179 / 203
ローデシア帝国編
唯一王 みんなと再会
しおりを挟む
翌日の夕方。
今日は、レディナ達が来る日だ。
到着は夜になるらしい。久しぶりに会えるとなると、やはりうれしい。
まずは二人で入浴。
軽くのぼせてきたこともあり、俺たちは浴場を上がった。
上がって部屋に戻っても、なぜかフリーゼは俺にべたべたしてくる。
「だって、二人でいられるのって、今日が最後じゃないですか」
「まあ、そうだけど……」
フリーゼ、俺と二人なのが今日までだからって、どこかベタベタしているように燃える。
「フライさん。その──」
「どうした?」
顔を赤くして、もじもじしているフリーゼ。
目をきゅろきょろとそらしながら答える。
「その──キス。お願いします」
「え??」
予想もしなかった、思わず言葉を失ってしまう。
「さっきの入浴で。フライさんの背中を洗っていたら、その……。また、欲しくなってしまいました。フライさんの唇が……」
フリーゼの、物欲しそうな、何かを要求するような目つき。
ほんのりと、目に涙が浮かんでいる。
なんていうか、フリーゼも変わったよな。最初の方は、感情を感じない冷たい所があった。
今もそんな感じだけど、どこか自分を表現できるようになった。
あれが欲しいとか、こうしてほしいとか。甘えたりとか。ちょっと嬉しいい。
流石にキスは──、他の仲間たちのこともあるし、行きすぎな感じはある。
けれど、ここまで欲しているなら、たまにはいいか。
「わかったよ。今だけだよ」
フリーゼの表情がはっと明るくなった。
「あ、ありがとうございます。お、お願いいたします」
そして俺は深呼吸をして覚悟を決める。以前もやったけれど、やっぱり緊張するよな。
するとフリーゼが上目使いで話しかけてきた。
「えっと──、今度は、フライさんからお願いします」
そう言ってフリーゼはそっと目を閉じる。
「お、俺から?」
「はい。お願いします」
フリーゼはすでにその気になっていて、臨戦態勢に入っている。
仕方がない。フリーゼのささやかな願い、かなえてあげよう。
そして俺はフリーゼの肩に手を置き、顔を近づける。
「行くよ、フリーゼ」
そしてそっと、俺の唇をフリーゼの唇につけた。フリーゼの唇。柔らかくて、ふわふわしていそう。
初めは優しく、ついばむようなキス。
痛くならないよう、しかしフリーゼにしっかりと感覚が行くように唇を何度もつける。
本当に気持ちいい。何度でも、いつまでも口づけをしていたくなる。
それは、フリーゼも同じようだ。
「んん……。最高です。もっと、欲しいです」
フリーゼの方からもどんどんキスをしてくる。
最初は俺がリードしていたのだが徐々にフリーゼは自分から積極的に俺の唇をむさぼり始めた。
そして、フリーゼは自らの舌を俺の口の中に入れてきた。
フリーゼの舌。生暖かく、柔らかい。
もっと、もっととフリーゼの舌は俺の口の中をむさぼるかのようにいろいろな場所を暴れまわる。
絡めあう舌。
フリーゼは進んで俺の口の中に唾液を送ってくる。
甘く、彼女のぬくもりが入った生暖かい液体。
とろけるような舌の感触と一緒に彼女の全身を口の中で感じているようだった。
もっと欲しいと、俺の心が叫ぶ。フリーゼからも、そんなことを思っているのが舌の動きからも理解できる。
時間で言えば数分だが、俺にとっては永遠に感じた。
トントンとドアから音がしたが、そんなことはどうでもよかった。
フリーゼのとろけるような唇と愛を感じていたい。
そんな感情でいっぱいだった。
そして──。
トントン──。
誰かがドアをノックする。俺は唇を離して対応しようと思ったが、フリーゼはキスに夢中になっているせいか、口を離してくれない。
そして、そのまま扉が開いてしまう。
「フライ久しぶり、調子はどう?」
「レ、レディナ!!」
慌てて無理やり唇を離したがもう遅い。
レディナではない。レシアとハリーセルもいた。全員、呆れたような、さげすんだような目線で俺を見ている。
「あーあ、ごめんなさいね。ちょうど二人が夜の営みをしようとしているところを邪魔しちゃって」
「フライとフリーゼ。もしかして大事な一戦を超えてしまったでフィッシュか?」
「けれど仕方がないよね。フライだって男なんだもん。フリーゼといつも一緒にいたら、性欲に負けて間違いを起こしてしまうよね。責めたりしないよ」
どう考えても、かける言葉が間違ってるだろ。間違いなく三人とも変な誤解をしている。
「まてまてまて、決してお前たちが想像する痴れ事はしていないぞ」
ちょうど部屋の中で、キスして抱き合っている中で合流してしまったため、誤解もやむなしという状況であったが。
とりあえず、説得しなきゃ──。
そして俺とフリーゼは必死に今起きていたこと。そして、この街に来てからの出来事を説明した。
「つまり、今にキスはお愉しみの前座ではなくて、ちょっと気分が盛り上がって、ほんの出来心だった。そういうことね」
「まあ、そんな感じです」
フリーゼが顔を赤くし、レディナに目をそらしながら言葉を返す。
「はぁ~~、二人は、そこまで関係が言ってしまったでフィッシュね」
「そうだよ、いくら本番じゃないからってキスだなんて、もう付き合ってるよね……」
ハリーセルとレシアの言葉に俺達は全く反論できなかった。
「ごめん……」
「とりあえず、二人の関係がどこまで進んでいるのか、吐いてもらうわ。」
レディアの言葉に、俺とフリーゼは観念し、俺たちがどこまで行ったのかをすべて話した。
一緒に居続ける以上嘘をつきとおすなんて出来ない。下手をすると、わだかまりが残り、パーティー活動に支障をきたすことだってあり得る。
それも考慮してのことだった。
「つまり、本番行為こそはしていないけれど、互いに気持ちを告白し、大人のキス。そしてプロポーズ──ってことでいいのね?」
「は、はい」
「そんな感じです、レディナ」
俺とフリーゼは罪悪感を感じながらベッドの隅に縮こまって座り、答える。
改めて二人がしたことを行われると、どう考えても愛し合ってるし、その先へ行くのも時間の問題だろう。
気まずい時間がしばらく流れると、レディナがオホンと咳をしてから口を開き始めた。
「別に、このパーティー恋愛禁止なんてルールはないし、とくに処分なんてしないわ
「こ、こっちだって、きた── 気まずいんだから、ちゃんと言ってよね」
ぷくっと顔を膨らませ、残念そうな表情をしている。まあ、勝手なことをしてしまったのだから、当然だろう。
みんなと過ごすにぎやかな時間が戻ってきたのは、とても嬉しい。
この前はうまくいかなかったこともあるけれど、次こそはできるように、みんなで乗り切っていこう。
今日は、レディナ達が来る日だ。
到着は夜になるらしい。久しぶりに会えるとなると、やはりうれしい。
まずは二人で入浴。
軽くのぼせてきたこともあり、俺たちは浴場を上がった。
上がって部屋に戻っても、なぜかフリーゼは俺にべたべたしてくる。
「だって、二人でいられるのって、今日が最後じゃないですか」
「まあ、そうだけど……」
フリーゼ、俺と二人なのが今日までだからって、どこかベタベタしているように燃える。
「フライさん。その──」
「どうした?」
顔を赤くして、もじもじしているフリーゼ。
目をきゅろきょろとそらしながら答える。
「その──キス。お願いします」
「え??」
予想もしなかった、思わず言葉を失ってしまう。
「さっきの入浴で。フライさんの背中を洗っていたら、その……。また、欲しくなってしまいました。フライさんの唇が……」
フリーゼの、物欲しそうな、何かを要求するような目つき。
ほんのりと、目に涙が浮かんでいる。
なんていうか、フリーゼも変わったよな。最初の方は、感情を感じない冷たい所があった。
今もそんな感じだけど、どこか自分を表現できるようになった。
あれが欲しいとか、こうしてほしいとか。甘えたりとか。ちょっと嬉しいい。
流石にキスは──、他の仲間たちのこともあるし、行きすぎな感じはある。
けれど、ここまで欲しているなら、たまにはいいか。
「わかったよ。今だけだよ」
フリーゼの表情がはっと明るくなった。
「あ、ありがとうございます。お、お願いいたします」
そして俺は深呼吸をして覚悟を決める。以前もやったけれど、やっぱり緊張するよな。
するとフリーゼが上目使いで話しかけてきた。
「えっと──、今度は、フライさんからお願いします」
そう言ってフリーゼはそっと目を閉じる。
「お、俺から?」
「はい。お願いします」
フリーゼはすでにその気になっていて、臨戦態勢に入っている。
仕方がない。フリーゼのささやかな願い、かなえてあげよう。
そして俺はフリーゼの肩に手を置き、顔を近づける。
「行くよ、フリーゼ」
そしてそっと、俺の唇をフリーゼの唇につけた。フリーゼの唇。柔らかくて、ふわふわしていそう。
初めは優しく、ついばむようなキス。
痛くならないよう、しかしフリーゼにしっかりと感覚が行くように唇を何度もつける。
本当に気持ちいい。何度でも、いつまでも口づけをしていたくなる。
それは、フリーゼも同じようだ。
「んん……。最高です。もっと、欲しいです」
フリーゼの方からもどんどんキスをしてくる。
最初は俺がリードしていたのだが徐々にフリーゼは自分から積極的に俺の唇をむさぼり始めた。
そして、フリーゼは自らの舌を俺の口の中に入れてきた。
フリーゼの舌。生暖かく、柔らかい。
もっと、もっととフリーゼの舌は俺の口の中をむさぼるかのようにいろいろな場所を暴れまわる。
絡めあう舌。
フリーゼは進んで俺の口の中に唾液を送ってくる。
甘く、彼女のぬくもりが入った生暖かい液体。
とろけるような舌の感触と一緒に彼女の全身を口の中で感じているようだった。
もっと欲しいと、俺の心が叫ぶ。フリーゼからも、そんなことを思っているのが舌の動きからも理解できる。
時間で言えば数分だが、俺にとっては永遠に感じた。
トントンとドアから音がしたが、そんなことはどうでもよかった。
フリーゼのとろけるような唇と愛を感じていたい。
そんな感情でいっぱいだった。
そして──。
トントン──。
誰かがドアをノックする。俺は唇を離して対応しようと思ったが、フリーゼはキスに夢中になっているせいか、口を離してくれない。
そして、そのまま扉が開いてしまう。
「フライ久しぶり、調子はどう?」
「レ、レディナ!!」
慌てて無理やり唇を離したがもう遅い。
レディナではない。レシアとハリーセルもいた。全員、呆れたような、さげすんだような目線で俺を見ている。
「あーあ、ごめんなさいね。ちょうど二人が夜の営みをしようとしているところを邪魔しちゃって」
「フライとフリーゼ。もしかして大事な一戦を超えてしまったでフィッシュか?」
「けれど仕方がないよね。フライだって男なんだもん。フリーゼといつも一緒にいたら、性欲に負けて間違いを起こしてしまうよね。責めたりしないよ」
どう考えても、かける言葉が間違ってるだろ。間違いなく三人とも変な誤解をしている。
「まてまてまて、決してお前たちが想像する痴れ事はしていないぞ」
ちょうど部屋の中で、キスして抱き合っている中で合流してしまったため、誤解もやむなしという状況であったが。
とりあえず、説得しなきゃ──。
そして俺とフリーゼは必死に今起きていたこと。そして、この街に来てからの出来事を説明した。
「つまり、今にキスはお愉しみの前座ではなくて、ちょっと気分が盛り上がって、ほんの出来心だった。そういうことね」
「まあ、そんな感じです」
フリーゼが顔を赤くし、レディナに目をそらしながら言葉を返す。
「はぁ~~、二人は、そこまで関係が言ってしまったでフィッシュね」
「そうだよ、いくら本番じゃないからってキスだなんて、もう付き合ってるよね……」
ハリーセルとレシアの言葉に俺達は全く反論できなかった。
「ごめん……」
「とりあえず、二人の関係がどこまで進んでいるのか、吐いてもらうわ。」
レディアの言葉に、俺とフリーゼは観念し、俺たちがどこまで行ったのかをすべて話した。
一緒に居続ける以上嘘をつきとおすなんて出来ない。下手をすると、わだかまりが残り、パーティー活動に支障をきたすことだってあり得る。
それも考慮してのことだった。
「つまり、本番行為こそはしていないけれど、互いに気持ちを告白し、大人のキス。そしてプロポーズ──ってことでいいのね?」
「は、はい」
「そんな感じです、レディナ」
俺とフリーゼは罪悪感を感じながらベッドの隅に縮こまって座り、答える。
改めて二人がしたことを行われると、どう考えても愛し合ってるし、その先へ行くのも時間の問題だろう。
気まずい時間がしばらく流れると、レディナがオホンと咳をしてから口を開き始めた。
「別に、このパーティー恋愛禁止なんてルールはないし、とくに処分なんてしないわ
「こ、こっちだって、きた── 気まずいんだから、ちゃんと言ってよね」
ぷくっと顔を膨らませ、残念そうな表情をしている。まあ、勝手なことをしてしまったのだから、当然だろう。
みんなと過ごすにぎやかな時間が戻ってきたのは、とても嬉しい。
この前はうまくいかなかったこともあるけれど、次こそはできるように、みんなで乗り切っていこう。
0
お気に入りに追加
264
あなたにおすすめの小説

転生者は力を隠して荷役をしていたが、勇者パーティーに裏切られて生贄にされる。
克全
ファンタジー
第6回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門日間ランキング51位
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門週間ランキング52位

俺だけ皆の能力が見えているのか!?特別な魔法の眼を持つ俺は、その力で魔法もスキルも効率よく覚えていき、周りよりもどんどん強くなる!!
クマクマG
ファンタジー
勝手に才能無しの烙印を押されたシェイド・シュヴァイスであったが、落ち込むのも束の間、彼はあることに気が付いた。『俺が見えているのって、人の能力なのか?』
自分の特別な能力に気が付いたシェイドは、どうやれば魔法を覚えやすいのか、どんな練習をすればスキルを覚えやすいのか、彼だけには魔法とスキルの経験値が見えていた。そのため、彼は効率よく魔法もスキルも覚えていき、どんどん周りよりも強くなっていく。
最初は才能無しということで見下されていたシェイドは、そういう奴らを実力で黙らせていく。魔法が大好きなシェイドは魔法を極めんとするも、様々な困難が彼に立ちはだかる。時には挫け、時には悲しみに暮れながらも周囲の助けもあり、魔法を極める道を進んで行く。これはそんなシェイド・シュヴァイスの物語である。

召喚されたら無能力だと追放されたが、俺の力はヘルプ機能とチュートリアルモードだった。世界の全てを事前に予習してイージーモードで活躍します
あけちともあき
ファンタジー
異世界召喚されたコトマエ・マナビ。
異世界パルメディアは、大魔法文明時代。
だが、その時代は崩壊寸前だった。
なのに人類同志は争いをやめず、異世界召喚した特殊能力を持つ人間同士を戦わせて覇を競っている。
マナビは魔力も闘気もゼロということで無能と断じられ、彼を召喚したハーフエルフ巫女のルミイとともに追放される。
追放先は、魔法文明人の娯楽にして公開処刑装置、滅びの塔。
ここで命運尽きるかと思われたが、マナビの能力、ヘルプ機能とチュートリアルシステムが発動する。
世界のすべてを事前に調べ、起こる出来事を予習する。
無理ゲーだって軽々くぐり抜け、デスゲームもヌルゲーに変わる。
化け物だって天変地異だって、事前の予習でサクサククリア。
そして自分を舐めてきた相手を、さんざん煽り倒す。
当座の目的は、ハーフエルフ巫女のルミイを実家に帰すこと。
ディストピアから、ポストアポカリプスへと崩壊していくこの世界で、マナビとルミイのどこか呑気な旅が続く。

荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。
外れスキル《コピー》を授かったけど「無能」と言われて家を追放された~ だけど発動条件を満たせば"魔族のスキル"を発動することができるようだ~
そらら
ファンタジー
「鑑定ミスではありません。この子のスキルは《コピー》です。正直、稀に見る外れスキルですね、何せ発動条件が今だ未解明なのですから」
「何てことなの……」
「全く期待はずれだ」
私の名前はラゼル、十五歳になったんだけども、人生最悪のピンチに立たされている。
このファンタジックな世界では、15歳になった際、スキル鑑定を医者に受けさせられるんだが、困ったことに私は外れスキル《コピー》を当ててしまったらしい。
そして数年が経ち……案の定、私は家族から疎ましく感じられてーーついに追放されてしまう。
だけど私のスキルは発動条件を満たすことで、魔族のスキルをコピーできるようだ。
そして、私の能力が《外れスキル》ではなく、恐ろしい能力だということに気づく。
そんでこの能力を使いこなしていると、知らないうちに英雄と呼ばれていたんだけど?
私を追放した家族が戻ってきてほしいって泣きついてきたんだけど、もう戻らん。
私は最高の仲間と最強を目指すから。

チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』

S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる