川に落ちた令嬢のわたしは金魚になりました…。

ごまぺん⭐︎

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川に落ちる

・2・

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キットが目覚めると、そこは水中でした。
そこで金魚に話し掛けられました。
「よく生まれてきたね!」
すぐには理解できませんでしたが、なんとなく分かりました。
「自分は金魚の子として生まれて来たのだと」
キットの心は絶望感でいっぱいになりました。
キットは死ぬときに「生まれ変わるなら人間がいいな」と思っていたからです。
ただし、その気持ちもすぐにわすれてしまいました。
令嬢の時より自由で仲間が優しいからです。
それからしばらくたった時、キットは群れにもなじみ、生まれた時から少し大きくなっていました。


ある日人間たちが網で仲間達を次々にすくってはカゴに入れています。
キットは初めて人を敵に回したのに、気がつきませんでした。
しかも、すくっていたのは、キットの遺体を探しに来たフィキーでした。
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