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レモン
14体目 レモン覚醒2
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ディルドが幼い割れ目の入口をなぞる。小さな水音が粘着質に鳴った。ディルドはすぐに離れてしまったが、気持ちの良い感触だけはいつまでもそこに粘りついている。
「……っ」
自らの粘液で先端を黒々とテカらせるディルドを見て、不本意ながらに快楽を助長する電気信号が背筋を流れる。
期待に呼吸が乱れ、それに合わせて薄らと開いた花弁が左右に波打つ。
今、挿れられたら……妄想が極度に膨らんだ、その瞬間。一際大きな音を立てて、萎えることのない逸物が狭い蜜壷に押し入った。
それを迎え入れるにはあまりにも小さな体内をグリグリと無理矢理にこじ開ける。小さい腹部はディルドの形を薄らと表出させている。
そんな乱暴な抽送ですら、感度の上がり切ったレモンの身体には甘く響いていた。
うねる熱がジュクジュクと脊髄を飲み込み、脚がピンと突っ張る。パアッと意識が薄れ、次の瞬間膨大な快楽が身体の中で破裂した。
腹の底から手足の末端まで行き渡る痺れに一際大きな声を上げる。
「んんんんああああああああっ!?」
「んっ……初めての挿入、どうだい?」
「……ねえ、イッたみたいよ」
楽は自らの膣内にも甘噛みしてくる小さな怪物に一つ震える。菜々は意外と余裕なさそうな楽を横目で見つつも、更に余裕なんか一切なくておとがいを反らしビクビク震えるだけのレモンの様子を代わりに伝えた。
「おっと、本当かい? 今からこれだと、イキすぎて辛くなっちゃうかもね……もしかしたら、壊れちゃうかも」
「むしろお前は壊す気だろう?」
「そこまで酷くないさ……ん? んんっ!?」
腰を止めて緑、菜々と話していた楽が不意の襲撃に驚く。レモン自らが楽の頭を掴みキスを交わしたのだ。
濡れた唇が重なり、爽やかな甘みを伴った熱い香りを流し込んでくる。唾液を口内へ垂らし練り付け、舌先をぶつけ合った。思わず息を漏らしてしまう刺激に、背中が反る。
楽は積極的なレモンを嬉しく思いながらも、悪戯をした犯人をジト目で睨む。
「にしし、手だけ解いたよん」
目線の先には、どうすれば楽しくなるか。それしか考えていなさそうな奈津美がいたずらっぽい顔で笑っていた。
「奈津美、逃げたらどうする気だったのよ」
「まあ、この様子だと……んっ……大丈夫そうだね……んくっ!」
数度の絶頂を経て荒獣としての意識を持ち始めたレモンは少し自由になった分、腰を振って催促する。その振動は当然楽にも伝わり、早速甘い声を上げさせ始めていた。
膣内を擦り上げるディルドの感触に、ジンジンとした熱が身体全体を蝕んでいく。
「はあっ! はあぁっ! 気持ちいい! 気持ちいい!」
「あっ……くっ! ちょっと、待っ……んんんっ! こ、これ……クリが……あっはっ! 擦れてっ!」
敏感な秘所同士を打ち付け合い、子宮に響く振動を感じながら快楽の階段を駆け上がっていく二人。
湿った叩音が二人の身体を揺らす度、粘り気の付いた愛液が飛び散り糸を引く。
腰使いは次第に激しく情熱的になっていく。艶めかしく光を反射する、褐色の肌と白透明な肌が軽快なリズムを刻む。
恥骨がぶつかるほのかな痛みさえセックスの実感を鮮明にさせる調味料にしかなり得ない。背中に回された白くて細い手が長身をきつく抱きしめる。
「こんなのっ! 初めてぇ! ああん! さいこー! はあっ! んっ! ……新しいご主人様っ! なんてっ! んああ……呼べばいい?」
「んっくっ! ……ふうぅっ……やっと認められたみたいで……あぁっ! ……嬉しいよ……。楽でいい」
触れた先が熱で溶けてしまいそうなほど熱い吐息を交えながら、震える喉を抑えて言葉を紡ぎ出す。性感の情熱が全身に作用し、いよいよ二人を絶頂へと押し上げていく。
クシャクシャに縮れたシーツの上で、苦しいほどの圧迫感と溶けそうな快感に苛まされながらもレモンは両手で楽の頬を撫でる。
脚を腰に回せないまでもM字にはしたなく広げ、溶けたチョコのような肌に触れることを楽しんでいる。
そして、特に意図はしていない、荒獣の本能で何を言えば悦んでくれるかを導き出し想いを言葉に乗せた。
「楽……んっ! ……んふふ……楽、一緒に気持ちよくなろ?」
「っ!?」
その瞬間、楽に弱いながらもゾクゾクとした悦楽が刻まれる。それは「メルティワードプリンス」のスキルと同じ。
そう、レモンは早くも、楽の能力を曲がりなりにもコピーし始めていた。
鼓膜を揺らした甘い響きは脳髄をドロりと溶かし楽の全身を痺れさせていく。
既にあまりの熱で全身の皮膚にビリビリと快感が流れているにも関わらず、その更に下でか弱い電気信号が皮膚をくすぐり楽の動きを止めてしまった。
腰振りのリズムが崩れ、締まった柔肉がガムシロップを吐き出した。ビシャリと水音が立ち、動きが止まってしまう。
(なんだ、今の……すごく、頭がボーってなる……)
楽にとっては自分の能力を自らに受けるなど初めての経験で、何が起きたのか理解できない。その状態で腰を打ち上げられたものだから堪らず悶えてしまう。
「ひあああっ!? い、今ダメっ! レモン、止まって……やっあっあっ!」
「イキそう? イクの!? 私もイクから一緒にイッて! んっ! ああっ! あああんっ!」
楽が本格的に喘ぎ始めると、レモンは嬉しそうに絶頂を催促する。これまで経験など無かったはずなのに、腰の振りを一定に保ち楽を追い詰めていく。
レモンが大きく腰を振り上げると、楽のポルチオ性感は悲鳴をあげた。潤滑油を掻き分けディルドが子宮をノックする度に、身体全体が燃え盛るような熱に包まれる。
まるで内蔵ごと性感帯になってしまったような感覚に翻弄され、なすがままになる。
「イ、イク……ダメだっ……ああああああああっ!」
「ご主人様っ、ご主人様っ! んはあああああああ!」
噴水のように飛び散った快楽体液が黒い棒を伝って混ざり合い、シーツに大きな染みを作る。ブシャアアッと音を立てて絶頂に至った二人は、しかしまだ崩れ落ちることは無い。
二人は荒い息さえ交換するようなキスを交わし、イッてからほとんど時間が経っていないというのにも関わらず、腰を打ち付け合う。
ビクビクと震えるクリトリスからは相も変わらず、更に解れた膣からの快感も加わってさっきよりも激しく感じる楽。一方レモンは、早くもディルドに慣れたのか膣圧を調整して攻めに転じる。
感度が上がったところに的確な打ち付けが襲ってきて身悶えしてしまう。グズンッ! と亀頭が膣壁に押し付けられ、その衝撃が胎内全体を震わせた。
肉ひだが仮初の黒ペニスを受け入れるように蠢き、表面を絞り上げる。そのせいでただでさえ感じやすくなった膣が全体で快感をねだり、前後運動の感触に悶えてしまう。
ドロドロの液糖を帯びては黒胴が現れ、次の瞬間には二枚の花びらに消える。掻き出された愛液がこぼれ落ち、レモンの尻穴を伝ってシーツに染みた。
「うああっ! はあんっ! ちょっと……ヤバいかもっ! ……くうううううっ! はあああぁん! つ、突き上げ凄いっ……ふうううんっ!」
「あっは……気持ち、よくて声っ、出てる……イッても良いんだよ?」
「んあああああああああああっ!?」
(ま、また……何も、考えられなくなるっ!)
耳元で甘く囁かれた楽が即効で高みに昇りつめ、戻る暇なく責め立てられ、いつものクールさを失って頭を振り回し喘ぐ。
ズクズクに解れ切った雌肉は耐える事を忘れ、張形を喜んで中に迎え入れている。次から次へと愛液が溢れ、激しく飛び散る。
カリ首が強く締め付ける柔肉をこじ開け登る感触が脊髄を支配する。
ポルチオへと到達した亀頭が子宮口の輪をグリリと押し、熱が身体全体を震わせる。
奥へ折りたたまれたヒダをカリ首が一つ一つ引っ掛けて戻していくと、掻き出されたジュースが膣口から噴出する。
どれ一つとっても絶頂へ至るには十分過ぎる快感を楽に与え続けている。褐色の背中が熱から逃げようとくねる。だが膝に力が入らず、押し寄せる被支配欲で官能の深みは増すばかりだ。
「あはあああぁっ! ダメぇっ! 今無理だからぁっ! またイク! レ、レモン……おかしくなるぅ……」
「んんっ! ……大丈夫です……私も……イ……クっ!」
「「あああああぁぁぁぁぁっっ!」」
二度目の同時絶頂でディルドが膣圧に押されて抜け、シーツの上に転がった。同時に、蓋を失った愛液がダムの放水のように出される。シーツ全面が水分を吸ってグチャグチャになってしまった。
秘部が愛液を噴出しながらぺたぺたとくっつき、クリトリスが陰唇に挿入され愛液がクリトリスに吹きかけられ、絶頂後の身体を舐るような快楽に涙を流して身悶えする。
それが収まってくると、二人は汗に濡れた肢体をくっつけ、息を整えようとする。しかしそこに股を近づける三人が……。
「途中から二人の世界に入るだなんて……薄情者め」
「私を完全に忘れてたでしょ。これは罰よ」
「置いてきぼりなんて許さないからね!」
それぞれがそれぞれの秘所を弄り回し、自らを張り詰めさせていく。
「んくっ! ……で、出る!」
「んんっ! あ……ん……」
「んああっ! イクっ! イクよぉっ!」
オナニーで噴出された愛液が、楽とレモンの顔を汚した。その濃厚で甘酸っぱい匂いが鼻腔をくすぐり、また気が遠くなりそうになる。
「ふう……たまには自分でするのも悪くは無いな」
「はあぁ……汚すの気持ちいいかも……」
「二人共びしょびしょになっちゃったね」
甘い香りに溶けている二人へ、三人はしなだれかかる。五人もの少女の裸体が絡み合い、吐息を交換し火照る身体を落ち着かせるように触りあって余韻をじんわりと慰めながら息を整えていた。
その時である。
窓の外が光に包まれたかと思うと、レモンが驚いて漏らすくらいの轟音を立てて何かが上空へと飛んでいく。
雷鳴の如き光と音の正体は03式中距離地対空ミサイル。皇都の空を守る要であり、前線から最終防御ラインまで幅広く担当する。
しかし通常ならば戦闘は行わず、それは前線の防空部隊に任せ、レーダー兼前線指揮役として働くはずだ。
その03式が自ら動くということはハーピーの大量侵攻、ないし、ハーピーとは全く別の何かが現れたという事である。
危機感を感じた、レモンを除く四人は即座に戦闘服に着替えがなる無線機を片手に慌ただしく出撃していった。
「……っ」
自らの粘液で先端を黒々とテカらせるディルドを見て、不本意ながらに快楽を助長する電気信号が背筋を流れる。
期待に呼吸が乱れ、それに合わせて薄らと開いた花弁が左右に波打つ。
今、挿れられたら……妄想が極度に膨らんだ、その瞬間。一際大きな音を立てて、萎えることのない逸物が狭い蜜壷に押し入った。
それを迎え入れるにはあまりにも小さな体内をグリグリと無理矢理にこじ開ける。小さい腹部はディルドの形を薄らと表出させている。
そんな乱暴な抽送ですら、感度の上がり切ったレモンの身体には甘く響いていた。
うねる熱がジュクジュクと脊髄を飲み込み、脚がピンと突っ張る。パアッと意識が薄れ、次の瞬間膨大な快楽が身体の中で破裂した。
腹の底から手足の末端まで行き渡る痺れに一際大きな声を上げる。
「んんんんああああああああっ!?」
「んっ……初めての挿入、どうだい?」
「……ねえ、イッたみたいよ」
楽は自らの膣内にも甘噛みしてくる小さな怪物に一つ震える。菜々は意外と余裕なさそうな楽を横目で見つつも、更に余裕なんか一切なくておとがいを反らしビクビク震えるだけのレモンの様子を代わりに伝えた。
「おっと、本当かい? 今からこれだと、イキすぎて辛くなっちゃうかもね……もしかしたら、壊れちゃうかも」
「むしろお前は壊す気だろう?」
「そこまで酷くないさ……ん? んんっ!?」
腰を止めて緑、菜々と話していた楽が不意の襲撃に驚く。レモン自らが楽の頭を掴みキスを交わしたのだ。
濡れた唇が重なり、爽やかな甘みを伴った熱い香りを流し込んでくる。唾液を口内へ垂らし練り付け、舌先をぶつけ合った。思わず息を漏らしてしまう刺激に、背中が反る。
楽は積極的なレモンを嬉しく思いながらも、悪戯をした犯人をジト目で睨む。
「にしし、手だけ解いたよん」
目線の先には、どうすれば楽しくなるか。それしか考えていなさそうな奈津美がいたずらっぽい顔で笑っていた。
「奈津美、逃げたらどうする気だったのよ」
「まあ、この様子だと……んっ……大丈夫そうだね……んくっ!」
数度の絶頂を経て荒獣としての意識を持ち始めたレモンは少し自由になった分、腰を振って催促する。その振動は当然楽にも伝わり、早速甘い声を上げさせ始めていた。
膣内を擦り上げるディルドの感触に、ジンジンとした熱が身体全体を蝕んでいく。
「はあっ! はあぁっ! 気持ちいい! 気持ちいい!」
「あっ……くっ! ちょっと、待っ……んんんっ! こ、これ……クリが……あっはっ! 擦れてっ!」
敏感な秘所同士を打ち付け合い、子宮に響く振動を感じながら快楽の階段を駆け上がっていく二人。
湿った叩音が二人の身体を揺らす度、粘り気の付いた愛液が飛び散り糸を引く。
腰使いは次第に激しく情熱的になっていく。艶めかしく光を反射する、褐色の肌と白透明な肌が軽快なリズムを刻む。
恥骨がぶつかるほのかな痛みさえセックスの実感を鮮明にさせる調味料にしかなり得ない。背中に回された白くて細い手が長身をきつく抱きしめる。
「こんなのっ! 初めてぇ! ああん! さいこー! はあっ! んっ! ……新しいご主人様っ! なんてっ! んああ……呼べばいい?」
「んっくっ! ……ふうぅっ……やっと認められたみたいで……あぁっ! ……嬉しいよ……。楽でいい」
触れた先が熱で溶けてしまいそうなほど熱い吐息を交えながら、震える喉を抑えて言葉を紡ぎ出す。性感の情熱が全身に作用し、いよいよ二人を絶頂へと押し上げていく。
クシャクシャに縮れたシーツの上で、苦しいほどの圧迫感と溶けそうな快感に苛まされながらもレモンは両手で楽の頬を撫でる。
脚を腰に回せないまでもM字にはしたなく広げ、溶けたチョコのような肌に触れることを楽しんでいる。
そして、特に意図はしていない、荒獣の本能で何を言えば悦んでくれるかを導き出し想いを言葉に乗せた。
「楽……んっ! ……んふふ……楽、一緒に気持ちよくなろ?」
「っ!?」
その瞬間、楽に弱いながらもゾクゾクとした悦楽が刻まれる。それは「メルティワードプリンス」のスキルと同じ。
そう、レモンは早くも、楽の能力を曲がりなりにもコピーし始めていた。
鼓膜を揺らした甘い響きは脳髄をドロりと溶かし楽の全身を痺れさせていく。
既にあまりの熱で全身の皮膚にビリビリと快感が流れているにも関わらず、その更に下でか弱い電気信号が皮膚をくすぐり楽の動きを止めてしまった。
腰振りのリズムが崩れ、締まった柔肉がガムシロップを吐き出した。ビシャリと水音が立ち、動きが止まってしまう。
(なんだ、今の……すごく、頭がボーってなる……)
楽にとっては自分の能力を自らに受けるなど初めての経験で、何が起きたのか理解できない。その状態で腰を打ち上げられたものだから堪らず悶えてしまう。
「ひあああっ!? い、今ダメっ! レモン、止まって……やっあっあっ!」
「イキそう? イクの!? 私もイクから一緒にイッて! んっ! ああっ! あああんっ!」
楽が本格的に喘ぎ始めると、レモンは嬉しそうに絶頂を催促する。これまで経験など無かったはずなのに、腰の振りを一定に保ち楽を追い詰めていく。
レモンが大きく腰を振り上げると、楽のポルチオ性感は悲鳴をあげた。潤滑油を掻き分けディルドが子宮をノックする度に、身体全体が燃え盛るような熱に包まれる。
まるで内蔵ごと性感帯になってしまったような感覚に翻弄され、なすがままになる。
「イ、イク……ダメだっ……ああああああああっ!」
「ご主人様っ、ご主人様っ! んはあああああああ!」
噴水のように飛び散った快楽体液が黒い棒を伝って混ざり合い、シーツに大きな染みを作る。ブシャアアッと音を立てて絶頂に至った二人は、しかしまだ崩れ落ちることは無い。
二人は荒い息さえ交換するようなキスを交わし、イッてからほとんど時間が経っていないというのにも関わらず、腰を打ち付け合う。
ビクビクと震えるクリトリスからは相も変わらず、更に解れた膣からの快感も加わってさっきよりも激しく感じる楽。一方レモンは、早くもディルドに慣れたのか膣圧を調整して攻めに転じる。
感度が上がったところに的確な打ち付けが襲ってきて身悶えしてしまう。グズンッ! と亀頭が膣壁に押し付けられ、その衝撃が胎内全体を震わせた。
肉ひだが仮初の黒ペニスを受け入れるように蠢き、表面を絞り上げる。そのせいでただでさえ感じやすくなった膣が全体で快感をねだり、前後運動の感触に悶えてしまう。
ドロドロの液糖を帯びては黒胴が現れ、次の瞬間には二枚の花びらに消える。掻き出された愛液がこぼれ落ち、レモンの尻穴を伝ってシーツに染みた。
「うああっ! はあんっ! ちょっと……ヤバいかもっ! ……くうううううっ! はあああぁん! つ、突き上げ凄いっ……ふうううんっ!」
「あっは……気持ち、よくて声っ、出てる……イッても良いんだよ?」
「んあああああああああああっ!?」
(ま、また……何も、考えられなくなるっ!)
耳元で甘く囁かれた楽が即効で高みに昇りつめ、戻る暇なく責め立てられ、いつものクールさを失って頭を振り回し喘ぐ。
ズクズクに解れ切った雌肉は耐える事を忘れ、張形を喜んで中に迎え入れている。次から次へと愛液が溢れ、激しく飛び散る。
カリ首が強く締め付ける柔肉をこじ開け登る感触が脊髄を支配する。
ポルチオへと到達した亀頭が子宮口の輪をグリリと押し、熱が身体全体を震わせる。
奥へ折りたたまれたヒダをカリ首が一つ一つ引っ掛けて戻していくと、掻き出されたジュースが膣口から噴出する。
どれ一つとっても絶頂へ至るには十分過ぎる快感を楽に与え続けている。褐色の背中が熱から逃げようとくねる。だが膝に力が入らず、押し寄せる被支配欲で官能の深みは増すばかりだ。
「あはあああぁっ! ダメぇっ! 今無理だからぁっ! またイク! レ、レモン……おかしくなるぅ……」
「んんっ! ……大丈夫です……私も……イ……クっ!」
「「あああああぁぁぁぁぁっっ!」」
二度目の同時絶頂でディルドが膣圧に押されて抜け、シーツの上に転がった。同時に、蓋を失った愛液がダムの放水のように出される。シーツ全面が水分を吸ってグチャグチャになってしまった。
秘部が愛液を噴出しながらぺたぺたとくっつき、クリトリスが陰唇に挿入され愛液がクリトリスに吹きかけられ、絶頂後の身体を舐るような快楽に涙を流して身悶えする。
それが収まってくると、二人は汗に濡れた肢体をくっつけ、息を整えようとする。しかしそこに股を近づける三人が……。
「途中から二人の世界に入るだなんて……薄情者め」
「私を完全に忘れてたでしょ。これは罰よ」
「置いてきぼりなんて許さないからね!」
それぞれがそれぞれの秘所を弄り回し、自らを張り詰めさせていく。
「んくっ! ……で、出る!」
「んんっ! あ……ん……」
「んああっ! イクっ! イクよぉっ!」
オナニーで噴出された愛液が、楽とレモンの顔を汚した。その濃厚で甘酸っぱい匂いが鼻腔をくすぐり、また気が遠くなりそうになる。
「ふう……たまには自分でするのも悪くは無いな」
「はあぁ……汚すの気持ちいいかも……」
「二人共びしょびしょになっちゃったね」
甘い香りに溶けている二人へ、三人はしなだれかかる。五人もの少女の裸体が絡み合い、吐息を交換し火照る身体を落ち着かせるように触りあって余韻をじんわりと慰めながら息を整えていた。
その時である。
窓の外が光に包まれたかと思うと、レモンが驚いて漏らすくらいの轟音を立てて何かが上空へと飛んでいく。
雷鳴の如き光と音の正体は03式中距離地対空ミサイル。皇都の空を守る要であり、前線から最終防御ラインまで幅広く担当する。
しかし通常ならば戦闘は行わず、それは前線の防空部隊に任せ、レーダー兼前線指揮役として働くはずだ。
その03式が自ら動くということはハーピーの大量侵攻、ないし、ハーピーとは全く別の何かが現れたという事である。
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