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パオラの夫となる者は
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「あのね、うさちゃん。引き受けたからには優しくするけど……。」
「うん。」
「確認だけしておきたいことが有るんだ。」
「何?」
「俺、俺なりにパオラを愛している。でも、きっと生涯優先してしまうのはノーラだと思う。パオラの夫の一人にしてもらえたのにこんな中途半端気持ちで申し訳ない。」
「――リアムと私は似ているんだと思う。私も最優先はレダだ……。」
「パオラ。本当はね。ライリーがパオラの初めての男になるってことになって安心していたんだ。きっと、俺が君の特別になったら俺は何もかもを捨てて君が欲しくなってしまうかもしれないって。でも、そうなったらノーラはどうなる?誰も味方のいないあの子を誰が守るのかって……そう、考えると怖いんだ。」
「正直、私も初めてがリアムだったらリアムに執着してしまいそうで怖い。でもね、だからってレダもライリーもエイデンも……多分イーサンも手放したりできない。自分でもびっくりだけど皆それぞれ愛してる。ノーラちゃんがリアムの家族ならリアムを夫にした私も家族だよね?」
「――家族、か。」
「私、子供が好きなの。だから、将来的にはみんなの子供が欲しいと思う。でも。ライリーが私のアソコガ小さすぎるって言うから……。」
「……とりあえず見てみようか。って、ちょっと。シーツの下全裸なの?」
「うん。ライリーと色々試してたからさ。」
「まあ、こういうムードの方がうさちゃんはリラックスできるのかもね。」
観念したリアムは私の隣に来るとぐるぐるシーツに巻かれたままの私の顎を優しく持ち上げた。
「キスの特訓覚えてる?」
「うん。」
「じゃあ、キスして。」
「うん。」
体を起こしてリアムの顔を見上げる。シーツから肩を出してリアムに近づくとその唇に吸い付いた。
やっぱり気持ちいい。
「パオラ、君にはアーロン神を入れたら5人の夫が出来た。」
「うん。」
「だから、この先、パオラは好きな男とだけセックスするんだ。娼婦にはならない。否、させない。」
「……うん。」
「俺を含んだ夫であっても嫌ならセックスする必要はない。これから俺と試してみるけど嫌ならすぐ言って。いい?」
「うん。」
「男が怖いわけじゃないよね?自分からするのは大丈夫?俺のパジャマ脱がす?」
「脱がす。」
リアムのパジャマのボタンを上から一つづつ外す。熱心に怖がってないか私を観察しているリアムには悪いけど既にキスだけでトロトロになっている上にリアムの色気に充てられている。ハアハア。
「さあ。パオラ、見せて。」
まだリアムの事上半身しか脱がせてないのにぃ。リアムの意地悪。ああー。これってなに?条件反射?リアムとは気持ちいいことしかないって知ってるってこと!?ライリーやアーロンじゃこうはならなかったんだけど!?
リアムに促されてシーツをたくし上げる。ジッと私のソコを見るリアム。恥ずかしいのにジッと見つめられると自ら足を広げてしまう……。
「触るよ?」
リアムの長い指が私のそこに触れる。男の人にしては長くてきれいな指だと思う。
「少し小さいかもしれないけど……。すこし、ほぐしてみようか。」
ツプリ。
うっはぁ。浅く入れられただけで中から愛液があふれてくるのが分かる。くるくると敏感なところを指で触られると電流が走ったようにビクビクとしてしまう。
「え、あ?」
リアムが私のソコを指で広げたかと思うとぬるりとした感触がしてビリビリと快感が走った。
ええ、ちょっと。
「パオラ。気持ちいい?気持ちいいって言っていいんだよ?」
吹きかけられた息さえ気持ちよくてブルりと震えた。リアムは私によく見えるように口を開けて舌を出し、そこを舐め上げる。
「ん、んん~!!き、きもち、きもちいい……。」
「はあ。ヤバイね、パオラ。色々とギフトが有るのは分かってたけど。舐めてるだけのこっちも気持ちいいよ。」
「り、リアムも気持ちい?」
「パオラのここ、ピンクで可愛くてずっと舐めていられる。」
「や。ああ!」
ちゅうっとリアムに敏感なところを吸われて快感が走った。あっけなく達してしまったらしく、すこし呆然としてしまった。なんてテクニシャン。これがイクっていう事か。
「リアム、リアム。私、イッたのかも。」
少しクタリとなってリアムに告げるとリアムがこちらを見上げてまたぺろりと見せつける様に舐めた。
「次からは気持ちいい時とイク時は俺に教えてね。さ、シーツから出ちゃおうか。」
上半身に巻き付いていたシーツをリアムが取り去る。シーツを引き抜くときに乳首が擦れて体を震わせてしまった。
「もう固くなってるね。可愛い。」
くにくにと乳首を軽く押しつぶすように指でいじられる。ピリピリとした快感に体が揺れる。
「き、きもちい……。」
私の声を聞いてリアムが乳房を救い上げて揺らす。先端がリアムの口に含まれるとレロレロと乳首が熱い舌で刺激を受けた。
も、気持ちよすぎる……。
尋常じゃないほどの愛液がお尻の方まで伝い、私の奥が足りないものを求めて収縮した。
――リアム、恐るべし。
「うん。」
「確認だけしておきたいことが有るんだ。」
「何?」
「俺、俺なりにパオラを愛している。でも、きっと生涯優先してしまうのはノーラだと思う。パオラの夫の一人にしてもらえたのにこんな中途半端気持ちで申し訳ない。」
「――リアムと私は似ているんだと思う。私も最優先はレダだ……。」
「パオラ。本当はね。ライリーがパオラの初めての男になるってことになって安心していたんだ。きっと、俺が君の特別になったら俺は何もかもを捨てて君が欲しくなってしまうかもしれないって。でも、そうなったらノーラはどうなる?誰も味方のいないあの子を誰が守るのかって……そう、考えると怖いんだ。」
「正直、私も初めてがリアムだったらリアムに執着してしまいそうで怖い。でもね、だからってレダもライリーもエイデンも……多分イーサンも手放したりできない。自分でもびっくりだけど皆それぞれ愛してる。ノーラちゃんがリアムの家族ならリアムを夫にした私も家族だよね?」
「――家族、か。」
「私、子供が好きなの。だから、将来的にはみんなの子供が欲しいと思う。でも。ライリーが私のアソコガ小さすぎるって言うから……。」
「……とりあえず見てみようか。って、ちょっと。シーツの下全裸なの?」
「うん。ライリーと色々試してたからさ。」
「まあ、こういうムードの方がうさちゃんはリラックスできるのかもね。」
観念したリアムは私の隣に来るとぐるぐるシーツに巻かれたままの私の顎を優しく持ち上げた。
「キスの特訓覚えてる?」
「うん。」
「じゃあ、キスして。」
「うん。」
体を起こしてリアムの顔を見上げる。シーツから肩を出してリアムに近づくとその唇に吸い付いた。
やっぱり気持ちいい。
「パオラ、君にはアーロン神を入れたら5人の夫が出来た。」
「うん。」
「だから、この先、パオラは好きな男とだけセックスするんだ。娼婦にはならない。否、させない。」
「……うん。」
「俺を含んだ夫であっても嫌ならセックスする必要はない。これから俺と試してみるけど嫌ならすぐ言って。いい?」
「うん。」
「男が怖いわけじゃないよね?自分からするのは大丈夫?俺のパジャマ脱がす?」
「脱がす。」
リアムのパジャマのボタンを上から一つづつ外す。熱心に怖がってないか私を観察しているリアムには悪いけど既にキスだけでトロトロになっている上にリアムの色気に充てられている。ハアハア。
「さあ。パオラ、見せて。」
まだリアムの事上半身しか脱がせてないのにぃ。リアムの意地悪。ああー。これってなに?条件反射?リアムとは気持ちいいことしかないって知ってるってこと!?ライリーやアーロンじゃこうはならなかったんだけど!?
リアムに促されてシーツをたくし上げる。ジッと私のソコを見るリアム。恥ずかしいのにジッと見つめられると自ら足を広げてしまう……。
「触るよ?」
リアムの長い指が私のそこに触れる。男の人にしては長くてきれいな指だと思う。
「少し小さいかもしれないけど……。すこし、ほぐしてみようか。」
ツプリ。
うっはぁ。浅く入れられただけで中から愛液があふれてくるのが分かる。くるくると敏感なところを指で触られると電流が走ったようにビクビクとしてしまう。
「え、あ?」
リアムが私のソコを指で広げたかと思うとぬるりとした感触がしてビリビリと快感が走った。
ええ、ちょっと。
「パオラ。気持ちいい?気持ちいいって言っていいんだよ?」
吹きかけられた息さえ気持ちよくてブルりと震えた。リアムは私によく見えるように口を開けて舌を出し、そこを舐め上げる。
「ん、んん~!!き、きもち、きもちいい……。」
「はあ。ヤバイね、パオラ。色々とギフトが有るのは分かってたけど。舐めてるだけのこっちも気持ちいいよ。」
「り、リアムも気持ちい?」
「パオラのここ、ピンクで可愛くてずっと舐めていられる。」
「や。ああ!」
ちゅうっとリアムに敏感なところを吸われて快感が走った。あっけなく達してしまったらしく、すこし呆然としてしまった。なんてテクニシャン。これがイクっていう事か。
「リアム、リアム。私、イッたのかも。」
少しクタリとなってリアムに告げるとリアムがこちらを見上げてまたぺろりと見せつける様に舐めた。
「次からは気持ちいい時とイク時は俺に教えてね。さ、シーツから出ちゃおうか。」
上半身に巻き付いていたシーツをリアムが取り去る。シーツを引き抜くときに乳首が擦れて体を震わせてしまった。
「もう固くなってるね。可愛い。」
くにくにと乳首を軽く押しつぶすように指でいじられる。ピリピリとした快感に体が揺れる。
「き、きもちい……。」
私の声を聞いてリアムが乳房を救い上げて揺らす。先端がリアムの口に含まれるとレロレロと乳首が熱い舌で刺激を受けた。
も、気持ちよすぎる……。
尋常じゃないほどの愛液がお尻の方まで伝い、私の奥が足りないものを求めて収縮した。
――リアム、恐るべし。
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