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April
《王様》御門秀吉という男
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生徒会室に響き渡った、ドスの効いた低い声。
俺たち4人はほぼ同時に、声のした方向を見やった。
その先にいるのは、我らが学園のトップオブキング。
日本でも有数の資産家である御門家の長男、御門秀吉だ。
「どうしたんです、秀吉? 機嫌が悪いみたいですね」
「貴様らが目の前でベラベラと騒ぐからだろうが。集中できねぇんだよ」
「これくらいのお喋りはよくあることじゃないですか。それに、遂にこの生徒会室にあの有名な《女神様》が降臨したんですよ? 手を止めているわけではありませんし、少しくらいいいではありませんか」
「そうだよぉ。お招きしたのはこっち側だし、生徒会としては精一杯のおもてなしをしてあげるべきじゃなぁい?」
「女神、ねぇ……」
一際豪華な席に座り、自信たっぷりにふんぞり返って俺に目線を送ってくる《王様》。
大きな窓をバックにしているため、逆光になっていてイマイチ表情が読み取れない。
だが、なんだか値踏みされているようでかなり不快だ。
たっぷりの時間を費やした後、紅い髪の《王様》は盛大に舌打ちをした。
「ふん。学園の女神だかなんだか知らねぇが、外部生の庶民が俺様たち貴族の域に入ってくるんじゃねぇよ」
「…………………………はあ?」
これはかなり頭にきた。
唯我独尊傍若無人な何様俺様生徒会長様だとは思っていたが、まさかここまでクソ野郎だとは思っていなかった。
へぇ、なるほどな。
外部生…というか、一般人をここまで下に見ている奴だったわけか。
そういや、薄い本で読んでいた生徒会長も基本的にはこんなやつだったわ。
これまで出会った生徒会役員達──賢心先輩は良い人だし、双子は可愛かったし、副会長もそれなりに話ができる相手だったから油断した。
こういう奴が、日本をダメにするんだ。
こういう奴は、上に立ってはいけない人間。
「何だその目は。何か言いたそうだな、庶民の分際で」
「別に?」
話し相手の方を見ることもなく、吐き捨てるように呟く。
ここは我慢だ。
どんなにクソ野郎でも、コイツは学園の《王様》。逆らうのはどう考えても得策ではない。
我慢するんだ、俺。
そう頑張って言い聞かせているというのに、奴はどこまでもこちらの神経を逆撫でしてくる。
「恐れて何も言えないか? そうだろうな。貴様のような庶民は、本来なら会うこともできない人間だからな、俺様は」
「秀吉。少し言い過ぎでは──」
「えぇそうですね。生まれ持った家柄と身分で着飾っているだけの中身はスカスカな低俗の人間になんて、別に会いたいとは思わないですからね」
「……なんだと?」
売り言葉に買い言葉とはまさにこのこと。
もう我慢ならなかった。
ゆっくりと《王様》の方へ向かって歩き出す。
さっきの言葉で俺がキレたのが分かったらしい副会長や賢心先輩、さらには会計までもが止めようとするのを無視して、俺は奴の正面に立った。
椅子にふんぞり返っていた奴がゆっくりと立ち上がる。
その鋭く細められた赤い瞳が、射抜くように見下ろしてくる。
殺気立っているのがわかる。
蓮の冷たい静かな殺気とは違って、沸々と燃えるような殺気。
下手したら火傷するかもしれない。でももう止まらない。
俺は、その赤い瞳をキツく睨みあげた。
「確かに家柄は素晴らしくて、学園で生徒会長を務めるほどの身分があるかもしれない。だが、アンタは人間としては最低だっつってんだよバ会長」
「バカ、だと? 貴様…。誰に向かってものを言ってるか分かってるんだろうな……?」
「えぇもちろん分かってますよ? 我らが天照学園の《王様》であらせられる御門秀吉バ会長様」
「アァ!? 御門家に楯突いてタダで済むと思うなよ! 貴様如き、捻り潰すのは造作もないんだからな!!」
「そうかよ。だったらやってみやがれ」
「チッ! ふざけんなよ貴様──」
突然、目の前からバ会長の姿が消えた。驚きで、怒りもどこかへ消えてった。
慌てて辺りを見渡すと、バ会長は後ろの窓際まで吹っ飛んでいた。
そして右側には、白い手袋を着けた手を払う、御門家執事の篠原琥珀の姿。
…えっと、何が起こったんだ?
意味がわからず固まる俺に、篠原くんは姿勢を正し向き直り、恭しく頭を下げた。
「藤咲様。我が主が大変失礼致しました」
「へっ……?」
素っ頓狂な声をあげる俺を気に留める様子もなく、篠原くんは淡々と告げる。
「身分に関する様々な言動。藤咲様が怒られて当然でございます。大変ご不快に思われたかと思いますが、後ほどきちんと躾ておきますので、今回はどうかご容赦ください」
「あ、躾…」
何その響き……。
執事が言う"躾"って、なんかもうアレだよな。あっち方面だよな。イヤらしい意味合い、含んでるよな?
思わずちょっとにやけそうになって、慌てて口元を手で抑える。
ここは自重しろ俺。今はそんな場面じゃない。
…いやでも"躾"だぞ。篠原くんとバ会長ってそんな関係? やっば。やっばいってこれ!
主従関係。しかも篠原くんが上とか。バ会長は抱かれたいランキング──タチランク1位なのに。学園の《王様》なのに。
篠原くんの下で喘いでるのかもしれないとか…そんなの…そんなの…。
うっわあぁぁ……、最高!!!!
「いってぇじゃねえか琥珀!!」
「秀吉様」
俺が1人身悶えている間に、吹っ飛ばされたバ会長が怒り心頭状態で篠原くんに怒鳴っている。
感情を露わにしたその怒鳴り声に対し、篠原くんは表情をピクリとも動かさない。
むしろ、怖いくらいに静かに名前を呼ぶ。
「先程のような考え方や言動は、御門家の長男として褒められたものではございませんね」
「うるせぇよ!! 貴様も執事の分際で──」
「執事の分際で。何でしょう?」
バ会長のいる窓の方を振り返った篠原くん。その表情はこちらからは見えない。
しかし、それが俺の知っている篠原くんのイメージとはかけ離れていることは分かった。
顔を赤くして怒っていたバ会長が先程までとは打って変わって、蒼い顔で視線を彷徨わせ冷や汗を流していたから。
「いや…、なんでもない」
「では、仕事なさってください。生徒会長の承認が必要な書類が溜まっていますよ」
「わあってるよ」
渋々と机に戻ってきたバ会長。
未だその前に突っ立っている俺を一瞥すると、忌々しそうに舌打ちしてきた。
しかし、それ以上何かをしてくることはなく。
黙って書類を捌き始めたバ会長を見て、俺は思った。
ここで一番権力を持っているのは、補佐で執事の篠原くんだったのかと。
俺たち4人はほぼ同時に、声のした方向を見やった。
その先にいるのは、我らが学園のトップオブキング。
日本でも有数の資産家である御門家の長男、御門秀吉だ。
「どうしたんです、秀吉? 機嫌が悪いみたいですね」
「貴様らが目の前でベラベラと騒ぐからだろうが。集中できねぇんだよ」
「これくらいのお喋りはよくあることじゃないですか。それに、遂にこの生徒会室にあの有名な《女神様》が降臨したんですよ? 手を止めているわけではありませんし、少しくらいいいではありませんか」
「そうだよぉ。お招きしたのはこっち側だし、生徒会としては精一杯のおもてなしをしてあげるべきじゃなぁい?」
「女神、ねぇ……」
一際豪華な席に座り、自信たっぷりにふんぞり返って俺に目線を送ってくる《王様》。
大きな窓をバックにしているため、逆光になっていてイマイチ表情が読み取れない。
だが、なんだか値踏みされているようでかなり不快だ。
たっぷりの時間を費やした後、紅い髪の《王様》は盛大に舌打ちをした。
「ふん。学園の女神だかなんだか知らねぇが、外部生の庶民が俺様たち貴族の域に入ってくるんじゃねぇよ」
「…………………………はあ?」
これはかなり頭にきた。
唯我独尊傍若無人な何様俺様生徒会長様だとは思っていたが、まさかここまでクソ野郎だとは思っていなかった。
へぇ、なるほどな。
外部生…というか、一般人をここまで下に見ている奴だったわけか。
そういや、薄い本で読んでいた生徒会長も基本的にはこんなやつだったわ。
これまで出会った生徒会役員達──賢心先輩は良い人だし、双子は可愛かったし、副会長もそれなりに話ができる相手だったから油断した。
こういう奴が、日本をダメにするんだ。
こういう奴は、上に立ってはいけない人間。
「何だその目は。何か言いたそうだな、庶民の分際で」
「別に?」
話し相手の方を見ることもなく、吐き捨てるように呟く。
ここは我慢だ。
どんなにクソ野郎でも、コイツは学園の《王様》。逆らうのはどう考えても得策ではない。
我慢するんだ、俺。
そう頑張って言い聞かせているというのに、奴はどこまでもこちらの神経を逆撫でしてくる。
「恐れて何も言えないか? そうだろうな。貴様のような庶民は、本来なら会うこともできない人間だからな、俺様は」
「秀吉。少し言い過ぎでは──」
「えぇそうですね。生まれ持った家柄と身分で着飾っているだけの中身はスカスカな低俗の人間になんて、別に会いたいとは思わないですからね」
「……なんだと?」
売り言葉に買い言葉とはまさにこのこと。
もう我慢ならなかった。
ゆっくりと《王様》の方へ向かって歩き出す。
さっきの言葉で俺がキレたのが分かったらしい副会長や賢心先輩、さらには会計までもが止めようとするのを無視して、俺は奴の正面に立った。
椅子にふんぞり返っていた奴がゆっくりと立ち上がる。
その鋭く細められた赤い瞳が、射抜くように見下ろしてくる。
殺気立っているのがわかる。
蓮の冷たい静かな殺気とは違って、沸々と燃えるような殺気。
下手したら火傷するかもしれない。でももう止まらない。
俺は、その赤い瞳をキツく睨みあげた。
「確かに家柄は素晴らしくて、学園で生徒会長を務めるほどの身分があるかもしれない。だが、アンタは人間としては最低だっつってんだよバ会長」
「バカ、だと? 貴様…。誰に向かってものを言ってるか分かってるんだろうな……?」
「えぇもちろん分かってますよ? 我らが天照学園の《王様》であらせられる御門秀吉バ会長様」
「アァ!? 御門家に楯突いてタダで済むと思うなよ! 貴様如き、捻り潰すのは造作もないんだからな!!」
「そうかよ。だったらやってみやがれ」
「チッ! ふざけんなよ貴様──」
突然、目の前からバ会長の姿が消えた。驚きで、怒りもどこかへ消えてった。
慌てて辺りを見渡すと、バ会長は後ろの窓際まで吹っ飛んでいた。
そして右側には、白い手袋を着けた手を払う、御門家執事の篠原琥珀の姿。
…えっと、何が起こったんだ?
意味がわからず固まる俺に、篠原くんは姿勢を正し向き直り、恭しく頭を下げた。
「藤咲様。我が主が大変失礼致しました」
「へっ……?」
素っ頓狂な声をあげる俺を気に留める様子もなく、篠原くんは淡々と告げる。
「身分に関する様々な言動。藤咲様が怒られて当然でございます。大変ご不快に思われたかと思いますが、後ほどきちんと躾ておきますので、今回はどうかご容赦ください」
「あ、躾…」
何その響き……。
執事が言う"躾"って、なんかもうアレだよな。あっち方面だよな。イヤらしい意味合い、含んでるよな?
思わずちょっとにやけそうになって、慌てて口元を手で抑える。
ここは自重しろ俺。今はそんな場面じゃない。
…いやでも"躾"だぞ。篠原くんとバ会長ってそんな関係? やっば。やっばいってこれ!
主従関係。しかも篠原くんが上とか。バ会長は抱かれたいランキング──タチランク1位なのに。学園の《王様》なのに。
篠原くんの下で喘いでるのかもしれないとか…そんなの…そんなの…。
うっわあぁぁ……、最高!!!!
「いってぇじゃねえか琥珀!!」
「秀吉様」
俺が1人身悶えている間に、吹っ飛ばされたバ会長が怒り心頭状態で篠原くんに怒鳴っている。
感情を露わにしたその怒鳴り声に対し、篠原くんは表情をピクリとも動かさない。
むしろ、怖いくらいに静かに名前を呼ぶ。
「先程のような考え方や言動は、御門家の長男として褒められたものではございませんね」
「うるせぇよ!! 貴様も執事の分際で──」
「執事の分際で。何でしょう?」
バ会長のいる窓の方を振り返った篠原くん。その表情はこちらからは見えない。
しかし、それが俺の知っている篠原くんのイメージとはかけ離れていることは分かった。
顔を赤くして怒っていたバ会長が先程までとは打って変わって、蒼い顔で視線を彷徨わせ冷や汗を流していたから。
「いや…、なんでもない」
「では、仕事なさってください。生徒会長の承認が必要な書類が溜まっていますよ」
「わあってるよ」
渋々と机に戻ってきたバ会長。
未だその前に突っ立っている俺を一瞥すると、忌々しそうに舌打ちしてきた。
しかし、それ以上何かをしてくることはなく。
黙って書類を捌き始めたバ会長を見て、俺は思った。
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