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女子アナウンサー・萌桃
五
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婚礼まであと一カ月。
若き第三王子とその婚約者は、王宮の奥にある一室に呼ばれた。
今宵から、いよいよ「夫婦教育」が始まるのである。
年配の侍女が二人に告げる。
「バジル様、サラ様、いよいよ一カ月後には婚礼の儀式が行われ、お二人は夫婦となられます。王家の繁栄のため、お子を授からなければなりません」
バジルもサラも、それが勤めであることは自覚していた。しかし、二人とも経験も知識もなく不安を感じていた。
「今夜から、お二人には夫婦になるための学習をしていただきます」
ただならぬ雰囲気を感じ、二人とも緊張した表情になる。
「どうぞ、こちらへ」
侍女がドアを開けると、全裸の女が床に平伏していた。
「性奴隷のモモでございます。お二人が無事に初夜をお迎えになるための生きた教材となります。モモ、ご挨拶を」
「モモと申します。お二人が円満な夫婦生活を送られますよう、この身を捧げます。よろしくお願いいたします」
「モモ、立って体を見ていただくのです。
「はい」
モモは立ち上がり、直立不動の姿勢となった。
「さ、お側でご覧ください」
二人は手をつなぎ、モモに近づいた。
「モモ、両手を挙げて頭の後ろで組め」
青みがかった腋が露わになり、甘ったるい匂いが漂う。そこはきれいに処理されていた。
「どうぞ、触れてご覧になってください」
二人はおずおずと手を伸ばす。
「真っ白で美しい肌ね」
「あ、サラ、すごくフワフワして柔らかいよ」
「ほんとね」
「見てこの乳房。柔らかいけどすごい弾力がある」
「きれいね。乳輪は私よりだいぶ大きいわ」
「おしりも丸くて大きいわ。すてき」
「モモの体は男性経験によって作られたのです。サラ様もバジル様に抱かれることで、成熟した大人の女性になります」
「ああ、なんだか怖いわ」
「サラ、大丈夫だよ。ぼくが優しく抱いてあげるから。二人で大人になっていこう」
「はい」
侍女はモモの下腹部を指し示した。その部分は小高い丘になっており、頂点付近には刈り揃えられた楕円形の小さな楕円形があった。
「私より、こんもりしているわ。でも、あの毛は自然にあんな形になるの?」
「あれは、手入れをしているのですよ。モモ、寝台に座って、脚を広げなさい。デリケートゾーンを見ていただくのです」
広げられた脚の間にはふっくらとした大陰唇があり、その間にはベージュ色のヒラヒラが息づいていた。
「あら、全然毛が生えてないわ」
「レーザー脱毛と言って、光線を当てて生えてこないように処理しているのです。この部分を清潔に保つためです」
「そうなの?でも、そうかも知れないわね。バジル様はどう思いますか」
「なんか、かわいく見えるね」
「じゃあ、私も施術しよう」
「サラは自分のここを見たことある?」
「ないわ。こんなふうになってるんだ」
サラはモモの局所を興味津々で眺めていた。
「サラ様、そこをご覧になっていてください」
侍女がモモの乳房を揉み、乳首をクリクリ刺激すると、腰が動き始めた。
「あ、ああん」
「サラ様、どうですか?」
「う、動いてる」
大陰唇がさらに開き、ヒラヒラがもぞもぞ動き出す。そして、割れ目の奥からは潤みが溢れ出した。
「ここだけ別の生き物みたい」
「サラ様のそこも、感じるとこうなるのですよ」
「やだ、信じられない」
幼い二人に、まず女体の不思議さを意識させ、性への興味を持たせることが第一段階である。動画では視覚的な経験はできても、溢れ出る愛液の粘り、温度、匂いなどは生体を使わなければ実感できない。
寝台に寝かされたモモの脇にバジルとサラも横になり、両側からモモの体に触れ始めた。
「ああ、まるで絹のようにスベスベしている」
サラは乳房をゆっくりと揉んでいる。
「ああ、どうしたらこんな胸になるの」
乳首に触ったらどうなるのかな。好奇心から突いてみる。
勢いよく腰がはねる。
舐めてみよう。
ピンと立っている乳首に舌を這わせる。
「あん、そこダメ」
もう一方の乳首を吸う。両側から責められて、モモに火が付いた。
「ああ、感じる、感じちゃう。許して」
泉は熱く滾り、どろどろしている。
(私も、こんなになっちゃうのかな)
想像してサラもドキドキする。
つい先ほどまで、純真そのものだった第三王子と婚約者は、いま違う世界に踏み込もうとしていた。
若き第三王子とその婚約者は、王宮の奥にある一室に呼ばれた。
今宵から、いよいよ「夫婦教育」が始まるのである。
年配の侍女が二人に告げる。
「バジル様、サラ様、いよいよ一カ月後には婚礼の儀式が行われ、お二人は夫婦となられます。王家の繁栄のため、お子を授からなければなりません」
バジルもサラも、それが勤めであることは自覚していた。しかし、二人とも経験も知識もなく不安を感じていた。
「今夜から、お二人には夫婦になるための学習をしていただきます」
ただならぬ雰囲気を感じ、二人とも緊張した表情になる。
「どうぞ、こちらへ」
侍女がドアを開けると、全裸の女が床に平伏していた。
「性奴隷のモモでございます。お二人が無事に初夜をお迎えになるための生きた教材となります。モモ、ご挨拶を」
「モモと申します。お二人が円満な夫婦生活を送られますよう、この身を捧げます。よろしくお願いいたします」
「モモ、立って体を見ていただくのです。
「はい」
モモは立ち上がり、直立不動の姿勢となった。
「さ、お側でご覧ください」
二人は手をつなぎ、モモに近づいた。
「モモ、両手を挙げて頭の後ろで組め」
青みがかった腋が露わになり、甘ったるい匂いが漂う。そこはきれいに処理されていた。
「どうぞ、触れてご覧になってください」
二人はおずおずと手を伸ばす。
「真っ白で美しい肌ね」
「あ、サラ、すごくフワフワして柔らかいよ」
「ほんとね」
「見てこの乳房。柔らかいけどすごい弾力がある」
「きれいね。乳輪は私よりだいぶ大きいわ」
「おしりも丸くて大きいわ。すてき」
「モモの体は男性経験によって作られたのです。サラ様もバジル様に抱かれることで、成熟した大人の女性になります」
「ああ、なんだか怖いわ」
「サラ、大丈夫だよ。ぼくが優しく抱いてあげるから。二人で大人になっていこう」
「はい」
侍女はモモの下腹部を指し示した。その部分は小高い丘になっており、頂点付近には刈り揃えられた楕円形の小さな楕円形があった。
「私より、こんもりしているわ。でも、あの毛は自然にあんな形になるの?」
「あれは、手入れをしているのですよ。モモ、寝台に座って、脚を広げなさい。デリケートゾーンを見ていただくのです」
広げられた脚の間にはふっくらとした大陰唇があり、その間にはベージュ色のヒラヒラが息づいていた。
「あら、全然毛が生えてないわ」
「レーザー脱毛と言って、光線を当てて生えてこないように処理しているのです。この部分を清潔に保つためです」
「そうなの?でも、そうかも知れないわね。バジル様はどう思いますか」
「なんか、かわいく見えるね」
「じゃあ、私も施術しよう」
「サラは自分のここを見たことある?」
「ないわ。こんなふうになってるんだ」
サラはモモの局所を興味津々で眺めていた。
「サラ様、そこをご覧になっていてください」
侍女がモモの乳房を揉み、乳首をクリクリ刺激すると、腰が動き始めた。
「あ、ああん」
「サラ様、どうですか?」
「う、動いてる」
大陰唇がさらに開き、ヒラヒラがもぞもぞ動き出す。そして、割れ目の奥からは潤みが溢れ出した。
「ここだけ別の生き物みたい」
「サラ様のそこも、感じるとこうなるのですよ」
「やだ、信じられない」
幼い二人に、まず女体の不思議さを意識させ、性への興味を持たせることが第一段階である。動画では視覚的な経験はできても、溢れ出る愛液の粘り、温度、匂いなどは生体を使わなければ実感できない。
寝台に寝かされたモモの脇にバジルとサラも横になり、両側からモモの体に触れ始めた。
「ああ、まるで絹のようにスベスベしている」
サラは乳房をゆっくりと揉んでいる。
「ああ、どうしたらこんな胸になるの」
乳首に触ったらどうなるのかな。好奇心から突いてみる。
勢いよく腰がはねる。
舐めてみよう。
ピンと立っている乳首に舌を這わせる。
「あん、そこダメ」
もう一方の乳首を吸う。両側から責められて、モモに火が付いた。
「ああ、感じる、感じちゃう。許して」
泉は熱く滾り、どろどろしている。
(私も、こんなになっちゃうのかな)
想像してサラもドキドキする。
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