11 / 11
デート
しおりを挟む
※攻めが高いところを怖がる話を見たいとの声を頂いたので、書いてみました。ありがとうございます! 嬉しい!
※季節感は皆無です。
◇
クリスマスに近づくにつれて、景色は色づいていく。俺には縁もゆかりもない日だけど、非日常的な感覚に心が躍るような気分になる。
イブの日がちょうど日曜日だから、津田とイルミネーションが綺麗な遊園地へとデートしに行くことにした。確実に混んでいるだろうけど、その場所を選んだのには理由がある。
"観覧車があるから"だ。
津田は二段ベッドの上段を怖がるほどの高所恐怖症で、前に日本一高いタワーに行った時なんてすごく可愛かった。
窓ガラスに近寄ろうとしないし、ガラス床の近くで背中を押したら本気で怒ってくるし。見た目が不良なのに、高いところを怖がってる姿が面白すぎて、またそれを見てみたくて仕方なかった。当の本人はそんな意図があるなんて微塵も思っていないだろう。
「うわ、ゴンドラ乗らなきゃいけないのかよ……歩きじゃ行けねえのかな」
「流石に遠すぎて無理でしょ。早く乗ろうよ」
「…………はあ、嫌だ…………」
遊園地に行くまでに駅から空中を移動するゴンドラに乗らなきゃいけなくて、既にめちゃくちゃ嫌がっていた。しぶしぶ俺の後ろをついてくる。ゴンドラの中の座席に座ったら、ずっと目を瞑っていた。
「ねえ、景色すごいよ」
「…………そっか」
「せっかく来たんだから、少しぐらい見たら?」
「それどころじゃない」
俺の服の裾をきゅっと掴みながら、余裕がなさそうに言った。本当に可愛い。観覧車まで乗ろうって言ったら、どんな反応するんだろう。そもそも乗ってくれるのかな?
「あれ、乗りたいんだけど」
遊園地に着いて、イルミネーションを一通り見た後に観覧車を指差した。すると、津田が露骨に嫌そうな顔をした。
「………さっき似たようなの乗っただろ」
「見える景色が全然違うよ。だから、乗りたい」
「………………」
「クリスマスなんだし、乗ろうよ」
「…………わかったよ」
謎のクリスマスだから理論でゴリ押ししたら、津田が頷いてくれた。案外、押しに弱いらしい。
普段そこまで盛況じゃない遊園地だけど、クリスマスシーズンなだけあって観覧車の待機列も長い。けっこう待たされてから、ようやく乗り込むことができた。
「何でそっちに座んの?」
「え?」
津田の真向かいに座ったら、そう聞かれた。男同士で隣に座っていたら、遊園地のスタッフに変な目で見られるだろうし、こっちが自然かなと思って座っただけだ。
「隣、来いよ」
「あ、う、うん………」
遊園地に移動するまでのゴンドラでは、背中側に別のカップルが乗っていたけど………観覧車の中は津田と二人きりだ。津田の隣に移動すると、狭い空間で距離感が近くなって、胸がドキリとする。
「ねえ、やっぱり………景色綺麗だね。こんなにイルミネーションが飾ってある所って、この辺じゃあまりないよね」
動き出してすぐだけど、気恥ずかしさから外の景色に目を向けてそう言った。
「………………」
返事がない。そのかわりに、座席に置いていた手の上に、津田の手が重なった。少し冷たい。
「……やっぱり、怖い?」
「………ずっとそう言ってるだろ」
「高いところが何でそんなに怖いの?」
「…………小さい頃、滑り台から落ちて。そっから何かダメになった」
「…………そうだったんだ」
…………理由も可愛いな。
普段わがままで、自由人な男の弱みが愛おしく感じる。世間一般から見たら、津田は完璧な男とは程遠いかもしれないけど…………それは俺だって同じだ。完璧じゃない。だから、人間的に弱い一面に俺は惹かれてしまう。
「ごめんね、無理言って乗せちゃって」
「……別にいいよ。高瀬の顔を見てたら、少しは気が紛れるし」
津田はずっと景色にも目もくれずに俺の顔を直視している。そんなにガン見されていたら、流石に恥ずかしすぎる。
「………あんま見ないでよ。恥ずかしい」
ふいっと景色のほうに顔を逸らしたら、重なった手が俺の肩に移動した。
「じゃあ、もっと気が紛れることしたい」
「…………なに?」
「こっち向いて」
もう一回津田のほうに向けたら、顔が近づいてきて唇が重なった。軽く触れただけなのに、心臓がバカみたいに跳ねる。
「なっ、何でここで………! 誰かに見られるかもしれないじゃん……!」
角度によっては、後続のゴンドラに乗ってる人たちから見えるだろう。顔を赤くしながら慌てて言ったら、津田が「ふっ」と笑った。
「別にいいだろ、見られても。知らない奴らなんだから」
「でも…………」
「高瀬のわがままは聞いたのに、俺のわがままは聞いてくんねえの?」
そう言われてしまったら、何も言い返すことが出来ない。怖がってる津田の姿が見たかっただけなのに、こんな展開になるなんて思ってもいなかった。だけど、どこか期待してしまっている自分が居る。
「………なあ、もっとしたい」
「………………うん」
小さく返事をしたら、津田の手が俺の頭の後ろに移動して、もう一度唇が重なった。少し離れて、何度も重なる。
「……………ん、…………っ…………」
舌を入れてる訳でもないのに、普段よりも身体が興奮してしまう。観覧車という特殊な空間だからなのか、何なのかはわからない。心までどこかフワフワ飛んでいきそうな気分になった。
「………観覧車になんて乗りたくないって思ったけど、高瀬となら悪くないかもな」
「………っ!」
唇が離れて、津田がそう言って頭を撫でてきた。こんなのずるい。もっと好きになってしまう。景色よりも津田から目が離せない。
「……………可愛いな。顔真っ赤だ」
「………み、見ないでってば」
「隠すなって」
俺が手で顔を隠したら、その手を握られた。
「…………高瀬のこと、好きだよ。クリスマスに一緒に過ごせて嬉しかった」
「……………う、うん、俺も…………」
普段あまり喋らない分、津田の言葉には破壊力がある。心臓を見事撃ち抜かれた俺は、その後も景色なんか見ている余裕はなかった。
「………じゃあ、帰ろっか」
「うん」
観覧車を降りてから、遊園地の出入り口へと向かう。すごく楽しかったのに、もうその時間が終わってしまうのかと思うと寂しい気持ちになる。
少し下を向きながら、津田の斜め後ろで歩いていたら、手を差し出された。
「…………? なに?」
「手、出して」
何だろうと思って、津田の手の上に重ねたら、握られて上着のポケットの中に突っ込まれた。
「えっ、ちょ、さすがに…………!」
隠れてるとはいえ、男同士で手を繋いでいたら変な目で見られるだろう。咄嗟に引き抜こうとしたら、ポケットの中で指を絡められた。
「高瀬の手、あったかいな」
「ねえ、聞いてる? 変な目で見られるよ」
「だから、誰も見てないって」
周囲に目を向けたら、家族連れも、カップルもみんな視線の先は色とりどりの光に向けられていた。津田の言う通り、誰も俺たちのことなんて気にしてない。
「…………クリスマスなんだし、別にいいだろ」
白い息を吐きながら、ぽつりと呟いた津田の横顔から目を離せない。こんなに綺麗な色がたくさんあるのに。視線も、心まで惹きつけられてしまう。
「あ、そういえば、プレゼント渡し忘れてた」
「………! 俺も津田に買ってあるんだ。ピアスなんだけど………」
「マジで? あとで見せて」
クリスマス。
俺には縁もゆかりもない日だけど、非日常的な感覚に心が躍るような気分になる。
そんなクリスマスが、津田と一緒なら、もっと特別な日になると思えた。
END
※季節感は皆無です。
◇
クリスマスに近づくにつれて、景色は色づいていく。俺には縁もゆかりもない日だけど、非日常的な感覚に心が躍るような気分になる。
イブの日がちょうど日曜日だから、津田とイルミネーションが綺麗な遊園地へとデートしに行くことにした。確実に混んでいるだろうけど、その場所を選んだのには理由がある。
"観覧車があるから"だ。
津田は二段ベッドの上段を怖がるほどの高所恐怖症で、前に日本一高いタワーに行った時なんてすごく可愛かった。
窓ガラスに近寄ろうとしないし、ガラス床の近くで背中を押したら本気で怒ってくるし。見た目が不良なのに、高いところを怖がってる姿が面白すぎて、またそれを見てみたくて仕方なかった。当の本人はそんな意図があるなんて微塵も思っていないだろう。
「うわ、ゴンドラ乗らなきゃいけないのかよ……歩きじゃ行けねえのかな」
「流石に遠すぎて無理でしょ。早く乗ろうよ」
「…………はあ、嫌だ…………」
遊園地に行くまでに駅から空中を移動するゴンドラに乗らなきゃいけなくて、既にめちゃくちゃ嫌がっていた。しぶしぶ俺の後ろをついてくる。ゴンドラの中の座席に座ったら、ずっと目を瞑っていた。
「ねえ、景色すごいよ」
「…………そっか」
「せっかく来たんだから、少しぐらい見たら?」
「それどころじゃない」
俺の服の裾をきゅっと掴みながら、余裕がなさそうに言った。本当に可愛い。観覧車まで乗ろうって言ったら、どんな反応するんだろう。そもそも乗ってくれるのかな?
「あれ、乗りたいんだけど」
遊園地に着いて、イルミネーションを一通り見た後に観覧車を指差した。すると、津田が露骨に嫌そうな顔をした。
「………さっき似たようなの乗っただろ」
「見える景色が全然違うよ。だから、乗りたい」
「………………」
「クリスマスなんだし、乗ろうよ」
「…………わかったよ」
謎のクリスマスだから理論でゴリ押ししたら、津田が頷いてくれた。案外、押しに弱いらしい。
普段そこまで盛況じゃない遊園地だけど、クリスマスシーズンなだけあって観覧車の待機列も長い。けっこう待たされてから、ようやく乗り込むことができた。
「何でそっちに座んの?」
「え?」
津田の真向かいに座ったら、そう聞かれた。男同士で隣に座っていたら、遊園地のスタッフに変な目で見られるだろうし、こっちが自然かなと思って座っただけだ。
「隣、来いよ」
「あ、う、うん………」
遊園地に移動するまでのゴンドラでは、背中側に別のカップルが乗っていたけど………観覧車の中は津田と二人きりだ。津田の隣に移動すると、狭い空間で距離感が近くなって、胸がドキリとする。
「ねえ、やっぱり………景色綺麗だね。こんなにイルミネーションが飾ってある所って、この辺じゃあまりないよね」
動き出してすぐだけど、気恥ずかしさから外の景色に目を向けてそう言った。
「………………」
返事がない。そのかわりに、座席に置いていた手の上に、津田の手が重なった。少し冷たい。
「……やっぱり、怖い?」
「………ずっとそう言ってるだろ」
「高いところが何でそんなに怖いの?」
「…………小さい頃、滑り台から落ちて。そっから何かダメになった」
「…………そうだったんだ」
…………理由も可愛いな。
普段わがままで、自由人な男の弱みが愛おしく感じる。世間一般から見たら、津田は完璧な男とは程遠いかもしれないけど…………それは俺だって同じだ。完璧じゃない。だから、人間的に弱い一面に俺は惹かれてしまう。
「ごめんね、無理言って乗せちゃって」
「……別にいいよ。高瀬の顔を見てたら、少しは気が紛れるし」
津田はずっと景色にも目もくれずに俺の顔を直視している。そんなにガン見されていたら、流石に恥ずかしすぎる。
「………あんま見ないでよ。恥ずかしい」
ふいっと景色のほうに顔を逸らしたら、重なった手が俺の肩に移動した。
「じゃあ、もっと気が紛れることしたい」
「…………なに?」
「こっち向いて」
もう一回津田のほうに向けたら、顔が近づいてきて唇が重なった。軽く触れただけなのに、心臓がバカみたいに跳ねる。
「なっ、何でここで………! 誰かに見られるかもしれないじゃん……!」
角度によっては、後続のゴンドラに乗ってる人たちから見えるだろう。顔を赤くしながら慌てて言ったら、津田が「ふっ」と笑った。
「別にいいだろ、見られても。知らない奴らなんだから」
「でも…………」
「高瀬のわがままは聞いたのに、俺のわがままは聞いてくんねえの?」
そう言われてしまったら、何も言い返すことが出来ない。怖がってる津田の姿が見たかっただけなのに、こんな展開になるなんて思ってもいなかった。だけど、どこか期待してしまっている自分が居る。
「………なあ、もっとしたい」
「………………うん」
小さく返事をしたら、津田の手が俺の頭の後ろに移動して、もう一度唇が重なった。少し離れて、何度も重なる。
「……………ん、…………っ…………」
舌を入れてる訳でもないのに、普段よりも身体が興奮してしまう。観覧車という特殊な空間だからなのか、何なのかはわからない。心までどこかフワフワ飛んでいきそうな気分になった。
「………観覧車になんて乗りたくないって思ったけど、高瀬となら悪くないかもな」
「………っ!」
唇が離れて、津田がそう言って頭を撫でてきた。こんなのずるい。もっと好きになってしまう。景色よりも津田から目が離せない。
「……………可愛いな。顔真っ赤だ」
「………み、見ないでってば」
「隠すなって」
俺が手で顔を隠したら、その手を握られた。
「…………高瀬のこと、好きだよ。クリスマスに一緒に過ごせて嬉しかった」
「……………う、うん、俺も…………」
普段あまり喋らない分、津田の言葉には破壊力がある。心臓を見事撃ち抜かれた俺は、その後も景色なんか見ている余裕はなかった。
「………じゃあ、帰ろっか」
「うん」
観覧車を降りてから、遊園地の出入り口へと向かう。すごく楽しかったのに、もうその時間が終わってしまうのかと思うと寂しい気持ちになる。
少し下を向きながら、津田の斜め後ろで歩いていたら、手を差し出された。
「…………? なに?」
「手、出して」
何だろうと思って、津田の手の上に重ねたら、握られて上着のポケットの中に突っ込まれた。
「えっ、ちょ、さすがに…………!」
隠れてるとはいえ、男同士で手を繋いでいたら変な目で見られるだろう。咄嗟に引き抜こうとしたら、ポケットの中で指を絡められた。
「高瀬の手、あったかいな」
「ねえ、聞いてる? 変な目で見られるよ」
「だから、誰も見てないって」
周囲に目を向けたら、家族連れも、カップルもみんな視線の先は色とりどりの光に向けられていた。津田の言う通り、誰も俺たちのことなんて気にしてない。
「…………クリスマスなんだし、別にいいだろ」
白い息を吐きながら、ぽつりと呟いた津田の横顔から目を離せない。こんなに綺麗な色がたくさんあるのに。視線も、心まで惹きつけられてしまう。
「あ、そういえば、プレゼント渡し忘れてた」
「………! 俺も津田に買ってあるんだ。ピアスなんだけど………」
「マジで? あとで見せて」
クリスマス。
俺には縁もゆかりもない日だけど、非日常的な感覚に心が躍るような気分になる。
そんなクリスマスが、津田と一緒なら、もっと特別な日になると思えた。
END
89
お気に入りに追加
1,622
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(12件)
あなたにおすすめの小説
同室のイケメンに毎晩オカズにされる件
おみなしづき
BL
オカズといえば、美味しいご飯のお供でしょ?
それなのに、なんで俺がオカズにされてんだ⁉︎
毎晩って……いやいや、問題はそこじゃない。
段々と調子に乗ってくるあいつをどうにかしたいんです!
※がっつりR18です。予告はありません。
彼女ができたら義理の兄にめちゃくちゃにされた
おみなしづき
BL
小学生の時に母が再婚して義理の兄ができた。
それが嬉しくて、幼い頃はよく兄の側にいようとした。
俺の自慢の兄だった。
高二の夏、初めて彼女ができた俺に兄は言った。
「ねぇ、ハル。なんで彼女なんて作ったの?」
俺は兄にめちゃくちゃにされた。
※最初からエロです。R18シーンは*表示しておきます。
※R18シーンの境界がわからず*が無くともR18があるかもしれません。ほぼR18だと思って頂ければ幸いです。
※いきなり拘束、無理矢理あります。苦手な方はご注意を。
※こんなタイトルですが、愛はあります。
※追記……涼の兄の話をスピンオフとして投稿しました。二人のその後も出てきます。よろしければ、そちらも見てみて下さい。
※作者の無駄話……無くていいかなと思い削除しました。お礼等はあとがきでさせて頂きます。
当たって砕けていたら彼氏ができました
ちとせあき
BL
毎月24日は覚悟の日だ。
学校で少し浮いてる三倉莉緒は王子様のような同級生、寺田紘に恋をしている。
教室で意図せず公開告白をしてしまって以来、欠かさずしている月に1度の告白だが、19回目の告白でやっと心が砕けた。
諦めようとする莉緒に突っかかってくるのはあれ程告白を拒否してきた紘で…。
寺田絋
自分と同じくらいモテる莉緒がムカついたのでちょっかいをかけたら好かれた残念男子
×
三倉莉緒
クールイケメン男子と思われているただの陰キャ
そういうシーンはありませんが一応R15にしておきました。
お気に入り登録ありがとうございます。なんだか嬉しいので載せるか迷った紘視点を追加で投稿します。ただ紘は残念な子過ぎるので莉緒視点と印象が変わると思います。ご注意ください。
お気に入り登録100ありがとうございます。お付き合いに浮かれている二人の小話投稿しました。
どうやらドSの先輩に狙われているようです
おみなしづき
BL
瀬上智則(せがみとものり)は、つり上がった目に薄い唇が特徴の見た目がドSっぽい高校生。
見た目のせいで、ドMの変態にばかり目をつけられる。
ある時、痴漢にあって助けられる。
助かったと感謝したその人は、学校の先輩で……。
※がっつりR18です。予告はないのでご注意を。
お荷物な俺、独り立ちしようとしたら押し倒されていた
やまくる実
BL
異世界ファンタジー、ゲーム内の様な世界観。
俺は幼なじみのロイの事が好きだった。だけど俺は能力が低く、アイツのお荷物にしかなっていない。
独り立ちしようとして執着激しい攻めにガッツリ押し倒されてしまう話。
好きな相手に冷たくしてしまう拗らせ執着攻め✖️自己肯定感の低い鈍感受け
ムーンライトノベルズにも掲載しています。
好きだから手放したら捕まった
鳴海
BL
隣に住む幼馴染である子爵子息とは6才の頃から婚約関係にあった伯爵子息エミリオン。お互いがお互いを大好きで、心から思い合っている二人だったが、ある日、エミリオンは自分たちの婚約が正式に成されておらず、口約束にすぎないものでしかないことを父親に知らされる。そして、身分差を理由に、見せかけだけでしかなかった婚約を完全に解消するよう命じられてしまう。
※異性、同性関わらず婚姻も出産もできる世界観です。
※毎週日曜日の21:00に投稿予約済
本編5話+おまけ1話 全6話
本編最終話とおまけは同時投稿します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
初コメ失礼しまーす、、、
ヤバすぎる(良い意味で)!!!受けめっちゃ可愛いし攻めは可愛いとカッコいいが両方あってギャップ萌えだし、、、
あ、リクエストしても良いですか?オメガバースの世界線も見てみたいです。
コメントありがとうございます🙌
ギャップ萌え意識しながら書いていたので、そこを言って頂けると嬉しいです〜〜☺️
オメガバースも良いネタ思いついたら書いてみますね!
ありがとうございます☺️
うわぁぁぁめっちゃすきぃぃぃ!!!
うるさくてごめんなさい。
それぐらい好きです。( ˙꒳˙ )スン
コメントありがとうございます☺️
むしろ熱量高くて嬉しいです!!
ありがとうございます〜😆
こちらこそありがとうございます〜🥰🥰
超ネガティブなので、書いて欲しいとか言ってもらえるとめちゃくちゃ嬉しいです🙌