闇調教師の恋

芦屋 道庵 (冷月 冴 改め)

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女子大生、二体

耽溺3

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「目が覚めたね」

 舞花はきららの下腹部、子宮のあたりをポンポンとタップした。

「うわぁぁぁっ……」

 きららは腰を突き上げ、絶叫する。顔が真っ赤だ。

「フフッ、だいぶ染みたようね」
「ああ、熱い……中が熱いわ……うう……痒い……」

 股を擦り合わせようとしても、またも台上で開脚させられている。何もできない。

「さあて、あなたの性器ここをじっくり見させてもらうね。ふうん、割れ目がぱっくり開いて小陰唇ピラピラがめくれている」
「痒い、痒いわ……」
「痒いの?仕方ないわねぇ、どうしてほしいの?」

 わざとらしく聞く。

「…れて……」
「なに?良く聞こえないわ」
「挿れて」
「へえ、何を挿れて欲しいのかな?」
「何でも良いから、早く!」
「活人形の立場が分かっていないみたいね。挿れて下さい、でしょ?」
「ああ、挿れて……下さい」

 舞花はニンマリとした。

「だいぶ従順になってきたね」
「……」
「フフッ、順調に活人形への道を歩んでるわね」

 傍らからバイブを取り、きららの顔に近づける。ちょうど皮を剥いたバナナのように反り返った形状で、先端が少し太くなっている。振動すると同時に縦方向へも伸縮する。また根元には別の突起があり、クリトリスをピンポイントで刺激できる。さらに専用のホルダーベルトにより挿入した状態で保持することが可能だ。

「どう、キモチ良さそうでしょう?二十種類の振動モードがあるのよ」

 ヴィーンという振動音がいっそう焦ったさを煽ったようで

「お、お願いします……早くぅ」
「まあ、ゆっくり楽しもうよ」
 
 子宮の上をタップし両側の鼠蹊部をなぞる。一番マイルドな振動を掛け膣口をクチュクチュ弄る。

「ああん……」
 
 期待を込めて腰を突き出す。

「あらあら、焦っちゃダメ」
 
 バイブはスッ、と引かれた。

「ああーっ!」

 絶望的な叫びが上がる。首を激しく振って無念さを表現している。

「私と同じ歳なのにガツガツしてるのね。ほら」

 今度はクリトリスをピンポイントで責める。

「アヒィーッ……」

 腰を捩らせて暴れる。局所ソコはもはやグショグショだ。

「まだ十八歳なのにすさまじい濡れ方ね。なによ、これ」

 舞花の言葉嬲りにも、もはや反抗する様子もなく、ただ喘ぐだけ。

「もうイジメないでください」

 息も絶え絶えに、弱々しく哀願する。

「そう、じゃ願いを聞いてあげる」

 バイブの振動を止めた状態でゆっくりと膣口に押し当てる。二、三回周囲をなぞった後、

「挿れるわよ」
「ああ……」

 悦びと安堵の声を上げ、微かに笑った。

「そんなに痒かったの?」
「はい……ああ、もっと掻き回して……」
「そう?」

 振動と伸縮をオンにする。

「ううっ」

 思わず腰を引く。

「ね、キモチいい?」
「キモ……チ、いいです」
「女郎人形になれば、いっぱいキモチいいことができるよ」
「キモチいいこと、したい……」

 そこでバイブを引き抜く。

「やっぱり、やめとく?」
「ああっ、どうして!イジワルしないでください……」
「本気なの?」
「……はい」
「じゃ、女郎人形に堕ちなさい」

 改めて挿入し、振動と伸縮を少し強くする。

「イイィィィッ!キモチイイよう!!」

 完全に溺れた。ここまで来れば元に戻ることはない。
 響児がねぎらった。

「舞花、良くやった。香薬師として着実に成長しているな」

 舞花は少し頰を赤らめて、

「ありがとうございます。では……」
「待て待て、一人前までは程遠い」

 期待していた分、失望も大きかった。

「活人形に堕とされる女を見てどう思う?」
「羨ましいです」
「ほう?」

 響児が驚いた顔をする。

「私も活人形になって可愛がっていただきたいです、響児様に」

 薄い笑いを浮かべ響児は言った。

「それはできない」
「分かっています、それでも……」

 諦められず訴えるが

「今は一人前になることだけ考えろ」
「……」

 (続く)
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