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一章・出会い~七歳編~
0・プロローグ:それは遠い、昔の物語
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昔々あるところに、ダイアモンドの瞳を持つお姫様がいました。
美しく心優しい姫に誰もが憧れ、慕っておりました。
そして、そんな姫に忠誠を捧げた十人の魔眼の戦士がおりました。
燃える炎の様な真紅の瞳をもつ戦士―ルビー。
澄んだ海の様な紺碧の瞳をもつ戦士―サファイア。
新緑の木々の様な緑の瞳を持つ戦士―エメラルド。
構える大地の様な橙の瞳を持つ戦士―オパール。
春を飾る光の様な黄の瞳を持つ戦士―トパーズ。
如法暗夜の様な漆黒の瞳を持つ戦士―オニキス。
夜明けの空の様な紫の瞳を持つ戦士―アメジスト。
赤褐色に光を反射する銅の瞳を持つ戦士―ブロンズ。
夜を照らす星々の如き銀の瞳を持つ戦士―シルバー。
全ての輝きを凝縮した金の瞳を持つ戦士―ゴールド。
彼らは敬愛する姫のため、竜を払い、大海主を沈め、魔王を倒しました。
そして最後に、水晶眼を持つ姫はこう言ったのです。
「有難う、星宝の騎士たち。これで世の安寧は保たれました。貴方たちのお陰です」と。
そして姫は死んでしまいました。その顔は優しく微笑んでいました。
残された騎士は嘆き悲しみました。
敬愛する姫がいなくては、もう何をすることも敵わぬ、と。
そうして、伝説となった騎士たちはバラバラになってしまいました。
ある者は国を築き、ある者はひっそりと暮らし、ある者は旅を始めました。
―そして、約千年の時が流れたのです。
美しく心優しい姫に誰もが憧れ、慕っておりました。
そして、そんな姫に忠誠を捧げた十人の魔眼の戦士がおりました。
燃える炎の様な真紅の瞳をもつ戦士―ルビー。
澄んだ海の様な紺碧の瞳をもつ戦士―サファイア。
新緑の木々の様な緑の瞳を持つ戦士―エメラルド。
構える大地の様な橙の瞳を持つ戦士―オパール。
春を飾る光の様な黄の瞳を持つ戦士―トパーズ。
如法暗夜の様な漆黒の瞳を持つ戦士―オニキス。
夜明けの空の様な紫の瞳を持つ戦士―アメジスト。
赤褐色に光を反射する銅の瞳を持つ戦士―ブロンズ。
夜を照らす星々の如き銀の瞳を持つ戦士―シルバー。
全ての輝きを凝縮した金の瞳を持つ戦士―ゴールド。
彼らは敬愛する姫のため、竜を払い、大海主を沈め、魔王を倒しました。
そして最後に、水晶眼を持つ姫はこう言ったのです。
「有難う、星宝の騎士たち。これで世の安寧は保たれました。貴方たちのお陰です」と。
そして姫は死んでしまいました。その顔は優しく微笑んでいました。
残された騎士は嘆き悲しみました。
敬愛する姫がいなくては、もう何をすることも敵わぬ、と。
そうして、伝説となった騎士たちはバラバラになってしまいました。
ある者は国を築き、ある者はひっそりと暮らし、ある者は旅を始めました。
―そして、約千年の時が流れたのです。
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