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2章
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「 ……二人共落ち着いてください…」
「「無理だ!無理です!!」」
まぁ~見事なシンクロで……
二人は私を放置して罵詈雑言を繰り広げる、喧嘩するほど仲良いとは聞くし以外とこの二人仲良しなのかしら…
あまりにも二人が言い争いをしているので、こっそり化粧室に抜け出したのだが、まったく気付かれず、部屋に戻っても変わらず言い争いをしてるし……
冒険中の仮面を着けていた時も、こんな感じだった、あくまでも私は勇者のおまけの付き人、居ようが居なかろうが構わない影の薄い奴だった。
ゼルビア様だって今だけなんじゃないのかな……
熱に浮かされた今だけ……
「そもそもゼルビアお前本当に俺とリィーシャの見分けがついているのか!?」
「何をおっしゃってるのですか!!ガサツで能天気野郎の貴方と、生真面目で細やかな気遣い上手のリィーシャを間違えるわけが無い!ついに脳みそまで溶けて無くなったのですか!?」
「……この糞子供言わせておけば調子に乗りやがって、リィーシャと俺は一卵性の双子だ!!以前みたいにリィーシャが勇者の変装して、俺が声変わり薬を飲んでもお前は……本当の本当に見分けがつくんだろうなぁぁぁ!?」
リューイはゼルビアの胸ぐらを掴み、一気に引き寄せ挑発するようにゼルビアの顔に近付く。その距離は鼻の先と鼻が触れ合ってしまう至近距離
お互いが無言で睨み付け合いバチバチと聞こえないはずの効果音が聞こえる
1分経過……
2分経過……
3分経過……
「…………ち……近い……近いです!離れてください」
「お……う…悪かった……」
そしてお互いなぜだかしおらしくなった……?
さっきの勢いはどこに行った…?
なんで二人して耳を真っ赤に染めているの、なんか素直にお兄ちゃん謝ってる
「チッ……こいつの顔そこいらの美女より格段に格上だったのを忘れていた……この美貌は犯罪級だろ……」
あぁぁぁ、お兄ちゃんってば至近距離で金髪碧眼美男を3分を見つめてちゃって、神々しい美貌にやられちゃったのね。私も何度も見惚れてしまった事があるからその気持ちわからなくもない、至近距離の攻撃力は半端ないもんね。
問題はゼルビア様の方よ、なんでいきなり無言になって口元を抑えてふるふる頭を振るって動揺してるのかしら……
「な……なん……なんだ……あの造形は神に選ばれし黄金比なのか!?たれ目で泣き黒子の妖艶さ、プクリと膨らんだピンクの唇の厭らしさ、ふっくらした頬を何度も甘噛みしたい……いや待てあれは私の愛するリィーシャでは無い、糞勇者だ落ち着け私胸の鼓動よおさまれ……」
あっ……
そうだった……
この人堪らなく私達の容姿が大好きな人だった。
つまりお兄ちゃんと見つめ合って照れてしまったのですね……
「えっと……なんか…その両想いみたいで、おめでとうございます……?私お邪魔みたいなので帰りますね……」
「「違うぅぅぅぅぅ!!」」
まぁ~また見事なシンクロで……
お嫁さんの夢を見ましたが、まさか双子の兄に略奪されそうです……
「「無理だ!無理です!!」」
まぁ~見事なシンクロで……
二人は私を放置して罵詈雑言を繰り広げる、喧嘩するほど仲良いとは聞くし以外とこの二人仲良しなのかしら…
あまりにも二人が言い争いをしているので、こっそり化粧室に抜け出したのだが、まったく気付かれず、部屋に戻っても変わらず言い争いをしてるし……
冒険中の仮面を着けていた時も、こんな感じだった、あくまでも私は勇者のおまけの付き人、居ようが居なかろうが構わない影の薄い奴だった。
ゼルビア様だって今だけなんじゃないのかな……
熱に浮かされた今だけ……
「そもそもゼルビアお前本当に俺とリィーシャの見分けがついているのか!?」
「何をおっしゃってるのですか!!ガサツで能天気野郎の貴方と、生真面目で細やかな気遣い上手のリィーシャを間違えるわけが無い!ついに脳みそまで溶けて無くなったのですか!?」
「……この糞子供言わせておけば調子に乗りやがって、リィーシャと俺は一卵性の双子だ!!以前みたいにリィーシャが勇者の変装して、俺が声変わり薬を飲んでもお前は……本当の本当に見分けがつくんだろうなぁぁぁ!?」
リューイはゼルビアの胸ぐらを掴み、一気に引き寄せ挑発するようにゼルビアの顔に近付く。その距離は鼻の先と鼻が触れ合ってしまう至近距離
お互いが無言で睨み付け合いバチバチと聞こえないはずの効果音が聞こえる
1分経過……
2分経過……
3分経過……
「…………ち……近い……近いです!離れてください」
「お……う…悪かった……」
そしてお互いなぜだかしおらしくなった……?
さっきの勢いはどこに行った…?
なんで二人して耳を真っ赤に染めているの、なんか素直にお兄ちゃん謝ってる
「チッ……こいつの顔そこいらの美女より格段に格上だったのを忘れていた……この美貌は犯罪級だろ……」
あぁぁぁ、お兄ちゃんってば至近距離で金髪碧眼美男を3分を見つめてちゃって、神々しい美貌にやられちゃったのね。私も何度も見惚れてしまった事があるからその気持ちわからなくもない、至近距離の攻撃力は半端ないもんね。
問題はゼルビア様の方よ、なんでいきなり無言になって口元を抑えてふるふる頭を振るって動揺してるのかしら……
「な……なん……なんだ……あの造形は神に選ばれし黄金比なのか!?たれ目で泣き黒子の妖艶さ、プクリと膨らんだピンクの唇の厭らしさ、ふっくらした頬を何度も甘噛みしたい……いや待てあれは私の愛するリィーシャでは無い、糞勇者だ落ち着け私胸の鼓動よおさまれ……」
あっ……
そうだった……
この人堪らなく私達の容姿が大好きな人だった。
つまりお兄ちゃんと見つめ合って照れてしまったのですね……
「えっと……なんか…その両想いみたいで、おめでとうございます……?私お邪魔みたいなので帰りますね……」
「「違うぅぅぅぅぅ!!」」
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