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1/4 老人
M-4
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「信じないならあんた達はここで死ぬだけだ。元々僕はそれを僕の村に知らせる為に旅していた。それを邪魔したのはあんた達だ」
老人の眼差しは僕を疑ったままだ。
「……何を求めている」
僕は気付いたのだ。何故この老人だけ別の扱いを受けている?
恐らく、こいつが軍の犬だからだ。
「今の僕からなら、鱗は幾らでも入手出来るぞ。わざわざ自国の若者を死に追いやらずとも」
老人の眉が、ピクリと動いた。
「……見返りに何を求める」
ほら、乗ってきた。
「僕の村を守って欲しい。それと」
男をチラリと見る。
「この男の片腕でもとりあえずもらっておこうかな」
老人の眼差しは僕を疑ったままだ。
「……何を求めている」
僕は気付いたのだ。何故この老人だけ別の扱いを受けている?
恐らく、こいつが軍の犬だからだ。
「今の僕からなら、鱗は幾らでも入手出来るぞ。わざわざ自国の若者を死に追いやらずとも」
老人の眉が、ピクリと動いた。
「……見返りに何を求める」
ほら、乗ってきた。
「僕の村を守って欲しい。それと」
男をチラリと見る。
「この男の片腕でもとりあえずもらっておこうかな」
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