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14歳の誕生日(2)
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胸がドキドキして心が高鳴るの。一目みて目が釘付けになり離せなくなる。こっちを向いて欲しい、笑いかけて欲しくて叫びだしたい!!
だって貴方は私の萌え女神アメリアたんだからぁ~
「アメリアたぁぁぁぁーーん ハァハァ」
リリアはやっとライラックのお仕置き?を終え、和解した。
本日の誕生日会にはライラックのお友達が数名招待されていると聞く。皆を待たせてしまったから急ごうと問答無用で抱っこされて招待客が集まっている応接間に行くと。『やっと主役が来たか』と招待客の視線が一気に集中する。
その招待客の和から一際神々しいオーラが、リリアに犬の尻尾があったらブンブンとはち切れるばかり振っていた事でしょう。ハァハァと鼻息荒く豹変し、主人の抑えつける腕を強引に抜け出して駄犬リリアは走りだす!美しい女神に向けて全力疾走!!
アメリアに飛び付きかかる駄犬リリア
「アメリアたぁぁぁぁーーん ハァハァ」
グワシィィィ!!
気付けばリリアの顔面はアイアンクローをされている。アイアンクローとは掌全体でリリアの顔面をつかみ、指先で握力を使って締め上げダメージを与える技!ギリギリとリリアの顔面は締め上げられる。
「いたいでふぅぅぅ」
「うるさい!この痴女め!一度ばかりか二度目は絶対許さんぞ。俺の義妹アメリアに痴態などさせてたまるか!」
ぐぬぬぬぬ!こやつ出来るな!!
「お義兄様~そんなリリア様は女の子なんです。お顔が潰れてしまいます、離してあげてください。」
駄犬を回収しに慌てて主人ライラックがやってくる。アイアンクローされてる駄犬を元の定位置に抱き戻し、ダメでしょってデコピンされる。
「申し訳ないブラッディ!うちの駄犬が粗相した。今日はわざわざ足を運んでもらってありがとう!」
宰相の息子 ブラッディかぁ!?てかライラックの友達だったの!?お茶会メンバーて仲良し4人組だったのかしら、乙女ゲームの攻略対象3人と友達ってライラック貴方何者なのよ?
それより顔面が痛いです、尻を叩かれ顔面を握り潰される。今日の私は災難ですわ、でもまったく反省してませんことよ うふふふ
「ライラック!駄犬の躾がなってない!なんかニヤケて反省すらしてないぞ!」
「リリア!メッ!!!」
コテンて首を傾けて、ライラックの顔をみつめて首に抱き着きギューとする。
「うっ・・・・可愛い・・・・」
「甘やかすから駄犬になるんですよ!それも二度までも義妹アメリア襲うとは、なんたる執着。」
「お義兄様ブラッディ、私は何でもないんですから。きっとリリア様は私と仲良くしたかっただけで襲う気などなかったんですわ。怒らないでください」
アメリアは眉毛を下げて、困った表示でブラッディの手を諌める、その手をアメリアが嬉しそうに繋げば
「うっ・・・・可愛い・・・・」
ブラッディもやはりシスコンらしく、怒りのオーラが鎮まっていく。『お義兄様笑ってくださいな』とアメリアがお願いすれば『しょうかないな~お前の頼みなら心得た。祝いの席だしな』と、微笑む
まぁ・・・・
まぁ・・・・
アメリアたんと会えなかったこの半年で、すっかりアメリアたんと宰相の息子 ブラッディは仲良くなったんですわね!軽くジェラシーが湧いてきますわ、頬っぺたをプーと膨らませればライラックにつつかられ萎まされる。
「なんだか複雑ですわぁ~」
「リリア・・余所見はダメだよ」
ライラックに額に口付けされる、人前でなんて事を!って思うのに、顔が赤くなってドキドキして、顔を隠すようにライラックの胸に顔をうずめてしまう。
ライラックの好きと・・・・
アメリアたんの好き・・・・
はなんだかちょっと違うの。うまく説明出来ないけど・・・・むずむずするの・・
なんか甘い雰囲気なのに、ライラックから強引に引きさかれる ベリベリと!!
ストンと床まで下ろされてしまった。
「リリア!人前でお前は何してるんだ!ライラックに抱っこされっぱなしで、お前はふふ・・ふしだらだぞ!」
チッ!!ヘタレ王太子も居たか!
まぁ~居るとは思ってたけどな、アメリアたんとイチャイチャも邪魔され、ライラックとのイチャイチャも邪魔されるとは!!
「ガイア!リリアはふしだらなんじゃない!駄犬なだけだ!」
全然フォローになってません。そもそもライラックが額に口付けなんかするから・・
「ライラックは今日の主役なんだから、お前が独占しては良くない!ライラックも皆に挨拶回りして来ないと。この駄犬は僕が面倒みておくから」
「うっ!そうだったわ!今日はライお兄ちゃんの誕生日会でした。でも別に独占してたわけじゃなくて・・・・そうだね・・ごめんなさい」
「いや・・・・ガイア・・別にリリアが僕を独占してたわけじゃなくて、僕が・・・・」
「いいからライラックは挨拶してこい!!」
肩をすくめてライラックが離れていく
「リリア・・・・お前は、僕の婚約者候補なんだから・・・・わきまえてくれ・・・・偽りでも人前では、余りライラックと仲良くしすぎるのは疑いをもたれる。」
そうだ・・・・
私は王太子の婚約者候補なんだ・・・・
いくら身内・知人のお祝いでも人前なんだ。
いままで当たり前の様に、ライラックと仲良くしてた事が変な噂や疑いになってしまう。
「そんな悲しそうな顔をするな、ごめんなリリア」
犬を撫でるようにガイアにリリアは撫でられるけど。いつもと違う、なんだか心がホクホクしない心がスッとショゲテいく。今 私が本当に犬ならクウーンと悲しい遠吠えをあげてしまいそう。
「ごめん・・言い過ぎた、ちょっとライラックとリリアが仲良すぎて羨ましいかったんだ。だからいつもの馬鹿リリアに戻れ、ライラックもすぐ戻ってくるから・・・・」
「ううん・・・・ガイアの言う通りだし。自覚ない私が幼稚すぎたの・・」
お誕生日の楽しい雰囲気を壊してしまいたくない、これから豪華な食事も待っている。
別にライラックと永遠に離れるわけじゃない、だって私達は従兄弟なんだから、血の繋がりのある従兄弟だから・・・・
ライラックに綺麗な婚約者が出来ても、私達の仲は壊れない?
チクリ・・・・
チクリ・・・・
チクリ・・・・
だって貴方は私の萌え女神アメリアたんだからぁ~
「アメリアたぁぁぁぁーーん ハァハァ」
リリアはやっとライラックのお仕置き?を終え、和解した。
本日の誕生日会にはライラックのお友達が数名招待されていると聞く。皆を待たせてしまったから急ごうと問答無用で抱っこされて招待客が集まっている応接間に行くと。『やっと主役が来たか』と招待客の視線が一気に集中する。
その招待客の和から一際神々しいオーラが、リリアに犬の尻尾があったらブンブンとはち切れるばかり振っていた事でしょう。ハァハァと鼻息荒く豹変し、主人の抑えつける腕を強引に抜け出して駄犬リリアは走りだす!美しい女神に向けて全力疾走!!
アメリアに飛び付きかかる駄犬リリア
「アメリアたぁぁぁぁーーん ハァハァ」
グワシィィィ!!
気付けばリリアの顔面はアイアンクローをされている。アイアンクローとは掌全体でリリアの顔面をつかみ、指先で握力を使って締め上げダメージを与える技!ギリギリとリリアの顔面は締め上げられる。
「いたいでふぅぅぅ」
「うるさい!この痴女め!一度ばかりか二度目は絶対許さんぞ。俺の義妹アメリアに痴態などさせてたまるか!」
ぐぬぬぬぬ!こやつ出来るな!!
「お義兄様~そんなリリア様は女の子なんです。お顔が潰れてしまいます、離してあげてください。」
駄犬を回収しに慌てて主人ライラックがやってくる。アイアンクローされてる駄犬を元の定位置に抱き戻し、ダメでしょってデコピンされる。
「申し訳ないブラッディ!うちの駄犬が粗相した。今日はわざわざ足を運んでもらってありがとう!」
宰相の息子 ブラッディかぁ!?てかライラックの友達だったの!?お茶会メンバーて仲良し4人組だったのかしら、乙女ゲームの攻略対象3人と友達ってライラック貴方何者なのよ?
それより顔面が痛いです、尻を叩かれ顔面を握り潰される。今日の私は災難ですわ、でもまったく反省してませんことよ うふふふ
「ライラック!駄犬の躾がなってない!なんかニヤケて反省すらしてないぞ!」
「リリア!メッ!!!」
コテンて首を傾けて、ライラックの顔をみつめて首に抱き着きギューとする。
「うっ・・・・可愛い・・・・」
「甘やかすから駄犬になるんですよ!それも二度までも義妹アメリア襲うとは、なんたる執着。」
「お義兄様ブラッディ、私は何でもないんですから。きっとリリア様は私と仲良くしたかっただけで襲う気などなかったんですわ。怒らないでください」
アメリアは眉毛を下げて、困った表示でブラッディの手を諌める、その手をアメリアが嬉しそうに繋げば
「うっ・・・・可愛い・・・・」
ブラッディもやはりシスコンらしく、怒りのオーラが鎮まっていく。『お義兄様笑ってくださいな』とアメリアがお願いすれば『しょうかないな~お前の頼みなら心得た。祝いの席だしな』と、微笑む
まぁ・・・・
まぁ・・・・
アメリアたんと会えなかったこの半年で、すっかりアメリアたんと宰相の息子 ブラッディは仲良くなったんですわね!軽くジェラシーが湧いてきますわ、頬っぺたをプーと膨らませればライラックにつつかられ萎まされる。
「なんだか複雑ですわぁ~」
「リリア・・余所見はダメだよ」
ライラックに額に口付けされる、人前でなんて事を!って思うのに、顔が赤くなってドキドキして、顔を隠すようにライラックの胸に顔をうずめてしまう。
ライラックの好きと・・・・
アメリアたんの好き・・・・
はなんだかちょっと違うの。うまく説明出来ないけど・・・・むずむずするの・・
なんか甘い雰囲気なのに、ライラックから強引に引きさかれる ベリベリと!!
ストンと床まで下ろされてしまった。
「リリア!人前でお前は何してるんだ!ライラックに抱っこされっぱなしで、お前はふふ・・ふしだらだぞ!」
チッ!!ヘタレ王太子も居たか!
まぁ~居るとは思ってたけどな、アメリアたんとイチャイチャも邪魔され、ライラックとのイチャイチャも邪魔されるとは!!
「ガイア!リリアはふしだらなんじゃない!駄犬なだけだ!」
全然フォローになってません。そもそもライラックが額に口付けなんかするから・・
「ライラックは今日の主役なんだから、お前が独占しては良くない!ライラックも皆に挨拶回りして来ないと。この駄犬は僕が面倒みておくから」
「うっ!そうだったわ!今日はライお兄ちゃんの誕生日会でした。でも別に独占してたわけじゃなくて・・・・そうだね・・ごめんなさい」
「いや・・・・ガイア・・別にリリアが僕を独占してたわけじゃなくて、僕が・・・・」
「いいからライラックは挨拶してこい!!」
肩をすくめてライラックが離れていく
「リリア・・・・お前は、僕の婚約者候補なんだから・・・・わきまえてくれ・・・・偽りでも人前では、余りライラックと仲良くしすぎるのは疑いをもたれる。」
そうだ・・・・
私は王太子の婚約者候補なんだ・・・・
いくら身内・知人のお祝いでも人前なんだ。
いままで当たり前の様に、ライラックと仲良くしてた事が変な噂や疑いになってしまう。
「そんな悲しそうな顔をするな、ごめんなリリア」
犬を撫でるようにガイアにリリアは撫でられるけど。いつもと違う、なんだか心がホクホクしない心がスッとショゲテいく。今 私が本当に犬ならクウーンと悲しい遠吠えをあげてしまいそう。
「ごめん・・言い過ぎた、ちょっとライラックとリリアが仲良すぎて羨ましいかったんだ。だからいつもの馬鹿リリアに戻れ、ライラックもすぐ戻ってくるから・・・・」
「ううん・・・・ガイアの言う通りだし。自覚ない私が幼稚すぎたの・・」
お誕生日の楽しい雰囲気を壊してしまいたくない、これから豪華な食事も待っている。
別にライラックと永遠に離れるわけじゃない、だって私達は従兄弟なんだから、血の繋がりのある従兄弟だから・・・・
ライラックに綺麗な婚約者が出来ても、私達の仲は壊れない?
チクリ・・・・
チクリ・・・・
チクリ・・・・
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