61 / 203
フリジオ王国編
唯一王 レディナと混浴
しおりを挟む
そして俺たちは店の中に入る。
入ると受付のおじさん。入浴料を払うと、更衣室の前へ。当然といえば当然だが、男女わかれている。
考えてみれば当然だ。当然、浴場ということは俺もレディナも服を脱ぐ。いくら何でもそんな姿で一緒にいるわけにはいかない。あくまで旅仲間であり、恋人関係ではないからだ。
浴場から上がったら、どんな気持ちだったかを聞いておこう。
「いったんお別れだね。じゃあねレディナ」
「……そうね。しっかり体を休めましょう」
そして俺たちは、互いの更衣室へ。レディナは、どこかさみしそうな様子をしていた。
入浴の仕方はおじさんからしっかり教わった。まずは服を脱いで、この借りた白いタオルを腰に巻く。
準備は完了、さあ入浴だ。
扉を開け、湯気で視界が悪い大浴場へ。
床のタイルがすこし滑るから、気を付けて歩く。
オレンジのランプに照らされた、広く穏やかな浴場。
遅い時間のせいか、俺たち以外に人はいない。
取りあえず体を洗おう。
誰かが入ってくる。しかし扉が開く音は俺が入ってきた方向と正反対の方向だ。俺が入った更衣室以外に、別の部屋があったのか。
そしてその人が俺の近くまで迫ってきた。湯気の中から出て来たその人物は──。
「フ、フライ??」
「レディナ?」
その姿に俺は思わず表情が固まってしまう。そう、更衣室前で別れたはずのレディナが目の前にいるのだ。
当然、服は着ていない。胸の上からお尻の部分までタオル一枚で覆っている姿。
純白で色っぽい肌が丸見えになってしまっている。
レディナもこの事態は想定していなかったのだろう。表情が固まってしまっている。
「あ、あんたどうしてここにいるのよ。まさか、私の裸をのぞきに??」
「ち、違う、ただ更衣室から浴場に入ったらここにたどり着いたんだ」
まさかの事態にあたふたしながら説明する。ど、どうしよう。このままじゃ俺、レディナの裸をのぞきに来た変態になってしまう」
するとレディナが顔を真っ赤にして叫ぶ。何かを思い出した様だ。
「あ~~~~っ。そういえば聞いた事があるわ。大浴場の中には、男女の区別がなく一緒の風呂に入るタイプがあるって。混浴って言うんだったわ」
つ、つまりここは混浴というタイプの浴場ということか。
まさかの事態、これはどうすればいいんだ?
とても色っぽいと感じる。
彼女の滑らかで綺麗な太ももや肩に思わず視線を向けてしまう。
すると前かがみになり、胸本の部分を右手でタオルをぎゅっと抑えながらこっちを見る。
「この変態、じろじろ見すぎよ!」
「ご、ごめん」
しょ、しょうがないじゃん。突然のことだし、今のレディナ、すごい色っぽいし──。
しかしど、どうしよう──。
流石に一緒に入るというのはまずい。
「ど、どうする? 俺が一回上がってレディナが出てから入ることにしようか?」
俺がオロオロしながら話していると、レディナはあきれたように一度ため息をつく。
「しょうがないわね、一緒に入るわよ、もう──」
「えっ、本気で言ってるの? いいよ。俺、レディナが出たら一人で入るから」
「気を使う必要ないわ。そしたらあなた風邪ひいちゃうでしょ。ほら、身体洗うわよ」
その言葉に俺は思わず言葉を失ってしまう。さすがに一緒に入浴というのはまずい。
するとレディナは顔を赤くして反論。
「なんであんたの方が慌てているのよ。ここまで来たらしょうがないじゃない。変な事したら、この場でミンチ肉にしてやるんだから」
「わ、わかったよ──」
仕方がない。そして改めてレディナに視線を戻す。
タオルに包まれた、彼女の体を見る。
その刺激的な姿に、胸が大きく高まり、視線が逸らせなくなってしまう。
冒険者特有のずっと戦ってきた影響か、引き締まっている肉体。
それでいて、身体の曲線は女性らしさを象徴した曲線となっている。
真っ白のタオルに隠されている彼女の体は、男なら誰でも見惚れてしまう美しさだ。
「もう、身体は正直ってやつね……」
欲情してしまっている俺に、レディナはため息をついて呆れ始める。
俺だって男だ。こんな姿を見てしまったら、どうしたってレディナの体を視界に入れてしまう。
「と、とりあえず体を洗いましょう」
「そ、そうだね──」
俺達は体を洗い始めようとする。するとレディナは俺の後ろに浴槽の椅子を置いて座り始め……。
「フライ、背中、洗って上げるわ」
「おおっ、ありがとなレディナ──、ってちょっと待て!」
気付いた時にはすでに遅く彼女はタオルを持って俺の背中を洗い始めていた。
「いいじゃない。日ごろの恩返しよ。受け取りなさい。これは命令よ」
「わ、わかったよ……」
ここは従っておこう。断ったらまた何か言われそうだからだ。
「どう、加減はいい?」
「そ、そうだね。その加減でお願い」
ごしごしと背中が現れていく感覚。そして、時折タオル越しに触れる大きなレディナのふくらみが背中を襲い、どうしても彼女を意識してしまう。
柔らかくて、触ってみたいくらいだ。けれど、間違いを起こすわけにはいかない。
深呼吸をして何とか冷静さを保つ。
すると俺の体を洗いながら話しかけてきた。
「フライ、こんな状況になっても発情したりしないのね」
「い、いや、流石に理性が飛びそうだ」
「まあ、そんなことをでしょうね」
そしてレディナは俺の体を洗い終える。次は──。
「じゃあフライ、今度はあなたが洗う番よ」
「わかった」
俺がレディナの体を洗う番だ。レディナはまいているタオルを壁にかけ、背中を向ける。
真っ白で綺麗な彼女の肌が俺の目の前に現れる。天国かな、ここは。
そしてタオルに石鹸をしみこませ、レディナの背中を磨く。
入ると受付のおじさん。入浴料を払うと、更衣室の前へ。当然といえば当然だが、男女わかれている。
考えてみれば当然だ。当然、浴場ということは俺もレディナも服を脱ぐ。いくら何でもそんな姿で一緒にいるわけにはいかない。あくまで旅仲間であり、恋人関係ではないからだ。
浴場から上がったら、どんな気持ちだったかを聞いておこう。
「いったんお別れだね。じゃあねレディナ」
「……そうね。しっかり体を休めましょう」
そして俺たちは、互いの更衣室へ。レディナは、どこかさみしそうな様子をしていた。
入浴の仕方はおじさんからしっかり教わった。まずは服を脱いで、この借りた白いタオルを腰に巻く。
準備は完了、さあ入浴だ。
扉を開け、湯気で視界が悪い大浴場へ。
床のタイルがすこし滑るから、気を付けて歩く。
オレンジのランプに照らされた、広く穏やかな浴場。
遅い時間のせいか、俺たち以外に人はいない。
取りあえず体を洗おう。
誰かが入ってくる。しかし扉が開く音は俺が入ってきた方向と正反対の方向だ。俺が入った更衣室以外に、別の部屋があったのか。
そしてその人が俺の近くまで迫ってきた。湯気の中から出て来たその人物は──。
「フ、フライ??」
「レディナ?」
その姿に俺は思わず表情が固まってしまう。そう、更衣室前で別れたはずのレディナが目の前にいるのだ。
当然、服は着ていない。胸の上からお尻の部分までタオル一枚で覆っている姿。
純白で色っぽい肌が丸見えになってしまっている。
レディナもこの事態は想定していなかったのだろう。表情が固まってしまっている。
「あ、あんたどうしてここにいるのよ。まさか、私の裸をのぞきに??」
「ち、違う、ただ更衣室から浴場に入ったらここにたどり着いたんだ」
まさかの事態にあたふたしながら説明する。ど、どうしよう。このままじゃ俺、レディナの裸をのぞきに来た変態になってしまう」
するとレディナが顔を真っ赤にして叫ぶ。何かを思い出した様だ。
「あ~~~~っ。そういえば聞いた事があるわ。大浴場の中には、男女の区別がなく一緒の風呂に入るタイプがあるって。混浴って言うんだったわ」
つ、つまりここは混浴というタイプの浴場ということか。
まさかの事態、これはどうすればいいんだ?
とても色っぽいと感じる。
彼女の滑らかで綺麗な太ももや肩に思わず視線を向けてしまう。
すると前かがみになり、胸本の部分を右手でタオルをぎゅっと抑えながらこっちを見る。
「この変態、じろじろ見すぎよ!」
「ご、ごめん」
しょ、しょうがないじゃん。突然のことだし、今のレディナ、すごい色っぽいし──。
しかしど、どうしよう──。
流石に一緒に入るというのはまずい。
「ど、どうする? 俺が一回上がってレディナが出てから入ることにしようか?」
俺がオロオロしながら話していると、レディナはあきれたように一度ため息をつく。
「しょうがないわね、一緒に入るわよ、もう──」
「えっ、本気で言ってるの? いいよ。俺、レディナが出たら一人で入るから」
「気を使う必要ないわ。そしたらあなた風邪ひいちゃうでしょ。ほら、身体洗うわよ」
その言葉に俺は思わず言葉を失ってしまう。さすがに一緒に入浴というのはまずい。
するとレディナは顔を赤くして反論。
「なんであんたの方が慌てているのよ。ここまで来たらしょうがないじゃない。変な事したら、この場でミンチ肉にしてやるんだから」
「わ、わかったよ──」
仕方がない。そして改めてレディナに視線を戻す。
タオルに包まれた、彼女の体を見る。
その刺激的な姿に、胸が大きく高まり、視線が逸らせなくなってしまう。
冒険者特有のずっと戦ってきた影響か、引き締まっている肉体。
それでいて、身体の曲線は女性らしさを象徴した曲線となっている。
真っ白のタオルに隠されている彼女の体は、男なら誰でも見惚れてしまう美しさだ。
「もう、身体は正直ってやつね……」
欲情してしまっている俺に、レディナはため息をついて呆れ始める。
俺だって男だ。こんな姿を見てしまったら、どうしたってレディナの体を視界に入れてしまう。
「と、とりあえず体を洗いましょう」
「そ、そうだね──」
俺達は体を洗い始めようとする。するとレディナは俺の後ろに浴槽の椅子を置いて座り始め……。
「フライ、背中、洗って上げるわ」
「おおっ、ありがとなレディナ──、ってちょっと待て!」
気付いた時にはすでに遅く彼女はタオルを持って俺の背中を洗い始めていた。
「いいじゃない。日ごろの恩返しよ。受け取りなさい。これは命令よ」
「わ、わかったよ……」
ここは従っておこう。断ったらまた何か言われそうだからだ。
「どう、加減はいい?」
「そ、そうだね。その加減でお願い」
ごしごしと背中が現れていく感覚。そして、時折タオル越しに触れる大きなレディナのふくらみが背中を襲い、どうしても彼女を意識してしまう。
柔らかくて、触ってみたいくらいだ。けれど、間違いを起こすわけにはいかない。
深呼吸をして何とか冷静さを保つ。
すると俺の体を洗いながら話しかけてきた。
「フライ、こんな状況になっても発情したりしないのね」
「い、いや、流石に理性が飛びそうだ」
「まあ、そんなことをでしょうね」
そしてレディナは俺の体を洗い終える。次は──。
「じゃあフライ、今度はあなたが洗う番よ」
「わかった」
俺がレディナの体を洗う番だ。レディナはまいているタオルを壁にかけ、背中を向ける。
真っ白で綺麗な彼女の肌が俺の目の前に現れる。天国かな、ここは。
そしてタオルに石鹸をしみこませ、レディナの背中を磨く。
0
お気に入りに追加
264
あなたにおすすめの小説

転生者は力を隠して荷役をしていたが、勇者パーティーに裏切られて生贄にされる。
克全
ファンタジー
第6回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門日間ランキング51位
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門週間ランキング52位

召喚されたら無能力だと追放されたが、俺の力はヘルプ機能とチュートリアルモードだった。世界の全てを事前に予習してイージーモードで活躍します
あけちともあき
ファンタジー
異世界召喚されたコトマエ・マナビ。
異世界パルメディアは、大魔法文明時代。
だが、その時代は崩壊寸前だった。
なのに人類同志は争いをやめず、異世界召喚した特殊能力を持つ人間同士を戦わせて覇を競っている。
マナビは魔力も闘気もゼロということで無能と断じられ、彼を召喚したハーフエルフ巫女のルミイとともに追放される。
追放先は、魔法文明人の娯楽にして公開処刑装置、滅びの塔。
ここで命運尽きるかと思われたが、マナビの能力、ヘルプ機能とチュートリアルシステムが発動する。
世界のすべてを事前に調べ、起こる出来事を予習する。
無理ゲーだって軽々くぐり抜け、デスゲームもヌルゲーに変わる。
化け物だって天変地異だって、事前の予習でサクサククリア。
そして自分を舐めてきた相手を、さんざん煽り倒す。
当座の目的は、ハーフエルフ巫女のルミイを実家に帰すこと。
ディストピアから、ポストアポカリプスへと崩壊していくこの世界で、マナビとルミイのどこか呑気な旅が続く。
外れスキル《コピー》を授かったけど「無能」と言われて家を追放された~ だけど発動条件を満たせば"魔族のスキル"を発動することができるようだ~
そらら
ファンタジー
「鑑定ミスではありません。この子のスキルは《コピー》です。正直、稀に見る外れスキルですね、何せ発動条件が今だ未解明なのですから」
「何てことなの……」
「全く期待はずれだ」
私の名前はラゼル、十五歳になったんだけども、人生最悪のピンチに立たされている。
このファンタジックな世界では、15歳になった際、スキル鑑定を医者に受けさせられるんだが、困ったことに私は外れスキル《コピー》を当ててしまったらしい。
そして数年が経ち……案の定、私は家族から疎ましく感じられてーーついに追放されてしまう。
だけど私のスキルは発動条件を満たすことで、魔族のスキルをコピーできるようだ。
そして、私の能力が《外れスキル》ではなく、恐ろしい能力だということに気づく。
そんでこの能力を使いこなしていると、知らないうちに英雄と呼ばれていたんだけど?
私を追放した家族が戻ってきてほしいって泣きついてきたんだけど、もう戻らん。
私は最高の仲間と最強を目指すから。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)

チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。

荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。

クラス転移して授かった外れスキルの『無能』が理由で召喚国から奈落ダンジョンへ追放されたが、実は無能は最強のチートスキルでした
コレゼン
ファンタジー
小日向 悠(コヒナタ ユウ)は、クラスメイトと一緒に異世界召喚に巻き込まれる。
クラスメイトの幾人かは勇者に剣聖、賢者に聖女というレアスキルを授かるが一方、ユウが授かったのはなんと外れスキルの無能だった。
召喚国の責任者の女性は、役立たずで戦力外のユウを奈落というダンジョンへゴミとして廃棄処分すると告げる。
理不尽に奈落へと追放したクラスメイトと召喚者たちに対して、ユウは復讐を誓う。
ユウは奈落で無能というスキルが実は『すべてを無にする』、最強のチートスキルだということを知り、奈落の規格外の魔物たちを無能によって倒し、規格外の強さを身につけていく。
これは、理不尽に追放された青年が最強のチートスキルを手に入れて、復讐を果たし、世界と己を救う物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる