4 / 7
導入
04~インタビュー~
しおりを挟む
今日は宣材写真の撮影と、プロフィール用のインタビューを行う。
「インタビューと言っても簡単な質疑応答なので、あまり緊張なさらずに」
マネージャーさんが優しく声をかけてくれた。
オレたちが通されたのは、先日とは違う会議室。中には、計八人が待っている。
オレと先日会ったマネージャーさん、そしてネオアライズの他のメンバー三人と、それぞれのマネージャーたち。合計で八人だ。
https://www.alphapolis.co.jp/mypage/incentive
メンバー同士の軽い挨拶が終わると、すぐに各マネージャーとの質疑応答が始まる。
「それでは、私たちも始めましょうか」
「お、おう、よろしくお願いする、ぜ?」
他のメンバーたちの受け答えに耳を傾けると、"好きな食べ物"や"好きな色"など、オーソドックスな質問が多いようだ。
「では男性経験は何人ですか?」
えっ……?突然の質問に、頭が真っ白になる。
「男性、経、験……?」
思わず聞き返してしまった。
いや、まあ、アイドルをやるなら必要な情報……か?
「はい、お付き合いしたことのある人数や性行為の回数を教えてください」
「え、えっと……付き合ったことは無い……男の人とそう言ったことをした経験はない……です……」
オレがためらいがちにそう答えるとマネージャーはメモを取る。
「処女ということですね……」
「は、はい……あ、いや、ああ、そうだ……」
「口や後ろの穴での経験も?」
「な、ないに決まってる!」
なんかオレへの質問だけおかしい……?
「後ろの穴でオナニーをしたことも?」
「ない!」
どうしてそんな質問が!? オレは顔が少し引きつるのを感じながら次の質問を待つ。
「それでは性感帯はどこですか?」
「せ、性感、帯……?」
「そうですね……一番感じやすい部分を教えてください」
「い、いやえっと……」
やはり何かがおかしい。そう感じてしまう。
「必要なことなんです。答えてください」
しかしマネージャーに真剣な顔でそう言われるとアイドルとしては当然の質問であると感じてくる。
「そ、そうだな……その、ち、乳首が感じやすい……ぞ?」
頬が熱くなり言葉の終わりが小さくなってしまう。言葉も意識はしているつもりだがあまりにも動揺しすぎてぎこちなくなってしまう。
「ふむ。だいぶ大きいですよね? どのようにされるのが一番良いのですか?」
マネージャーの視線が自分の胸に注がれているのがわかる。
「どうって……えっと……その……」
「嘘はダメですよ。本当のことを話してください?」
「あ、う……なんて言うか……こ、こう先端を思い切り潰したり、引っ張ったり……後、滅茶苦茶にこねくり回したりすると……すごい感じ、ますです……はい……」
「なるほど」
本当にこんな質問に答える必要があるのかと思いはするが、真剣な顔でメモを取るマネージャーを見ていると言い出すことはできない。
というか他のメンバーと質問の内容が違うのはなぜなのだろうか? オレへの質問だけ明らかにおかしい……
「次に好きな男性器の特徴を教えてください」
「だ、男性器って……あの……」
「はい男の人のおちんちんです」
真面目な顔でそう言われるとどことなくシュールな印象を受ける。
「そ、その…………ちょっと、よくわからないと言うか……」
「では聞き方を変えましょう。小さいのと大きいのはどちらが良いですか?」
「うぇ? あ……う……」
小さいのは男側も女側もあれだし、大きければ良いってものでもないって話だし……
「お、大きい方?」
大は小を兼ねるって言うしな。
「射精量はどうでしょう? 多ければ多いほど良いとか……」
「ま、まあ、多ければ多いほど……良い……んでしょうかね……? いや、多い方が好きだぜ……?」
生物的にはたぶんそっちの方が良い……よな?
「アイカさん的には一回の行為で何回出してもらいたいですか?」
「そ、れも、わからない……はい……」
「では一回だけ出したら終わりの場合、と気絶するまで何回も出される場合では?」
一回だけだと物足りないというか逆に欲求不満になるとか言う話もあったような……嫌でも長すぎても大変という話も……。
「えーっと……間、かな……?」
「いえ、一回だけ出されて終わりか、気絶するまでされ続けるかの二択で答えてください」
「……い、一回だけ……」
「本当ですか……?」
「………………」
「………………」
「た、たくさんの、方、で…………」
「わかりました」
その後もいろいろな質問をされた。好きな体位や複数人での行為に興味があるのかなど。
一応運動が好きかどうか、嗅覚は鋭いかなど平凡? な質問もされた。
ただ他のメンバーが聞かれていたような好きな色や好きな食べ物についての質問は無かった。
オレはそのことにわずかな疑問を抱きつつも、当然でもあると認識していた。
「インタビューと言っても簡単な質疑応答なので、あまり緊張なさらずに」
マネージャーさんが優しく声をかけてくれた。
オレたちが通されたのは、先日とは違う会議室。中には、計八人が待っている。
オレと先日会ったマネージャーさん、そしてネオアライズの他のメンバー三人と、それぞれのマネージャーたち。合計で八人だ。
https://www.alphapolis.co.jp/mypage/incentive
メンバー同士の軽い挨拶が終わると、すぐに各マネージャーとの質疑応答が始まる。
「それでは、私たちも始めましょうか」
「お、おう、よろしくお願いする、ぜ?」
他のメンバーたちの受け答えに耳を傾けると、"好きな食べ物"や"好きな色"など、オーソドックスな質問が多いようだ。
「では男性経験は何人ですか?」
えっ……?突然の質問に、頭が真っ白になる。
「男性、経、験……?」
思わず聞き返してしまった。
いや、まあ、アイドルをやるなら必要な情報……か?
「はい、お付き合いしたことのある人数や性行為の回数を教えてください」
「え、えっと……付き合ったことは無い……男の人とそう言ったことをした経験はない……です……」
オレがためらいがちにそう答えるとマネージャーはメモを取る。
「処女ということですね……」
「は、はい……あ、いや、ああ、そうだ……」
「口や後ろの穴での経験も?」
「な、ないに決まってる!」
なんかオレへの質問だけおかしい……?
「後ろの穴でオナニーをしたことも?」
「ない!」
どうしてそんな質問が!? オレは顔が少し引きつるのを感じながら次の質問を待つ。
「それでは性感帯はどこですか?」
「せ、性感、帯……?」
「そうですね……一番感じやすい部分を教えてください」
「い、いやえっと……」
やはり何かがおかしい。そう感じてしまう。
「必要なことなんです。答えてください」
しかしマネージャーに真剣な顔でそう言われるとアイドルとしては当然の質問であると感じてくる。
「そ、そうだな……その、ち、乳首が感じやすい……ぞ?」
頬が熱くなり言葉の終わりが小さくなってしまう。言葉も意識はしているつもりだがあまりにも動揺しすぎてぎこちなくなってしまう。
「ふむ。だいぶ大きいですよね? どのようにされるのが一番良いのですか?」
マネージャーの視線が自分の胸に注がれているのがわかる。
「どうって……えっと……その……」
「嘘はダメですよ。本当のことを話してください?」
「あ、う……なんて言うか……こ、こう先端を思い切り潰したり、引っ張ったり……後、滅茶苦茶にこねくり回したりすると……すごい感じ、ますです……はい……」
「なるほど」
本当にこんな質問に答える必要があるのかと思いはするが、真剣な顔でメモを取るマネージャーを見ていると言い出すことはできない。
というか他のメンバーと質問の内容が違うのはなぜなのだろうか? オレへの質問だけ明らかにおかしい……
「次に好きな男性器の特徴を教えてください」
「だ、男性器って……あの……」
「はい男の人のおちんちんです」
真面目な顔でそう言われるとどことなくシュールな印象を受ける。
「そ、その…………ちょっと、よくわからないと言うか……」
「では聞き方を変えましょう。小さいのと大きいのはどちらが良いですか?」
「うぇ? あ……う……」
小さいのは男側も女側もあれだし、大きければ良いってものでもないって話だし……
「お、大きい方?」
大は小を兼ねるって言うしな。
「射精量はどうでしょう? 多ければ多いほど良いとか……」
「ま、まあ、多ければ多いほど……良い……んでしょうかね……? いや、多い方が好きだぜ……?」
生物的にはたぶんそっちの方が良い……よな?
「アイカさん的には一回の行為で何回出してもらいたいですか?」
「そ、れも、わからない……はい……」
「では一回だけ出したら終わりの場合、と気絶するまで何回も出される場合では?」
一回だけだと物足りないというか逆に欲求不満になるとか言う話もあったような……嫌でも長すぎても大変という話も……。
「えーっと……間、かな……?」
「いえ、一回だけ出されて終わりか、気絶するまでされ続けるかの二択で答えてください」
「……い、一回だけ……」
「本当ですか……?」
「………………」
「………………」
「た、たくさんの、方、で…………」
「わかりました」
その後もいろいろな質問をされた。好きな体位や複数人での行為に興味があるのかなど。
一応運動が好きかどうか、嗅覚は鋭いかなど平凡? な質問もされた。
ただ他のメンバーが聞かれていたような好きな色や好きな食べ物についての質問は無かった。
オレはそのことにわずかな疑問を抱きつつも、当然でもあると認識していた。
0
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説

身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。




お兄ちゃんはお医者さん!?
すず。
恋愛
持病持ちの高校1年生の女の子。
如月 陽菜(きさらぎ ひな)
病院が苦手。
如月 陽菜の主治医。25歳。
高橋 翔平(たかはし しょうへい)
内科医の医師。
※このお話に出てくるものは
現実とは何の関係もございません。
※治療法、病名など
ほぼ知識なしで書かせて頂きました。
お楽しみください♪♪

こども病院の日常
moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる