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拾壱
第58話
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ばちばちと尻に肉がぶつかる鈍い音が寝室に響く。
「やめてっ、やめろってば!痛いっいたいっ!」
「悠太っゆうたっ!パパと呼びなさい!パパって呼べ!呼べっ!」
筋肉質で団子みたいに大きくて丸い体が、ベッドに横を向いて寝転がる陽真を後ろから抱き込むようにして一心不乱に腰を打付ける。
「ヴッ!!、ぐっ、!うぅ、うっ!・・・」
ベッドが壊れそうなくらいに軋んでいるのにお構い無しで体を揺さぶられて、内蔵が抉られる。
そこには快楽なんてなくて、突かれる度に涙が溢れて吐き気がせりあがってくる。
両手で鷲掴んだ小さな尻を男が力いっぱい叩くと、少年の涙で濡れた顔が苦悶に歪む。
「悠太っ!!」
「ッッ~ぱ、パパっ!痛いっ、も、抜いてっ!抜いてっ!」
「っく!」
橘の太く膨れ上がった陰茎が陽真のナカからずるりと引き抜かれると、ビクビクと脈打つソレが力なく上下する少年の腹の上に欲を吐き出した。
「はっ、はっ、はっ、ゔぅ・・・」
「・・・悠太。可愛いな、悠太っ」
乱暴に暴かれたせいで尻が切れたのか真っ白なシーツには赤いシミが出来ている。
一方で橘の猛りは落ち着くことなく、欲を吐き出した今もビクビクとはち切れんばかりに赤黒い頭をもたげていて、震える陽真の小さな尻に手を伸ばしていた。
「ゔ・・・、も、もうやめて・・・。怖いっ、痛いっ橘さ、」
「橘さんじゃないだろ、悠太」
橘の分厚い掌がピシャリと陽真の尻を打つ。
「ア''ッ!、ヴ、ぅぅ」
陽真の逃げる腰を引き寄せた橘がその双丘に自身の熱を挟み再度腰を忙しく動かす。
「は~ガキのすべ肌ァ''・・・」
陽真の尻たぶの上をズリズリと這うソレの鈴口からは透明な液が漏れ出て、濡れた音が耳にこびりつく。
橘の掌が陽真の顎を掴み、親指で唇をなぞった。
「っやだ!やだやだ、それだけはっ」
「あ''?」
「何でもするから!キスは、やだ・・・ッ」
「んだそのワガママ。チッ、まぁいい」
ベッドが軋み、橘の体が陽真から離れる。
「まだ時間はたっぷりある」
「っわ?!な、なにっ?」
橘に両腕を縛り上げられ、アイアンのベッドボードに繋がれる。
少し動くだけで太い紐が陽真の手首に食い込み、少年が小さく呻く。
「・・・子供ってのは良い。肌は滑らかで柔らかくて、純粋無垢で、恐怖と性欲で濁るガラス玉みたいに丸い目」
「・・・っゃ、め」
「ふっくらした頬と唇、ピンク色の乳首」
「アッ、ウ、」
橘が少年の乳首を爪で弾き、応えるように丸裸でベッドに繋がれた白い体がビクビクと小さく跳ねる。
「お前の初ポルノビデオ見たよ、小学一年生の頃か?怖かったろ・・・ん?」
「・・・っ」
「あれは俺が襲わせたんだ」
陽真の耳元で低く囁いた橘がニヤリと醜悪に笑う。
「・・・あの頃のお前は可愛かったなぁ。残念、もうすぐでお前も大人だ」
「・・・っなら、なんで!お、俺はもう橘さ、・・・パパの対象外なんでしょ・・・?」
橘の視線がベッドに縫い付けられた少年の体を舐めるように見つめ、陽真が気まずそうに男に背を向け小さく身震いをする。
橘の言う通り、陽真はもう十八だ。
年齢より幼く見られるとしても、筋肉がついた体はお世辞にも柔らかいとはいえない。
「・・・お前は特別だよ、悠太」
身動きの取れない陽真の横に全裸のままゴロリと寝転んだ橘が呟くと、柔らかい毛布と掛け布団が体に被さり電気が消える。
暫くすると男の大きないびきが聞こえ、少年の腰を抱いていた両手はシーツの上に転んでいた。
「やめてっ、やめろってば!痛いっいたいっ!」
「悠太っゆうたっ!パパと呼びなさい!パパって呼べ!呼べっ!」
筋肉質で団子みたいに大きくて丸い体が、ベッドに横を向いて寝転がる陽真を後ろから抱き込むようにして一心不乱に腰を打付ける。
「ヴッ!!、ぐっ、!うぅ、うっ!・・・」
ベッドが壊れそうなくらいに軋んでいるのにお構い無しで体を揺さぶられて、内蔵が抉られる。
そこには快楽なんてなくて、突かれる度に涙が溢れて吐き気がせりあがってくる。
両手で鷲掴んだ小さな尻を男が力いっぱい叩くと、少年の涙で濡れた顔が苦悶に歪む。
「悠太っ!!」
「ッッ~ぱ、パパっ!痛いっ、も、抜いてっ!抜いてっ!」
「っく!」
橘の太く膨れ上がった陰茎が陽真のナカからずるりと引き抜かれると、ビクビクと脈打つソレが力なく上下する少年の腹の上に欲を吐き出した。
「はっ、はっ、はっ、ゔぅ・・・」
「・・・悠太。可愛いな、悠太っ」
乱暴に暴かれたせいで尻が切れたのか真っ白なシーツには赤いシミが出来ている。
一方で橘の猛りは落ち着くことなく、欲を吐き出した今もビクビクとはち切れんばかりに赤黒い頭をもたげていて、震える陽真の小さな尻に手を伸ばしていた。
「ゔ・・・、も、もうやめて・・・。怖いっ、痛いっ橘さ、」
「橘さんじゃないだろ、悠太」
橘の分厚い掌がピシャリと陽真の尻を打つ。
「ア''ッ!、ヴ、ぅぅ」
陽真の逃げる腰を引き寄せた橘がその双丘に自身の熱を挟み再度腰を忙しく動かす。
「は~ガキのすべ肌ァ''・・・」
陽真の尻たぶの上をズリズリと這うソレの鈴口からは透明な液が漏れ出て、濡れた音が耳にこびりつく。
橘の掌が陽真の顎を掴み、親指で唇をなぞった。
「っやだ!やだやだ、それだけはっ」
「あ''?」
「何でもするから!キスは、やだ・・・ッ」
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「・・・子供ってのは良い。肌は滑らかで柔らかくて、純粋無垢で、恐怖と性欲で濁るガラス玉みたいに丸い目」
「・・・っゃ、め」
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「アッ、ウ、」
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「・・・っ」
「あれは俺が襲わせたんだ」
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「・・・あの頃のお前は可愛かったなぁ。残念、もうすぐでお前も大人だ」
「・・・っなら、なんで!お、俺はもう橘さ、・・・パパの対象外なんでしょ・・・?」
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橘の言う通り、陽真はもう十八だ。
年齢より幼く見られるとしても、筋肉がついた体はお世辞にも柔らかいとはいえない。
「・・・お前は特別だよ、悠太」
身動きの取れない陽真の横に全裸のままゴロリと寝転んだ橘が呟くと、柔らかい毛布と掛け布団が体に被さり電気が消える。
暫くすると男の大きないびきが聞こえ、少年の腰を抱いていた両手はシーツの上に転んでいた。
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