112 / 120
大洗港奪還作戦
103体目 大洗港奪還戦5
しおりを挟む
「……声も出ないようね」
1対1なら楽勝で勝てる分身。だが、多数に襲われればその限りではない。
さっき出てきた分身がなぜ大したものでなかったのか。その答えに行き着くまでに時間はかからなかった。
「時間稼ぎ……だから、雑魚でも良かった……」
視界いっぱいに広がった壁が崩れる。霧の壁が。それら全てが分身である。大量の分身が雪崩のように、少女達に襲いかかった。
「ああっ! うく……ひあんっ! あんっ! ああああっ!」
(ど、どうしてこんな事に……)
主な性感帯全てを責め立てられ、いやいやと首を振るとガラ空きになった耳と首筋を舐められ、動きが固まれば局部の興奮を高められ、絶頂する。
毛先でやわやわと触られているような快感が触られたところからじっくりと垂れ込んでくる。
快感の霧が身体の芯まで犯してくる感覚に力を奪われていく。
緑は分身が少ない内に叩いておけばと後悔するが、今更遅い。腕を掴まれ身動き出来ず、無数の荒獣に身体を嬲られる。
「あくっ! ……は、はひ……う、く……」
息を押し殺し、歯を食いしばって耐え、渾身の指技で自らの腕を掴む二体の霧の秘部を同時に刺激する。
指先にホイップクリームをかき混ぜているような感触が伝わってくる。そのまま膣内をかき混ぜてみるが、これといった実体が無いためポイントを押さえられているのかよく分からない。
「ああんっ! いい、そこぉ……」
「はあぁん! すごぉい! おねーさぁん……」
霧は淫靡に喘ぐ。手マンが効いているのではない。わざとだ。
甘い声に挟まれて意識は濃霧の中に呑まれていく。じわり、と泡立つ快楽が身体の中をまた一歩進んだ。
我慢できず脚が動いてしまう。太ももをすり合わせ、だがそんな事をしても霧の責めが緩むことは無かった。
聞かせるような鳴き声に興奮が抑えられない。コロコロとして甲高い音色に深く誘われていく。
そのうち、触られたところだけでなくまだら状に快感の蒸気が吹き出し始めた。
じんわりと犯していくピンク色の艶霧が身体の内側から理性を押し出す。
(くそっ! 耳元で囁くように……変な感情が、興奮してしまう……)
「きゃうんっ!」
不意に貝合わせと兜合わせを同時にされ、刺激の強さに悲鳴を上げてしまった。
いつの間に脚を絡め取られていたのだろうか。
薄霧に包まれてボンヤリとしていた思考に強烈な刺激をもたらす。
霧の一部が晴れ、光の代わりに快感が差し込んできた。
強い熱に緑の責めが緩み、同時に腕を掴んで離さない二体の霧が両方から耳に息を吹きかける。
甘い水滴をまとった意識はそれだけで揉みくちゃにされてしまった。
絶頂感が一気にこみあげてくる。
目に涙を溜め、口を半開きにして舌を突き出し耐える。陰部をすり合わせる霧と手を繋ぎ、僅かにひんやりとした心地よい体温を感じながらも絶頂だけは耐える。
「くぁあああああっっ!」
溶けるように熱く煮えたぎった体は快感を求めて秘部同士を擦り合わせ始める。
全身を乗っ取った霧の温度が上がり切り、熱風となって駆け巡る。
目を閉じ、その髪を振り乱すことすらできずただ限界を遅らせる事しか出来ない。
もやが身体に絡みついて甘く締め付けてくる。それでいながら優しく包み込んでもくる。と同時に海と化して理性を押し流しトドメを刺しにかかる。
(動きをコントロールされているだと!? この私が……嘘だ……嘘……あああっ!)
両方の耳たぶを甘噛みされ、興奮は更に加速する。胸を触る手はねちっこく、腹部を触る手は優しく。
キスは濃厚、腕には柔らかな肢体が絡みつき、二つの秘部には熱い快感が叩きつけられている。
絶頂感が不意打ちに一段と強くなる。白に浮き上がる淫猥な本能が全身を震わせる喉から嬌声を絞り出す。
「くああっ! くひゃあああんっ! ひんっ! あああっ! ああああああああああっっっっっ!」
(こんな雑魚に正面勝負で先にイカされるっ!? 有り得ない! くそぉ……こんなにいなければどうとでもなるのに……も、もう我慢できない……)
緑はまだ霧を一人も倒せていない。それに対し、霧は数の優位もあってか一方的に責め立てている。
グン、と緑の背が仰け反りブリッジする。豊かな胸が突き上げられ、霞みがかった中で卑猥に揺れた。
うねる淫霧に耐久力の全てを奪われた。空の彼方へ飛ばされそうな高揚感に襲われる。
霞が晴れ、全ては水晶の粉をまぶしたようにハッキリと光る。視界がキラめき、意識は吹きちぎれた。
「あんっ! あっ! あひぃっ! あああっ! ィ……イ……く……イクっ、イク! イクっイっちゃう! くうう……ぅあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーー!」
ガクガクと跳ねる身体に、自らが飛ばした精液と愛液の一部が降り注ぐ。
その臭いにまた意識が朦朧とし、だらしなく舌を出して懸命に息を吸うもそれすら続けることを許されない。
「おおおっ……あひ……ひ、ひぃ……んんんっ! んぐうーーーっ! んんんんんんんんんーーーーーーーーー!」
舌を吸われもう一度秘部の擦り合いが始まり、耳の中を舐められ胸と腹は触られ続ける。
戻りかけた熱がもう一度戻ってくる。なにも出来ない。体力を奪われた今、耐えるという意思すら乳白色の膜に閉ざされてしまったようだ。
抑えるものが無くなった快感は一気に上り詰め、なだれ落ちてくる。
次の瞬間、緑は雑魚相手に連続絶頂という屈辱を味わうのだった。
1対1なら楽勝で勝てる分身。だが、多数に襲われればその限りではない。
さっき出てきた分身がなぜ大したものでなかったのか。その答えに行き着くまでに時間はかからなかった。
「時間稼ぎ……だから、雑魚でも良かった……」
視界いっぱいに広がった壁が崩れる。霧の壁が。それら全てが分身である。大量の分身が雪崩のように、少女達に襲いかかった。
「ああっ! うく……ひあんっ! あんっ! ああああっ!」
(ど、どうしてこんな事に……)
主な性感帯全てを責め立てられ、いやいやと首を振るとガラ空きになった耳と首筋を舐められ、動きが固まれば局部の興奮を高められ、絶頂する。
毛先でやわやわと触られているような快感が触られたところからじっくりと垂れ込んでくる。
快感の霧が身体の芯まで犯してくる感覚に力を奪われていく。
緑は分身が少ない内に叩いておけばと後悔するが、今更遅い。腕を掴まれ身動き出来ず、無数の荒獣に身体を嬲られる。
「あくっ! ……は、はひ……う、く……」
息を押し殺し、歯を食いしばって耐え、渾身の指技で自らの腕を掴む二体の霧の秘部を同時に刺激する。
指先にホイップクリームをかき混ぜているような感触が伝わってくる。そのまま膣内をかき混ぜてみるが、これといった実体が無いためポイントを押さえられているのかよく分からない。
「ああんっ! いい、そこぉ……」
「はあぁん! すごぉい! おねーさぁん……」
霧は淫靡に喘ぐ。手マンが効いているのではない。わざとだ。
甘い声に挟まれて意識は濃霧の中に呑まれていく。じわり、と泡立つ快楽が身体の中をまた一歩進んだ。
我慢できず脚が動いてしまう。太ももをすり合わせ、だがそんな事をしても霧の責めが緩むことは無かった。
聞かせるような鳴き声に興奮が抑えられない。コロコロとして甲高い音色に深く誘われていく。
そのうち、触られたところだけでなくまだら状に快感の蒸気が吹き出し始めた。
じんわりと犯していくピンク色の艶霧が身体の内側から理性を押し出す。
(くそっ! 耳元で囁くように……変な感情が、興奮してしまう……)
「きゃうんっ!」
不意に貝合わせと兜合わせを同時にされ、刺激の強さに悲鳴を上げてしまった。
いつの間に脚を絡め取られていたのだろうか。
薄霧に包まれてボンヤリとしていた思考に強烈な刺激をもたらす。
霧の一部が晴れ、光の代わりに快感が差し込んできた。
強い熱に緑の責めが緩み、同時に腕を掴んで離さない二体の霧が両方から耳に息を吹きかける。
甘い水滴をまとった意識はそれだけで揉みくちゃにされてしまった。
絶頂感が一気にこみあげてくる。
目に涙を溜め、口を半開きにして舌を突き出し耐える。陰部をすり合わせる霧と手を繋ぎ、僅かにひんやりとした心地よい体温を感じながらも絶頂だけは耐える。
「くぁあああああっっ!」
溶けるように熱く煮えたぎった体は快感を求めて秘部同士を擦り合わせ始める。
全身を乗っ取った霧の温度が上がり切り、熱風となって駆け巡る。
目を閉じ、その髪を振り乱すことすらできずただ限界を遅らせる事しか出来ない。
もやが身体に絡みついて甘く締め付けてくる。それでいながら優しく包み込んでもくる。と同時に海と化して理性を押し流しトドメを刺しにかかる。
(動きをコントロールされているだと!? この私が……嘘だ……嘘……あああっ!)
両方の耳たぶを甘噛みされ、興奮は更に加速する。胸を触る手はねちっこく、腹部を触る手は優しく。
キスは濃厚、腕には柔らかな肢体が絡みつき、二つの秘部には熱い快感が叩きつけられている。
絶頂感が不意打ちに一段と強くなる。白に浮き上がる淫猥な本能が全身を震わせる喉から嬌声を絞り出す。
「くああっ! くひゃあああんっ! ひんっ! あああっ! ああああああああああっっっっっ!」
(こんな雑魚に正面勝負で先にイカされるっ!? 有り得ない! くそぉ……こんなにいなければどうとでもなるのに……も、もう我慢できない……)
緑はまだ霧を一人も倒せていない。それに対し、霧は数の優位もあってか一方的に責め立てている。
グン、と緑の背が仰け反りブリッジする。豊かな胸が突き上げられ、霞みがかった中で卑猥に揺れた。
うねる淫霧に耐久力の全てを奪われた。空の彼方へ飛ばされそうな高揚感に襲われる。
霞が晴れ、全ては水晶の粉をまぶしたようにハッキリと光る。視界がキラめき、意識は吹きちぎれた。
「あんっ! あっ! あひぃっ! あああっ! ィ……イ……く……イクっ、イク! イクっイっちゃう! くうう……ぅあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーー!」
ガクガクと跳ねる身体に、自らが飛ばした精液と愛液の一部が降り注ぐ。
その臭いにまた意識が朦朧とし、だらしなく舌を出して懸命に息を吸うもそれすら続けることを許されない。
「おおおっ……あひ……ひ、ひぃ……んんんっ! んぐうーーーっ! んんんんんんんんんーーーーーーーーー!」
舌を吸われもう一度秘部の擦り合いが始まり、耳の中を舐められ胸と腹は触られ続ける。
戻りかけた熱がもう一度戻ってくる。なにも出来ない。体力を奪われた今、耐えるという意思すら乳白色の膜に閉ざされてしまったようだ。
抑えるものが無くなった快感は一気に上り詰め、なだれ落ちてくる。
次の瞬間、緑は雑魚相手に連続絶頂という屈辱を味わうのだった。
0
お気に入りに追加
66
あなたにおすすめの小説
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
【R18】アリスエロパロシリーズ
茉莉花
ファンタジー
家族旅行で訪れたロッジにて、深夜にウサギを追いかけて暖炉の中に落ちてしまう。
そこは不思議の国のアリスをモチーフにしているような、そうでもないような不思議の国。
その国で玩具だったり、道具だったり、男の人だったりと色んな相手にひたすらに喘がされ犯されちゃうエロはファンタジー!なお話。
ストーリー性は殆どありません。ひたすらえっちなことしてるだけです。
(メインで活動しているのはピクシブになります。こちらは同時投稿になります)
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
【R18】僕の筆おろし日記(高校生の僕は親友の家で彼の母親と倫ならぬ禁断の行為を…初体験の相手は美しい人妻だった)
幻田恋人
恋愛
夏休みも終盤に入って、僕は親友の家で一緒に宿題をする事になった。
でも、その家には僕が以前から大人の女性として憧れていた親友の母親で、とても魅力的な人妻の小百合がいた。
親友のいない家の中で僕と小百合の二人だけの時間が始まる。
童貞の僕は小百合の美しさに圧倒され、次第に彼女との濃厚な大人の関係に陥っていく。
許されるはずのない、男子高校生の僕と親友の母親との倫を外れた禁断の愛欲の行為が親友の家で展開されていく…
僕はもう我慢の限界を超えてしまった… 早く小百合さんの中に…
スケートリンクでバイトしてたら大惨事を目撃した件
フルーツパフェ
大衆娯楽
比較的気温の高い今年もようやく冬らしい気候になりました。
寒くなって本格的になるのがスケートリンク場。
プロもアマチュアも関係なしに氷上を滑る女の子達ですが、なぜかスカートを履いた女の子が多い?
そんな格好していたら転んだ時に大変・・・・・・ほら、言わんこっちゃない!
スケートリンクでアルバイトをする男性の些細な日常コメディです。
愛娘(JS5)とのエッチな習慣に俺の我慢は限界
レディX
恋愛
娘の美奈は(JS5)本当に可愛い。そしてファザコンだと思う。
毎朝毎晩のトイレに一緒に入り、
お風呂の後には乾燥肌の娘の体に保湿クリームを塗ってあげる。特にお尻とお股には念入りに。ここ最近はバックからお尻の肉を鷲掴みにしてお尻の穴もオマンコの穴もオシッコ穴も丸見えにして閉じたり開いたり。
そうしてたらお股からクチュクチュ水音がするようになってきた。
お風呂上がりのいい匂いと共にさっきしたばかりのオシッコの匂い、そこに別の濃厚な匂いが漂うようになってきている。
でも俺は娘にイタズラしまくってるくせに最後の一線だけは超えない事を自分に誓っていた。
でも大丈夫かなぁ。頑張れ、俺の理性。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる