上 下
8 / 9
二十五歳、社長令嬢

セックス解禁

しおりを挟む
 また身体を売りたい女がやって来た。

 なかなかの美形でメイクや服のセンスも良い。所作も美しい。よく鍛えられた感じだ。

「キミガワ  メグさんね」
「はい」

 免許証で年齢を確認する。 

「二十六歳、確かに成人してるわね」

 これが最重要で、未成年者を入店させたら破滅だ。ま、このは一目で大人と分かるけど。

「この仕事の経験は、ある?」
「はい」

 メグはちょっと得意げに高級店の名を二つ挙げて、

「合わせて三年くらい働いてます」
「そう、経験は十分ね」
「はい、接客も技も基本はできています。前の店でも認めてもらってました」
「じゃ、本指名もたくさん取ってた?」
「はい、けっこうありましたね」

 いかにもプロのソープレディである。

「得意技は?」
「うーん、やっぱりフェラですね」
「もちろんあなたの自由なんだけど、実技を見せてもらえるかな?」
「はい」

 インターフォンで男性スタッフのディックを呼ぶ。彼はすぐにやって来た。

「お呼びですか?」
「ああ、お疲れさま。こちら入店希望のメグさん」
「メグです。本日はご指名いただき、ありがとうございました」

 もう採用試験は始まっている。

「失礼致します」  

 ディックの前に両ひざをついたメグは、ズボンの前の部分を撫でさする。

「今日は楽しみにしていて頂けましたか?」
「そりゃあ、もう」
「ああっ、大きくなってきちゃった。苦しそう……」

 ベルトを外しチャックを下ろすと、上目遣いであざとく言う。

「ズボン、下げてよろしいですか」
「どうぞ」

 ズボンを落とすと、黒いパンツの前がテントを張っている。

「うわぁ、大きい!」
 
 感嘆の声を上げると頬を擦り寄せ、スンスンと匂いを嗅いだ。

「素敵、男のニオイがムンムンします。大好き」

 右手で亀頭部をさする。

「おつゆが出てますよ……可愛い」

 パンツの上からチュッとキスしてレロレロした後、パクリと咥え込んだ。

「直接舐めてもよろしいですか?」
「いいよ」
「失礼いたします……ああっ、引っ掛かって脱がせられない」

 ピコンと飛び出た男根ペニスを見て笑みを浮かべる。

「立派ですね。色も綺麗……失礼いたします」

 裏筋を舐め、鈴口を咥えてジュボジュボしゃぶる……

「仁王立ちフェラ、気持ちいいですか?」
「ああ」
「はい、ありがとう。良く分かったわ」

 じっと見ていた私は、メグに声を掛けた。急に試験を中断されたメグは驚いた顔をしたが、私の笑みを見て安心したようだ。

「パウダールームで口をすすいできて結構よ」
「あ、はい」

 メグはそそくさとパウダールームへ向かった。リップの直しもあるから少し時間が掛かるだろう。

「どうだった?」

 ディックはズボンを上げながら、

「悪くありませんでしたよ。高級店に勤務していたのはウソではないようですね」
「たとえばシオリと比べたら?」
「いやいや、比較になりませんよ」

 苦笑いする。

「さっきのはあくまで仕事、ビジネスです。本心はイヤでも仕方なくやっている。シオリはフェラが好きでたまらない。それが良く伝わってきます」

 私は軽くため息をつく。

「やっぱり高級娼婦ドールとソープレディでは適性が違うのね」
「ええ」

 その後ディックはドールズキャンプへ向かったようだ。

「シオリ、元気だったか?」
「うん、避妊リングを入れて二、三日出血したけど落ち着いた。もうセックスしていいって」
「そうか、良かったな」
「それでね、騎乗位の練習の相手をしてくれる?」
「いいよ」

 ディックが服を脱ぐと、仔犬のようにディックの足元に来て男根ソレを握った。

「また会えた。嬉しい」
「誰に?」
「もちろん男根コレ
「なんだ、俺じゃないのか」

 (続く)
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活

XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。

落ち込んでいたら綺麗なお姉さんにナンパされてお持ち帰りされた話

水無瀬雨音
恋愛
実家の花屋で働く璃子。落ち込んでいたら綺麗なお姉さんに花束をプレゼントされ……? 恋の始まりの話。

自習室の机の下で。

カゲ
恋愛
とある自習室の机の下での話。

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

バレー部入部物語〜それぞれの断髪

S.H.L
青春
バレーボール強豪校に入学した女の子たちの断髪物語

処理中です...