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サヴィンビ編
それぞれの決意、そしてイレーナの再挑戦
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「青葉、そこにいたのか──、やっぱり気にしていたんだな」
青葉だった、そしてそこに幸一がやってくる。笑みを浮かべてはいたがどこか作り笑いに見える。恐らく考えていたのだろう、自分たちが良かれと思ってやったことが結果的に争いの火種になってしまっていたのだから。
何とか青葉を元気づけようと星を見上げながら言葉をかける。
「まあ、思いが伝わらなくってうまくいかないっているのはどこだってあるよ」
「慰めてくれて……、ありがとう。どうしようかな? みんなのためにってやったのに、あんな結果になっちゃった──」
いつもの陽気なそぶりとはうって変わって引きつった表情。それを見た幸一は少し考える、そして青葉の方を向き言葉をかける。
「それでもやるしかない、かな。みんなの声を聞いて次はやる。それしかないと思う」
「出来ると思う、今日みんなとあってなんかそう感じた、何とかしようっていう気持ちがあるのは理解できた。だから今度は絶対力になろう。俺もいるからさ」
「そうね、みんなこの状況を何とか良くしようっていうのは伝わっているもの、私だって落ち込んでなんかいられないわ。幸君だってみんなの前で負けてもこうして励ましてくれるんだし」
そうしてにこっと笑いながら青葉は幸一の腕をぎゅっとつかむ。幸一は突然の行動に驚き顔を赤くする。
「えーー?? ちょっと、やめてよ」
「いいじゃん、特別特別~~」
無邪気な二人のやりとり。
少しだけ元気を取り戻す青葉。幸一もその姿に少し元気を取り戻す。
確かにすべてがうまくいっているわけではない、しかしみんなの望む方向は変わらない。
あとはどうやって摩擦を起こさずに同じ道に歩いていくか、幸一達の戦いは続く──。
同じ夜、雲ひとつない星空を見ながら一人のゴブリンの男性が思いつめていた。
(俺は、どうすればいいんだ?)
世界最強ともいえる敵を相手に一歩も引かずに最後まで戦っていた。確かに敗れはしたもののあそこまでマンネルへイムを追い詰めた。
その姿を思い出しながら今までの自分と対比する。
国防大臣と言う名の下政府の言う事を何でも聞く犬となり民間人を弾圧し人々を苦しめる肩棒を担いでいる。
国家のトップである父親の手駒。
「俺は……」
かつて留学先で会ったこともある青葉にも合わす顔がない。決断を迫られていた。故郷のために、自分がどうするべきか──。
さらにもう一人──。決意を固めた少女が一人。
両手で握りこぶしを作り食材をまじまじと眺めながら一人の少女が心の中で叫ぶ。
(前回は失敗しちゃったけど、今回は絶対成功させる!!)
イレーナであった。今日の夕飯はイレーナが作るとすでに宣言していた。幸一、青葉、サラの三人とも先日のパスタの一件からいい顔をしなかったがイレーナが今度は失敗しないという宣言の元許可を得てイレーナが料理を作る事となった。
「今回は、絶対頑張る。おいしい料理、作って幸君にごちそうする!!」
前回はパスタを作って失敗してしまった。なので今回は何としてもおいしい料理を作ると心に誓い料理に取り掛かる。
流石に王都ネウストリアに比べると材料の質は落ちてしまうが今日食べる食料ですら困っているここで食材に文句は言ってられない。
前回は疲労のため居眠りをしパスタを餅のようにしてしまったイレーナ。今度こそは、今度こそは成功させるとの決意を胸に料理が始まった。
「待ってて幸君、私おいしい料理作るから!!」
今回は魚を作った料理であった。料理の専門書を見ながら慎重に魚を裁いていく。
自分の手を切らないようにゆっくりと魚に切れ目を入れて内臓を取り除く。
(うん、何とか出来た──)
集中し額の汗をぬぐうイレーナ。
少し時間がかかったが目立ったトラブルは無く成功。他の調理にも取り掛かる。
(まだまだ油断は出来ない。頑張れ私!!)
パンやサラダなどの調理も難なく成功。イレーナの中で心が躍り始める。
「今回は、出来たやったーー」
そして出来た料理をまじまじと眺める。
にっこりと喜びの表情になりながら盛り付けを始める
盛り付けも特に難なく成功。今回は大成功という結果。イレーナは心の中で叫ぶ。
(幸君、みんな。今回は良く出来たよ。待っててね!!)
そして幸一と青葉が部屋に帰ってきた。イレーナが今回は自分が手料理を作ったこと、そしてそれがうまく行った事を高いテンションで報告する。
「イレーナちゃんの料理、喜んで……いいの?」
前回の末路を思い出しうなだれる青葉。しかしイレーナは自信を持って即答する。
「喜んでいいんだよ、今回はおいしいから!!」
「期待して──いいの?」
「大丈夫、失敗とかしてないよ」
「わかった、イレーナちゃん、信じるよ──」
青葉の囁き通りみんながイレーナの言葉を信じ食事に入る。
焼き魚とパン、サラダにミルクティーといったシンプルな内容だった。
そこに調べ物をしていたサラも入ってきて食事に入る。
「いただきまーす」
そしてイレーナが作った料理を幸一達が召し上がることになった。幸一がその料理を口に入れる、その味は……。
青葉だった、そしてそこに幸一がやってくる。笑みを浮かべてはいたがどこか作り笑いに見える。恐らく考えていたのだろう、自分たちが良かれと思ってやったことが結果的に争いの火種になってしまっていたのだから。
何とか青葉を元気づけようと星を見上げながら言葉をかける。
「まあ、思いが伝わらなくってうまくいかないっているのはどこだってあるよ」
「慰めてくれて……、ありがとう。どうしようかな? みんなのためにってやったのに、あんな結果になっちゃった──」
いつもの陽気なそぶりとはうって変わって引きつった表情。それを見た幸一は少し考える、そして青葉の方を向き言葉をかける。
「それでもやるしかない、かな。みんなの声を聞いて次はやる。それしかないと思う」
「出来ると思う、今日みんなとあってなんかそう感じた、何とかしようっていう気持ちがあるのは理解できた。だから今度は絶対力になろう。俺もいるからさ」
「そうね、みんなこの状況を何とか良くしようっていうのは伝わっているもの、私だって落ち込んでなんかいられないわ。幸君だってみんなの前で負けてもこうして励ましてくれるんだし」
そうしてにこっと笑いながら青葉は幸一の腕をぎゅっとつかむ。幸一は突然の行動に驚き顔を赤くする。
「えーー?? ちょっと、やめてよ」
「いいじゃん、特別特別~~」
無邪気な二人のやりとり。
少しだけ元気を取り戻す青葉。幸一もその姿に少し元気を取り戻す。
確かにすべてがうまくいっているわけではない、しかしみんなの望む方向は変わらない。
あとはどうやって摩擦を起こさずに同じ道に歩いていくか、幸一達の戦いは続く──。
同じ夜、雲ひとつない星空を見ながら一人のゴブリンの男性が思いつめていた。
(俺は、どうすればいいんだ?)
世界最強ともいえる敵を相手に一歩も引かずに最後まで戦っていた。確かに敗れはしたもののあそこまでマンネルへイムを追い詰めた。
その姿を思い出しながら今までの自分と対比する。
国防大臣と言う名の下政府の言う事を何でも聞く犬となり民間人を弾圧し人々を苦しめる肩棒を担いでいる。
国家のトップである父親の手駒。
「俺は……」
かつて留学先で会ったこともある青葉にも合わす顔がない。決断を迫られていた。故郷のために、自分がどうするべきか──。
さらにもう一人──。決意を固めた少女が一人。
両手で握りこぶしを作り食材をまじまじと眺めながら一人の少女が心の中で叫ぶ。
(前回は失敗しちゃったけど、今回は絶対成功させる!!)
イレーナであった。今日の夕飯はイレーナが作るとすでに宣言していた。幸一、青葉、サラの三人とも先日のパスタの一件からいい顔をしなかったがイレーナが今度は失敗しないという宣言の元許可を得てイレーナが料理を作る事となった。
「今回は、絶対頑張る。おいしい料理、作って幸君にごちそうする!!」
前回はパスタを作って失敗してしまった。なので今回は何としてもおいしい料理を作ると心に誓い料理に取り掛かる。
流石に王都ネウストリアに比べると材料の質は落ちてしまうが今日食べる食料ですら困っているここで食材に文句は言ってられない。
前回は疲労のため居眠りをしパスタを餅のようにしてしまったイレーナ。今度こそは、今度こそは成功させるとの決意を胸に料理が始まった。
「待ってて幸君、私おいしい料理作るから!!」
今回は魚を作った料理であった。料理の専門書を見ながら慎重に魚を裁いていく。
自分の手を切らないようにゆっくりと魚に切れ目を入れて内臓を取り除く。
(うん、何とか出来た──)
集中し額の汗をぬぐうイレーナ。
少し時間がかかったが目立ったトラブルは無く成功。他の調理にも取り掛かる。
(まだまだ油断は出来ない。頑張れ私!!)
パンやサラダなどの調理も難なく成功。イレーナの中で心が躍り始める。
「今回は、出来たやったーー」
そして出来た料理をまじまじと眺める。
にっこりと喜びの表情になりながら盛り付けを始める
盛り付けも特に難なく成功。今回は大成功という結果。イレーナは心の中で叫ぶ。
(幸君、みんな。今回は良く出来たよ。待っててね!!)
そして幸一と青葉が部屋に帰ってきた。イレーナが今回は自分が手料理を作ったこと、そしてそれがうまく行った事を高いテンションで報告する。
「イレーナちゃんの料理、喜んで……いいの?」
前回の末路を思い出しうなだれる青葉。しかしイレーナは自信を持って即答する。
「喜んでいいんだよ、今回はおいしいから!!」
「期待して──いいの?」
「大丈夫、失敗とかしてないよ」
「わかった、イレーナちゃん、信じるよ──」
青葉の囁き通りみんながイレーナの言葉を信じ食事に入る。
焼き魚とパン、サラダにミルクティーといったシンプルな内容だった。
そこに調べ物をしていたサラも入ってきて食事に入る。
「いただきまーす」
そしてイレーナが作った料理を幸一達が召し上がることになった。幸一がその料理を口に入れる、その味は……。
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