41 / 48
41.オーダー(*嫌な話です。ご注意ください。読まなくても大丈夫です。)
しおりを挟む
「キェェェェェ~~~~~ッッ!!」
スキャーリオン王国との国境付近で大騒ぎしているのは第一王女、クニンニ。
どうしても国境を越える事が出来ません。
「あぁ~~~~~ッ!! 悔しい!! 悔しい悔しい!! クゥ~~~ッ、・・」
小さい子供でも中々しないぐらい、地べたをゴロゴロ転げ回って、手足をバタバタさせて、奇声を上げ続けます。 “叱ってくれる優しいお母さん”は、彼女が子供の頃、叱ってきたので腹が立ち・・ピ――――・・ってしまったのでもういません。
「ハァッ、ハァッ、ハァッ、・・・」
道の真ん中に大の字で寝転がったまま、荒い息をしながら空を凝視します。
側近達も、一般の民も、誰でも通れるのに、自分だけが分厚い透明の壁に阻まれ通れないのです。 こんな屈辱は初めてです。
(・・ッ、キヤギネ・・・欲しい・・! 狂いそうなほどお前が欲しい!! お前が隣国へ行ってしまったとヤカフ伯爵に聞いて、こうしてすぐにお前を追って来たのに・・! 会いたい! 会えるだけでもいい! それなのに、それなのに・・ッ)
「ヴァ~~~~~ッヴゥァア~~~~~ッガァ~~~~~ッ」
今度は獣の咆哮で泣き出しました。 仰向け状態のまま大量の涙が流れ、耳の中にも入っているようです。
(あの時ギネオア邸で会ったのが最後・・こんな事になってしまうなら、あの時彼の足元にこの身を投げ出して愛を乞えば良かった・・・愛を乞う・・ですって!? あぁ、この私にこんな事を思わせるなんて、何て男なの・・・憎らしい・・それ以上に欲しい・・じっくり楽しみながらモノにするつもりだった・・・余裕だった・・いつでも会えると・・権力で服従させられると・・何よりもまさか・・まさか自分が、こんなになってしまうなんて・・・これじゃぁ何処にでもいるただのバカな女じゃないの・・・)
第一王女は他者に恐怖感を与える為、自己演出で奇異を装う事はあるけれど、実際に狂っているわけではありません。 恐ろしいほど性格が悪いだけです。
彼女は本当の天才だし、今までは自分の感情も見事にコントロール出来て来ました。 だからお気に入りのヤカフ伯爵にも陰で事業を手助けするぐらいで、強制的な事は時折要求するぐらいで抑えて来ましたし、他者よりも強すぎる性欲も側近達を使って上手く処理出来て来ました・・・それなのに・・
(・・ッ、もう、側近達じゃダメ・・彼本人じゃなくちゃダメ!! 彼が欲しいッ!! 彼の全てを・・・あぁ、本当に頭がおかしくなりそうッ・・・キヤギネの事となると、私は本当の狂人になってしまうッ・・・)
ムクリ。 第一王女が体を起こします。
泣きはらした目が危険な光でギラついています。
(・・あの女のせい・・あの白髪の・・アイツが、私のキヤギネを攫って行ったんだ! あの顔と体・・・男を垂らし込む為だけに生まれて来たようなあの下品な体でキヤギネを誘惑したに違いない・・ヤカフ伯爵もガックリ項垂れていたっけ・・・本当に、男ってのは・・・! 若さも美貌もあっという間に失うもの。 そんなものに価値を置くとか・・・でも、それならそれを利用させてもらうまで・・・私が国境を越えられないなら、あの女をこっちに誘拐して、キヤギネを呼び出せばいい・・・そしてキヤギネを手に入れたら、あの女は・・・クックックッ)
黒い森。 魔物が出ると恐れられ、誰も近寄らなかったこの場所ですが、最近魔物がどこかへ移動したらしいということで・・・(*どうやら、キヤギネの従者セボジェタ・プエーロ親子が強すぎる為、“魔物”とみなされ、恐れられていたようです。)
その森に、早速闇世界を暗躍する怪しげな連中がアジトを作り、今までは“誰も近付けない場所”でしたが、今は“良からぬ目的を持つ者”が近付く場所となっています。
今日もここに、黒いヴェール付きの目出し頭巾姿の女が、3人の屈強な男達をお供に仕事の依頼の為に訪れています。
彼女が訪れたのは、3つあるアジトの中でも特に人々に恐れられている悪の集団のアジト。 金さえ積めばどんな汚い仕事でも請け負い、キッチリとこなすという、依頼する側からすれば好都合な集団。
その集団のアジトである粗末な建物の中の殺風景な一室。 部屋の真ん中に木を組み立てただけの長方形のテーブルに椅子が2脚。 家具(?)はそれだけ。 椅子の一脚には犯罪者集団のボスが、テーブルを挟んだ向かいの一脚には客である頭巾姿の女が座り、その背後には女のお供の屈強な3人の男が女を守る様に立ち、その周りをグルリとボスの手下のならず者達15~16名が囲み、女の話を聞いています。
「隣国から“ベナ・マギネ”という娘を攫ってくればいいんだな。 容易い事だ。」
そう口を開いた犯罪者集団のボスは、意外にも静かで無表情・・どこかで見た様な・・どこにでもいそうな男だと頭巾の女は思います。
「ふっふ・・あんた達にも楽しい仕事になるでしょうよ。 ベナ・マギネは16才とは思えない、男を悦ばす為に生まれて来たようなイイ体した美少女よ・・攫う際、どこに何を突っ込んで楽しんでもいいけど、表面には分からない様にしてちょうだい。 目的はその女を使って男を呼び出す事なんだから。 見た目で傷物になった事がバレちゃぁ困るんだからね。 ソコはちゃんとして。 ま、見えない所に何したっていいけど・・・」
「そいつは楽しみだな・・」
と犯罪者集団のボスが言えば、その後ろに控えているならず者達が唸るような下品な笑い声をあげます。
「クックク・・楽しい話はここからよ。 目的の男が手に入れば、用済みになったその女・・・この方法で殺してほしいのよ。」
そう言って頭巾の女は丁寧なイラスト付きの指示書を渡します。 いかに長時間、いかに苦しませて殺すか・・・練りに練った頭巾の女渾身の指示書です。
内容は酷過ぎて、R15対応不可です。
「どう? たっぷり楽しめそうでしょ? あ、女が苦痛のあまり舌を噛み切らないようにちゃんと猿ぐつわをかませるのよ。 あの女には苦しみ抜いて死んでもらうわ! 私の男を奪った罰をちゃんと受けさせてやるのよ!!」
「必ず注文通りに女をなぶり殺そう。」
犯罪者集団のボスは低い声で仕事を請け負いました・・・
スキャーリオン王国との国境付近で大騒ぎしているのは第一王女、クニンニ。
どうしても国境を越える事が出来ません。
「あぁ~~~~~ッ!! 悔しい!! 悔しい悔しい!! クゥ~~~ッ、・・」
小さい子供でも中々しないぐらい、地べたをゴロゴロ転げ回って、手足をバタバタさせて、奇声を上げ続けます。 “叱ってくれる優しいお母さん”は、彼女が子供の頃、叱ってきたので腹が立ち・・ピ――――・・ってしまったのでもういません。
「ハァッ、ハァッ、ハァッ、・・・」
道の真ん中に大の字で寝転がったまま、荒い息をしながら空を凝視します。
側近達も、一般の民も、誰でも通れるのに、自分だけが分厚い透明の壁に阻まれ通れないのです。 こんな屈辱は初めてです。
(・・ッ、キヤギネ・・・欲しい・・! 狂いそうなほどお前が欲しい!! お前が隣国へ行ってしまったとヤカフ伯爵に聞いて、こうしてすぐにお前を追って来たのに・・! 会いたい! 会えるだけでもいい! それなのに、それなのに・・ッ)
「ヴァ~~~~~ッヴゥァア~~~~~ッガァ~~~~~ッ」
今度は獣の咆哮で泣き出しました。 仰向け状態のまま大量の涙が流れ、耳の中にも入っているようです。
(あの時ギネオア邸で会ったのが最後・・こんな事になってしまうなら、あの時彼の足元にこの身を投げ出して愛を乞えば良かった・・・愛を乞う・・ですって!? あぁ、この私にこんな事を思わせるなんて、何て男なの・・・憎らしい・・それ以上に欲しい・・じっくり楽しみながらモノにするつもりだった・・・余裕だった・・いつでも会えると・・権力で服従させられると・・何よりもまさか・・まさか自分が、こんなになってしまうなんて・・・これじゃぁ何処にでもいるただのバカな女じゃないの・・・)
第一王女は他者に恐怖感を与える為、自己演出で奇異を装う事はあるけれど、実際に狂っているわけではありません。 恐ろしいほど性格が悪いだけです。
彼女は本当の天才だし、今までは自分の感情も見事にコントロール出来て来ました。 だからお気に入りのヤカフ伯爵にも陰で事業を手助けするぐらいで、強制的な事は時折要求するぐらいで抑えて来ましたし、他者よりも強すぎる性欲も側近達を使って上手く処理出来て来ました・・・それなのに・・
(・・ッ、もう、側近達じゃダメ・・彼本人じゃなくちゃダメ!! 彼が欲しいッ!! 彼の全てを・・・あぁ、本当に頭がおかしくなりそうッ・・・キヤギネの事となると、私は本当の狂人になってしまうッ・・・)
ムクリ。 第一王女が体を起こします。
泣きはらした目が危険な光でギラついています。
(・・あの女のせい・・あの白髪の・・アイツが、私のキヤギネを攫って行ったんだ! あの顔と体・・・男を垂らし込む為だけに生まれて来たようなあの下品な体でキヤギネを誘惑したに違いない・・ヤカフ伯爵もガックリ項垂れていたっけ・・・本当に、男ってのは・・・! 若さも美貌もあっという間に失うもの。 そんなものに価値を置くとか・・・でも、それならそれを利用させてもらうまで・・・私が国境を越えられないなら、あの女をこっちに誘拐して、キヤギネを呼び出せばいい・・・そしてキヤギネを手に入れたら、あの女は・・・クックックッ)
黒い森。 魔物が出ると恐れられ、誰も近寄らなかったこの場所ですが、最近魔物がどこかへ移動したらしいということで・・・(*どうやら、キヤギネの従者セボジェタ・プエーロ親子が強すぎる為、“魔物”とみなされ、恐れられていたようです。)
その森に、早速闇世界を暗躍する怪しげな連中がアジトを作り、今までは“誰も近付けない場所”でしたが、今は“良からぬ目的を持つ者”が近付く場所となっています。
今日もここに、黒いヴェール付きの目出し頭巾姿の女が、3人の屈強な男達をお供に仕事の依頼の為に訪れています。
彼女が訪れたのは、3つあるアジトの中でも特に人々に恐れられている悪の集団のアジト。 金さえ積めばどんな汚い仕事でも請け負い、キッチリとこなすという、依頼する側からすれば好都合な集団。
その集団のアジトである粗末な建物の中の殺風景な一室。 部屋の真ん中に木を組み立てただけの長方形のテーブルに椅子が2脚。 家具(?)はそれだけ。 椅子の一脚には犯罪者集団のボスが、テーブルを挟んだ向かいの一脚には客である頭巾姿の女が座り、その背後には女のお供の屈強な3人の男が女を守る様に立ち、その周りをグルリとボスの手下のならず者達15~16名が囲み、女の話を聞いています。
「隣国から“ベナ・マギネ”という娘を攫ってくればいいんだな。 容易い事だ。」
そう口を開いた犯罪者集団のボスは、意外にも静かで無表情・・どこかで見た様な・・どこにでもいそうな男だと頭巾の女は思います。
「ふっふ・・あんた達にも楽しい仕事になるでしょうよ。 ベナ・マギネは16才とは思えない、男を悦ばす為に生まれて来たようなイイ体した美少女よ・・攫う際、どこに何を突っ込んで楽しんでもいいけど、表面には分からない様にしてちょうだい。 目的はその女を使って男を呼び出す事なんだから。 見た目で傷物になった事がバレちゃぁ困るんだからね。 ソコはちゃんとして。 ま、見えない所に何したっていいけど・・・」
「そいつは楽しみだな・・」
と犯罪者集団のボスが言えば、その後ろに控えているならず者達が唸るような下品な笑い声をあげます。
「クックク・・楽しい話はここからよ。 目的の男が手に入れば、用済みになったその女・・・この方法で殺してほしいのよ。」
そう言って頭巾の女は丁寧なイラスト付きの指示書を渡します。 いかに長時間、いかに苦しませて殺すか・・・練りに練った頭巾の女渾身の指示書です。
内容は酷過ぎて、R15対応不可です。
「どう? たっぷり楽しめそうでしょ? あ、女が苦痛のあまり舌を噛み切らないようにちゃんと猿ぐつわをかませるのよ。 あの女には苦しみ抜いて死んでもらうわ! 私の男を奪った罰をちゃんと受けさせてやるのよ!!」
「必ず注文通りに女をなぶり殺そう。」
犯罪者集団のボスは低い声で仕事を請け負いました・・・
0
お気に入りに追加
16
あなたにおすすめの小説
身代わりの公爵家の花嫁は翌日から溺愛される。~初日を挽回し、溺愛させてくれ!~
湯川仁美
恋愛
姉の身代わりに公爵夫人になった。
「貴様と寝食を共にする気はない!俺に呼ばれるまでは、俺の前に姿を見せるな。声を聞かせるな」
夫と初対面の日、家族から男癖の悪い醜悪女と流され。
公爵である夫とから啖呵を切られたが。
翌日には誤解だと気づいた公爵は花嫁に好意を持ち、挽回活動を開始。
地獄の番人こと閻魔大王(善悪を判断する審判)と異名をもつ公爵は、影でプレゼントを贈り。話しかけるが、謝れない。
「愛しの妻。大切な妻。可愛い妻」とは言えない。
一度、言った言葉を撤回するのは難しい。
そして妻は普通の令嬢とは違い、媚びず、ビクビク怯えもせず普通に接してくれる。
徐々に距離を詰めていきましょう。
全力で真摯に接し、謝罪を行い、ラブラブに到着するコメディ。
第二章から口説きまくり。
第四章で完結です。
第五章に番外編を追加しました。
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
王妃の仕事なんて知りません、今から逃げます!
gacchi
恋愛
側妃を迎えるって、え?聞いてないよ?
王妃の仕事が大変でも頑張ってたのは、レオルドが好きだから。
国への責任感?そんなの無いよ。もういい。私、逃げるから!
12/16加筆修正したものをカクヨムに投稿しました。
【完結】消された第二王女は隣国の王妃に熱望される
風子
恋愛
ブルボマーナ国の第二王女アリアンは絶世の美女だった。
しかし側妃の娘だと嫌われて、正妃とその娘の第一王女から虐げられていた。
そんな時、隣国から王太子がやって来た。
王太子ヴィルドルフは、アリアンの美しさに一目惚れをしてしまう。
すぐに婚約を結び、結婚の準備を進める為に帰国したヴィルドルフに、突然の婚約解消の連絡が入る。
アリアンが王宮を追放され、修道院に送られたと知らされた。
そして、新しい婚約者に第一王女のローズが決まったと聞かされるのである。
アリアンを諦めきれないヴィルドルフは、お忍びでアリアンを探しにブルボマーナに乗り込んだ。
そしてある夜、2人は運命の再会を果たすのである。
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
皇帝陛下は身ごもった寵姫を再愛する
真木
恋愛
燐砂宮が雪景色に覆われる頃、佳南は紫貴帝の御子を身ごもった。子の未来に不安を抱く佳南だったが、皇帝の溺愛は日に日に増して……。※「燐砂宮の秘めごと」のエピローグですが、単体でも読めます。
【完結】愛を知らない伯爵令嬢は執着激重王太子の愛を一身に受ける。
扇 レンナ
恋愛
スパダリ系執着王太子×愛を知らない純情令嬢――婚約破棄から始まる、極上の恋
伯爵令嬢テレジアは小さな頃から両親に《次期公爵閣下の婚約者》という価値しか見出してもらえなかった。
それでもその利用価値に縋っていたテレジアだが、努力も虚しく婚約破棄を突きつけられる。
途方に暮れるテレジアを助けたのは、留学中だったはずの王太子ラインヴァルト。彼は何故かテレジアに「好きだ」と告げて、熱烈に愛してくれる。
その真意が、テレジアにはわからなくて……。
*hotランキング 最高68位ありがとうございます♡
▼掲載先→ベリーズカフェ、エブリスタ、アルファポリス
【電子書籍化進行中】声を失った令嬢は、次期公爵の義理のお兄さまに恋をしました
八重
恋愛
※発売日少し前を目安に作品を引き下げます
修道院で生まれ育ったローゼマリーは、14歳の時火事に巻き込まれる。
その火事の唯一の生き残りとなった彼女は、領主であるヴィルフェルト公爵に拾われ、彼の養子になる。
彼には息子が一人おり、名をラルス・ヴィルフェルトといった。
ラルスは容姿端麗で文武両道の次期公爵として申し分なく、社交界でも評価されていた。
一方、怠惰なシスターが文字を教えなかったため、ローゼマリーは読み書きができなかった。
必死になんとか義理の父や兄に身振り手振りで伝えようとも、なかなか伝わらない。
なぜなら、彼女は火事で声を失ってしまっていたからだ──
そして次第に優しく文字を教えてくれたり、面倒を見てくれるラルスに恋をしてしまって……。
これは、義理の家族の役に立ちたくて頑張りながら、言えない「好き」を内に秘める、そんな物語。
※小説家になろうが先行公開です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる