77 / 203
ブラウナ編
唯一王 いざ決戦へ
しおりを挟む
俺達は遺跡から帰ってきた。そしてノダルとの決戦が決まったので俺たちはその準備を行う。
全員で連携の確認を行ったり、二対二で摸擬戦を行ったりする。
誰が誰を相手取るのか、どのような役割を担うのか。
前衛や後衛の確認など。
レシアはそれまでに何とか自分の力を使いこなそうと努力をした。
しかし、本人の必死さとは裏腹に、やはり使いこなすことができなかったけど。
しょんぼりとした、レシアの表情。落ち込んでいるのがよくわかる。
──がないものねだりをしてもしょうがない。その中で勝利できるように、最善を尽くすしかない。
「とりあえず、作戦はこんな感じだ。明日は本番だし、後は部屋でゆっくり休もう」
「はい、では夕飯の買い出しに行きましょう」
「そうね。じゃあ一緒に行きましょう、フリーゼ」
レディナの言葉に俺達は街へ。
そして俺たちは夕飯の買い出しに行く。それから部屋に戻り、全員で食事を作って食べた。
レシアは、どこかがっかりとしている。やはり自分の能力が開花しないことに罪悪感を感じているのだろう。
いつかそれができるようにこれからも力になってあげなきゃ。
食事後、シャワーを浴び、寝間着に着替える。
「じゃあフリーゼ、お休みってあれ、レシアは?」
「レシアですか? フライさんがシャワーを浴びに言った瞬間外に飛び出してしまいました。ちょっと夜風にあたりたいと──」
俺が言った瞬間に飛び出す? ちょっと気になるな……。
「レシアって、俺に隠れて、それもこそこそ夜風にあたりに行くようなやつか?」
「多分、あんたに悟られたくないことがあるんでしょうね……」
レディナが、ため息をついた後に話に入ってくる。
俺に悟られたくないこと。一つしか思い当たらない。
「ちょっと、レシアを探しに行ってくる」
「わかったわフライ。私達も行こうかしら?」
「いやいい。ここは二人で話したいし。それにレシアがいる所は予想がつく」
「そう──。ならフライに任せるわ」
そして俺は服に着替えて外へ。
木枯らしの風が吹く肌寒い夜。
早足になることに特に意味が分かるわけではない。レシアは自分の命を無下に扱うようなやつじゃない。自身が焼かれないように、魔力で体を覆っているはずだ。
けれどレシアのことを思うと自然と足が速くなる。
場所は、ここから一番近い池があるあの場所だろう。
そして数分ほど街を歩くと──。
「あ、いたいた。って大丈夫か?」
その場所は、俺とレシアが初めて会ってテストマッチをしたところ。
そこの池の隣にレシアはいた。
大きく体力も魔力も消耗したのだろうか倒れこんでいる。
「レシア、心配したんだぞ。お前いきなり部屋から飛び出しちゃったって……」
「ご、ごめん。これ以上フライに迷惑かけたくなくて──。
ボロボロの姿。
何があったかは、言わなくてもわかる。必死に自分のスキル、追い詰められると自身が炎に包まれ魔力をパワーアップさせるスキルを使いこなそうとしていたのだろう。
そして、失敗したのだと。
「僕、ダメなのかな──」
レシアは目に涙を浮かべながらうつむいてつぶやく。
「僕、今までずっと自分のスキルを使いこなそうとしてきた。ノダルといた時も、何度も使いこなそうとしたけれど、結局できなかった。それで、大きなクエストで大けがをして入院したら、愛想をつかされちゃった」
「大丈夫、レシアならできる。俺はずっと見ていたから。レシアが自分のスキルを使いこなせると信じてる」
俺はレシアの手をぎゅっと握る。何度体を燃やそうともそれにめげずに挑戦している。
もしできなくても、俺が考えてあげればいい。彼を生かすやり方を。
だから、心配しなくていい。
「あ、ありがとうフライ。僕、絶対使いこなして見せるよ──」
「そうだ。その意気だ、その心構え、忘れないでくれ」
そして部屋へと戻っていく。レシアの意気込みはすごいけど、明日は大事な戦い。さすがに休まなきゃ。
明日、ノダルたちに勝てますように。
そんなことを考えながら、俺達はこの場を後にしていった。
そして当日。
俺達は試合のため、街にある闘技場にやってきた。
「おおっ、ずいぶんと大きい建物だフィッシュ」
今日は試合をするわけではないので、観客はいない。
会場の人には摸擬戦をすることになっているということになっている。
なのでどこかさみしい雰囲気だ。
そして視線の先。今日戦う相手はいた。
「よおレディナ。よくこの場に現れたな。逃げ出すかと思ったぜ。褒めてやるぜ」
ノダルとその取り巻き達。合わせて五人。
彼の取り巻きの一人。小太りで斧を持った冒険者が舐め回すような視線をレディナの太ももに送る。
「レディナのむっちむちの太もも、一日好き放題にできるなんてたまらねぇぜ」
「──うっ」
舌をなめずりしながらの言葉。
その言葉にレディナは警戒した目つきになる。まあ、女の子が何でもされると聞いて真っ先に警戒するのは、そういう事だろう。この勝負、レディナのためにも負けられない。
「ルールは簡単。五対五で戦って最後に残っていたやつのチームの勝利、それだけだ。いいな」
「ああ!」
「では、試合を始めましょう、ノダル。フライさん」
ノダルの仲間の一人、黒髪のお姉さんミュランがそう宣言すると、俺たちの戦いは始まった。
全員で連携の確認を行ったり、二対二で摸擬戦を行ったりする。
誰が誰を相手取るのか、どのような役割を担うのか。
前衛や後衛の確認など。
レシアはそれまでに何とか自分の力を使いこなそうと努力をした。
しかし、本人の必死さとは裏腹に、やはり使いこなすことができなかったけど。
しょんぼりとした、レシアの表情。落ち込んでいるのがよくわかる。
──がないものねだりをしてもしょうがない。その中で勝利できるように、最善を尽くすしかない。
「とりあえず、作戦はこんな感じだ。明日は本番だし、後は部屋でゆっくり休もう」
「はい、では夕飯の買い出しに行きましょう」
「そうね。じゃあ一緒に行きましょう、フリーゼ」
レディナの言葉に俺達は街へ。
そして俺たちは夕飯の買い出しに行く。それから部屋に戻り、全員で食事を作って食べた。
レシアは、どこかがっかりとしている。やはり自分の能力が開花しないことに罪悪感を感じているのだろう。
いつかそれができるようにこれからも力になってあげなきゃ。
食事後、シャワーを浴び、寝間着に着替える。
「じゃあフリーゼ、お休みってあれ、レシアは?」
「レシアですか? フライさんがシャワーを浴びに言った瞬間外に飛び出してしまいました。ちょっと夜風にあたりたいと──」
俺が言った瞬間に飛び出す? ちょっと気になるな……。
「レシアって、俺に隠れて、それもこそこそ夜風にあたりに行くようなやつか?」
「多分、あんたに悟られたくないことがあるんでしょうね……」
レディナが、ため息をついた後に話に入ってくる。
俺に悟られたくないこと。一つしか思い当たらない。
「ちょっと、レシアを探しに行ってくる」
「わかったわフライ。私達も行こうかしら?」
「いやいい。ここは二人で話したいし。それにレシアがいる所は予想がつく」
「そう──。ならフライに任せるわ」
そして俺は服に着替えて外へ。
木枯らしの風が吹く肌寒い夜。
早足になることに特に意味が分かるわけではない。レシアは自分の命を無下に扱うようなやつじゃない。自身が焼かれないように、魔力で体を覆っているはずだ。
けれどレシアのことを思うと自然と足が速くなる。
場所は、ここから一番近い池があるあの場所だろう。
そして数分ほど街を歩くと──。
「あ、いたいた。って大丈夫か?」
その場所は、俺とレシアが初めて会ってテストマッチをしたところ。
そこの池の隣にレシアはいた。
大きく体力も魔力も消耗したのだろうか倒れこんでいる。
「レシア、心配したんだぞ。お前いきなり部屋から飛び出しちゃったって……」
「ご、ごめん。これ以上フライに迷惑かけたくなくて──。
ボロボロの姿。
何があったかは、言わなくてもわかる。必死に自分のスキル、追い詰められると自身が炎に包まれ魔力をパワーアップさせるスキルを使いこなそうとしていたのだろう。
そして、失敗したのだと。
「僕、ダメなのかな──」
レシアは目に涙を浮かべながらうつむいてつぶやく。
「僕、今までずっと自分のスキルを使いこなそうとしてきた。ノダルといた時も、何度も使いこなそうとしたけれど、結局できなかった。それで、大きなクエストで大けがをして入院したら、愛想をつかされちゃった」
「大丈夫、レシアならできる。俺はずっと見ていたから。レシアが自分のスキルを使いこなせると信じてる」
俺はレシアの手をぎゅっと握る。何度体を燃やそうともそれにめげずに挑戦している。
もしできなくても、俺が考えてあげればいい。彼を生かすやり方を。
だから、心配しなくていい。
「あ、ありがとうフライ。僕、絶対使いこなして見せるよ──」
「そうだ。その意気だ、その心構え、忘れないでくれ」
そして部屋へと戻っていく。レシアの意気込みはすごいけど、明日は大事な戦い。さすがに休まなきゃ。
明日、ノダルたちに勝てますように。
そんなことを考えながら、俺達はこの場を後にしていった。
そして当日。
俺達は試合のため、街にある闘技場にやってきた。
「おおっ、ずいぶんと大きい建物だフィッシュ」
今日は試合をするわけではないので、観客はいない。
会場の人には摸擬戦をすることになっているということになっている。
なのでどこかさみしい雰囲気だ。
そして視線の先。今日戦う相手はいた。
「よおレディナ。よくこの場に現れたな。逃げ出すかと思ったぜ。褒めてやるぜ」
ノダルとその取り巻き達。合わせて五人。
彼の取り巻きの一人。小太りで斧を持った冒険者が舐め回すような視線をレディナの太ももに送る。
「レディナのむっちむちの太もも、一日好き放題にできるなんてたまらねぇぜ」
「──うっ」
舌をなめずりしながらの言葉。
その言葉にレディナは警戒した目つきになる。まあ、女の子が何でもされると聞いて真っ先に警戒するのは、そういう事だろう。この勝負、レディナのためにも負けられない。
「ルールは簡単。五対五で戦って最後に残っていたやつのチームの勝利、それだけだ。いいな」
「ああ!」
「では、試合を始めましょう、ノダル。フライさん」
ノダルの仲間の一人、黒髪のお姉さんミュランがそう宣言すると、俺たちの戦いは始まった。
0
お気に入りに追加
263
あなたにおすすめの小説

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。

スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
勇者に全部取られたけど幸せ確定の俺は「ざまぁ」なんてしない!
石のやっさん
ファンタジー
皆さまの応援のお陰でなんと【書籍化】しました。
応援本当に有難うございました。
イラストはサクミチ様で、アイシャにアリス他美少女キャラクターが絵になりましたのでそれを見るだけでも面白いかも知れません。
書籍化に伴い、旧タイトル「パーティーを追放された挙句、幼馴染も全部取られたけど「ざまぁ」なんてしない!だって俺の方が幸せ確定だからな!」
から新タイトル「勇者に全部取られたけど幸せ確定の俺は「ざまぁ」なんてしない!」にタイトルが変更になりました。
書籍化に伴いまして設定や内容が一部変わっています。
WEB版と異なった世界が楽しめるかも知れません。
この作品を愛して下さった方、長きにわたり、私を応援をし続けて下さった方...本当に感謝です。
本当にありがとうございました。
【以下あらすじ】
パーティーでお荷物扱いされていた魔法戦士のケインは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことを悟った彼は、一人さった...
ここから、彼は何をするのか? 何もしないで普通に生活するだけだ「ざまぁ」なんて必要ない、ただ生活するだけで幸せなんだ...俺にとって勇者パーティーも幼馴染も離れるだけで幸せになれるんだから...
第13回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞作品。
何と!『現在3巻まで書籍化されています』
そして書籍も堂々完結...ケインとは何者か此処で正体が解ります。
応援、本当にありがとうございました!
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる