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いろいろ考えられているんだな
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私たちはそれから、お昼を食べるのも忘れて話し込む。
早朝から出てきて何時間も食べていないので、お腹はすいているはずなのだが、上手く掛け合いをしている話し合いを聞いていると、とても楽しく感じた。
例え、それが、汚水の話であったとしても……汚水処理も立派な領地を綺麗にするための話し合いであることに変わりない。
だいたい、そこをきちんとしなかったから、あんな惨事になっていたのだから、むしろ汚水やゴミの問題は進んで話し合うべきものだと言えよう。
臭いものに蓋をしても結局臭いは漏れてくる……なら、元から綺麗にしてしまえばいいというのがこの領地にもなんとなく、根付いた感じがする。
「そういえば、コンクリート?は、どんな感じ?形を作って……って話をしてたと思うんだけど、
うまくいってる?」
「それは、僕から!」
カノタもいつの間にかこの打ち合わせに混ざっていたのだが、カノタが中心になって進めているらしい。
貝殻を集めたりするのは、だいぶ、手を回しているのだが、足りているだろうか?砂も必要だと言っていたが、運ばれてくるだろうか?
疑問に思うことはたくさんあるのだが、それを答えてくれるようだ。
何気に初めてあったときより、少しだけ頼もしくなっている。
「貝殻や砂は足りていて?」
「おかげさまで、3日に1回、バニッシュ領から貝殻が届いています。ですから、それで今は貝殻を
焼いて、砕いて、砂状にしているところです」
「うまく出来てる?」
「えぇ、だいぶ溜まってきましたよ!領地全部の道分となると、もう少し足りない感じがします。
橋の分もありますからね……」
「そう……でも、それ以上は、お願い出来ないから……」
「えぇ、わかっています。多少、ヨハンさんにも分けている分もあるので……」
「ヨハンにも?」
「えぇ、肥料用らしいです!」
「ヨハンは、何でも知っていますね。感服するわ!」
リアノは、頷きながらヨハンを褒めているが、みなが一同に集まったときにも確か褒めていた。
「そういえば、昨日来ていましたね?」
「何をしにきていたの?」
「たまに、ふらっとやってきて、診療してくれるんです。無料でしてもらえるから、いつも大賑わい
ですよ!」
「確かに、医師としてもこの領地に手を貸してくれているのよね……なんだか、人柄を差し引いても、
頭が上がらないわね……」
「確かに……あの人柄がなければ……医者も研究のためになったって噂きいたことあるわよ!」
「リアノ、それは、本当の話よ!毒が本当の専門なのだけど……人体に詳しくないと毒がどんなふうに
体を蝕むのかわからないし、解毒剤を作るときにどうしても知っておく必要があるとかで……医者にも
なったとか……根っからの研究者なのよね、ヨハンって」
「それでも、困っている領地の民を助けてくれるんだから、助かってますよ!」
ニッコリ笑うのはピュール。なかなか珍しいので、私は驚いてしまったが、自然と零れる笑顔は、何年も前なら出なかったのではないだろうか?
みなが苦しかった時代のことだ。今も決して楽な生活が出来ているわけではないだろうが、幾分かましになったと思いたいし、その笑わないピュールの笑顔をみれば、変わってきていることがわかる。
「ヨハンは、どこにでもいるから、別にいいんだけど……それで、下水をどうするの?」
「下水を流すための側溝を今コンクリートで作るために型作りしているところです。当初の計画どおり、
雨水が街道に溜まらないようにという取り組みで進んでいます。今、近衛のみなさんには、今、コン
クリートの型と石畳を置くための整備をしてもらってます」
「みんな、頑張ってくれているもんね!けが人とか、病気になった人とかいた?」
「今のところは大丈夫です。ただ、1ヶ月もすると作業に慣れることから、気の緩みが出て、ケガをする
かもしれません。気を付けてみてはいますが……」
「気合を入れる人が必要ってことね!なら、私かウィルかノクトが見回りに来るようにするわ!いい
かしら?」
「あぁ、いいぞ!」
何故ですか?とピュールが尋ねてくるが、答えは至極簡単。近衛と言うのは、縦社会の住人である。ならば、上から言われれば、多少の引き締め効果があるのだ。
そのことを伝えると、なるほどと、普段、縦社会の中でも最上位にいる人間たちは納得していた。
平民であるピュールやリアノたちが、気を付けてというよりかは、効果があるのだ。
貴族という肩書は、なかなかに有用性が多い付属品である。普段はあまりいらないのだが、こういうときは、本当に役にたつのだ。
ノクトにも言っておくわというと、あぁ、あのおじさんも好きそうだよねという空気が漂う。なんというか、私もその部類に入るのだが……扱いが一緒と言うのは、いささか寂しい感じがする。
「アンナリーゼ様、石畳の道にするのには、どんな意図があったのか伺ってもいいですか?」
「石畳の道にして流通しやすくなると、人の出入りも多くなることを予想しているわ!やはり、人も
ものもお金も動いてこそ領地が繁栄する。人を動かすには、道は不可欠だと思うのよ!
例えば、リアノ、この前着ていたワンピース、可愛かったわね!」
「ありがとうございます!ハニーアンバーの商品ですからね!」
「気に入ってくれているのは嬉しいわ!そのお気に入りのワンピース。雨の日に、今の道でここから
私の住む屋敷まで歩いてきたとしたら、どんな状態になるかしら?」
「泥が刎ねて……あらやだ……大変なことになるわ!」
「石畳だったら?」
「多少の水は撥ねるでしょうけど……今ほどの泥水ってことはなさそうね!」
「他にも、土の道だとぬかるんだりして転ぶ心配もあるけど、石畳だとそういう心配はいらないわよね!
晴れた日も歩きやすいし……ところどころ、木陰になる休憩所は必要かなって思っているけど……
夏だと太陽からの照り返しがあるから……」
「それを差し引いても、流通という面では、土の道に比べると……圧倒的に歩きやすい。馬車も引き
やすいわね!石畳もかなり拘っているって聞いているけど……」
「そうね、同じ大きなになるよにお願いしている。割れたときとかにも、新しいので修復しやすい
でしょ?」
へぇーいろいろ考えられているんだな……とピュールが驚いていた。
説明……しなかったっけ?と私は思ったが、これはもうずっと前から計画をたててきたものだ。誰にどんなふうに語ったのか……さっぱり忘れてしまったので、私もちゃんと考えているんですよ!と胸をはる。
その様子がおかしかったのか、みなが笑う。このな時間を過ごせることがいい傾向なのだと私はこらぁー!と笑ったみんなを怒ったのであった。
早朝から出てきて何時間も食べていないので、お腹はすいているはずなのだが、上手く掛け合いをしている話し合いを聞いていると、とても楽しく感じた。
例え、それが、汚水の話であったとしても……汚水処理も立派な領地を綺麗にするための話し合いであることに変わりない。
だいたい、そこをきちんとしなかったから、あんな惨事になっていたのだから、むしろ汚水やゴミの問題は進んで話し合うべきものだと言えよう。
臭いものに蓋をしても結局臭いは漏れてくる……なら、元から綺麗にしてしまえばいいというのがこの領地にもなんとなく、根付いた感じがする。
「そういえば、コンクリート?は、どんな感じ?形を作って……って話をしてたと思うんだけど、
うまくいってる?」
「それは、僕から!」
カノタもいつの間にかこの打ち合わせに混ざっていたのだが、カノタが中心になって進めているらしい。
貝殻を集めたりするのは、だいぶ、手を回しているのだが、足りているだろうか?砂も必要だと言っていたが、運ばれてくるだろうか?
疑問に思うことはたくさんあるのだが、それを答えてくれるようだ。
何気に初めてあったときより、少しだけ頼もしくなっている。
「貝殻や砂は足りていて?」
「おかげさまで、3日に1回、バニッシュ領から貝殻が届いています。ですから、それで今は貝殻を
焼いて、砕いて、砂状にしているところです」
「うまく出来てる?」
「えぇ、だいぶ溜まってきましたよ!領地全部の道分となると、もう少し足りない感じがします。
橋の分もありますからね……」
「そう……でも、それ以上は、お願い出来ないから……」
「えぇ、わかっています。多少、ヨハンさんにも分けている分もあるので……」
「ヨハンにも?」
「えぇ、肥料用らしいです!」
「ヨハンは、何でも知っていますね。感服するわ!」
リアノは、頷きながらヨハンを褒めているが、みなが一同に集まったときにも確か褒めていた。
「そういえば、昨日来ていましたね?」
「何をしにきていたの?」
「たまに、ふらっとやってきて、診療してくれるんです。無料でしてもらえるから、いつも大賑わい
ですよ!」
「確かに、医師としてもこの領地に手を貸してくれているのよね……なんだか、人柄を差し引いても、
頭が上がらないわね……」
「確かに……あの人柄がなければ……医者も研究のためになったって噂きいたことあるわよ!」
「リアノ、それは、本当の話よ!毒が本当の専門なのだけど……人体に詳しくないと毒がどんなふうに
体を蝕むのかわからないし、解毒剤を作るときにどうしても知っておく必要があるとかで……医者にも
なったとか……根っからの研究者なのよね、ヨハンって」
「それでも、困っている領地の民を助けてくれるんだから、助かってますよ!」
ニッコリ笑うのはピュール。なかなか珍しいので、私は驚いてしまったが、自然と零れる笑顔は、何年も前なら出なかったのではないだろうか?
みなが苦しかった時代のことだ。今も決して楽な生活が出来ているわけではないだろうが、幾分かましになったと思いたいし、その笑わないピュールの笑顔をみれば、変わってきていることがわかる。
「ヨハンは、どこにでもいるから、別にいいんだけど……それで、下水をどうするの?」
「下水を流すための側溝を今コンクリートで作るために型作りしているところです。当初の計画どおり、
雨水が街道に溜まらないようにという取り組みで進んでいます。今、近衛のみなさんには、今、コン
クリートの型と石畳を置くための整備をしてもらってます」
「みんな、頑張ってくれているもんね!けが人とか、病気になった人とかいた?」
「今のところは大丈夫です。ただ、1ヶ月もすると作業に慣れることから、気の緩みが出て、ケガをする
かもしれません。気を付けてみてはいますが……」
「気合を入れる人が必要ってことね!なら、私かウィルかノクトが見回りに来るようにするわ!いい
かしら?」
「あぁ、いいぞ!」
何故ですか?とピュールが尋ねてくるが、答えは至極簡単。近衛と言うのは、縦社会の住人である。ならば、上から言われれば、多少の引き締め効果があるのだ。
そのことを伝えると、なるほどと、普段、縦社会の中でも最上位にいる人間たちは納得していた。
平民であるピュールやリアノたちが、気を付けてというよりかは、効果があるのだ。
貴族という肩書は、なかなかに有用性が多い付属品である。普段はあまりいらないのだが、こういうときは、本当に役にたつのだ。
ノクトにも言っておくわというと、あぁ、あのおじさんも好きそうだよねという空気が漂う。なんというか、私もその部類に入るのだが……扱いが一緒と言うのは、いささか寂しい感じがする。
「アンナリーゼ様、石畳の道にするのには、どんな意図があったのか伺ってもいいですか?」
「石畳の道にして流通しやすくなると、人の出入りも多くなることを予想しているわ!やはり、人も
ものもお金も動いてこそ領地が繁栄する。人を動かすには、道は不可欠だと思うのよ!
例えば、リアノ、この前着ていたワンピース、可愛かったわね!」
「ありがとうございます!ハニーアンバーの商品ですからね!」
「気に入ってくれているのは嬉しいわ!そのお気に入りのワンピース。雨の日に、今の道でここから
私の住む屋敷まで歩いてきたとしたら、どんな状態になるかしら?」
「泥が刎ねて……あらやだ……大変なことになるわ!」
「石畳だったら?」
「多少の水は撥ねるでしょうけど……今ほどの泥水ってことはなさそうね!」
「他にも、土の道だとぬかるんだりして転ぶ心配もあるけど、石畳だとそういう心配はいらないわよね!
晴れた日も歩きやすいし……ところどころ、木陰になる休憩所は必要かなって思っているけど……
夏だと太陽からの照り返しがあるから……」
「それを差し引いても、流通という面では、土の道に比べると……圧倒的に歩きやすい。馬車も引き
やすいわね!石畳もかなり拘っているって聞いているけど……」
「そうね、同じ大きなになるよにお願いしている。割れたときとかにも、新しいので修復しやすい
でしょ?」
へぇーいろいろ考えられているんだな……とピュールが驚いていた。
説明……しなかったっけ?と私は思ったが、これはもうずっと前から計画をたててきたものだ。誰にどんなふうに語ったのか……さっぱり忘れてしまったので、私もちゃんと考えているんですよ!と胸をはる。
その様子がおかしかったのか、みなが笑う。このな時間を過ごせることがいい傾向なのだと私はこらぁー!と笑ったみんなを怒ったのであった。
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