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少女達の守護者
57体目 少女と守護者の戯れ10
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一瞬で法悦の向こう側へと飛ばされた緑であったが、すぐに意識を取り戻し、完全に倒れ込む前に立ち直った。白い壁に手を付き、生まれたての小鹿の様に震える脚に力を込める。
「はっはっはっ……!」
短い呼吸を繰り返し、目を見開いて菜々を見下ろす。
まさかこんなにも凄い体験を、プリクラの中でする事になるとは思ってもいなかったのだ。
(は……初めて人の性技を怖いと感じた……)
緑が人間の性技で死を意識したのはこれが初めてである。それほどまでに感情が昂ってしまったのだ。その事自体にもまた、困惑する。
いつまでも驚いたままでいると、菜々がふと我に帰ったような顔で緑から離れた(と言っても、狭い室内ではたかが知れているが)。
「……あんたに変な事言ったわね。忘れて」
「変? 何も変じゃない。好きと言ってくれたのはとても嬉しいぞ ……」
「忘れて」
意味がわからないといった様子の緑に、菜々はピシャリと言い伏せた。緑はそれで黙ってしまう。
「……」
「それより、雑巾取ってくるわよ。あんたも漏らしたんだから手伝ってよね」
「分かった……」
さっさと服を着て顔についた精液を拭うと、店員を探しに行く。手間取っている緑は置いてきぼりだ。
そんな彼女は冷たいのだろうか。いや違う。
顔を髪と同じくらい赤くして悶々としながら店員など見えずにあちらこちらをさ迷う。
(馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿何言ってんのよあたし! 好き!? 好きって言ったの!? そんな事言ってどうするつもりだったのよ! 意味わかんない! さいてー! 私、最低だわ……!)
混乱した頭は中々冷えず、結局店員を見つけられずプリクラへ戻ろうとした時に進路上で待ち構えていた奈津美に驚かされて冷静になるまで、先の発言以外の事は考えられなかったのだった。
買ってもいないジュースのせいにして雑巾を受け取り、頑張って掃除を終えた三人(緑、菜々、奈津美)は他のメンバーが出てくるまでゲームセンター入り口で待つことにした。
なぜか奈津美がアイスを二本も手にしている理由は言わずもがな。
「あんた絶対に言うんじゃないわよ」
「わはっへうわはっへう。おいひー」
プリクラの後ろで緑と菜々が行為に及んでいる様を聞いていた奈津美は菜々を捕まえた後二人を脅し、掃除を手伝う代わりにアイスを奢らせたのだ。
「なぜ私の財布まで……」
「んー……。まあ緑、そういう事も生きてればあるぜ!」
「年中発情者に言われたく無いと思うわよ」
「おーやおやー? ついさっきゲーセンの中でぇー。盛ってたのはぁー。誰だっけぇー? ねー? ねー。……ねーっ!」
いつもなら「酷いっ!」で終わるところを、今回は調子に乗って盛大なブーメランを思い切り投げ返す。
「チッ、だからこいつにだけはバレたく無かったのよ」
「ひっひっひ。運が悪かったでちゅねー、サ・ラ・ダ」
「ぐっ……」
おちょくられた菜々は握り拳を作り、しかし殴るにも殴れず腕をプルプルと震わせるだけに終わる。
「ふふふ、自分の立場を良く分かってるじゃん。そう、サラダは私に手を出せないのだー」
「ぐぐぐ……」
弱みを握って調子に乗る奈津美だったが、廊下の向こうから男五人が戻ってくるのを見るとすぐに傍のベンチに腰を落ち着け、静かになった。
「何いきなり黙ってんのよ」
「契約は契約なので」
二本の、ほんの少しの食べ残しも残っていないアイスの棒を菜々の目の前に突き出しながら、口をへの字に結ぶ。
菜々はその言葉を聞いて、少しだけ目を丸くした。
「……意外とそういうとこ律儀よね」
「ふふん、もっと褒めるが良いぞ」
「止めとくわ」
「ガーン」
コントみたいなそれを緑はクスクスと笑いながら見ている。
だが男達が近づき、不意に大きな気配を感じると素早く振り返った。
つい癖で右手で拳を構え、更に左手でシャツを脱ごうとする。だが目の前にいたのは当然荒獣などではなく、カーキ色のコートだった。
「ぬいぐるみ、取ってきました」
「ん? え? ぬいぐるみって……アレか?」
「はい……こちらです!」
「「「「ジャジャーン」」」」
刀也に隠れて見えていなかったのだが、実はサーバルのぬいぐるみを取っていたのだ。五人全員でぬいぐるみの両脇に立ち、それを賞賛するように手を伸ばす。
緑は驚きを隠せず、しかしそれを刀也から受け取ると非常ににこやかな笑顔でお礼を言ったのだった。
「……ありがとう。大事にする」
天使のようで太陽のような笑顔に男達はガッツポーズを決めてはしゃぎ回った。
騒音が鳴り響いている間に菜々が緑の耳元で怒りながら囁く。
「緑っ! あんたねえ、少しは反省しなさいよ!」
「うっ……と、取って欲しいと頼んだあとすぐに反省したさ。だがせっかく願いを聞きいれてくれたんだ。ああでも言わなければ可哀想だろう」
「そうだけど……」
言い訳がましいが、一理ある緑の言い分に菜々は引き下がる。それを支援するように、どこからともなく楽がレモンを連れて現れた。
「良いんじゃないのかな」
「うおっ! びっくりした」
ビビってぬいぐるみを落とす緑。楽は色あせた赤いカーペットに落ちたぬいぐるみを広い、緑の手の中に戻した。
「あれはあれで楽しんでるみたいだったし、嫌なら嫌って言える人達だろう? 彼らが受け入れてくれる内は、あまり遠慮する必要も無いんじゃないかな」
「そ、そうか? それならもう一つ欲しかったんだが……」
「「緑?」」
「すみません」
調子に乗った瞬間飛んできた非難の声に、黄色いサーバルのぬいぐるみを抱きしめながら苦笑いで誤魔化したのだった。
ビル内の照明で気が付かなかったが、外に出ると沈みかけの太陽が光を失い防護壁の下へと消えて行く所だった。もう大分暗くなっており、足元も見えにくい。
一同はほぼ真南にあるカラオケを目指して進んでいた。
「よーっし歌うぞー!」
「ふふ、僕の美声に酔いしれるがいい……」
「美声って、あんた高音弱いじゃない」
自信満々で足取りが軽いのは三人。奈津美、楽、菜々だ。
「何歌うかな」
「よーしここはシブい曲を一発……」
「隊長はボカロでしょ」
「あっ! バラすなよ隼!」
「大丈夫ですよ、俺アニソン歌ってあげますから」
「歌いたいだけだろ!」
上手い下手は一切気にせず、何を歌おうか悩んでいるのが空挺三人衆。
「私はボカロも好きだぞ。アニソンはよく知らないが……」
(ぼ、ぼかろ? あにそん? 何かの略語ですか分かりません)
「はっ! 何も分かってなさそうな顔してるぜ。教えてやろうかー?」
「良いです調べますから!」
「歌うのは若者に任せましょうかね……」
あまり歌う気は無いのが緑、レモン、良太郎と誠一郎。
一同はカラオケ屋に入ると二部屋に別れ、ジュースかアイスを取ってくると歌い始めた。
「こんな程度ですの? GH(グローバルホーク)、周辺に敵は?」
『……無し。少なくとも、お嬢さん方以外に動くものはいない』
「上々ですわ。では、暫しの休憩を取らせていただきます」
『了解。また何かあったら連絡する』
勝ち誇ったように瓦礫の上に立ち、メイド服の少女は片手で無線を切った。もう片方には例の仕込み傘が握られている。
昇り始めた月を背にし、従順な二人のハンターに柔らかな微笑を投げかける。
「座っていいわよ」
「はい……」
「あ、ありがとうございます……」
性技と、通常兵器。どちらも扱えるメイド服の少女に、二人のハンターは少なからぬ恐怖を抱く。逆らえば死ぬという、根拠の無い考えが支配する。
それほどまでに、メイド服の少女の戦闘は苛烈だった。
……ステップを踏んで接近するハイウルフに傘を構え、猛烈な射撃で半数を倒す。一匹ずつを二人のハンターに振り分け、残りのハイウルフの猛攻をセックスファイトで受け止める。
そのファックスタイルも暴力的で、圧倒的な筋力差で一匹ずつ蹂躙しその他は寄せ付けない。
強く美しく、それでいて凶暴さが垣間見える戦闘だったのだ。
それもそのはず、彼女には荒獣に対する私的な憎しみが隠されているのである……。
「はっはっはっ……!」
短い呼吸を繰り返し、目を見開いて菜々を見下ろす。
まさかこんなにも凄い体験を、プリクラの中でする事になるとは思ってもいなかったのだ。
(は……初めて人の性技を怖いと感じた……)
緑が人間の性技で死を意識したのはこれが初めてである。それほどまでに感情が昂ってしまったのだ。その事自体にもまた、困惑する。
いつまでも驚いたままでいると、菜々がふと我に帰ったような顔で緑から離れた(と言っても、狭い室内ではたかが知れているが)。
「……あんたに変な事言ったわね。忘れて」
「変? 何も変じゃない。好きと言ってくれたのはとても嬉しいぞ ……」
「忘れて」
意味がわからないといった様子の緑に、菜々はピシャリと言い伏せた。緑はそれで黙ってしまう。
「……」
「それより、雑巾取ってくるわよ。あんたも漏らしたんだから手伝ってよね」
「分かった……」
さっさと服を着て顔についた精液を拭うと、店員を探しに行く。手間取っている緑は置いてきぼりだ。
そんな彼女は冷たいのだろうか。いや違う。
顔を髪と同じくらい赤くして悶々としながら店員など見えずにあちらこちらをさ迷う。
(馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿何言ってんのよあたし! 好き!? 好きって言ったの!? そんな事言ってどうするつもりだったのよ! 意味わかんない! さいてー! 私、最低だわ……!)
混乱した頭は中々冷えず、結局店員を見つけられずプリクラへ戻ろうとした時に進路上で待ち構えていた奈津美に驚かされて冷静になるまで、先の発言以外の事は考えられなかったのだった。
買ってもいないジュースのせいにして雑巾を受け取り、頑張って掃除を終えた三人(緑、菜々、奈津美)は他のメンバーが出てくるまでゲームセンター入り口で待つことにした。
なぜか奈津美がアイスを二本も手にしている理由は言わずもがな。
「あんた絶対に言うんじゃないわよ」
「わはっへうわはっへう。おいひー」
プリクラの後ろで緑と菜々が行為に及んでいる様を聞いていた奈津美は菜々を捕まえた後二人を脅し、掃除を手伝う代わりにアイスを奢らせたのだ。
「なぜ私の財布まで……」
「んー……。まあ緑、そういう事も生きてればあるぜ!」
「年中発情者に言われたく無いと思うわよ」
「おーやおやー? ついさっきゲーセンの中でぇー。盛ってたのはぁー。誰だっけぇー? ねー? ねー。……ねーっ!」
いつもなら「酷いっ!」で終わるところを、今回は調子に乗って盛大なブーメランを思い切り投げ返す。
「チッ、だからこいつにだけはバレたく無かったのよ」
「ひっひっひ。運が悪かったでちゅねー、サ・ラ・ダ」
「ぐっ……」
おちょくられた菜々は握り拳を作り、しかし殴るにも殴れず腕をプルプルと震わせるだけに終わる。
「ふふふ、自分の立場を良く分かってるじゃん。そう、サラダは私に手を出せないのだー」
「ぐぐぐ……」
弱みを握って調子に乗る奈津美だったが、廊下の向こうから男五人が戻ってくるのを見るとすぐに傍のベンチに腰を落ち着け、静かになった。
「何いきなり黙ってんのよ」
「契約は契約なので」
二本の、ほんの少しの食べ残しも残っていないアイスの棒を菜々の目の前に突き出しながら、口をへの字に結ぶ。
菜々はその言葉を聞いて、少しだけ目を丸くした。
「……意外とそういうとこ律儀よね」
「ふふん、もっと褒めるが良いぞ」
「止めとくわ」
「ガーン」
コントみたいなそれを緑はクスクスと笑いながら見ている。
だが男達が近づき、不意に大きな気配を感じると素早く振り返った。
つい癖で右手で拳を構え、更に左手でシャツを脱ごうとする。だが目の前にいたのは当然荒獣などではなく、カーキ色のコートだった。
「ぬいぐるみ、取ってきました」
「ん? え? ぬいぐるみって……アレか?」
「はい……こちらです!」
「「「「ジャジャーン」」」」
刀也に隠れて見えていなかったのだが、実はサーバルのぬいぐるみを取っていたのだ。五人全員でぬいぐるみの両脇に立ち、それを賞賛するように手を伸ばす。
緑は驚きを隠せず、しかしそれを刀也から受け取ると非常ににこやかな笑顔でお礼を言ったのだった。
「……ありがとう。大事にする」
天使のようで太陽のような笑顔に男達はガッツポーズを決めてはしゃぎ回った。
騒音が鳴り響いている間に菜々が緑の耳元で怒りながら囁く。
「緑っ! あんたねえ、少しは反省しなさいよ!」
「うっ……と、取って欲しいと頼んだあとすぐに反省したさ。だがせっかく願いを聞きいれてくれたんだ。ああでも言わなければ可哀想だろう」
「そうだけど……」
言い訳がましいが、一理ある緑の言い分に菜々は引き下がる。それを支援するように、どこからともなく楽がレモンを連れて現れた。
「良いんじゃないのかな」
「うおっ! びっくりした」
ビビってぬいぐるみを落とす緑。楽は色あせた赤いカーペットに落ちたぬいぐるみを広い、緑の手の中に戻した。
「あれはあれで楽しんでるみたいだったし、嫌なら嫌って言える人達だろう? 彼らが受け入れてくれる内は、あまり遠慮する必要も無いんじゃないかな」
「そ、そうか? それならもう一つ欲しかったんだが……」
「「緑?」」
「すみません」
調子に乗った瞬間飛んできた非難の声に、黄色いサーバルのぬいぐるみを抱きしめながら苦笑いで誤魔化したのだった。
ビル内の照明で気が付かなかったが、外に出ると沈みかけの太陽が光を失い防護壁の下へと消えて行く所だった。もう大分暗くなっており、足元も見えにくい。
一同はほぼ真南にあるカラオケを目指して進んでいた。
「よーっし歌うぞー!」
「ふふ、僕の美声に酔いしれるがいい……」
「美声って、あんた高音弱いじゃない」
自信満々で足取りが軽いのは三人。奈津美、楽、菜々だ。
「何歌うかな」
「よーしここはシブい曲を一発……」
「隊長はボカロでしょ」
「あっ! バラすなよ隼!」
「大丈夫ですよ、俺アニソン歌ってあげますから」
「歌いたいだけだろ!」
上手い下手は一切気にせず、何を歌おうか悩んでいるのが空挺三人衆。
「私はボカロも好きだぞ。アニソンはよく知らないが……」
(ぼ、ぼかろ? あにそん? 何かの略語ですか分かりません)
「はっ! 何も分かってなさそうな顔してるぜ。教えてやろうかー?」
「良いです調べますから!」
「歌うのは若者に任せましょうかね……」
あまり歌う気は無いのが緑、レモン、良太郎と誠一郎。
一同はカラオケ屋に入ると二部屋に別れ、ジュースかアイスを取ってくると歌い始めた。
「こんな程度ですの? GH(グローバルホーク)、周辺に敵は?」
『……無し。少なくとも、お嬢さん方以外に動くものはいない』
「上々ですわ。では、暫しの休憩を取らせていただきます」
『了解。また何かあったら連絡する』
勝ち誇ったように瓦礫の上に立ち、メイド服の少女は片手で無線を切った。もう片方には例の仕込み傘が握られている。
昇り始めた月を背にし、従順な二人のハンターに柔らかな微笑を投げかける。
「座っていいわよ」
「はい……」
「あ、ありがとうございます……」
性技と、通常兵器。どちらも扱えるメイド服の少女に、二人のハンターは少なからぬ恐怖を抱く。逆らえば死ぬという、根拠の無い考えが支配する。
それほどまでに、メイド服の少女の戦闘は苛烈だった。
……ステップを踏んで接近するハイウルフに傘を構え、猛烈な射撃で半数を倒す。一匹ずつを二人のハンターに振り分け、残りのハイウルフの猛攻をセックスファイトで受け止める。
そのファックスタイルも暴力的で、圧倒的な筋力差で一匹ずつ蹂躙しその他は寄せ付けない。
強く美しく、それでいて凶暴さが垣間見える戦闘だったのだ。
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