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May
世界一可愛い妹と才色兼備な幼馴染み
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そんな世間話をしている間に、車は山を降りて、見覚えのある住宅街へと向かっていく。
しばらくして、懐かしい家の前に停車した。
「到着致しました」
運転手さんが恭しくドアを開けてくれる。なんだか気恥ずかしい。けど、それを指摘したところで、桜花ちゃんはきょとんとするだけなんだろうな。こういうちょっとしたところから、世界が違うんだなぁと感じる。
それはさておき、数ヶ月ぶりに帰る家を眺める。ごくごく普通の一軒家。10歳離れた兄が小学生に上がる時に建てたらしく、俺や妹は生まれた時から慣れ親しんだ家だ。
車の音が聞こえたのか、玄関のドアが開いた。隙間から顔を覗かせたのは、世界一可愛い俺の妹。
「おかえりなさい、お兄ちゃん!」
「ただいま、彩葉!」
腰まである綺麗な茶髪を靡かせ、跳ねるように駆け寄ってきた可愛い可愛い妹を勢いのままにぎゅっと抱きしめる。あぁ、可愛い。俺の妹本当に可愛い!
感動の抱擁をしていると、ペシッと頭を叩かれた。
「こら蒼葉、シスコンも大概にしなさい。桜花が困ってるでしょ」
叩いてきたのは、春風ことり。
隣の家に住む同い年の女子で、彼女の両親が共働きで家を空けがちなこともあってよくうちに来ていたので、兄弟同然に育ってきた腐れ縁の幼馴染みだ。ついでに、苗字からも分かるように、桜花ちゃんのいとこにあたる。
そんなことりがウザったそうな顔で見てくるので、渋々愛しの妹から離れた。彩葉は俺たちを交互に見て、「仲良しだねぇ」と楽しそうににこにこと笑っている。
愛しの妹よ、今のやり取りのどこが仲良しに見えたんだ。まぁ、仲が悪いとは言わないけどさ。
「おかえり、蒼葉。それと、いらっしゃい、桜花」
「ただいま~」
「久しぶりだね、ことりちゃん、彩葉ちゃん。2人とも、今日も綺麗だね」
にこりと、優しげに微笑みながらさらりとそんな歯の浮くようなセリフを言う桜花ちゃん。
あれ? 桜花ちゃんってそんなキャラだったっけ?
まぁでも、学園内にはこういうことを平気な顔で言う人も多い。上流階級の社交辞令ってやつなのかな。俺も言われ慣れたところもあるし。
同じく、そういったことを言われ慣れているだろうことりは、朗らかに笑っていた。のだが。
「桜花ったら、口が上手いわねぇ。ほらもう、彩葉が真っ赤になっちゃったじゃない」
「えっ、あ……っ、お久しぶりです桜花くん……!」
「ちょっと桜花ちゃん! い、いくら桜花ちゃんでも、彩葉はあげないからな!」
「え?」
確かにうちの妹はめちゃくちゃ可愛いけど! 世界一、いや。宇宙一可愛いけど! それをわかってくれるのは大変嬉しいけど! でも、そうだとしても! いくら、可愛らしくて優しくてお金持ちな桜花ちゃんであったとしても、俺の大切な妹を渡すわけにはいかない!
そんな思いのもと、彩葉を背中に隠して桜花ちゃんと対峙すると、桜花ちゃんは目を丸くしていた。
そ、そんな可愛い顔したって、彩葉を渡すわけには……!
「蒼葉、落ち着きなさい。誰もそんな話してないでしょ」
ことりが大きな溜め息を吐きながら、俺たちの間に割って入った。そしてそのまま、玄関の方へ向かっていく。
「とりあえず、いつまでも外で喋ってないで、中に入りましょ。と言っても、あたしの家じゃないんだけどね」
「確かに。入ろう。桜花ちゃんもどうぞ」
「ボクもお邪魔していいの?」
「もちろん」
遠慮がちな桜花ちゃんを連れて、家へ入る。
目に入るのは、何も変わっていない実家の様子。あー、やっぱ安心するなぁ。
彩葉とことりに促され、リビングのソファーに桜花ちゃんと並んで座る。
キッチンから賑やかな声が聞こえる中、桜花ちゃんがくすっと声を漏らした。
「ん? どうした?」
「いや。さっきの蒼くん、学園の子達が見たらびっくりするだろうなと思って」
「さっきのって?」
「ボクに食ってかかってきていた蒼くんだよ」
「……そんなに変だったか?」
「少なくとも、ボクが見ている学園での蒼くんは、あんな感じのことはしないかな」
「そりゃまぁ、学園に彩葉はいないからな」
そう言って、キッチンの方に視線を向ける。様子は窺えないが、ことりと彩葉の楽しげな声は漏れ聞こえてきた。
彩葉は、俺の自慢の妹だ。
ハーフの母さんに似た俺とは違い彩葉は父さん似で、日本人らしい顔つきをしている。ただ、瞳や髪は少し色素が薄く茶色ぽいところがすごく可愛い。身長は平均くらい。ただ、さっき抱きしめた時少し高くなっている気がしたから、まだ成長しているのかもしれない。
写真家の父さんは世界中を飛び回り昔から家にほとんどおらず、正社員で働く母さんも日中は家にいない。年の離れた兄ちゃんも、学生時代から事業を起こそうと忙しくしていたので、幼い時からずっと妹の面倒をみてきた。
それもあってか、彩葉のこととなると、ちょっと過剰に反応してしまう。けど仕方ねぇじゃん可愛いんだから。変な虫がつかないかとか、騙されたりしないかとか、やっぱりめちゃくちゃ心配なんだよ! だって俺の妹、世界一可愛いからな!
なんとも言えない葛藤をしている俺をじっと見ていた桜花ちゃんが、羨ましそうに目を細めたのに気づき、少し頭を傾ける。
「どうした? 彩葉はあげないぞ?」
「うん、分かってるよ。本当に蒼くんは、彩葉ちゃんのことが大好きなんだね。ボクは兄弟がいないから、少し憧れちゃうな」
「はいよ、お待たせ。コーヒーだけど、インスタントコーヒーって桜花の口に合うかな?」
「ありがとう、ことりちゃん。お気遣いなく」
アイスコーヒーの入ったグラスを4つ、お盆に乗せて持ってきたことり。
続いて来た彩葉が置いてくれたシロップやミルクを入れ、ストローで混ぜる。
「そういや、桜花ちゃんって一人っ子か」
「うん、そうだよ」
ブラックのまま飲みながら、桜花ちゃんが頷く。
桜花ちゃんってブラック派だったのか。ちょっと意外かも。
テーブルを挟んで向かい側に、ことりが座る。彩葉はキッチンの方へと戻っていった。彩葉の分のコーヒーもあるのに、どうしたんだろう?
妹に気を取られている俺をよそに、ことりが口を開く。
「桜花が一人っ子って、初めて聞いた時はびっくりしたなぁ。お金持ちって跡継ぎとスペアって考え方をして、兄弟がいることが多いって思ってたからさ。ほら、うちのお父さんもそんな考え方で育てられたわけでしょ?」
「昔はそういう考え方が主流だったみたいだけどね。ボクの両親は、それぞれが忙しくて家を空けることが多いから。時間がなかったんじゃないかなぁと。政略結婚だしね」
「なるほど……」
「それが嫌で、ことりちゃんのお父上は出ていったんだもんね」
「確かにそんなことを言ってたわね~。お陰様で、今でもげんなりするくらいラブラブよ」
溜息をつきながら、言葉通りげんなりした表情を浮かべることりに苦笑する。
確かに、見ているこちらが恥ずかしくなるくらいラブラブだな、あの2人は。
そんなことりの両親の出会いは、天照大学だったらしい。
天照学園は、幼稚舎から高等部までは男子校だが大学は共学で、外へも積極的に募集をかけるらしい。
当たり前のように幼稚舎から天照学園生だったことりの父親――裕二郎さんは、ことりの母親――美華さんに一目惚れし、家族の反対を押し切って駆け落ちして結婚したのだそうだ。お陰でお金に少し苦労し、2人とも働くことになったものの、今では夫婦で楽しそうにカフェを経営している。
イケメンな父親と、美人な母親。そんな両親から生まれたことりは、幼馴染みの贔屓目を抜いたとしても、かなり美人だと思う。
背丈は俺と変わらないくらいで、それに見合った細く長い手足。髪型は昔から変わらず黒髪ショートで、どちらかというとつり目がちな二重に黒い瞳。性格も姉貴肌でかっこよくて、おまけに頭も良い。ほんと、考えれば考えるほどハイスペックなやつだ。
まぁ俺も美形の部類に入るし、頭も悪くない。だから、人気者なことりと一緒にいても僻まれたりすることは特になく、むしろ「付き合ってる」と茶化されることが多かった。当時はめんどくせーと思ってたけど、公立の学校に通う一般人にはお家柄やら上下関係やらはほぼなくて、みんな対等で距離感も近かったから、今となってはそんな馬鹿馬鹿しいやり取りも楽しかったなぁと思ったり。
あー、懐かしいなぁ。地元の同級生で、ゴールデンウィーク中に会えるやつとかいるかな。学園ではできないような、あのわいわいした雰囲気を味わいたい。
あとでことり経由で聞いてみよう。
しばらくして、懐かしい家の前に停車した。
「到着致しました」
運転手さんが恭しくドアを開けてくれる。なんだか気恥ずかしい。けど、それを指摘したところで、桜花ちゃんはきょとんとするだけなんだろうな。こういうちょっとしたところから、世界が違うんだなぁと感じる。
それはさておき、数ヶ月ぶりに帰る家を眺める。ごくごく普通の一軒家。10歳離れた兄が小学生に上がる時に建てたらしく、俺や妹は生まれた時から慣れ親しんだ家だ。
車の音が聞こえたのか、玄関のドアが開いた。隙間から顔を覗かせたのは、世界一可愛い俺の妹。
「おかえりなさい、お兄ちゃん!」
「ただいま、彩葉!」
腰まである綺麗な茶髪を靡かせ、跳ねるように駆け寄ってきた可愛い可愛い妹を勢いのままにぎゅっと抱きしめる。あぁ、可愛い。俺の妹本当に可愛い!
感動の抱擁をしていると、ペシッと頭を叩かれた。
「こら蒼葉、シスコンも大概にしなさい。桜花が困ってるでしょ」
叩いてきたのは、春風ことり。
隣の家に住む同い年の女子で、彼女の両親が共働きで家を空けがちなこともあってよくうちに来ていたので、兄弟同然に育ってきた腐れ縁の幼馴染みだ。ついでに、苗字からも分かるように、桜花ちゃんのいとこにあたる。
そんなことりがウザったそうな顔で見てくるので、渋々愛しの妹から離れた。彩葉は俺たちを交互に見て、「仲良しだねぇ」と楽しそうににこにこと笑っている。
愛しの妹よ、今のやり取りのどこが仲良しに見えたんだ。まぁ、仲が悪いとは言わないけどさ。
「おかえり、蒼葉。それと、いらっしゃい、桜花」
「ただいま~」
「久しぶりだね、ことりちゃん、彩葉ちゃん。2人とも、今日も綺麗だね」
にこりと、優しげに微笑みながらさらりとそんな歯の浮くようなセリフを言う桜花ちゃん。
あれ? 桜花ちゃんってそんなキャラだったっけ?
まぁでも、学園内にはこういうことを平気な顔で言う人も多い。上流階級の社交辞令ってやつなのかな。俺も言われ慣れたところもあるし。
同じく、そういったことを言われ慣れているだろうことりは、朗らかに笑っていた。のだが。
「桜花ったら、口が上手いわねぇ。ほらもう、彩葉が真っ赤になっちゃったじゃない」
「えっ、あ……っ、お久しぶりです桜花くん……!」
「ちょっと桜花ちゃん! い、いくら桜花ちゃんでも、彩葉はあげないからな!」
「え?」
確かにうちの妹はめちゃくちゃ可愛いけど! 世界一、いや。宇宙一可愛いけど! それをわかってくれるのは大変嬉しいけど! でも、そうだとしても! いくら、可愛らしくて優しくてお金持ちな桜花ちゃんであったとしても、俺の大切な妹を渡すわけにはいかない!
そんな思いのもと、彩葉を背中に隠して桜花ちゃんと対峙すると、桜花ちゃんは目を丸くしていた。
そ、そんな可愛い顔したって、彩葉を渡すわけには……!
「蒼葉、落ち着きなさい。誰もそんな話してないでしょ」
ことりが大きな溜め息を吐きながら、俺たちの間に割って入った。そしてそのまま、玄関の方へ向かっていく。
「とりあえず、いつまでも外で喋ってないで、中に入りましょ。と言っても、あたしの家じゃないんだけどね」
「確かに。入ろう。桜花ちゃんもどうぞ」
「ボクもお邪魔していいの?」
「もちろん」
遠慮がちな桜花ちゃんを連れて、家へ入る。
目に入るのは、何も変わっていない実家の様子。あー、やっぱ安心するなぁ。
彩葉とことりに促され、リビングのソファーに桜花ちゃんと並んで座る。
キッチンから賑やかな声が聞こえる中、桜花ちゃんがくすっと声を漏らした。
「ん? どうした?」
「いや。さっきの蒼くん、学園の子達が見たらびっくりするだろうなと思って」
「さっきのって?」
「ボクに食ってかかってきていた蒼くんだよ」
「……そんなに変だったか?」
「少なくとも、ボクが見ている学園での蒼くんは、あんな感じのことはしないかな」
「そりゃまぁ、学園に彩葉はいないからな」
そう言って、キッチンの方に視線を向ける。様子は窺えないが、ことりと彩葉の楽しげな声は漏れ聞こえてきた。
彩葉は、俺の自慢の妹だ。
ハーフの母さんに似た俺とは違い彩葉は父さん似で、日本人らしい顔つきをしている。ただ、瞳や髪は少し色素が薄く茶色ぽいところがすごく可愛い。身長は平均くらい。ただ、さっき抱きしめた時少し高くなっている気がしたから、まだ成長しているのかもしれない。
写真家の父さんは世界中を飛び回り昔から家にほとんどおらず、正社員で働く母さんも日中は家にいない。年の離れた兄ちゃんも、学生時代から事業を起こそうと忙しくしていたので、幼い時からずっと妹の面倒をみてきた。
それもあってか、彩葉のこととなると、ちょっと過剰に反応してしまう。けど仕方ねぇじゃん可愛いんだから。変な虫がつかないかとか、騙されたりしないかとか、やっぱりめちゃくちゃ心配なんだよ! だって俺の妹、世界一可愛いからな!
なんとも言えない葛藤をしている俺をじっと見ていた桜花ちゃんが、羨ましそうに目を細めたのに気づき、少し頭を傾ける。
「どうした? 彩葉はあげないぞ?」
「うん、分かってるよ。本当に蒼くんは、彩葉ちゃんのことが大好きなんだね。ボクは兄弟がいないから、少し憧れちゃうな」
「はいよ、お待たせ。コーヒーだけど、インスタントコーヒーって桜花の口に合うかな?」
「ありがとう、ことりちゃん。お気遣いなく」
アイスコーヒーの入ったグラスを4つ、お盆に乗せて持ってきたことり。
続いて来た彩葉が置いてくれたシロップやミルクを入れ、ストローで混ぜる。
「そういや、桜花ちゃんって一人っ子か」
「うん、そうだよ」
ブラックのまま飲みながら、桜花ちゃんが頷く。
桜花ちゃんってブラック派だったのか。ちょっと意外かも。
テーブルを挟んで向かい側に、ことりが座る。彩葉はキッチンの方へと戻っていった。彩葉の分のコーヒーもあるのに、どうしたんだろう?
妹に気を取られている俺をよそに、ことりが口を開く。
「桜花が一人っ子って、初めて聞いた時はびっくりしたなぁ。お金持ちって跡継ぎとスペアって考え方をして、兄弟がいることが多いって思ってたからさ。ほら、うちのお父さんもそんな考え方で育てられたわけでしょ?」
「昔はそういう考え方が主流だったみたいだけどね。ボクの両親は、それぞれが忙しくて家を空けることが多いから。時間がなかったんじゃないかなぁと。政略結婚だしね」
「なるほど……」
「それが嫌で、ことりちゃんのお父上は出ていったんだもんね」
「確かにそんなことを言ってたわね~。お陰様で、今でもげんなりするくらいラブラブよ」
溜息をつきながら、言葉通りげんなりした表情を浮かべることりに苦笑する。
確かに、見ているこちらが恥ずかしくなるくらいラブラブだな、あの2人は。
そんなことりの両親の出会いは、天照大学だったらしい。
天照学園は、幼稚舎から高等部までは男子校だが大学は共学で、外へも積極的に募集をかけるらしい。
当たり前のように幼稚舎から天照学園生だったことりの父親――裕二郎さんは、ことりの母親――美華さんに一目惚れし、家族の反対を押し切って駆け落ちして結婚したのだそうだ。お陰でお金に少し苦労し、2人とも働くことになったものの、今では夫婦で楽しそうにカフェを経営している。
イケメンな父親と、美人な母親。そんな両親から生まれたことりは、幼馴染みの贔屓目を抜いたとしても、かなり美人だと思う。
背丈は俺と変わらないくらいで、それに見合った細く長い手足。髪型は昔から変わらず黒髪ショートで、どちらかというとつり目がちな二重に黒い瞳。性格も姉貴肌でかっこよくて、おまけに頭も良い。ほんと、考えれば考えるほどハイスペックなやつだ。
まぁ俺も美形の部類に入るし、頭も悪くない。だから、人気者なことりと一緒にいても僻まれたりすることは特になく、むしろ「付き合ってる」と茶化されることが多かった。当時はめんどくせーと思ってたけど、公立の学校に通う一般人にはお家柄やら上下関係やらはほぼなくて、みんな対等で距離感も近かったから、今となってはそんな馬鹿馬鹿しいやり取りも楽しかったなぁと思ったり。
あー、懐かしいなぁ。地元の同級生で、ゴールデンウィーク中に会えるやつとかいるかな。学園ではできないような、あのわいわいした雰囲気を味わいたい。
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