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第二章
26 浮かび上がる謎
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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
去年、ステラが9才の時、ステラの母親、リアン伯爵が亡くなった。
その際分かった事だが、ステラと父親の間には血の繋がりが無い。
書類上もだ。
つまり父親として紹介された男はただの同居人だった様だ。
ステラの母の死によりその妹(ステラの叔母)がリアン伯爵を継ぎ、ステラと養子縁組を結んだのでステラはリアン伯爵令嬢のままだが、何故か変わらず父親とされていた男の娘扱いのまま一緒に暮らし続けているという‥‥
マズいだろ!
危ないだろ!
ステラの叔母は何をやっているんだ!?
ステラの貞操の危機しかないそんな環境にステラを置いておけない!
私は、婚約を結んだ時から主張していた『ステラをスタード公爵邸に引き取る』という話を全力で要求し続けた。
その甲斐あってか、1年かかったが、ようやくステラがスタード公爵邸に来た!
別邸‥‥本邸城の背後に広がる森の中の小さな城に住まわせる。
本邸城から結構遠い。
私も別邸に住みたいが、父上に却下された。
まぁ、今は父上の監視の目が厳しいが、その内なし崩しにするつもりだ。
だって10才のステラは罪なほど美しい!
ボーっとしてるから人形の様だが、
美し過ぎるッッ!
ヤバい、隠さないと!
従兄弟の王子達にはまだ婚約者がいない。
ステラを知ってしまえば、欲しがるに決まっている!
とにかく、ティスリー王国では珍しい赤く美しい髪‥‥
明るく華やかで上品に艶めくシグナルレッドの髪は何としても隠さなければ!
まさかのクレアが名案を告げて来た。
髪をダークグレーのくっさい泥で固めればいいと。
色は完全に隠せるし、くっさいから誰も近寄りたがらないだろうと。
クレアのクセに名案だ。
早速専属の髪結い師を雇い、ステラの髪を朝から晩まで泥で固める事にした。
素晴らしい!
だが、そうなると顔の美しさが際立つ。
美し過ぎるのに、ボーっとしているからスキだらけに見えて‥‥
コレは私がヤバい。
早々に既成事実を作るつもりではいるが、さすがに10才は‥‥
いや、私は全然イケる。
ステラは10才にして既にイイ体をしている。
胸は大きいし、ウエストは細いし‥‥
白い肌は輝くようだし‥‥
夢の中ではメチャメチャに犯している。
だが、実際にしてしまうとマズいだろ。
早すぎる妊娠・出産は母体を傷つける事があるという。
あぁどうすれば我慢できる!?
またもやクレアが名案を持って来た。
髪に塗り込む泥の量を増やせば、顔を上げていられず前に倒れ、完璧な美しさなのにスキだらけの顔は見る事が出来なくなる。
さらに!
肉襦袢付きドレスを提案して来た。
素晴らしい!
色気ムンムンボディが極度の肥満ボディに!
よぉしッ!
これで、どこへ出しても恥ずかしい化物令嬢の出来上がりだ!
私の欲情も抑えられる!
ステラは辛そうだが、妊娠・出産に耐えられるようになるまでは辛抱してもらう。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
バサバサバサッ!
私は日記を落としてしまった。
やはり、私があの異常なヘアと肉襦袢付きドレス(?)を強要していたのか!?
だが、その記憶が無い‥‥
ステラのあの姿が本当の姿だと思って来た。
何故‥‥はッ!
その謎の答えだと思われる内容を見つけた!
去年、ステラが9才の時、ステラの母親、リアン伯爵が亡くなった。
その際分かった事だが、ステラと父親の間には血の繋がりが無い。
書類上もだ。
つまり父親として紹介された男はただの同居人だった様だ。
ステラの母の死によりその妹(ステラの叔母)がリアン伯爵を継ぎ、ステラと養子縁組を結んだのでステラはリアン伯爵令嬢のままだが、何故か変わらず父親とされていた男の娘扱いのまま一緒に暮らし続けているという‥‥
マズいだろ!
危ないだろ!
ステラの叔母は何をやっているんだ!?
ステラの貞操の危機しかないそんな環境にステラを置いておけない!
私は、婚約を結んだ時から主張していた『ステラをスタード公爵邸に引き取る』という話を全力で要求し続けた。
その甲斐あってか、1年かかったが、ようやくステラがスタード公爵邸に来た!
別邸‥‥本邸城の背後に広がる森の中の小さな城に住まわせる。
本邸城から結構遠い。
私も別邸に住みたいが、父上に却下された。
まぁ、今は父上の監視の目が厳しいが、その内なし崩しにするつもりだ。
だって10才のステラは罪なほど美しい!
ボーっとしてるから人形の様だが、
美し過ぎるッッ!
ヤバい、隠さないと!
従兄弟の王子達にはまだ婚約者がいない。
ステラを知ってしまえば、欲しがるに決まっている!
とにかく、ティスリー王国では珍しい赤く美しい髪‥‥
明るく華やかで上品に艶めくシグナルレッドの髪は何としても隠さなければ!
まさかのクレアが名案を告げて来た。
髪をダークグレーのくっさい泥で固めればいいと。
色は完全に隠せるし、くっさいから誰も近寄りたがらないだろうと。
クレアのクセに名案だ。
早速専属の髪結い師を雇い、ステラの髪を朝から晩まで泥で固める事にした。
素晴らしい!
だが、そうなると顔の美しさが際立つ。
美し過ぎるのに、ボーっとしているからスキだらけに見えて‥‥
コレは私がヤバい。
早々に既成事実を作るつもりではいるが、さすがに10才は‥‥
いや、私は全然イケる。
ステラは10才にして既にイイ体をしている。
胸は大きいし、ウエストは細いし‥‥
白い肌は輝くようだし‥‥
夢の中ではメチャメチャに犯している。
だが、実際にしてしまうとマズいだろ。
早すぎる妊娠・出産は母体を傷つける事があるという。
あぁどうすれば我慢できる!?
またもやクレアが名案を持って来た。
髪に塗り込む泥の量を増やせば、顔を上げていられず前に倒れ、完璧な美しさなのにスキだらけの顔は見る事が出来なくなる。
さらに!
肉襦袢付きドレスを提案して来た。
素晴らしい!
色気ムンムンボディが極度の肥満ボディに!
よぉしッ!
これで、どこへ出しても恥ずかしい化物令嬢の出来上がりだ!
私の欲情も抑えられる!
ステラは辛そうだが、妊娠・出産に耐えられるようになるまでは辛抱してもらう。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
バサバサバサッ!
私は日記を落としてしまった。
やはり、私があの異常なヘアと肉襦袢付きドレス(?)を強要していたのか!?
だが、その記憶が無い‥‥
ステラのあの姿が本当の姿だと思って来た。
何故‥‥はッ!
その謎の答えだと思われる内容を見つけた!
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