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第三章
3の49 奇跡の理由 3
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「ッ、そうだ!
海底での記憶を失くしていたが‥‥
今、全てを思い出した!
あの時、
海底で、
口付けを‥」
「えッ海底‥‥
‥‥‥‥‥ハッ!」
新婦シレーヌ、『海底』と言われて、どうやら思い当たる節がある?
真っ赤な顔で、アワアワしてる!
「あ、あれはッ!
救助活動でッ!
あくまで救助活動で!
とにかく必死で!
とても苦しそうだったので、私の口にあった『空気の実』をお渡ししたのです!
口に含むと空気を得られる島の植物を‥‥」
至近距離で、
驚愕の表情で、
ジーーーーーーッッッ
っと見つめ続けて来る美し過ぎる夫。
その異次元の破壊力に逃げ出したくなる新妻。
「その‥口移しで‥‥
海中だったので、他に方法が無くてッ!
でっ、でも、今思うと
‥うぅッ‥‥
救助の為とはいえ、いきなり唇を奪ってしまって、申し訳‥‥
ンンッッ!?」
あの時、いきなり唇を奪ってしまった事を謝っている最中、いきなり唇を奪われてしまうシレーヌ。
あッ‥‥あ?
え‥‥ちょ‥
激しい‥‥ッ!!
~~~~~~!!
シレーヌはゴブリンの時ですらクールだった彼の熱に圧倒されてしまう。
「シレーヌ‥‥
‥‥愛してる!
愛してる‥‥!!
もう‥‥
どうしたらいい!?」
やっと唇を離したレイが真っ赤になったシレーヌの耳元で熱い息で切なく囁く。
「あの時、気付いたらもう入り江だった。
まだ海は荒れていたのに、不思議と静かな、穏やかな入り江で‥‥
空気が不足していたせいか、どんな状況でどんな風に救われたか忘れていた。
今、やっと思い出した!」
低い美声。
ただでさえ美声なのに、耳元で囁かないでぇ~~~!
新婦、失神、必至!?
海底での記憶を失くしていたが‥‥
今、全てを思い出した!
あの時、
海底で、
口付けを‥」
「えッ海底‥‥
‥‥‥‥‥ハッ!」
新婦シレーヌ、『海底』と言われて、どうやら思い当たる節がある?
真っ赤な顔で、アワアワしてる!
「あ、あれはッ!
救助活動でッ!
あくまで救助活動で!
とにかく必死で!
とても苦しそうだったので、私の口にあった『空気の実』をお渡ししたのです!
口に含むと空気を得られる島の植物を‥‥」
至近距離で、
驚愕の表情で、
ジーーーーーーッッッ
っと見つめ続けて来る美し過ぎる夫。
その異次元の破壊力に逃げ出したくなる新妻。
「その‥口移しで‥‥
海中だったので、他に方法が無くてッ!
でっ、でも、今思うと
‥うぅッ‥‥
救助の為とはいえ、いきなり唇を奪ってしまって、申し訳‥‥
ンンッッ!?」
あの時、いきなり唇を奪ってしまった事を謝っている最中、いきなり唇を奪われてしまうシレーヌ。
あッ‥‥あ?
え‥‥ちょ‥
激しい‥‥ッ!!
~~~~~~!!
シレーヌはゴブリンの時ですらクールだった彼の熱に圧倒されてしまう。
「シレーヌ‥‥
‥‥愛してる!
愛してる‥‥!!
もう‥‥
どうしたらいい!?」
やっと唇を離したレイが真っ赤になったシレーヌの耳元で熱い息で切なく囁く。
「あの時、気付いたらもう入り江だった。
まだ海は荒れていたのに、不思議と静かな、穏やかな入り江で‥‥
空気が不足していたせいか、どんな状況でどんな風に救われたか忘れていた。
今、やっと思い出した!」
低い美声。
ただでさえ美声なのに、耳元で囁かないでぇ~~~!
新婦、失神、必至!?
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