155 / 221
アストラ帝国編
闘技場
しおりを挟む
幸一は相手の目をじっと見て自信満々に答える、嘘は言っていない、下手に取り繕うよりこの方がいいと感じたからだ。
「あいよ、通りな──」
ドキドキしたが何とか中に入る許可を得る。ほっとする二人。
そしてフードの人物の隣を横切る、後ろにあるドアを開けその中に入る。
キィィィィィ──。
扉の中はさっきと同じような薄暗い道。
しかし道の少し先には扉があるのが確認できる。奥からガヤガヤとにぎやかな音、あの奥に何かがあるのは二人とも理解した。
幸一とサラが一瞬目を合わせる、そして二人とも扉へゆっくりと歩を進める。
ドアの間の前に立つ二人、再び顔を合わせた後、幸一がドアの取っ手に触れる。そして──。
キィィィィィィィィィィ──。
幸一がそのドアを開ける。
二人がドアの先に歩を進める。その先の光景に二人は視線を向ける。
地下市場の名の通り石造りの道に何軒もの出店が周囲一帯に連なっている。
珍しい食品や動物、この国では見かけないような絵画などの美術品、硬貨や貴金属、見たこともないような色に光る宝玉、さらに見るからに怪しげな薬などが出店の店頭に並んでいた。
「これは何の薬ですか?」
サラがすぐそこにある店で首を傾けながら質問する。すると中年くらいの男の商人がニヤリとしながら言葉を返す。
「これを飲むとねェ、すっごい気分が高まるんだよ。身体の興奮が収まらなくなってハイな気分がずっと続く代物でねぇ」
「いやいやいや、絶対これやばい薬だよね……」
唖然とする幸一、サラもまずいと思ったのか何とか言葉を濁してこの場を去る。
とりあえず明らかにまずいものは避けようと食材などを扱っている店を見てみる、珍しい魚の干物を見たり、年代物のワインを試飲したりした。
しかし闇市と言ういかにも怪しい名前がつき、きな臭い感じはあったが幸一が想像していたほど怪しいというわけではない。さっきの危なそうな薬も幸一の世界では規制されるような薬ではあるがこの世界ではまだ規制はない。
二人のイメージよりはまともな雰囲気ではあるが緊張は緩められない。
誰かが自分たちを狙っているか警戒しながら何か手掛かりが無いか調べる。
とりあえず道を進む。
そしてこのルームの一番奥が見えてくる、そこでサラが気づく。
「ウェルナー、あれちょっと行ってみようよ」
サラが指差した先、それは奥に通じる扉、ドアの端には警備役らしき人物がいる。
幸一は首を縦に振りそこへ移動しようとする。すると──。
「夫婦のお二人さん、お探し物は扉の奥っすよ」
背後から聞き慣れた声、幸一が話しかける。
「ルチア──、何でここに???」
幸一が思わず驚く、まさか彼女に遭遇するとは思わなかったからだ。
そしてルチアは幸一とサラの耳元に手を当てひそひそ話でしゃべる。
「なんでって──、自分スパイっすもん。得意分野なんだからここに来るのは当たり前っしょ」
「まあ、そうだけど……」
「とりあえず行きましょ!! ほれほれ」
ルチアが二人の腕を引っ張り軽快なステップで門番の所へ向かっていく。
門番に三人とも招待状を見せるとあっさりと入る許可をもらった。
そして中に入る。
それからルチアと一緒に薄暗い通路に歩き二、三分程、広い場所にたどり着く。そこで目にしたのは妙に熱気を帯びた場所だ。
「おい坊主、そんなザコとっととやっちまえ!!」
「姉ちゃん、逃げるんじゃねええぇ、殺せ殺せ殺せ!!」
周囲から大量の怒号や罵声が飛び交う中、二人の冒険者が大きな部屋の中央、ロープで仕切られた場所の中で戦っている。
「賭けをしているみたいっすねぇ、確か借金を抱えた冒険者を高い金で釣ってこの場で賭けの対象にして戦わせているんっすよ。それだけじゃないっす。新薬の実験につかったりしているんっすよ」
「え──、何でそんな事を??」
幸一がけげんな顔で質問する。するとルチアが力なくほほ笑む。
「あーーそれはいま調査中です。まあ考えられるのは実力が未熟な冒険者に売りつけることと、自分たちに忠義がある奴に使用して力を誇示しようとしているんだと思うっす。まあ今は薬の実験を行っているようっす」
「そうなんだ──」
過酷な現実にサラが思わず囁き幸一は眉をひそめけげんな顔つきになる。
「まあ、サラとルチア、貴様たちにとっては驚く懸案かもしれないな」
「メーリング──、何でここに??」
その姿にサラとルチアは驚愕し目を丸くする。
そこにいたのは一人の少女。
幸一と同じくらいの身長、肩までかかった黒髪。露出度の高い服にひときわ目立つ大きい胸。頭には犬耳。
そして虚ろな目で無表情をしている。
「メーリング? 知り合いなのか?」
二人の反応に幸一はルチアに質問する。ルチアはその名前を聞いたとたん罪悪感を感じたような顔つきで答える。
「ええ……、幼いころから一緒に育った中なんです。子供のころは仲もよくて街で遊んだりしていました」
三人の間に何かあったのだろうか、しかし今悠長にそれを聞いている時間はない。
「メーリング、ルチアだよ。私のことが分かる??」
「……」
ルチアの呼びかけにメーリングは無表情のまま反応しない。
まるで機械のような意思も感情も感じない。
「50戦無敗の彼女の次なる対戦相手。それはそこにいる勇者さんなのですよ」
「え? 勇者とこいつの戦いかよ。これは賭けがいがあるぜぇ!!」
「あいよ、通りな──」
ドキドキしたが何とか中に入る許可を得る。ほっとする二人。
そしてフードの人物の隣を横切る、後ろにあるドアを開けその中に入る。
キィィィィィ──。
扉の中はさっきと同じような薄暗い道。
しかし道の少し先には扉があるのが確認できる。奥からガヤガヤとにぎやかな音、あの奥に何かがあるのは二人とも理解した。
幸一とサラが一瞬目を合わせる、そして二人とも扉へゆっくりと歩を進める。
ドアの間の前に立つ二人、再び顔を合わせた後、幸一がドアの取っ手に触れる。そして──。
キィィィィィィィィィィ──。
幸一がそのドアを開ける。
二人がドアの先に歩を進める。その先の光景に二人は視線を向ける。
地下市場の名の通り石造りの道に何軒もの出店が周囲一帯に連なっている。
珍しい食品や動物、この国では見かけないような絵画などの美術品、硬貨や貴金属、見たこともないような色に光る宝玉、さらに見るからに怪しげな薬などが出店の店頭に並んでいた。
「これは何の薬ですか?」
サラがすぐそこにある店で首を傾けながら質問する。すると中年くらいの男の商人がニヤリとしながら言葉を返す。
「これを飲むとねェ、すっごい気分が高まるんだよ。身体の興奮が収まらなくなってハイな気分がずっと続く代物でねぇ」
「いやいやいや、絶対これやばい薬だよね……」
唖然とする幸一、サラもまずいと思ったのか何とか言葉を濁してこの場を去る。
とりあえず明らかにまずいものは避けようと食材などを扱っている店を見てみる、珍しい魚の干物を見たり、年代物のワインを試飲したりした。
しかし闇市と言ういかにも怪しい名前がつき、きな臭い感じはあったが幸一が想像していたほど怪しいというわけではない。さっきの危なそうな薬も幸一の世界では規制されるような薬ではあるがこの世界ではまだ規制はない。
二人のイメージよりはまともな雰囲気ではあるが緊張は緩められない。
誰かが自分たちを狙っているか警戒しながら何か手掛かりが無いか調べる。
とりあえず道を進む。
そしてこのルームの一番奥が見えてくる、そこでサラが気づく。
「ウェルナー、あれちょっと行ってみようよ」
サラが指差した先、それは奥に通じる扉、ドアの端には警備役らしき人物がいる。
幸一は首を縦に振りそこへ移動しようとする。すると──。
「夫婦のお二人さん、お探し物は扉の奥っすよ」
背後から聞き慣れた声、幸一が話しかける。
「ルチア──、何でここに???」
幸一が思わず驚く、まさか彼女に遭遇するとは思わなかったからだ。
そしてルチアは幸一とサラの耳元に手を当てひそひそ話でしゃべる。
「なんでって──、自分スパイっすもん。得意分野なんだからここに来るのは当たり前っしょ」
「まあ、そうだけど……」
「とりあえず行きましょ!! ほれほれ」
ルチアが二人の腕を引っ張り軽快なステップで門番の所へ向かっていく。
門番に三人とも招待状を見せるとあっさりと入る許可をもらった。
そして中に入る。
それからルチアと一緒に薄暗い通路に歩き二、三分程、広い場所にたどり着く。そこで目にしたのは妙に熱気を帯びた場所だ。
「おい坊主、そんなザコとっととやっちまえ!!」
「姉ちゃん、逃げるんじゃねええぇ、殺せ殺せ殺せ!!」
周囲から大量の怒号や罵声が飛び交う中、二人の冒険者が大きな部屋の中央、ロープで仕切られた場所の中で戦っている。
「賭けをしているみたいっすねぇ、確か借金を抱えた冒険者を高い金で釣ってこの場で賭けの対象にして戦わせているんっすよ。それだけじゃないっす。新薬の実験につかったりしているんっすよ」
「え──、何でそんな事を??」
幸一がけげんな顔で質問する。するとルチアが力なくほほ笑む。
「あーーそれはいま調査中です。まあ考えられるのは実力が未熟な冒険者に売りつけることと、自分たちに忠義がある奴に使用して力を誇示しようとしているんだと思うっす。まあ今は薬の実験を行っているようっす」
「そうなんだ──」
過酷な現実にサラが思わず囁き幸一は眉をひそめけげんな顔つきになる。
「まあ、サラとルチア、貴様たちにとっては驚く懸案かもしれないな」
「メーリング──、何でここに??」
その姿にサラとルチアは驚愕し目を丸くする。
そこにいたのは一人の少女。
幸一と同じくらいの身長、肩までかかった黒髪。露出度の高い服にひときわ目立つ大きい胸。頭には犬耳。
そして虚ろな目で無表情をしている。
「メーリング? 知り合いなのか?」
二人の反応に幸一はルチアに質問する。ルチアはその名前を聞いたとたん罪悪感を感じたような顔つきで答える。
「ええ……、幼いころから一緒に育った中なんです。子供のころは仲もよくて街で遊んだりしていました」
三人の間に何かあったのだろうか、しかし今悠長にそれを聞いている時間はない。
「メーリング、ルチアだよ。私のことが分かる??」
「……」
ルチアの呼びかけにメーリングは無表情のまま反応しない。
まるで機械のような意思も感情も感じない。
「50戦無敗の彼女の次なる対戦相手。それはそこにいる勇者さんなのですよ」
「え? 勇者とこいつの戦いかよ。これは賭けがいがあるぜぇ!!」
0
お気に入りに追加
106
あなたにおすすめの小説

【完結】初級魔法しか使えない低ランク冒険者の少年は、今日も依頼を達成して家に帰る。
アノマロカリス
ファンタジー
少年テッドには、両親がいない。
両親は低ランク冒険者で、依頼の途中で魔物に殺されたのだ。
両親の少ない保険でやり繰りしていたが、もう金が尽きかけようとしていた。
テッドには、妹が3人いる。
両親から「妹達を頼む!」…と出掛ける前からいつも約束していた。
このままでは家族が離れ離れになると思ったテッドは、冒険者になって金を稼ぐ道を選んだ。
そんな少年テッドだが、パーティーには加入せずにソロ活動していた。
その理由は、パーティーに参加するとその日に家に帰れなくなるからだ。
両親は、小さいながらも持ち家を持っていてそこに住んでいる。
両親が生きている頃は、父親の部屋と母親の部屋、子供部屋には兄妹4人で暮らしていたが…
両親が死んでからは、父親の部屋はテッドが…
母親の部屋は、長女のリットが、子供部屋には、次女のルットと三女のロットになっている。
今日も依頼をこなして、家に帰るんだ!
この少年テッドは…いや、この先は本編で語ろう。
お楽しみくださいね!
HOTランキング20位になりました。
皆さん、有り難う御座います。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
転生をしたら異世界だったので、のんびりスローライフで過ごしたい。
みみっく
ファンタジー
どうやら事故で死んでしまって、転生をしたらしい……仕事を頑張り、人間関係も上手くやっていたのにあっけなく死んでしまうなら……だったら、のんびりスローライフで過ごしたい!
だけど現状は、幼馴染に巻き込まれて冒険者になる流れになってしまっている……
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
外れスキル《コピー》を授かったけど「無能」と言われて家を追放された~ だけど発動条件を満たせば"魔族のスキル"を発動することができるようだ~
そらら
ファンタジー
「鑑定ミスではありません。この子のスキルは《コピー》です。正直、稀に見る外れスキルですね、何せ発動条件が今だ未解明なのですから」
「何てことなの……」
「全く期待はずれだ」
私の名前はラゼル、十五歳になったんだけども、人生最悪のピンチに立たされている。
このファンタジックな世界では、15歳になった際、スキル鑑定を医者に受けさせられるんだが、困ったことに私は外れスキル《コピー》を当ててしまったらしい。
そして数年が経ち……案の定、私は家族から疎ましく感じられてーーついに追放されてしまう。
だけど私のスキルは発動条件を満たすことで、魔族のスキルをコピーできるようだ。
そして、私の能力が《外れスキル》ではなく、恐ろしい能力だということに気づく。
そんでこの能力を使いこなしていると、知らないうちに英雄と呼ばれていたんだけど?
私を追放した家族が戻ってきてほしいって泣きついてきたんだけど、もう戻らん。
私は最高の仲間と最強を目指すから。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる