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6章
10話 もう、大丈夫
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「んっ……」
ゆっくりと焦らすように、お尻の中で指が動かされる。
違和感を感じながらも、次第に慣れ始め、僕は声を出さないようにと必死に手を口に当てた。
「大丈夫? 痛くない?」
坊ちゃんは優しく僕に聞いてくれる。
「大丈夫です……痛くはない……です」
今更ながら自分の格好に羞恥心を感じて、股を閉じようとする。それでも、閉じさせてくれない。
「だめだよ。ちゃんと見ていて誰に何をされているのか」
見ないようにとしていた事を命令によって、見るように言われる。
恥ずかしいなんて思うけれど、嫌だとは決して思うことはなかった。
「うっ……」
「いい子だね。ありがとう。なら、もう少し深く入れるね。確か」
そう言って、坊ちゃんは指の動きを激しくする。
「あっ、えっ? な……」
いきなり脳へ強い刺激が訪れた。びっくりする間もなく、すぐにそこだけを重点的に刺激される。
「ここ、気持ちいいの?」
坊ちゃんは感じているのが分かっているのか、そう聞いてくる。
どうにか、変な声が出ないようにして返事をする。
「……は、はい」
「そっか、よかった。ならもう一本増やすね? 嫌だとか具合悪かったら、ちゃんと教えてね」
すっかり、雄のキリッとした獲物を狙うかのような視線に心臓がはね、僕は黙ったまま頷いた。
そうして、もう一本と指が入ってくる、先ほどまで一本でもきつかったお尻の穴は、まだ入りづらそうにしながらもどうにか受け入れた。
「気持ち悪くない?」
「……っ、そ、そんな、わけっ……ないっ……」
ゆっくりと焦らすように、お尻の中で指が動かされる。
違和感を感じながらも、次第に慣れ始め、僕は声を出さないようにと必死に手を口に当てた。
「大丈夫? 痛くない?」
坊ちゃんは優しく僕に聞いてくれる。
「大丈夫です……痛くはない……です」
今更ながら自分の格好に羞恥心を感じて、股を閉じようとする。それでも、閉じさせてくれない。
「だめだよ。ちゃんと見ていて誰に何をされているのか」
見ないようにとしていた事を命令によって、見るように言われる。
恥ずかしいなんて思うけれど、嫌だとは決して思うことはなかった。
「うっ……」
「いい子だね。ありがとう。なら、もう少し深く入れるね。確か」
そう言って、坊ちゃんは指の動きを激しくする。
「あっ、えっ? な……」
いきなり脳へ強い刺激が訪れた。びっくりする間もなく、すぐにそこだけを重点的に刺激される。
「ここ、気持ちいいの?」
坊ちゃんは感じているのが分かっているのか、そう聞いてくる。
どうにか、変な声が出ないようにして返事をする。
「……は、はい」
「そっか、よかった。ならもう一本増やすね? 嫌だとか具合悪かったら、ちゃんと教えてね」
すっかり、雄のキリッとした獲物を狙うかのような視線に心臓がはね、僕は黙ったまま頷いた。
そうして、もう一本と指が入ってくる、先ほどまで一本でもきつかったお尻の穴は、まだ入りづらそうにしながらもどうにか受け入れた。
「気持ち悪くない?」
「……っ、そ、そんな、わけっ……ないっ……」
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