3 / 4
りゅうのキーサとエルフたち 第三章
しおりを挟む
キーサたちは旅を始めました。
リーナでいろんな町を通りました。
砂漠の前の大きな町で一人の老人に声をかけられました。
「君たちはこれからどこに行くんだい?」
「もしかしたら、あの砂漠の前にある山か?」
するとキーサは、「はい、そうです!」
町の人は、「そこはとても危険じゃ!!決して行くのではない!」
リーナは「でも私たちは砂漠にいるドラゴンと約束をしてしまったのです。」
「3年の間にいろいろなところを旅して、あの砂漠に戻るという約束です。」
「ほ、ほう、、それなら仕方ない。ワシがあの山の入口まで案内してやろう。」
すると、老人はキーサとリーナを山の入口へ連れて行きました。
入口に着くと老人はこう言いました。
「ここから先はとても危険じゃ。」
「気をつけて進むがよい。」
キーサたちは、山に登る途中で催眠術にかかったようになったりもしました。
底なし沼に落ちて、危うく死にかけたりもしました。
獣に襲われて、とにかく逃げまくったりもしました。
キーサたちは山にひそむ獣や罠を避けながらとうとう、山をこえました。
その時リーナは、
「キーサ、わたしと結婚してください。」
キーサはおどろいて言葉が出ませんでした…
「えっ、ぼくがりゅうだと言う事わすれたの?」
リーナは、
「分かっている、でも、ドラゴンの魔法が解けなければ
エルフのままでいられるんだよ。」
キーサは、「で、でも…リーナ、あのドラゴンの怖さを知っているのかい?ぼくが住んでいたりゅうの世界でも、地上に
落ちたらおしまいだ、なぜってあのドラゴンがいるからって、言われてたんだよ!怖いよ。ぼく。」
けれどもリーナは言いました。
「大丈夫!だって、この山道を通って来れたんだもの。勇気のある、かっこいいりゅうだ…いや、かっこいいエルフだ
よ!」
と。
それでキーサは元気を取り戻しました。
リーナでいろんな町を通りました。
砂漠の前の大きな町で一人の老人に声をかけられました。
「君たちはこれからどこに行くんだい?」
「もしかしたら、あの砂漠の前にある山か?」
するとキーサは、「はい、そうです!」
町の人は、「そこはとても危険じゃ!!決して行くのではない!」
リーナは「でも私たちは砂漠にいるドラゴンと約束をしてしまったのです。」
「3年の間にいろいろなところを旅して、あの砂漠に戻るという約束です。」
「ほ、ほう、、それなら仕方ない。ワシがあの山の入口まで案内してやろう。」
すると、老人はキーサとリーナを山の入口へ連れて行きました。
入口に着くと老人はこう言いました。
「ここから先はとても危険じゃ。」
「気をつけて進むがよい。」
キーサたちは、山に登る途中で催眠術にかかったようになったりもしました。
底なし沼に落ちて、危うく死にかけたりもしました。
獣に襲われて、とにかく逃げまくったりもしました。
キーサたちは山にひそむ獣や罠を避けながらとうとう、山をこえました。
その時リーナは、
「キーサ、わたしと結婚してください。」
キーサはおどろいて言葉が出ませんでした…
「えっ、ぼくがりゅうだと言う事わすれたの?」
リーナは、
「分かっている、でも、ドラゴンの魔法が解けなければ
エルフのままでいられるんだよ。」
キーサは、「で、でも…リーナ、あのドラゴンの怖さを知っているのかい?ぼくが住んでいたりゅうの世界でも、地上に
落ちたらおしまいだ、なぜってあのドラゴンがいるからって、言われてたんだよ!怖いよ。ぼく。」
けれどもリーナは言いました。
「大丈夫!だって、この山道を通って来れたんだもの。勇気のある、かっこいいりゅうだ…いや、かっこいいエルフだ
よ!」
と。
それでキーサは元気を取り戻しました。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
かえんの子
その子四十路
絵本
「こやつは災いを招く、呪いの子。世のなかの業を背負って生まれたのだ」
炎とともに生まれた、災いの子、えん。顔には大繩でぶたれたような黒いあざがある。
村人たちに疎外されたえんは、村のはずれのあばら家にひとりで暮らしていた。
孤独なえんを慕うのは、幼い次郎だけだった。
えんは次郎をかわいがるが、雨ごいの生贄に次郎が選ばれて……
宿命を背負ったえんは、道を切り開けるのか?

いたずらてんしとうれしいのほし
戸波ミナト
絵本
いたずらてんしはうっかり弓矢でサンタさんをうちおとしてしまいました。
サンタさんは冬の国にプレゼントを届けに行くとちゅうです。
いたずらてんしはいたずらのおわびにプレゼントくばりをてつだいます。

勇気の指輪
森乃あかり
絵本
森の奥にあるお城に少しだけ臆病な王子様が住んでいました。王子様は自分より背の高い大人が怖くて、挨拶することができません。そんな王子様は、森で金色の指輪を見つけます。指輪をはめた王子様は、不思議と勇気が湧いてきました。
.・。.・゜✭・.・✫・゜・。.
この絵本を読んだ王子様のお話「指輪を見つけた王子様」もあわせてお楽しみください。
※表紙の画像はAIで生成しています。
※挿絵はありません。
みんなでつなぐ
あおむら なつ
絵本
ゾウさんが、飛行機でお届けもの。でも飛行機が故障してしまって…次々と森の仲間が、荷物を運んでくれます。
この絵本は、文章のない絵本です。どうぶつたちのセリフを自由に考えて、自分だけの物語をふくらませてくださいね。
シャルル・ド・ラングとピエールのおはなし
ねこうさぎしゃ
児童書・童話
ノルウェジアン・フォレスト・キャットのシャルル・ド・ラングはちょっと変わった猫です。人間のように二本足で歩き、タキシードを着てシルクハットを被り、猫目石のついたステッキまで持っています。
以前シャルル・ド・ラングが住んでいた世界では、動物たちはみな、二本足で立ち歩くのが普通なのでしたが……。
不思議な力で出会った者を助ける謎の猫、シャルル・ド・ラングのお話です。

いる子いらない子
味噌村 幸太郎
絵本
キャッチコピー
「誰だって障がい者になる」
本作は先天性障害と後天性障害の差別をテーマにした絵本原作となります。
※障がい者を酷く差別するシーンがあるので閲覧にはご注意ください※
知的障がいの弟みちるを持つかける。
ある日ママと三人でおばあちゃんの家に遊びに行く。
健常者であるかけるは可愛がられ、障がい者のみつるはおばあちゃんに冷たくされる。
ママが三人目が出来たと報告をすると、おばあちゃん怒った。
かけるのパパが発達障がい者だから、
「障がい者が子供を作ると、障がい者が出来る!」と……。
絶望するママを見て、かけるとみちるが取った行動とは?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる