれがウインクだとわからず、きょとんとしてしまった。
「もちろん仕事以外もそうだぞ、人生だってそうだ、根を詰めたからって良くなるとも限らない。適当にやり過ごして、楽しい思い出だけ作ればいいんだ」
それじゃあな、と課長は思いのほか身軽に駅への階段を上って行ってしまった。
残された私は、どっと疲れが襲うのを感じた。一体何だったんだ。休みに観劇にまで連れ出して、言いたかったのはそれだけか。
ホームに着き、私は観劇中スマホの電源を切っていたことに気が付いた。電源を入れ、そしてふと思いついて大学時代の先輩のアドレスを呼び出す。王女メディアは、奇しくもギリシャ演劇の代表作だ。先輩は、この劇をどう解釈するだろうか。
だが、この番号は使われていないとつい先日案内されたばかりだ。このご時世、まさかタウンページに電話番号を乗せていることもないだろうし、そもそも先輩のフルネームを思い出せなかった。サークル内では、ペンネームで呼び合うのが慣例だった。
繋がることのない番号を、消すでもなくそっと閉じる。
ホームを走る風が私を冷やしたのだろう、なんだか心まで寒い気がした。
楽しい思い出、か。
課長に言われた言葉を反芻する。果たして、今の私にはそれはどのくらいあるのだろう。
そして、それは今からでも増やすことは出来るのだろうか。
目を細めて私を迎え入れたのは、私服姿の課長だった。
「いえ、こちらこそ。お誘いいただきありがとうございました」
ちゃんと、私は嬉しそうに答えられていただろうか。自信は無い。
なぜ、休日にさして仲がいいわけでもない上司と出かける羽目になったのか。きっかけは、つまらない仕事の苛立ちだ。そこを運悪く上司に見咎められ、「何かあったのか?」と、いらない詮索をされたことだった。
「いえ、別に」
「何が別に、だ。半年くらい前もそんなんだっただろ、珍しく遅刻なんてして。けれど持ち直したようだったから放っておいたんだが……」
花の世話と茶菓子を食べる事のみに心血を注いでいるだけの人だと思っていたが、一応部下のことは見ていてくれたらしい。確かにそのくらいの頃、私は元気がなかった、と思う。
「けれどまたこれじゃあ、先行きが心配だ。どうだ、気晴らしに。休みの日ったってどうせ、家で一人で過ごしてるんだろ?それじゃあ駄目だ、たまには外に出ないと」
そんなの押しつけだ、と言ってしまえばそれまでだ。家で一人で過ごすことの何が悪い。
腹を立てる一方で、けれど唯一の上司に初めてこんな言葉を掛けられて、私は逡巡する。それがいけなかったのだ。あの時、さっさと断っていたら。
私たちは駅近くの文化会館へと歩く。同じ目的だろうか、すぐ前には男女のカップルや女性グループが歩いており、いい年をした男二人連れの私は少々気まずい思いをする。
会場は駅から近く、あっという間にたどり着いてしまった。チケットを係員に見せ、我々は会場へと入り込む。
私が元気がないから、と誘ってきた割には課長は私に話すこともないらしくただ幕が上がるのを待っていると、ほどなくして会場が闇に包まれた。上演演目は、『王女メディア』。
途中、ウトウトしつつも私が把握した内容は以下のようだった。
古代ギリシャの人物・メディアという女が愛する夫・イアソンに捨てられ、その復讐に新しい花嫁とその父親、そしてイアソンとの間にもうけた二人の息子を殺す。
こう言ってしまうとなんてことはないが、そうとしか言いようがないのだから仕方がない。
むしろ逆に、これだけの要素で二時間近く持たせた演出家とやらはすごいもんだな、と変なところで感心してしまったくらいだ。
しかし、元気のない部下を誘うには、微妙な内容の劇だ。
幕が下がり、再び会場が明るくなる。人々のざわつきが聞こえてくる。
「課長は、こういうのが好きなんですか?」照明の明るさに目が慣れた頃合いで、席を立ち始めた課長に私は声を掛けた。
およそ見た目にはそぐわない。せいぜいゴルフだの、酒だの、世によくいるおじさんの大半が好きであろうものを課長も好きなのだろうと、私は決めつけていた。よりによって古典演劇なんて観るような人には見えない。
「私?そりゃあ、好きさ。学生の頃は演劇部だったんだ」
少し得意げな課長の顔を、照明が照らしている。
「だからせっかくだと思って、お前を誘ったんだ」
「私を?」
なぜ?課長に自分の趣味の話などしたことはないし、別段劇が好きなわけでもない。
「好きそうだって思ったんだが。よく休憩中に本とか読んでるだろ」
「まあ。でも、舞台はあんまり」
「なに、何事も経験だって言うだろ。興味がなくたって、何かのきっかけになるかもしれんし」
「そんなこと言って。単に他に誘える人がいなかったんじゃないんですか」
「それもある」
そう返して課長が笑った。職場では、しかめつらか眠そうな顔しか見たことがない。意外だった。
「でも、浮気相手を殺すだなんて、おかしいと思いませんか?」
二人して席を立ち、外へ出る人の流れに乗る。
「なんで、浮気をした男を殺さなかったんでしょう」
ジャケットを羽織りながら、課長はこともなげに言う。
「それは、それだけ男のことを愛してたってことなんじゃないのか?」
「愛している?」
「ああ、それほど愛していたから、相手のことを殺せなかった。だから周りの人間を殺したんだ」
私には、課長の解釈は納得いかなかった。
「でも、周りの人にとってはいい迷惑ですよ」
イアソンこそ、殺されるべきだ。私は思った。愛の深さは、憎しみと比例する。私だったら真っ先に、彼を殺している。死より苦しいものなど、この世にはない。
「しかし、どうやら俺の杞憂だったようだな」
駅に着いたところで、課長が足を止めてしげしげと私を眺める。
「見ためにそぐわず熱血漢。いつものお前だな」
「別に、私はそんなんじゃ」
あまり言われて嬉しい評価でもなかった。周りには、私はそう見えているのだろうか。
「謙遜するな。持ち前の正義感で熱心に仕事してくれるおかげで、俺は助かってるんだ」
そりゃそうだろうな。私は内心そう思う。どれだけ仕事を押し付けられたことか。
「だがまあ、あまり根は詰めるな。仕事をうまく続けていくコツは、上手に手を抜くことだ」
とんとん、と私の肩を叩きながら人生の先輩が私に言う。言葉だけを聞けばなるほどとも思う。
がしかし、課長が手を抜いたしわ寄せが私に来ているので、私はさぞかし複雑な表情をしていただろう。これ以上、彼に手を抜かれるわけにはいかない。
「別に勤務時間内にゲームしてたって俺は構わない」
「あれは、遊んでるわけじゃ」
「スマホを弄ること自体、何をしてようとサボってるように見えちまうんだ。相談室以外ではいじくるなよ」
そう言って課長が片目をつぶった。どうやら、ウインクのつもりだったらしい。現実世界で普通にウインクする人間に会ったことのない私は初めそれがウインクだとわからず、きょとんとしてしまった。
「もちろん仕事以外もそうだぞ、人生だってそうだ、根を詰めたからって良くなるとも限らない。適当にやり過ごして、楽しい思い出だけ作ればいいんだ」
それじゃあな、と課長は思いのほか身軽に駅への階段を上って行ってしまった。
残された私は、どっと疲れが襲うのを感じた。一体何だったんだ。休みに観劇にまで連れ出して、言いたかったのはそれだけか。
ホームに着き、私は観劇中スマホの電源を切っていたことに気が付いた。電源を入れ、そしてふと思いついて大学時代の先輩のアドレスを呼び出す。王女メディアは、奇しくもギリシャ演劇の代表作だ。先輩は、この劇をどう解釈するだろうか。
だが、この番号は使われていないとつい先日案内されたばかりだ。このご時世、まさかタウンページに電話番号を乗せていることもないだろうし、そもそも先輩のフルネームを思い出せなかった。サークル内では、ペンネームで呼び合うのが慣例だった。
繋がることのない番号を、消すでもなくそっと閉じる。
ホームを走る風が私を冷やしたのだろう、なんだか心まで寒い気がした。
楽しい思い出、か。
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