レッツ! 華麗なる賞獲りレース!!

伊駒辰葉

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レッツ! 華麗なる賞獲りレース!!

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■踏み出す前

とりま小説書いてみよう。(大体みんなここから始まる

あ、最後まで書けたー。わーい。
友達に読んでもらおう。

友達が感想くれた!
嬉しい!!

何個か書けたなー。
ノートに書いてるだけだけどー。

 →某書店にて。

えっ、この本(文庫)って雑誌があるのかー。
ふむ。買ってみよう。

 →買った。読んだ。

え、投稿とかあるんか。

枚数……原稿用紙!?
読書感想文とか書くアレ!?

 →400字詰め原稿用紙を買う
  一冊50枚綴り

頑張って枚数を書かないと。
とりあえず色々書いてみよう。
好きな感じで。

 出来た。

これって……どうなんだろう。
とりあえず誰かに読んでもらおう。

読んでくれた友達が小説返す時に何か渡してくる。

ちょっ! イラスト描いてくれたのか!
神か!
(しかもフルカラー!)
(当時はコピックなんて便利なものはなかったですw もらったのは水彩画でした)

超絶イラストが来たのでこのままではまずいだろう。

→原稿用紙を半分に畳む。
 冊子の形にする。
 間にイラスト挟む。

 美術で習った水貼りをする(おい。馬鹿なの?w

 分厚く頑丈になった厚みのあるソレで原稿とイラストを挟む。
 留める。

 夏休みの宿題として提出。
 なんか判らんが先生に誉められる。

え、これいける?(地獄の始まる音


■一歩目。

雑誌のところに出してみよう。
枚数とかあるから頑張って延ばす(wwwww

ぜいぜい。
なんとか出来た。

郵送? すればいいの?
郵便局は切手買いに行くついでに行けばいいか。

 ばーん!(送る音

で、これどうすればいいんだろ。
もしかして雑誌に何か載るのか。
どうしようドキドキ。

 数ヶ月後

なんもないんかーい!!!(一次落ち)
次行こう!

没原稿を丸めて捨てようとする。
でも何か捨てられない。
仕方ないのでダンボールに放り込む。
(引っ越す時に全部処分しましたw)

 一歩目のここまでを何度かループ。(地獄スタート

この辺りから原稿用紙を数冊持ち歩くようになる。
鞄に常に5冊くらい入ってる。
(我ながら馬鹿なのか?w)


■二歩目。

……色々ストレスが溜まった。
何か好きなものてきとーに書く!

これまでに書いたやつの続きとか複合系にしよう!
クロスオーバーだー!(アホ

 出来た。

え、これものすごい分量だけどどうしよう……
いつものとこは出せない。

この枚数を出せるところ探そう。(ヤバいフラグ
あった!
新○社か!(何も考えていない

 →実は一般小説の公募でした。
  我ながら馬鹿です。

よーし、ここに出すか!
何か怖いから手紙入れよう!(もの凄く後悔することになる

結果は新聞で出るらしい。

 数ヶ月後

駄目かー!!!!(キレ気味


■三歩目。

淡々と投稿続けてるけど、どーなん?
そもそも原稿用紙持って歩くのめんどくね?

あーもう、投稿とかやめた(希望の光が見える

とにかく好きなように好きなだけ書く。
友達に見せて回る。

ルーズリーフに書いたものが、回覧板みたいに友達の間を行き来する。
友達のひとりが気まぐれを起こして小説の後の余白に感想を書き始める。
他の友達が更に感想を付け足す。

(本人は嬉しくてニヤニヤするが、そもそもそれが地獄への道を確固たるものにするのである。)


■小休止。

書くのを止める。

バイトとか忙しいし。
学校もあるし。
アレコレあるし。

色んな人と会ったりする。
思い返すと、色々なデータ入れてる状態。

 (出力するには入力が必要と後で知る)


■四歩目。

はげた。(リアルで

やべええええええええええええええええええええええ!
書かないとはげる!!!!(汗)
(ストレスフルで髪が抜けました。マジで)

再度、小説を書き始める。
その頃にはワープロ専用機をゲットしていたので、それで書く。

 出来た。

何となく書いたら枚数けっこーいったなー。
そーいえば投稿とか久しくしてないけど、どーかなーwwww

ま、出してみるか(更にヤバいフラグ

 数ヶ月後

……え。
あれ?

何で一次通ってるん?(更なる地獄へようこそ

マジでー!?
嘘、あれで!?
前に書いたのとどー違うんか!(半ばキレてる

 何でキレてるかって、かつて学校でてけとーにやっつけで書いたブツが高評価だったことを思い出したため。
 その時、高い評価をもらう1年前に必死で書いたモノは評価されず、てけとーに書いたものが高評価だった理由が判らなかった。
 マジで学校の先生につかみかかった(痛すぎる

と、とりあえず……
『投稿するためには』的な本があるから読もう……


■五歩目。

『投稿するためには』的な本を読んで激しく後悔。

おれ、これまで『やってはならぬ』って書いてあることばっかやってるじゃん!!!
なに、手紙添えるとか我ながら痛すぎるわ!! ハズい!

 →二歩目の 何か怖いから手紙入れよう! である。

  子供からそんなものもらっても、下読みは気にしないw
  手紙以前に冒頭五枚で切り捨てる内容w
  はっきり言って自意識過剰w

ど、どうしよう。とりあえず本に書いてある通りにすればいい?(汗)
判った、とりま、投稿の仕方は理解した。
(ホントは理解してないw そもそも決まった形はないw)

前回投稿したのは二作で、片方は一次通ったんだよな。
二次はダメだったぽい。
でも一次通るって凄くね?(甚だしい勘違い


■六歩目。

あれこれ投稿してみる。
この頃、パソコンを入手する。

パソコンの使い方も判らないのにいきなりネットに繋ぐ。
小説書いてる人が集まってるところに何となく行く。

感想脅迫を受ける。怖い。
(感想書いてやったんだから感想返せよ、的な脅迫)

仕方ないから感想書こう……
何やってるんだ、自分。

感想書いたら喜ばれた。怖い。
(小説書いてるんだから感想くらいラクラク書ける)
(二歩目くらいで学校の読書感想文を、小説の後ろに付いてる解説だけ読んで書くことが可能でした)
(他の生徒の読書感想文を代筆してました)

何か『読んで!』って人が増えたー!!(泣)
が、頑張って読んで感想書かないと!!(泣)

隙間時間を見つけて小説を書く。
(案の定)内容がメタクソになる。

でも一次は通過してしまう。
更に勘違いする。(ホント、おれって馬鹿なの?w

 注:下読みにもよりますが、当時は小説の冒頭五枚以上がきちんと読めれば一次は大抵通ってました。


■七歩目。

小説を人に見せて、見せられてというやり取りが続く……と思いきや。
おれが小説を送った相手のマシンが悉く壊れる、という異常事態に陥る。

 →破壊力あるなー(棒

仕方なく見せる人を限定する。

感想くれた人の作品は読んで感想を返す。
それほど大したことは書いていないつもりなのに、感動されて困る。
(本気で困ってました……(汗))

生活環境でバタバタしてしまい、それどころではなくなる。
一番やりたいことを見つめなければならなくなる。


振り切ってジャンプ!!!
(これは今でもそうするしかなかったと思ってます……)


■八歩目。

行くぞ、賞獲りレース!!

書いては投稿、書いては投稿、書いては投稿。
駄目でも投稿。とにかく書く。

この辺りからホントに誰にも見せなくなる。
プリントする枚数が恐ろしいことになっていたので、プリンターをインクジェットからレーザーに切り替える。

分厚い封筒を持って郵便局に通う。
簡易書留使って送る。
(相手が会社なので速達で十分ですw)
(今ならレターパックがいいかも。ライトでも入る気がします)

うっかり最終選考に残る。(沼の底に行く道がスタート


■九歩目。

最終選考に残ったものの、結局、駄目だった。
選評を読んでキレる。(大人げない……w

まあでも、最終に残ったし。
投稿続けよう。(沼ループ

書いては投稿、書いては投稿、書いては投稿。
駄目だろうがどうだろうが投稿。とにかく書きまくる。

出しては結果を待つ日々。
投稿して数ヶ月『待て』されるので、ストレスが溜まる。

この辺りから駄目だったら他社に投げる、をやり始める。
意外といけることに気付く。
(まあそれでも駄目は駄目ですがw)

タイトル変えれば判んないし。
筆名とか変えればいいし。
関係ないよね!
(まあそうなんだけど、変な開き直り方です)


■十歩目。

内容がヤバい。
これ、ラノベじゃ無理では……。

仕方ない。一般小説に投稿しよう。

 ばーん!(送る音

なんか知らんが一次通った。
何故だ!(キレ気味

 →だから冒頭五枚(略

他のところに投稿。
選評にまたキレる。(だから大人げないってばw

そんなこと書いてない!
ふざけんな!!(どう読むかは読む人の自由です

腹立つ!
じゃあ、これでどうだ!!!

 ばーん!(送る音

 →華麗なる地獄沼にようこそ


■十一歩目。

ガス欠になってくる。
没が増える。

この頃には文章力が上がりまくってカンストしている。
(思い返すと恐ろしいことに、雑誌などに掲載された選評の全てで「書き慣れている」と書かれていた)

イライラして書き殴るが、それでも二次は通過してしまう。
逆に悪意でもあるんじゃねーか、と疑い始める。(誰をだよw


■十二歩目。

色々あって生活がバタバタの状態。
正直、書ける気がしない。

ブログは日記代わりに更新している。
(この時のブログは今は公開していませんw)
逆にブログのために文章力上げた感じになってて辛い。

日記(ブログ)を見た人にエッセイを勧められる。
えー! とおもっきり拒絶。

 →当たり前の感想ですw
  ブログしか見せてないんだから。

当時流行していた携帯小説なるものを勧められるも、自分が知らないものだったので拒否反応を起こす。
ぶっちゃけ読んでない。

小説の代わりにブログをガリガリ更新する。
(横書きに慣れたのも、ブログ書いてたからです)

小説書かないとストレスが溜まるので、誰にも見せない前提でアレコレ書きまくる。


■終着駅

……もう無理w
色々考えたけど無理w

冷静に考えたら冒頭五枚で引きがある形にしていた。
(投稿のやりかた的な本で、冒頭五枚が勝負と書いてあったので五枚の間に引きを作ってました)
そりゃ一次は通るよww

不時着が怖くてジャンプ出来ないことに気付く。
前々から指摘はされていた。
投稿するとなると踏み切れなくなる病。

でもって自分は流行に完全に乗り遅れたことを知る。
いやまあ、遅すぎるんだけどw

批評くれた人にキレキレだったこと、ごめんなさい。
どんな感想でも美味しく頂かなければ、だよね。

馬鹿なのかな、自分。
読んでくれる人がいるからこその小説なのに。

(間)

ストックだけは大量にあるので、ネットで放出するかー。
あ、でも出せないのあるなー(汗)
とりあえず、投稿したものだけにしよう……。

なくなった原稿はもう仕方ない!
あるものだけでも投稿しよう!

……え。投稿サイトってこんなにあるの!?(汗)

どっ、どうすれば!?(動揺
アカウント作ればいい!?

あれ!? どうすれば投稿出来るの、これ!
アナログじゃないから判らない!

ブログと違う!(泣)



そして現在。

華麗なる賞獲りレースでは完敗しました。
それでも読んでくれる人がいてくれるのなら、書きますとも!

-----------

ここからは某所活動報告に書いたものです。
需要があるかも知れないと思ったので、後ろにくっつけます。


◆賞獲りレースについて(要注意! 見ると夢が破滅します)


賞獲りレースとは言っても、WEB小説投稿サイト系以外です。
(ネット上の賞とかは知りません。ごめんなさい)

下手すると夢を粉砕するので、賞獲りに真面目に取り組んでいる人は見ない方がいいかもです。

タイトルはネタではありません。
ホントに夢が壊れる恐れがあります。

メンタルに自信のない方、賞獲りに夢がある方、そういう方はマジで避けてください。

なお、これについては苦情は一切受け付けません。
自己責任で読んでください。
夢が壊れたどーしてくれる、とか言われても責任は持てませんし、持ちません。


以下は自己責任で見てください。
書いているのは生々しい数字の話です。

危険なので回避出来るように改行を入れておきます。








































以下、傍線で囲まれた部分は別の投稿小説の後書きのところに書いてたものです。
ここにまとめました。

---

豆知識ですが。
最終選考に残った程度ではどーともなりません。

昔どこかで見たのですが……

最終に残れば大丈夫みたいなこと書いてありましたけど、嘘ですから!!
そんなことないからね! 何にもならないから!w

ぶっちゃけ、賞獲ったところで、三作くらい出して駄目なら捨てられるから!
賞獲り狙いの人は気をつけてくださいね!
(注(琉斗・リュート):母上様~。今だと一作でサヨナラなのです(´;ω;`))

ちなみに文庫だと部数最低ラインが6,000くらいに下がってるよ!
単行本はわかんないですが、5,000で少ないという考えでは駄目かも知れないよ!
(今はもっと下がってると思います)

電子書籍ならいける! と思う人はむしろ自分で○indleとかで出すといいよ!
○indleだと取り分は多分、2:8くらいだよ!
(注:自分が知ってる時のデータです。今は違うかも知れません)
(注(琉斗・リュート):Kindleは独占配信で印税70%なのです~)

ただし○mazonから来る契約書は英語の可能性あるから、英語力ないとヤバいよ!
(ア○リカは契約社会だから色々怖いです。どうかお気をつけて)
(注(琉斗・リュート):これも変わってる予感?)

---


おれは賞獲りレースは本当にどうにもなりませんでした。
一次、二次を通過して、最終選考にも何度か残りましたが……

いやもう本当にどうにもなりませんでしたw

最終に残ればいい、と昔どこかで見かけました。
いやいやいやw

嘘ですから、それ。

自分で電話してどーにかとかならないですよ。
試しにやってみましたけど無理でした。はっはっは。

何十年か投稿を続けてみたものの、一向にどうにもならないので諦めました。
賞獲りレースでは全滅しましたが、もしかしたら読んで下さる方がいるかも知れない、と思ったので。

おれは今さらどうにかしたいとも思わないし、思えないからいいのですが……
現実はどーなの? という方もいらっしゃるかと思いますので、知ってることは書いてみます。



賞獲りレースで勝ち残ったところで、ヒットするかどうかも判りません。
三作程度出して潰れる人なんかごまんといます。
(それ以前に三作出してくれるのか? いいえ、出せないものは賞を獲れない仕様ですw)
(注(琉斗・リュート):母上~、さっにも書きましたけど、今はたいてい一回で駄目なら試合終了なのです(´;ω;`))
(伊駒辰葉:マジかwwww ヤバいなwww)

それでも狙いたい、という方を止めるつもりはありません。
もちろん、一発ヒットの方もいらっしゃるというのは知ってます。
夢を見るのもアリアリだと思います。

でも今は出版サイドも投稿サイトから引っ張ってくるのが主流になっています。
つまりまあ、ヒットするかどうかは事前に数字を見たら判りますから、それで引っ張ってる訳です。

正直、出版社は自社の賞獲りで勝ち残った作家を大事にしてあげて、と思います。
頑張って勝ち残ったのですから。

……でも現実はそんなことはなくて。
専業で食べていくとなると。

ちなみにおれが知っている頃の話だと、600円の文庫を1本書いたら1万5千冊売れたとして大体90万、年に3本書いてギリギリです。
月収20万ちょっと(税・社会保障費抜き)くらいですね。
(昔は新人でも最低1万、生き残った人なら1万5千冊は刷ってもらえてたのです。でも600円超える文庫はあんまりなかったですね。もう少し安かったです)

 試しに今の相場で計算してみました。
 文庫一冊600円とすると、印税は1割あるとしても、6,000刷って手取り48万ってところですかね。
 この計算だと……年に4本は書かないとでしょうか。

これは売れた作家の話です。
売れなければ次はないですから。

ライトノベルではそのペースを持続出来るかどうかが勝負みたいです。
(一般は部数わかんないので知りませんw)

あ。角○は小ロットで刷ることが出来るようにしたらしい、と聞きました。
さすが○川。あの不況で倒れなかっただけありますね!w

小ロットということは、要するに100冊単位で刷るのでしょうか。
だとすると、より怖いことになりますねー……。

それならいっそのこと、自分で売ったれ! というのもアリだとは思います。
ただ、オリジナルの小説がどれだけ売れるか……と考えると、それだけで生活出来るほどにはならないかと。
当たれば大きいかもですが、年末の宝くじみたいな確率かも知れません。

そもそも出版お抱えのプロ作家ですら、全員が小説オンリーで生きられるほど世の中甘くはないのです。
会社勤めの人は辞めないように釘を刺される、というのが当時は当たり前でした。
今はどうなのか知りませんが。

では、売れないプロ作家はどうしているのでしょうか。
他のことで稼いでいるに決まってるじゃないですかww
何で稼いでいるかは人それぞれだと思いますけど。

そうそう。

出版業界も今はヤバいですからねー(棒
日本でプロになればいい、という訳ではないと思いますよー(棒

以上、知ってることをぶちまけてみました。
ちょっと前までは絶対に外には出せない情報だったのですが、色々と諦めと踏ん切りがついたのでw
(参考になるかどうかは判りませんが……)


◆レッツ! 華麗なる賞獲りレース!! 公開しました

『レッツ! 華麗なる賞獲りレース!!』というタイトルでノンフィクションを投稿しました。
需要があるかは判りませんが、一応、体験談です。

活動報告で賞獲りレースのことを書いて、そーいえばこのネタなら書けると思って書きました。
賞獲りレースの内容そのものは書いていません。
あくまでも、そのレースに乗った自分の話です。

『レッツ! 華麗なる賞獲りレース!!』で来そうな質問……
大体、予想して書いておきます。

■これまで読んだ本は何冊?

 ごめんなさい。数えたことないです。
 小さい頃から、ですよね?
 漫画とかノンフィクションも含めてですか?
 
 うーん。千は行ってると思うんですが、ホント数えてないので……。
(琉斗・リュート:『おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?』という感じなのですね(ΦωΦ))

■どの本読めばいい?

 おれは投稿する時、受賞作は全部読みました。
 ある程度読んで、何となく察したのでそれ以降は読んでいません。


■投稿ノウハウとかはある?

 レースに負けた人間に訊いても参考にならないです。
 強いていえば、その時の流行を外さず、冒頭の引きが強いのがいいのではないでしょうか。


■投稿歴教えて

 ……ご覧の通り、あちこちに投稿しまくってたので、具体的な内容や数は覚えてません(汗)
 が。
 投稿先だけは(うろですが)書いてみます。

 電撃
 ファミ通
 ホビージャパン
 スニーカー
 コバルト

 日本SF新人賞
 メフィスト

 集英社(レーベル忘れました。ラノベです
 小学館(レーベル忘れました。ラノベです
 徳間(レーベル忘れました。ラノベ……だったかなあ……
 新潮社(レーベル忘れました。一般です

 思い出したので以下は追加(2020/9/9。

 講談社(レーベル忘れました。一般です


 何回も投稿しているところもあれば、一度きりのところもあります。
 他にもいくつかあったと思いますが……忘れました(泣)

■データ入力って?

 おれの場合ですが、出力する(書く)時にある程度の入力された情報が必要になります。

 入力の方法は読書でもいいですが、アニメや漫画でもOK。
 映画でもいいです。

 情報がインプット出来て、頭の中でこねまわし、何とか出せるようになったら書く。
 足りなくなったらまたデータ入力する。

 の、繰り返しです。

 今もこのルーティンは続いています。
 あ。おれの場合、ですよ?(汗)
 人に当てはまるとは思ってません。

■感想脅迫?w

 当時『おまえの小説を読んで感想を書いたんだから、こっちの作品も読んでおまえも必ず感想を返せ』という人がいたのです。
 それにビビって読んで書きまくりました。

 おれが書いて公開していたモノは、お題に合わせててきとーに書いたものですw
 感想とかもらえるようなもんでもない、くらいの気持ちで書きました。テヘペロ。

 その後、投稿用の小説を読んでもらおうとしたら、相手のマシンが逝ってしまったので(物理)無理になりました。

 感想ループから解放されるかと思ったのですが、何か……
 感想クレクレな人がたかってきました……

 投稿用の分厚い原稿を何本も読みました。
 読んだ数だけ感想も書きました。

 解説があれば読まずに書けますが、なければ読むしかなかったのです。
 ただまあ、どういう感想を欲しそうか大体判っていたので、そのように書きましたが。
 (我ながらえげつねえ)

 会話してると何となく透けて見えるんですよねー。
 それはもう、読ませる側の問題かとw

 多くはその手で何とかしましたが、何本かはそう出来ませんでした。
 がっつり読んで、がっつり返事しました。

 その人達はあっさりデビューしましたw
 素晴らしいですね!(嫌味とかじゃなくて本当に)


 当時を振り返ると、小説を公開するようなサイトがほとんどなくて。
 感想をもらえる稀少なところ、という場所だったのでしょう。

 そんなこともあって、自分の物は人に見せずに投稿するようになりました。


こんな感じでしょうか。
他にも何かありましたらお気軽にメッセージやコメントを頂ければ、答えられる範囲でお返事します。

アイタタタ、という感じですが、生温い目で見守ってもらえれば、と思います。


◆■どの本読めばいい? について

ちょっと注釈が必要そうだったので、抜き出してみます。


■自分は投稿する時、受賞作は全部読みました。
 ある程度読んで、何となく察したのでそれ以降は読んでいません。


お察し、の理由ですが。

当時、受賞作はヒットしなかったのです。
受賞しても続かない人が多く、半ばで消えて行く人が溢れていました。

出版側が売りたい物と、選考する作家の好みが完全に乖離していたからです。
そう。


最終選考は選考する作家の好みで決まります!!!w


これは、どうしようもないのですが……

出版が売りたい物、傾向などの小説が二次以降、または、三次以降に残ります。
編集が直で読んでるからです。

それまでのふるい分けは下読みと呼ばれる人達の担当です。
だから出版社に所属する編集者は読んでませんw
(そもそも編集は減ってるし、そんな暇ないと思いますよ)

最終に通した後の意志疎通が出来てないというか……
最終選考も会社の人間がやれば問題ないのですが、そうでない賞は……

ま、仕方ないですねw

この話は自分が知っていた、投稿していた時の話です。
今どうなってるのかは判りません。


下読みは専門の人もいますが、中にはプロ作家もいますw
当時は1本1,000円とかじゃなかったかな?
参考までにw


◆出来レース

あー……忘れてました。
賞獲りレースに、出来レースが混ざっているのではないか、という疑問ですね。
これもよく耳にしていたので書いてみます。


ないはずないでしょうw
そもそも自社の収入のために賞レースをしているのです。

うちはしていない! そんなものは都市伝説である!
という会社もあるかと思います。

いや、それはそれで別に?w

冷静に考えてください。
どっちでも関係ねーのです。

相手を倒してのし上がることには変わりないんですから。
出来レースだとしても、相手をフルボッコにして倒せば関係ありません。

ヒーラーはいません。タンクやDPSだけで攻撃しなければならないと考えてください。
相手を先に削りきった方が勝ちです。

そう。
賞獲りレースはPvP……要するにリアルバトルなのです。

でもってレース1本につき、開催費用が100万以上かかると思ってください。

あ、別途、賞金にも金がかかります。
賞金盛ってるところはさらにプラスです。
でもそれは別枠です。
賞獲った後、回収出来れば問題ないのでw

下読みに投げる金もですが、最終の作家先生に投げる金がけっこうかかるんですよ。
当時、一人頭10万、それに加えて接待料が必要だったらしいです。

そんな感じで経費だけでざっくり100万くらいは飛びます。

機械的にふるい落としが出来るようになっていれば別ですが、人力の場合、今でもかなり経費を食っているのではないかと思います。
だからこそ、自社でデビューさせた作家を盛り立てろと思いますが。
それか賞そのものを止めるべきだと思います。

まあ、100万程度は広告だけですぐにぶっ飛びますから、大した金額ではないかも知れませんねw
車内吊り1本で100万くらいじゃないかな?w
あ、2本で100だったかな?w うろ覚えでごめんなさい。

漫画なら別なんですよ。
すぐに読めるから持ち込みしても、編集が直で読んでくれます。
(まあ今は漫画も不安定みたいですが……)

でも小説ってたくさんの枚数を読まないといけないので、その場ですぐに判断出来ません。
350枚を3分以内に読める人が編集ならいいけどw
そんな人、多分いませんからね。

もし存在するなら、優秀すぎるので逆にその手の仕事には回されない気がします。
複数の作家を担当した方が効率的ですし。

それに編集自体が減っているので今は余計に無理だと思います。
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