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7話 ヘビが街を襲います
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「私アイドルなんて無理です!」
「いやー、しかし!新しいアイドルが増えて良かったな!」
「うん!シールも踊れるようになったしね!」
「猫耳美少女!これこそ異世界の醍醐味だな!マネージャーの腕が鳴るぜ!」
「私やるって言ってないです!」
「シール、歌えるようにもなったしね!」
「いやー、ミミちゃんの加入はマジ神!」
「全員話かみ合ってないミミ!!!」
早朝、あの幽霊洋館から出てきた俺達。
ABコンビにアイフォンを渡すように言われ、渡すと連絡先を登録された。
現在、登録されているのは
中島幸
中島幸恵
A
B
こんな感じだ。小学生の弟のイタズラかよ。
ともかくここに電話すればいつでも来てくれるらしい。
おい、何で電話するつもりなんだまさかアイフォンとか言うなよな
と思っていたら、はい出ましたアイフォン。
どうやら団長が生み出した魔道具らしい。保存した動画の再生や音楽を聴くことは出来ないが、リアルタイムでの通信なら出来るらしい。
仕組みは精霊同士にコンタクトを取らせ、それを画面、スピーカーに投射するとのことだそうだ。
俺のアイフォンにも精霊をつけたらしい。便利だ。
スキンの方はと言うと、途中から全く見かけなくなった(運ぼうとしたが重たかったので放置した)が、最悪でもゾンビに食われたとかそんなレベルなので気にしなくていいだろう。
なので今は、ミミ、シール、俺のイツメンで帰り道(平坦な森の小道)を歩いていた。
「てめぇ、よくも置いてきやがったな!」
「す、スキン!生きてたのか!我が兄弟!」
「誰が兄弟だバカ野郎!こっちが心配して来てみれば、随分と元気そうだな!」
「ああ!なんせ猫耳美少女が俺の事務所に加入したからな!」「してませんよー」
「そうなのか?まぁ、確かに可愛いが……って!可愛いな!!」
「だろ!?見てみろよこの耳!まじもんの猫耳だぞ!」
「うおおお!マジだ!ケモっ子はかなりレアらしいぞ!少なくとも始まりの街で見れるようなお方ではない!」
「や、辞めてください!どこ見てるんですか!」
「「胸です!」」
「はっきり言われても、いやー!」
「「見つめる!」」「みみ!?」
「シールの時と2人とも反応が違う!!シールの方がお姉さんなのに!!」
「「なんか違うんだよな」」
「女子が一番傷つく言葉だ!!初めて言われた……うぇぇん」
「か、可哀想じゃないですか!こんなに可愛くて綺麗なのに!いいなぁ、私もシールさんくらい大きくなれたら」
「「みみちょんはこのままでいい!」」
「ありがとう、ミミちゃん!シール頑張る!」
「ま、また流されてる!違いますよ!アイドルなんてしませんからね!」
流石スキン、好みが合う。
イザコザはどこかに消えただろう。
意外と根に持つタイプなんだよな、こいつ。
「それにしたって、わざわざ迎えに来てくれたのか?」
「いや、なんか嫌な予感すんだよな」
「ほう、というと」
「こう、毛根が疼くというか……」
「毛根死んでるだろ」
「うるせえな!これから復活していくんだよ!」
ゴゴゴゴゴゴゴ!!
突然、地面が大きく揺れる。
立ってられなくなれるのが震度6らしいのでおそらくそれくらいかもしれない。
「な、なんだこれ!スキンがキレたから!?」
「なわけねぇだろ!」
「あわわわわわわ」
シールは俺の足を掴み離さない。
ガクガクと顎を揺らし、先程までの輝かしい姿は見る影もない。
「なんか、やべぇ……!俺はガイアに戻る!お前らも来るか!?」
「後から追っかける!こいつ足にこびれついて離れないんだよ!」
「油汚れみたいに言わないで!」
「な、なんか大変な事になってます!」
ミミは上空に浮き上がり、ガイアの方を見てきてくれていたみたいだ。
「くっ、やっぱりか!じゃあまた後でな!」
「行かないでください!あれはもう……!」
「なら尚更行くしかねぇ!あそこには俺の店がある!」
立ちはだかるみみちょんをよけ、地響きの中走り出す。
「みみちょん、アイツのことはいい!どうなってたんだ!?」
「ガイアに……大型モンスターの群れが攻めてきています。数はおよそ150……」
「150!?」
いきなりどうしちまったんだ!
平和だけが取り柄の街だろ!?
シールをかつぎあげ、みみちょんとふらつきながらも森を抜け、始まりの草原まで来ると揺れは収まり土煙が晴れた。
目の前の光景を一言で表すなら、絶望。
街を囲う壁と同等サイズの巨大なダンゴムシ型魔獣の群れ、その1番後にキングコブラのような魔獣が殺気を放っていた。
それに立ち向かうのは、70人規模の冒険者たち。
本来始まりの街に強い冒険者などいるはずもないが、街に接近する複数の巨大な魔力を察知し近くにいた冒険者たちが集まり大隊を編成していた。
どことなく重い空気が大隊を支配している。
まぁ、あれだけの大軍を前にしては無理もない話か。
キングコブラはすぅと息を吸い、胸を張って話はじめる。
「我は魔王大隊大将 ベビィ!」
その図体でベビィかよ!?
「ヘビーじゃなくて!?」
「ああ、いいツッコミだ!始まりの街ではいいツッコミをする1レベニートがいると聞いてきたが本当のようだな」
「ニートいうな!赤ちゃんコブラ!」
「ああ、心地よい」
あー、また面倒くさそうなのが来た……。
ツッコむほど喜ぶやん。
「今、冒険者死んだら生き返らないキャンペーンしてるらしいな」
「えっ!そうなの!?」
冒険者たちは、苦笑もせずに生唾を飲んでいる。
えっそうなの…??
「我も他の幹部に負けじと来てやったぞ」
つまり、死ねば文字通り死ぬと言う事か。
…。よし、見なかったことにして帰ろう。どのみちレベル1の俺に出番なんてないしな。
「おい、どこへ行くレベ1ニートよ」
「なんで俺にばっか構うんだよ!ほっとけ!」
「倒せば倒すほど、MPがたまっていい景品と交換できるんだ。倒しやすいやつを倒すのはあたり前だろう」
「MPってなんだよ!?」
「魔王ポイント」
「魔王はソシャゲ気分なのか!?」
全くどいつもこいつも、ファンタジーぶち壊しやがって!
「しかし、レベル高いやつ倒した方がポイント高いみたいだな。なら、どうでもいい。よいツッコミをありがとう」
ああ、もうレベルあげたい。
あの冒険者の一員で普通にあのダンゴムシの群れを倒したい。
「む、またランキングを抜かれてしまった。早く倒さねばならんな」
「えっ、おい!アカコブ!何で確認してんだポイントとか!?」
「もちろん、アイフォンだが」
あっもう、
もちろんとか言われるアイテムなんですね。
「いやー、しかし!新しいアイドルが増えて良かったな!」
「うん!シールも踊れるようになったしね!」
「猫耳美少女!これこそ異世界の醍醐味だな!マネージャーの腕が鳴るぜ!」
「私やるって言ってないです!」
「シール、歌えるようにもなったしね!」
「いやー、ミミちゃんの加入はマジ神!」
「全員話かみ合ってないミミ!!!」
早朝、あの幽霊洋館から出てきた俺達。
ABコンビにアイフォンを渡すように言われ、渡すと連絡先を登録された。
現在、登録されているのは
中島幸
中島幸恵
A
B
こんな感じだ。小学生の弟のイタズラかよ。
ともかくここに電話すればいつでも来てくれるらしい。
おい、何で電話するつもりなんだまさかアイフォンとか言うなよな
と思っていたら、はい出ましたアイフォン。
どうやら団長が生み出した魔道具らしい。保存した動画の再生や音楽を聴くことは出来ないが、リアルタイムでの通信なら出来るらしい。
仕組みは精霊同士にコンタクトを取らせ、それを画面、スピーカーに投射するとのことだそうだ。
俺のアイフォンにも精霊をつけたらしい。便利だ。
スキンの方はと言うと、途中から全く見かけなくなった(運ぼうとしたが重たかったので放置した)が、最悪でもゾンビに食われたとかそんなレベルなので気にしなくていいだろう。
なので今は、ミミ、シール、俺のイツメンで帰り道(平坦な森の小道)を歩いていた。
「てめぇ、よくも置いてきやがったな!」
「す、スキン!生きてたのか!我が兄弟!」
「誰が兄弟だバカ野郎!こっちが心配して来てみれば、随分と元気そうだな!」
「ああ!なんせ猫耳美少女が俺の事務所に加入したからな!」「してませんよー」
「そうなのか?まぁ、確かに可愛いが……って!可愛いな!!」
「だろ!?見てみろよこの耳!まじもんの猫耳だぞ!」
「うおおお!マジだ!ケモっ子はかなりレアらしいぞ!少なくとも始まりの街で見れるようなお方ではない!」
「や、辞めてください!どこ見てるんですか!」
「「胸です!」」
「はっきり言われても、いやー!」
「「見つめる!」」「みみ!?」
「シールの時と2人とも反応が違う!!シールの方がお姉さんなのに!!」
「「なんか違うんだよな」」
「女子が一番傷つく言葉だ!!初めて言われた……うぇぇん」
「か、可哀想じゃないですか!こんなに可愛くて綺麗なのに!いいなぁ、私もシールさんくらい大きくなれたら」
「「みみちょんはこのままでいい!」」
「ありがとう、ミミちゃん!シール頑張る!」
「ま、また流されてる!違いますよ!アイドルなんてしませんからね!」
流石スキン、好みが合う。
イザコザはどこかに消えただろう。
意外と根に持つタイプなんだよな、こいつ。
「それにしたって、わざわざ迎えに来てくれたのか?」
「いや、なんか嫌な予感すんだよな」
「ほう、というと」
「こう、毛根が疼くというか……」
「毛根死んでるだろ」
「うるせえな!これから復活していくんだよ!」
ゴゴゴゴゴゴゴ!!
突然、地面が大きく揺れる。
立ってられなくなれるのが震度6らしいのでおそらくそれくらいかもしれない。
「な、なんだこれ!スキンがキレたから!?」
「なわけねぇだろ!」
「あわわわわわわ」
シールは俺の足を掴み離さない。
ガクガクと顎を揺らし、先程までの輝かしい姿は見る影もない。
「なんか、やべぇ……!俺はガイアに戻る!お前らも来るか!?」
「後から追っかける!こいつ足にこびれついて離れないんだよ!」
「油汚れみたいに言わないで!」
「な、なんか大変な事になってます!」
ミミは上空に浮き上がり、ガイアの方を見てきてくれていたみたいだ。
「くっ、やっぱりか!じゃあまた後でな!」
「行かないでください!あれはもう……!」
「なら尚更行くしかねぇ!あそこには俺の店がある!」
立ちはだかるみみちょんをよけ、地響きの中走り出す。
「みみちょん、アイツのことはいい!どうなってたんだ!?」
「ガイアに……大型モンスターの群れが攻めてきています。数はおよそ150……」
「150!?」
いきなりどうしちまったんだ!
平和だけが取り柄の街だろ!?
シールをかつぎあげ、みみちょんとふらつきながらも森を抜け、始まりの草原まで来ると揺れは収まり土煙が晴れた。
目の前の光景を一言で表すなら、絶望。
街を囲う壁と同等サイズの巨大なダンゴムシ型魔獣の群れ、その1番後にキングコブラのような魔獣が殺気を放っていた。
それに立ち向かうのは、70人規模の冒険者たち。
本来始まりの街に強い冒険者などいるはずもないが、街に接近する複数の巨大な魔力を察知し近くにいた冒険者たちが集まり大隊を編成していた。
どことなく重い空気が大隊を支配している。
まぁ、あれだけの大軍を前にしては無理もない話か。
キングコブラはすぅと息を吸い、胸を張って話はじめる。
「我は魔王大隊大将 ベビィ!」
その図体でベビィかよ!?
「ヘビーじゃなくて!?」
「ああ、いいツッコミだ!始まりの街ではいいツッコミをする1レベニートがいると聞いてきたが本当のようだな」
「ニートいうな!赤ちゃんコブラ!」
「ああ、心地よい」
あー、また面倒くさそうなのが来た……。
ツッコむほど喜ぶやん。
「今、冒険者死んだら生き返らないキャンペーンしてるらしいな」
「えっ!そうなの!?」
冒険者たちは、苦笑もせずに生唾を飲んでいる。
えっそうなの…??
「我も他の幹部に負けじと来てやったぞ」
つまり、死ねば文字通り死ぬと言う事か。
…。よし、見なかったことにして帰ろう。どのみちレベル1の俺に出番なんてないしな。
「おい、どこへ行くレベ1ニートよ」
「なんで俺にばっか構うんだよ!ほっとけ!」
「倒せば倒すほど、MPがたまっていい景品と交換できるんだ。倒しやすいやつを倒すのはあたり前だろう」
「MPってなんだよ!?」
「魔王ポイント」
「魔王はソシャゲ気分なのか!?」
全くどいつもこいつも、ファンタジーぶち壊しやがって!
「しかし、レベル高いやつ倒した方がポイント高いみたいだな。なら、どうでもいい。よいツッコミをありがとう」
ああ、もうレベルあげたい。
あの冒険者の一員で普通にあのダンゴムシの群れを倒したい。
「む、またランキングを抜かれてしまった。早く倒さねばならんな」
「えっ、おい!アカコブ!何で確認してんだポイントとか!?」
「もちろん、アイフォンだが」
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