探偵王ダーニット三世の推理録

国民のほとんどが探偵のある小国。を統べる王・ダーニット三世は筋金入りの推理好き。事件がなければ禁断症状が出る彼は、探偵の数に対して事件が足りないと嘆いていた。
その悩みを解決すべく、ダーニット三世はマーダーゲーム法を制定。殺人の代わりに、額にバツ印を印すというものだった。
見事トリックを暴かれなかった犯人に褒美を、犯人不明の場合は被害者を国外追放。
褒美を狙い、探偵たちのマーダーゲームが始まったーー。
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