16 / 25
第十六話
しおりを挟む
第十六話
「それで? 何しに来た?」
「師匠」
師匠は豪快な物言いをする人ではあるが、ここまで不機嫌さを表に出すのは珍しい。
「ん? あぁ、いいんだよ。こいつはそうだな‥‥さしずめ、メェの兄弟子ってとこか」
「兄、弟子‥‥師匠、私以外にも弟子がいたのですか」
「昔の話だ。しかも、こいつはメェと違って途中で逃げ出した根性無しさ」
大国の国王を根性無しって。私だって何度も逃げそうになりました。その度に先回りした師匠に見つかって、連れ戻されただけですが‥‥。
「まさか‥‥メルリア様はフローラ様の修行を終えられたのですか⁉」
ジル様を床に降ろしかけていたミカさんが、慌ててこちらに詰め寄って来た。
いや、今「ゴン!」って音がしましたが、大丈夫でしょうか?
「メェ。あれ、持ってるか?」
「はい。勿論です」
私は服の襟ぐりから首に下げた細い鎖を引っ張り出し、師匠に見せた。
その鎖には小さな宝石の埋め込まれた、細い円筒状の飾りがついている。
鎖も飾りも、修行を終えた証だと師匠がくださった物だ。
「‥‥なるほど」
一瞬かなり驚いた顔をしたミカさんだが、次の瞬間には青くなり、そして悲哀に満ちた瞳で私を見た。
この反応を見るに、修行の内容はある程度知っているようです。
兄弟子‥‥なんとも不思議な感じです。
胸に広がるこれは何でしょうか。
師匠を師匠と呼ぶのは(ジル様は「バ」と言いかけていましたが)私だけだと思っていた。
この気持ちは‥‥仲間意識!
あの苦行を! 私以外にも! 味わった人がいる!
思わずジル様の方を見ると、ピヨさんがジル様の後頭部を突いていました。
「この! また来たわね!」
「本当に来たんだな」
「「わ~い! おじちゃんだ~」」
見ようによっては、ほのぼのとしていそうですね。
「そ・れ・で?」
不機嫌さを隠そうともしない師匠に、ミカさんは恭しくお辞儀をすると、懐から小さな袋を取り出した。
そして、さらにその袋から次から次へと物を取り出して並べていった。
中身は見えないが大きな箱、服に本、花束やお菓子の箱等々‥‥凄い量です。
「先日は我が主が大変お世話になりました。本日はそのお礼と、改めてご挨拶に参った所存にございます」
「お礼と言われましても、お茶を出しただけで‥‥」
「いいえ。メルリア様のお茶が無ければ、我が主は寒さに震えていたかもしれません」
スイッと近寄られ、顔が近いです! 笑顔なのに、圧が凄い!
「あ、あの」
「竜も羽を休める場所がなく、海を越える力が残っていなかったかもしれません」
「そ、それは、私は何も」
ジル様が乗って来た竜は、テラスでのんびりしていただけです。
「受け取っていただかなければ、この老い先短い爺は‥‥爺は‥‥」
ミカさんがハンカチを取り出し、涙を拭い‥‥。
「わ、わかりました。その、受け取らせていただきます」
「そうですか、そうですか」
ミカさんがやっと離れてくれましたが、「ぶふっ」と師匠が笑い出しました。
「メェ、ちょろすぎだろ! まぁ、貰えるもんは貰っておきな」
師匠は洋服を摘まみ上げると、ふふっと笑った。
「上質だが、過美じゃない。選んだのは‥‥まぁ、誰でもいいか。そこのバカなら、布と石でごってごてに飾ったお貴族様のドレスを選びそうだからな」
師匠が摘まみ上げている服は、軽装ではあるがドレスではない。平民の町娘と言うより、商家の娘と言った感じだ。
ありがたいとは思うが、私はどちらかと言うと師匠に頂いた服の方が動きやすくて好きです。極小の布と紐だけのアレ以外は、ですが。
「う‥‥ん?」
ジル様が目を覚ましたようです。
「頭がチクチクする‥‥」
おっと、それはピヨさんですね! 急いでジル様の頭に治癒魔法を掛けた。
「あ、あぁ。ありがとう」
「元気そうだなぁ、ジル坊」
「うっ‥‥ご無沙汰しております、師匠」
ジル様はビクッと身体を震わせると、恐る恐る師匠の方を向いた。
「本当にねぇ」
おぉ、師匠の後ろに炎が見えるようだ。
ジル様は大きな身体を縮こませ、まるで怒られる前の子供のように小刻みに震えている。
師匠がここまで怒るのを見たのは、初めてだ。
段々ジル様が可哀想になってきたので、急いで師匠の好きなお茶を入れ、皆に出した。
お茶を一口飲んだ師匠の炎が、心なしか小さくなったような気がします。
「‥‥まぁ、いい。これ以上元弟子に文句を言っても、楽しくない」
予想以上の効果があったようです。よかった‥‥。
「メェ、あの菓子まだあったよな? この茶に会うと思うんだけどなぁ」
あの菓子とは、昨日作った「くっきー」という物の事だろう。甘い物が食べたいと言う師匠に、トウドウさんの本に載っていた物を作った。師匠はかなり気に入ったようでしたが‥。
「師匠、甘い物の食べ過ぎは良くありませんよ」
「今日はまだ食べてないから、大丈夫だろ」
「夜中につまみ食いしてましたよね? それに、もうすぐお昼ご飯ですよ」
気に入りすぎて、少し心配です。心配なのですが、ブーブー言いながらも少し嬉しそうな師匠の顔を見てしまうと、どうにも「絶対に駄目」とは言えなくなってしまう。
「‥‥一枚だけなら」
「えぇ~! せめて、二枚!」
「‥‥しょうがないですね」
「やった!」
うぅ、我ながら弱い。
「「凄い‥‥」」
声のした方を見ると、ジル様とミカさんが驚いた顔で私を見ていました。
「あの師匠を‥‥」
「いやはや、長生きをすると珍しいものが見れますねぇ」
ジル様とミカさんから、何かキラキラとした視線を感じる。
最近の師匠はなんと言うか、餌付けされた野良猫(いや、魔獣か)のように丸くなったから、驚いたのかもしれない。
それはそうと、ピヨさん。そろそろジル様の頭を突くのを止めてあげてください。
「それで? 何しに来た?」
「師匠」
師匠は豪快な物言いをする人ではあるが、ここまで不機嫌さを表に出すのは珍しい。
「ん? あぁ、いいんだよ。こいつはそうだな‥‥さしずめ、メェの兄弟子ってとこか」
「兄、弟子‥‥師匠、私以外にも弟子がいたのですか」
「昔の話だ。しかも、こいつはメェと違って途中で逃げ出した根性無しさ」
大国の国王を根性無しって。私だって何度も逃げそうになりました。その度に先回りした師匠に見つかって、連れ戻されただけですが‥‥。
「まさか‥‥メルリア様はフローラ様の修行を終えられたのですか⁉」
ジル様を床に降ろしかけていたミカさんが、慌ててこちらに詰め寄って来た。
いや、今「ゴン!」って音がしましたが、大丈夫でしょうか?
「メェ。あれ、持ってるか?」
「はい。勿論です」
私は服の襟ぐりから首に下げた細い鎖を引っ張り出し、師匠に見せた。
その鎖には小さな宝石の埋め込まれた、細い円筒状の飾りがついている。
鎖も飾りも、修行を終えた証だと師匠がくださった物だ。
「‥‥なるほど」
一瞬かなり驚いた顔をしたミカさんだが、次の瞬間には青くなり、そして悲哀に満ちた瞳で私を見た。
この反応を見るに、修行の内容はある程度知っているようです。
兄弟子‥‥なんとも不思議な感じです。
胸に広がるこれは何でしょうか。
師匠を師匠と呼ぶのは(ジル様は「バ」と言いかけていましたが)私だけだと思っていた。
この気持ちは‥‥仲間意識!
あの苦行を! 私以外にも! 味わった人がいる!
思わずジル様の方を見ると、ピヨさんがジル様の後頭部を突いていました。
「この! また来たわね!」
「本当に来たんだな」
「「わ~い! おじちゃんだ~」」
見ようによっては、ほのぼのとしていそうですね。
「そ・れ・で?」
不機嫌さを隠そうともしない師匠に、ミカさんは恭しくお辞儀をすると、懐から小さな袋を取り出した。
そして、さらにその袋から次から次へと物を取り出して並べていった。
中身は見えないが大きな箱、服に本、花束やお菓子の箱等々‥‥凄い量です。
「先日は我が主が大変お世話になりました。本日はそのお礼と、改めてご挨拶に参った所存にございます」
「お礼と言われましても、お茶を出しただけで‥‥」
「いいえ。メルリア様のお茶が無ければ、我が主は寒さに震えていたかもしれません」
スイッと近寄られ、顔が近いです! 笑顔なのに、圧が凄い!
「あ、あの」
「竜も羽を休める場所がなく、海を越える力が残っていなかったかもしれません」
「そ、それは、私は何も」
ジル様が乗って来た竜は、テラスでのんびりしていただけです。
「受け取っていただかなければ、この老い先短い爺は‥‥爺は‥‥」
ミカさんがハンカチを取り出し、涙を拭い‥‥。
「わ、わかりました。その、受け取らせていただきます」
「そうですか、そうですか」
ミカさんがやっと離れてくれましたが、「ぶふっ」と師匠が笑い出しました。
「メェ、ちょろすぎだろ! まぁ、貰えるもんは貰っておきな」
師匠は洋服を摘まみ上げると、ふふっと笑った。
「上質だが、過美じゃない。選んだのは‥‥まぁ、誰でもいいか。そこのバカなら、布と石でごってごてに飾ったお貴族様のドレスを選びそうだからな」
師匠が摘まみ上げている服は、軽装ではあるがドレスではない。平民の町娘と言うより、商家の娘と言った感じだ。
ありがたいとは思うが、私はどちらかと言うと師匠に頂いた服の方が動きやすくて好きです。極小の布と紐だけのアレ以外は、ですが。
「う‥‥ん?」
ジル様が目を覚ましたようです。
「頭がチクチクする‥‥」
おっと、それはピヨさんですね! 急いでジル様の頭に治癒魔法を掛けた。
「あ、あぁ。ありがとう」
「元気そうだなぁ、ジル坊」
「うっ‥‥ご無沙汰しております、師匠」
ジル様はビクッと身体を震わせると、恐る恐る師匠の方を向いた。
「本当にねぇ」
おぉ、師匠の後ろに炎が見えるようだ。
ジル様は大きな身体を縮こませ、まるで怒られる前の子供のように小刻みに震えている。
師匠がここまで怒るのを見たのは、初めてだ。
段々ジル様が可哀想になってきたので、急いで師匠の好きなお茶を入れ、皆に出した。
お茶を一口飲んだ師匠の炎が、心なしか小さくなったような気がします。
「‥‥まぁ、いい。これ以上元弟子に文句を言っても、楽しくない」
予想以上の効果があったようです。よかった‥‥。
「メェ、あの菓子まだあったよな? この茶に会うと思うんだけどなぁ」
あの菓子とは、昨日作った「くっきー」という物の事だろう。甘い物が食べたいと言う師匠に、トウドウさんの本に載っていた物を作った。師匠はかなり気に入ったようでしたが‥。
「師匠、甘い物の食べ過ぎは良くありませんよ」
「今日はまだ食べてないから、大丈夫だろ」
「夜中につまみ食いしてましたよね? それに、もうすぐお昼ご飯ですよ」
気に入りすぎて、少し心配です。心配なのですが、ブーブー言いながらも少し嬉しそうな師匠の顔を見てしまうと、どうにも「絶対に駄目」とは言えなくなってしまう。
「‥‥一枚だけなら」
「えぇ~! せめて、二枚!」
「‥‥しょうがないですね」
「やった!」
うぅ、我ながら弱い。
「「凄い‥‥」」
声のした方を見ると、ジル様とミカさんが驚いた顔で私を見ていました。
「あの師匠を‥‥」
「いやはや、長生きをすると珍しいものが見れますねぇ」
ジル様とミカさんから、何かキラキラとした視線を感じる。
最近の師匠はなんと言うか、餌付けされた野良猫(いや、魔獣か)のように丸くなったから、驚いたのかもしれない。
それはそうと、ピヨさん。そろそろジル様の頭を突くのを止めてあげてください。
15
お気に入りに追加
353
あなたにおすすめの小説

「魔道具の燃料でしかない」と言われた聖女が追い出されたので、結界は消えます
七辻ゆゆ
ファンタジー
聖女ミュゼの仕事は魔道具に力を注ぐだけだ。そうして国を覆う大結界が発動している。
「ルーチェは魔道具に力を注げる上、癒やしの力まで持っている、まさに聖女だ。燃料でしかない平民のおまえとは比べようもない」
そう言われて、ミュゼは城を追い出された。
しかし城から出たことのなかったミュゼが外の世界に恐怖した結果、自力で結界を張れるようになっていた。
そしてミュゼが力を注がなくなった大結界は力を失い……

異世界に落ちたら若返りました。
アマネ
ファンタジー
榊原 チヨ、87歳。
夫との2人暮らし。
何の変化もないけど、ゆっくりとした心安らぐ時間。
そんな普通の幸せが側にあるような生活を送ってきたのにーーー
気がついたら知らない場所!?
しかもなんかやたらと若返ってない!?
なんで!?
そんなおばあちゃんのお話です。
更新は出来れば毎日したいのですが、物語の時間は割とゆっくり進むかもしれません。

【完結】『飯炊き女』と呼ばれている騎士団の寮母ですが、実は最高位の聖女です
葉桜鹿乃
恋愛
ルーシーが『飯炊き女』と、呼ばれてそろそろ3年が経とうとしている。
王宮内に兵舎がある王立騎士団【鷹の爪】の寮母を担っているルーシー。
孤児院の出で、働き口を探してここに配置された事になっているが、実はこの国の最も高貴な存在とされる『金剛の聖女』である。
王宮という国で一番安全な場所で、更には周囲に常に複数人の騎士が控えている場所に、本人と王族、宰相が話し合って所属することになったものの、存在を秘する為に扱いは『飯炊き女』である。
働くのは苦では無いし、顔を隠すための不細工な丸眼鏡にソバカスと眉を太くする化粧、粗末な服。これを襲いに来るような輩は男所帯の騎士団にも居ないし、聖女の力で存在感を常に薄めるようにしている。
何故このような擬態をしているかというと、隣国から聖女を狙って何者かが間者として侵入していると言われているためだ。
隣国は既に瘴気で汚れた土地が多くなり、作物もまともに育たないと聞いて、ルーシーはしばらく隣国に行ってもいいと思っているのだが、長く冷戦状態にある隣国に行かせるのは命が危ないのでは、と躊躇いを見せる国王たちをルーシーは説得する教養もなく……。
そんな折、ある日の月夜に、明日の雨を予見して変装をせずに水汲みをしている時に「見つけた」と言われて振り向いたそこにいたのは、騎士団の中でもルーシーに優しい一人の騎士だった。
※感想の取り扱いは近況ボードを参照してください。
※小説家になろう様でも掲載予定です。
【完結】冷酷眼鏡とウワサされる副騎士団長様が、一直線に溺愛してきますっ!
楠結衣
恋愛
触ると人の心の声が聞こえてしまう聖女リリアンは、冷酷と噂の副騎士団長のアルバート様に触ってしまう。
(リリアン嬢、かわいい……。耳も小さくて、かわいい。リリアン嬢の耳、舐めたら甘そうだな……いや寧ろ齧りたい……)
遠くで見かけるだけだったアルバート様の思わぬ声にリリアンは激しく動揺してしまう。きっと聞き間違えだったと結論付けた筈が、聖女の試験で必須な魔物についてアルバート様から勉強を教わることに──!
(かわいい、好きです、愛してます)
(誰にも見せたくない。執務室から出さなくてもいいですよね?)
二人きりの勉強会。アルバート様に触らないように気をつけているのに、リリアンのうっかりで毎回触れられてしまう。甘すぎる声にリリアンのドキドキが止まらない!
ところが、ある日、リリアンはアルバート様の声にうっかり反応してしまう。
(まさか。もしかして、心の声が聞こえている?)
リリアンの秘密を知ったアルバート様はどうなる?
二人の恋の結末はどうなっちゃうの?!
心の声が聞こえる聖女リリアンと変態あまあまな声がダダ漏れなアルバート様の、甘すぎるハッピーエンドラブストーリー。
✳︎表紙イラストは、さらさらしるな。様の作品です。
✳︎小説家になろうにも投稿しています♪
聖女としてきたはずが要らないと言われてしまったため、異世界でふわふわパンを焼こうと思います!
伊桜らな
ファンタジー
家業パン屋さんで働くメルは、パンが大好き。
いきなり聖女召喚の儀やらで異世界に呼ばれちゃったのに「いらない」と言われて追い出されてしまう。どうすればいいか分からなかったとき、公爵家当主に拾われ公爵家にお世話になる。
衣食住は確保できたって思ったのに、パンが美味しくないしめちゃくちゃ硬い!!
パン好きなメルは、厨房を使いふわふわパン作りを始める。
*表紙画は月兎なつめ様に描いて頂きました。*
ー(*)のマークはRシーンがあります。ー
少しだけ展開を変えました。申し訳ありません。
ホットランキング 1位(2021.10.17)
ファンタジーランキング1位(2021.10.17)
小説ランキング 1位(2021.10.17)
ありがとうございます。読んでくださる皆様に感謝です。

番から逃げる事にしました
みん
恋愛
リュシエンヌには前世の記憶がある。
前世で人間だった彼女は、結婚を目前に控えたある日、熊族の獣人の番だと判明し、そのまま熊族の領地へ連れ去られてしまった。それからの彼女の人生は大変なもので、最期は番だった自分を恨むように生涯を閉じた。
彼女は200年後、今度は自分が豹の獣人として生まれ変わっていた。そして、そんな記憶を持ったリュシエンヌが番と出会ってしまい、そこから、色んな事に巻き込まれる事になる─と、言うお話です。
❋相変わらずのゆるふわ設定で、メンタルも豆腐並なので、軽い気持ちで読んで下さい。
❋独自設定有りです。
❋他視点の話もあります。
❋誤字脱字は気を付けていますが、あると思います。すみません。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞

【完結】わたしは大事な人の側に行きます〜この国が不幸になりますように〜
彩華(あやはな)
恋愛
一つの密約を交わし聖女になったわたし。
わたしは婚約者である王太子殿下に婚約破棄された。
王太子はわたしの大事な人をー。
わたしは、大事な人の側にいきます。
そして、この国不幸になる事を祈ります。
*わたし、王太子殿下、ある方の視点になっています。敢えて表記しておりません。
*ダークな内容になっておりますので、ご注意ください。
ハピエンではありません。ですが、救済はいれました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる