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第2章
第52話 ぶりっ子アイドルの。ドキドキ!? 衝撃の秘♡密
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そして日も暮れ、夜。
東部にある上流層の人が住むエリア。
道を歩いている人たち。俺とサナが住んでいる人と比べて、豪華な指輪などを身に着けていたり、あきらかにお金持ちという雰囲気だ。
そんな、お金持ちが住んでいるエリアを俺たち4人は歩く。
「確か家はこの先だったはず」
「そうだねリヒレ。じゃあここから先は俺一人で行くよ」
ローチェの家近くまで接近。ここからは奴に気付かれないように俺1人に。
「じゃあね。行ってくるよ」
「行ってらっしゃい!」
「3時間ほどたっても帰ってこなかったらサナと私は突撃ね」
「うん、それでリヒレはギルドに行って助けを呼ぶ。いいね」
「はい」
俺に何かあった時の、取り決めの再確認が終わる。そして俺はローチェの家へ歩いていく。
地図を片手に2~3分ある木、その場にたどり着く。
「ずいぶん小さめだな」
富裕層が住む家の中では、比較的小さい家。それでもそれなりに豪華そうな家だ。
行こう。そして庭の中を歩く。
無意識に足音を消した歩き方になる。すぐに玄関へ。
ふぅ──。
玄関の前、1度深呼吸をした後、ドアをノックする。
トントン──。
「俺だ、アグナムだ」
数秒ほどたつと、扉の奥からローチェの声が聞こえだす。
「入っていいよ。鍵は空いてる」
「わかった」
ここから先は敵地、そのつもりで気を引き締め直す。
そして恐る恐るゆっくりとドアを開ける。
玄関で靴を脱ぎ、家の中へ。
警戒モードで廊下を進むと、その先には明るくて大きな部屋。
親指をかみしめ、セクシーな目線を俺に向けながら立っている。
「おおっ、僕に恐れをなさずにちゃんと来たね」
余裕の表情を持つローチェに、俺は警戒の視線を彼女に当てながら言葉を返す。
「ローチェ、話って何だ? 俺の秘密ってどういうことだ?」
「せっかちさんだね。まあ、その前にいいものを見せてあげるよ」
挑発的なそぶり。何を狙っているのか。
するとローチェは、右手の人差し指を唇に当てながらあざといくらいセクシーな動きで歌い始める。
「じゃあ~、アグナムちゃんにぃ~、私の秘密ぅ、教えてあげちゃうよぉ~」
するとなんとローチェはシャツをはらりと脱ぎ始めたのだ。マジかよ、彼女のきれいな肌をした体が無修正で見えてしまう。
1枚1枚、彼女の服が、床に落ちていく。そしてパンツを除く、すべての彼女を包んでいつものが下に落ち、彼女は腰に手を当てる。
そして彼女の体を直視してその理由を理解した。
上半身を見てわかった。
「ローチェ、お前男だったのか?」
「せいか~い。私ぃ~、じつは男の娘でしたぁ~~」
ま、マジかよ男の娘だったのか。だが、上半身の体つきは間違いなく男のそれだ。
そしてローチェはピッと俺を指さし、自信満々に叫んだ。
「アグナムさん。男ですよね」
ローチェはにやりと笑みを浮かべると俺を指さす。俺は警戒した表情のまま、沈黙しているが、内心動揺が止まらない。
女神の事を知っているのか? 元の世界のことを知っているのか?
とりあえず、言葉を返そう。
「誰から聞いたんだ。そんな根拠のない事実」
するとローチェは、にやりと笑みを浮かべる。
「根拠なんていらないよ。1つ1つの仕草とか動きを見ていれば男か女かなんてすぐにわかるよ。アグナムの仕草は、間違いなく男の仕草だよ」
仕草。確かに俺、元は男だったからその時の仕草が抜けていないというのはある。
けど、それだけ? つまり、俺の思い過ごしだったってことか?
「まあ、秘密を知られたくないというのはわかりますよ。僕だってアグナム以外に秘密を教えるつもりはないですし」
まあ、それなら教えるつもりはないか。
「ち、違うよ。確かに男っぽいとは言われたりするけど、俺は女の子だよ」
なんか罪悪感はあるが仕方ない。体は女の子、決して嘘ではない。
するとローチェはジト目で俺を見つめながら、近づいてくる。俺は、その動作に思わず後ずさりしてしまい、壁際まで追いつめられてしまう。
「ふ~ん、しらを切るんだね? そうやってごまかしているなら、僕にだって考えがあるよ」
ダメだ、自分が正しいと思い込んでいる。どう説得しよう。
そう考えているとローチェは信じられない行動に出る。
「この胸が──、パットだって証明してやる!」
なんと俺の大きな胸を鷲掴みしてきたのだ。そして何の躊躇もなく揉み始める。
俺の柔らかくてマシュマロのような胸が、揉まれる。何かゾクゾクとした奇妙な感覚に襲われてしまう。
「よく出来たパットだな。俺もこれほしい」
「パットじゃない。本物だって」
ローチェは俺の胸をぱっとだと思い込み、何とか取ろうとするが、当然これは本物。そんなことは出来ない。
「もみ心地が本当にいい。そんなこと言わずに教えてよ」
「パットじゃないって言ってるだろ。俺は女の子なんだから!」
「また意固地になる。だったら、こっちはどうだ!」
そう叫びローチェは胸を揉むのをやめる。そして1歩下がり──。
バッ──!!
「こうなったら、息子さんとご対面だー」
何と俺のスカートをまくり上げた。
滑らかな肌の太ももに、水色と白の縞パンが、お披露目になってしまった。
「下着まで女の子もの、凝ってるなあ。僕に負けないくらい、女の子っぽいよね」
「女の子だって!」
頼む、あきらめてくれ。しかしそんな願望はかなわず、あきらめが悪いローチェはさらなる強硬手段に出る。
「あきらめが悪いよね、アグナムって」
「それはこっちのセリフだ」
東部にある上流層の人が住むエリア。
道を歩いている人たち。俺とサナが住んでいる人と比べて、豪華な指輪などを身に着けていたり、あきらかにお金持ちという雰囲気だ。
そんな、お金持ちが住んでいるエリアを俺たち4人は歩く。
「確か家はこの先だったはず」
「そうだねリヒレ。じゃあここから先は俺一人で行くよ」
ローチェの家近くまで接近。ここからは奴に気付かれないように俺1人に。
「じゃあね。行ってくるよ」
「行ってらっしゃい!」
「3時間ほどたっても帰ってこなかったらサナと私は突撃ね」
「うん、それでリヒレはギルドに行って助けを呼ぶ。いいね」
「はい」
俺に何かあった時の、取り決めの再確認が終わる。そして俺はローチェの家へ歩いていく。
地図を片手に2~3分ある木、その場にたどり着く。
「ずいぶん小さめだな」
富裕層が住む家の中では、比較的小さい家。それでもそれなりに豪華そうな家だ。
行こう。そして庭の中を歩く。
無意識に足音を消した歩き方になる。すぐに玄関へ。
ふぅ──。
玄関の前、1度深呼吸をした後、ドアをノックする。
トントン──。
「俺だ、アグナムだ」
数秒ほどたつと、扉の奥からローチェの声が聞こえだす。
「入っていいよ。鍵は空いてる」
「わかった」
ここから先は敵地、そのつもりで気を引き締め直す。
そして恐る恐るゆっくりとドアを開ける。
玄関で靴を脱ぎ、家の中へ。
警戒モードで廊下を進むと、その先には明るくて大きな部屋。
親指をかみしめ、セクシーな目線を俺に向けながら立っている。
「おおっ、僕に恐れをなさずにちゃんと来たね」
余裕の表情を持つローチェに、俺は警戒の視線を彼女に当てながら言葉を返す。
「ローチェ、話って何だ? 俺の秘密ってどういうことだ?」
「せっかちさんだね。まあ、その前にいいものを見せてあげるよ」
挑発的なそぶり。何を狙っているのか。
するとローチェは、右手の人差し指を唇に当てながらあざといくらいセクシーな動きで歌い始める。
「じゃあ~、アグナムちゃんにぃ~、私の秘密ぅ、教えてあげちゃうよぉ~」
するとなんとローチェはシャツをはらりと脱ぎ始めたのだ。マジかよ、彼女のきれいな肌をした体が無修正で見えてしまう。
1枚1枚、彼女の服が、床に落ちていく。そしてパンツを除く、すべての彼女を包んでいつものが下に落ち、彼女は腰に手を当てる。
そして彼女の体を直視してその理由を理解した。
上半身を見てわかった。
「ローチェ、お前男だったのか?」
「せいか~い。私ぃ~、じつは男の娘でしたぁ~~」
ま、マジかよ男の娘だったのか。だが、上半身の体つきは間違いなく男のそれだ。
そしてローチェはピッと俺を指さし、自信満々に叫んだ。
「アグナムさん。男ですよね」
ローチェはにやりと笑みを浮かべると俺を指さす。俺は警戒した表情のまま、沈黙しているが、内心動揺が止まらない。
女神の事を知っているのか? 元の世界のことを知っているのか?
とりあえず、言葉を返そう。
「誰から聞いたんだ。そんな根拠のない事実」
するとローチェは、にやりと笑みを浮かべる。
「根拠なんていらないよ。1つ1つの仕草とか動きを見ていれば男か女かなんてすぐにわかるよ。アグナムの仕草は、間違いなく男の仕草だよ」
仕草。確かに俺、元は男だったからその時の仕草が抜けていないというのはある。
けど、それだけ? つまり、俺の思い過ごしだったってことか?
「まあ、秘密を知られたくないというのはわかりますよ。僕だってアグナム以外に秘密を教えるつもりはないですし」
まあ、それなら教えるつもりはないか。
「ち、違うよ。確かに男っぽいとは言われたりするけど、俺は女の子だよ」
なんか罪悪感はあるが仕方ない。体は女の子、決して嘘ではない。
するとローチェはジト目で俺を見つめながら、近づいてくる。俺は、その動作に思わず後ずさりしてしまい、壁際まで追いつめられてしまう。
「ふ~ん、しらを切るんだね? そうやってごまかしているなら、僕にだって考えがあるよ」
ダメだ、自分が正しいと思い込んでいる。どう説得しよう。
そう考えているとローチェは信じられない行動に出る。
「この胸が──、パットだって証明してやる!」
なんと俺の大きな胸を鷲掴みしてきたのだ。そして何の躊躇もなく揉み始める。
俺の柔らかくてマシュマロのような胸が、揉まれる。何かゾクゾクとした奇妙な感覚に襲われてしまう。
「よく出来たパットだな。俺もこれほしい」
「パットじゃない。本物だって」
ローチェは俺の胸をぱっとだと思い込み、何とか取ろうとするが、当然これは本物。そんなことは出来ない。
「もみ心地が本当にいい。そんなこと言わずに教えてよ」
「パットじゃないって言ってるだろ。俺は女の子なんだから!」
「また意固地になる。だったら、こっちはどうだ!」
そう叫びローチェは胸を揉むのをやめる。そして1歩下がり──。
バッ──!!
「こうなったら、息子さんとご対面だー」
何と俺のスカートをまくり上げた。
滑らかな肌の太ももに、水色と白の縞パンが、お披露目になってしまった。
「下着まで女の子もの、凝ってるなあ。僕に負けないくらい、女の子っぽいよね」
「女の子だって!」
頼む、あきらめてくれ。しかしそんな願望はかなわず、あきらめが悪いローチェはさらなる強硬手段に出る。
「あきらめが悪いよね、アグナムって」
「それはこっちのセリフだ」
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