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2章
10話 暮らしに慣れていく
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「レオ,今日は僕と一緒に寝てくれない?」
一旦プレイを終えると坊ちゃんは急にそんなことを言い出した。
「どうしたのですか?」
「なんか,レオが心配だから。レオと一緒に寝たいって…というよりもレオの近くにいて安心したいって思ったから…それだけ,なんだけど…」
「…仕方ないですね。じゃあ,今日だけですよ」
本当は誰かに確認の許可をとりたかったけれど,それは難しそうなので,今日は坊ちゃんのベッド脇にいることにした。それに自分の身体も坊ちゃんと寝ることで安心できるそう思った。
そうして,坊ちゃんをベッドに寝かせて,僕は手を握って坊ちゃんのベッド脇にいく。
「なんで,一緒にベッドに入ってよ。1人で寝るの嫌だから」
「そう言われましても…」
一応,坊ちゃんと僕の間にはDomとSub以前に主従関係は存在している。だから,簡単に主人のベッドに入るなんてしていいことではない。
「僕が言っているんだからいいでしょ。それに,バレなきゃいいんだから」
坊ちゃんは何にも気にしないかのようにそう言って僕をベッドの中へと引きずり込む。
「…そのっ」
逃げようにもプレイしたことで坊ちゃんといることに安心感が増して,僕の身体は動きたくないと言っているかのようだった。
「レオ,大丈夫だから,僕がいいって言っているんだから安心して寝てよ」
坊ちゃんはそう言いながら,僕に抱きついてくる。まるで,どこにも行かせないと言っているかのように。
「そうですね。では,お言葉に甘えさせていただきます」
もう逃げれないと頭でも察して僕は坊ちゃんの方を向いて坊ちゃんが寝るのを待つことにした。
さすがに坊ちゃんよりも先に寝れないと思って…。
「おやすみなさい,レオ」
「はい,おやすみなさい。坊ちゃん」
僕は坊ちゃんの身体を包み込みながら眠りについた。
カーテンの隙間からは陽の光が入ってきて,僕は目が覚めた。
「おはようございます」
目の前で気持ちよさそうに眠っている坊ちゃんを見て,ホッとして,頭を撫でた。
(かわいいな…)
「…レオ,おはよう」
急に坊ちゃんの声が聞こえてくる。
「…っ,昨日はよく眠れましたか?」
驚きながら,僕と寝たことで眠りを妨げていないかを一応聞いてみる。
「うん,いつもよりも寝れた気がする。これもレオのおかげかな?」
「いえ,坊ちゃんが自ら命令を使ってくれたおかげです。だから,自分を褒めてあげてください」
「うぅん。レオがいなかったら僕はきっと使わなかったと思う。だから,これからもレオにしか使いたくない」
はっきりとそう言った。でも,それはいけないこと。まだ,幼いからいいかと僕は思った。
「それは…でも,一旦は使うことに慣れていきましょう。そうすれば,少しはよくなると思います」
坊ちゃんは今はそう思ってもいつか正式なパートナーができるだろうと思い,僕はそれ以上は何にも言わなかった。
そうして,その日から,僕と坊ちゃんはプレイ?もするようになった。終わったあとは当たり前のように一緒にも寝ている。
プレイ?するようにさせるのもそれはそれで一悶着あったりした。けれど,坊ちゃんにとってあまり合わない薬,僕にとってもあまり効かない薬を飲まなくても済むようになるということで日にちを決めてするようになった。
「今日は,何がいいとかございますか?」
プレイ?の日は必ず僕はこう聞く。
「…レオの作るものならなんでも嬉しい」
「わかりました…では,楽しみにしておいてくださいね」
そんな会話も最初こそは,言いづらかったけれど,今では少し慣れてきた。
「楽しみにする」
ニコニコの笑顔でこちら見ている。
一旦プレイを終えると坊ちゃんは急にそんなことを言い出した。
「どうしたのですか?」
「なんか,レオが心配だから。レオと一緒に寝たいって…というよりもレオの近くにいて安心したいって思ったから…それだけ,なんだけど…」
「…仕方ないですね。じゃあ,今日だけですよ」
本当は誰かに確認の許可をとりたかったけれど,それは難しそうなので,今日は坊ちゃんのベッド脇にいることにした。それに自分の身体も坊ちゃんと寝ることで安心できるそう思った。
そうして,坊ちゃんをベッドに寝かせて,僕は手を握って坊ちゃんのベッド脇にいく。
「なんで,一緒にベッドに入ってよ。1人で寝るの嫌だから」
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「僕が言っているんだからいいでしょ。それに,バレなきゃいいんだから」
坊ちゃんは何にも気にしないかのようにそう言って僕をベッドの中へと引きずり込む。
「…そのっ」
逃げようにもプレイしたことで坊ちゃんといることに安心感が増して,僕の身体は動きたくないと言っているかのようだった。
「レオ,大丈夫だから,僕がいいって言っているんだから安心して寝てよ」
坊ちゃんはそう言いながら,僕に抱きついてくる。まるで,どこにも行かせないと言っているかのように。
「そうですね。では,お言葉に甘えさせていただきます」
もう逃げれないと頭でも察して僕は坊ちゃんの方を向いて坊ちゃんが寝るのを待つことにした。
さすがに坊ちゃんよりも先に寝れないと思って…。
「おやすみなさい,レオ」
「はい,おやすみなさい。坊ちゃん」
僕は坊ちゃんの身体を包み込みながら眠りについた。
カーテンの隙間からは陽の光が入ってきて,僕は目が覚めた。
「おはようございます」
目の前で気持ちよさそうに眠っている坊ちゃんを見て,ホッとして,頭を撫でた。
(かわいいな…)
「…レオ,おはよう」
急に坊ちゃんの声が聞こえてくる。
「…っ,昨日はよく眠れましたか?」
驚きながら,僕と寝たことで眠りを妨げていないかを一応聞いてみる。
「うん,いつもよりも寝れた気がする。これもレオのおかげかな?」
「いえ,坊ちゃんが自ら命令を使ってくれたおかげです。だから,自分を褒めてあげてください」
「うぅん。レオがいなかったら僕はきっと使わなかったと思う。だから,これからもレオにしか使いたくない」
はっきりとそう言った。でも,それはいけないこと。まだ,幼いからいいかと僕は思った。
「それは…でも,一旦は使うことに慣れていきましょう。そうすれば,少しはよくなると思います」
坊ちゃんは今はそう思ってもいつか正式なパートナーができるだろうと思い,僕はそれ以上は何にも言わなかった。
そうして,その日から,僕と坊ちゃんはプレイ?もするようになった。終わったあとは当たり前のように一緒にも寝ている。
プレイ?するようにさせるのもそれはそれで一悶着あったりした。けれど,坊ちゃんにとってあまり合わない薬,僕にとってもあまり効かない薬を飲まなくても済むようになるということで日にちを決めてするようになった。
「今日は,何がいいとかございますか?」
プレイ?の日は必ず僕はこう聞く。
「…レオの作るものならなんでも嬉しい」
「わかりました…では,楽しみにしておいてくださいね」
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「楽しみにする」
ニコニコの笑顔でこちら見ている。
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