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Extra Edition
もし、この世界に貴方がいなかったなら
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──夢を見る。
決して、幸福とはいえない夢。
それでも、もう一度見たいと思える夢。
これは、ある意味では幸福な物語──
朝日が、鬱々とした気分をさらってくれる。
目が覚め、伸びをしながら御嘉 雪麗は、小さくため息をついた。
顔を洗い、鏡に映る自分を見ると、目の下には隈ができており、決して健康そうには見えない姿が見えた。
最近、毎日のように同じ夢を見る。内容は覚えていないが、夢を見た、ということだけを鮮明に覚えている。
矛盾する2つの事柄に首をかしげつつ、一体、私は何の夢を見ているのか、それが気になって仕方がなかった。
悪夢ではないと思う。でも、幸福な夢でもない。ただ、忘がたいと感じさせる夢。忘れたことに寂しさを感じてしまう。だから、こんなにも悲しくなる。
私の心は覚えていて、忘れないで、と叫んでいるのに、朝、起きたら忘れてしまっているから。
目が覚めて、夢を見たと思うと同時に
またか。─また、私は忘れてしまったのか。
と、涙を流す私がいるから。
どうしてこんなにも、執着してしまうのだろう。
私の心は取り残されたまま、時間だけが過ぎ去っていった。
大学に着くと、友人の有明 結弦が手を振ってこちらへと手招く。
「おはよう。結弦、今日は良い天気だね」
「おはよう。えぇ、そうね。お出かけ日和だわ、生憎今日は授業があるけれど」
挨拶をすると、結弦はふふっと笑ってそう返してくれる。
何気ない日常。それなのに、どうしようもなく違和感を感じる。
それも、あの夢を見るようになってからだ。
大学内に入ると、辺りはお洒落な若者たちで賑わっていた。
私は、そんな人々を遠目で見つつ、ふとあることを思った。
──今日は、キャーキャー騒いでないんだ。
? あれ、騒ぐってなんだっけ。何に対して、彼らは騒いでいたんだっけ。
これは、今の現実とは異なること。
その違和感は、明らかに夢の余韻を感じさせた。
そして、今日は何かが起こると、不思議な予感を感じるのだった。
「ただいま」
一人暮らしで住んであるアパートに帰ってくると、今までの疲れがどっと押し寄せてきた。
今日は、早く用意をして寝た方がいいかもしれない。
私は、授業の宿題をしてから夕食、お風呂を早めに済ませると、寝る準備を始めた。
「..................」
何だか、今日は寝たいような、寝たくないような不思議な気分だ。
体はすっかり疲れていて、休息を欲しているのに、心が警告してくる。
今日は夢を見るな。見たらお前は後悔するぞ──
女の勘はよく当たるというが、これは勘というよりも、本能に近い気がする。
私の中の奥深い部分、純粋なところで、何かを知るのが怖いのか。
それでも、知りたい、と言う自分もいる。
それがどれだけ怖くとも、知りたい。
だって、それは私だから。
私の一部だから。
欠けていると、感じる自分がわかるのだと、そう告げてもいるのだから──。
堕ちる、堕ちる、堕ちる。
何に?
眠りに堕ちる
闇に溶ける
誰かの声がする
「知らなくてもいい残酷を、君は知りたい?」
声が出ないから、代わりに頷く。
「そう。やっぱり、そうなってしまうの」
すると、寂しそうな、嬉しそうな、悲しそうな声で返事をした。
声が笑った。
何故かそう思った。
「いってらっしゃい、君よ。幸福で、とても残酷な夢へ」
夢へと放り出される、そのとき気づく。
あぁ、そうなのか。声、君は私なのか。
もう一人の私だったのか──。
ピピピッ!
朝を告げる目覚まし時計の音で目が覚める。
あれ、私は夢を見ていたのではなかったっけ?
首をひねり、ふと何となくカレンダーを見ると、違和感に気づく。
日付は問題ないが、年がちがう。
一年、進んでいた。
「......ここは、未来?」
一瞬、突拍子もないことを考えてしまう。
いいや、違うか。ここは夢だ。だから時間が進んでいるのだ。
にしても、夢を夢だと認識しているなんて。
現実の自分も今回ばかりは夢の内容を覚えているんじゃないだろうか。
『夢』といっても、ファンタジーな世界に飛ばされたわけではない。現実かと思うほどに、いつもと変わらない日常がそこにあった。
いつもと同じように、顔を洗って、朝食を食べて、用意をして、大学へ行く。
変わらなさすぎて、いっそ笑えてくるほどの当たり前を。
「おはよう」
大学へ着くと、ちょうど門の前にいた結弦とばったり会った。
「おはよう、結弦」
人物まで、そのまま同じだなんて、ますます現実感が増してきた。
ここは、本当に夢なのかと疑いたくなるほどに。
「全然変わらないんだ」
「何が?」
「ううん、何でもない」
どうしてこんな夢を見るのか、今更疑問に思った。
夢の中の日常は、拍子抜けするほどに普通に過ぎていく。
授業を受けて、結弦と昼食を食べながら、他愛のない話をする。
帰る前には、第二図書館で時間を潰す。
あの人と一緒に帰るには、授業が終わる時間が私の方が早かったからだ。
ここで時間を潰せば、あっという間に彼に会える。
……………………………?
あの人って誰? 私は誰と一緒に帰るの?
私は誰と一緒にいることを待ち遠しにしているの?
奇妙な感覚に、背筋が凍る。
夢の中だと自覚してからそうだが、この夢は何かがおかしい。現実と違う点が一つだけある。
現実ではいない人が、この夢の中にはいる。
自分がその人に侵食されているのだと、自覚した途端に言いようのない恐怖を感じ、逃げるようにして第二図書館を出た。
そうして、足早に家へと向かおうとすると
「私を置いていこうとするだなんて、雪麗はひどい方ですね」
後ろから、声をかけられた。
ずっと、聞いていたくなるような美声だ。
でも、私の中の不安を煽るような声。
あぁ、この人だ。この人が私の──。
壊れた人形のように、ぎこちのない動きで振り返ると、彼はにっこりと笑った。
「一緒に帰ろうと、そう誘ってきたのは雪麗の方ですよ」
その人の瞳は、凍るほどに昏いものだった。
「ごめんなさい。急に怖くなっちゃって」
警戒しているのに、私は素直な気持ちを口にする。
怖いのに、話しかけられて嬉しい。
無視して帰ろうとしたのに、引き止めてくれたことが嬉しい。
その瞳が、私を見たときだけ、甘くなることが嬉しい。
その人が、とても怖くて愛しい。
相反する感情がせめぎ合い、やがて一つの感情になる。
愛しい、この人がどうしようもなく。
全てを捧げても、いいほどに──。
「凛翔さん、好きです」
胸がいっぱいになって、人目も気にせず告白した。
彼は驚きに少しだけ目を見開いて。
「僕は、貴女を愛してる」
そう、言ってくれた。
この人なら、いい。
この人になら、逃げられなかったって構わないの。
殺されたって構わないから──。
ピピピッ!
目覚ましがけたたましく鳴り響き、私は目を覚ました。
夢を見たという実感は、今までより強く残っているのに、記憶はまっさらだ。
何も覚えていないし、予感もする。
──もう二度と、この夢を見ないという予感が。
そうして、私は日常を取り戻すのだ。
貴方のいない、この世界で。
喪失感が胸を駆け巡る。私は半身ともいえるほどの愛しい存在を失ってしまった。
あぁ、あれは確かに幸福な夢だった。
幸福で、愛しくて、今の私には残酷な夢。
知らなくてよかった、知らない方がよかった幸福を見せた夢。
夢の中は天国でした。
現実は地獄でした。
さようなら、私の愛しい────
────────────────────────────────
番外編、いかがでしたか?
いやー、幸せにしようと思って、気づいたらBADENDになってました。何故。
このお話は、本編とは関係のない、ifの話となっております。
もし、この世界に貴方(明堂院 凛翔)がいなかったなら
雪麗はどうなっていたのでしょうか?
そんな、お話です。
恐怖の対象がいないのなら、それに越したこたはありません。
現実でそれが叶っている今、その世界の雪麗は何を思うのか。
この話は、その一環です。
また、別の解釈の仕方もあるでしょう。それもまた、一興です。
ともあれ、この話を読んでいただき、ありがとうございます!
引き続き、よろしくお願い致します!!
中々更新できず、申し訳ありません。
気長にお待ちしていただけたらと思います。近況ボードにて、次回更新予定日も掲載していますので、良かったら見てください!
では、また( ´ ꒳ ` )ノ
決して、幸福とはいえない夢。
それでも、もう一度見たいと思える夢。
これは、ある意味では幸福な物語──
朝日が、鬱々とした気分をさらってくれる。
目が覚め、伸びをしながら御嘉 雪麗は、小さくため息をついた。
顔を洗い、鏡に映る自分を見ると、目の下には隈ができており、決して健康そうには見えない姿が見えた。
最近、毎日のように同じ夢を見る。内容は覚えていないが、夢を見た、ということだけを鮮明に覚えている。
矛盾する2つの事柄に首をかしげつつ、一体、私は何の夢を見ているのか、それが気になって仕方がなかった。
悪夢ではないと思う。でも、幸福な夢でもない。ただ、忘がたいと感じさせる夢。忘れたことに寂しさを感じてしまう。だから、こんなにも悲しくなる。
私の心は覚えていて、忘れないで、と叫んでいるのに、朝、起きたら忘れてしまっているから。
目が覚めて、夢を見たと思うと同時に
またか。─また、私は忘れてしまったのか。
と、涙を流す私がいるから。
どうしてこんなにも、執着してしまうのだろう。
私の心は取り残されたまま、時間だけが過ぎ去っていった。
大学に着くと、友人の有明 結弦が手を振ってこちらへと手招く。
「おはよう。結弦、今日は良い天気だね」
「おはよう。えぇ、そうね。お出かけ日和だわ、生憎今日は授業があるけれど」
挨拶をすると、結弦はふふっと笑ってそう返してくれる。
何気ない日常。それなのに、どうしようもなく違和感を感じる。
それも、あの夢を見るようになってからだ。
大学内に入ると、辺りはお洒落な若者たちで賑わっていた。
私は、そんな人々を遠目で見つつ、ふとあることを思った。
──今日は、キャーキャー騒いでないんだ。
? あれ、騒ぐってなんだっけ。何に対して、彼らは騒いでいたんだっけ。
これは、今の現実とは異なること。
その違和感は、明らかに夢の余韻を感じさせた。
そして、今日は何かが起こると、不思議な予感を感じるのだった。
「ただいま」
一人暮らしで住んであるアパートに帰ってくると、今までの疲れがどっと押し寄せてきた。
今日は、早く用意をして寝た方がいいかもしれない。
私は、授業の宿題をしてから夕食、お風呂を早めに済ませると、寝る準備を始めた。
「..................」
何だか、今日は寝たいような、寝たくないような不思議な気分だ。
体はすっかり疲れていて、休息を欲しているのに、心が警告してくる。
今日は夢を見るな。見たらお前は後悔するぞ──
女の勘はよく当たるというが、これは勘というよりも、本能に近い気がする。
私の中の奥深い部分、純粋なところで、何かを知るのが怖いのか。
それでも、知りたい、と言う自分もいる。
それがどれだけ怖くとも、知りたい。
だって、それは私だから。
私の一部だから。
欠けていると、感じる自分がわかるのだと、そう告げてもいるのだから──。
堕ちる、堕ちる、堕ちる。
何に?
眠りに堕ちる
闇に溶ける
誰かの声がする
「知らなくてもいい残酷を、君は知りたい?」
声が出ないから、代わりに頷く。
「そう。やっぱり、そうなってしまうの」
すると、寂しそうな、嬉しそうな、悲しそうな声で返事をした。
声が笑った。
何故かそう思った。
「いってらっしゃい、君よ。幸福で、とても残酷な夢へ」
夢へと放り出される、そのとき気づく。
あぁ、そうなのか。声、君は私なのか。
もう一人の私だったのか──。
ピピピッ!
朝を告げる目覚まし時計の音で目が覚める。
あれ、私は夢を見ていたのではなかったっけ?
首をひねり、ふと何となくカレンダーを見ると、違和感に気づく。
日付は問題ないが、年がちがう。
一年、進んでいた。
「......ここは、未来?」
一瞬、突拍子もないことを考えてしまう。
いいや、違うか。ここは夢だ。だから時間が進んでいるのだ。
にしても、夢を夢だと認識しているなんて。
現実の自分も今回ばかりは夢の内容を覚えているんじゃないだろうか。
『夢』といっても、ファンタジーな世界に飛ばされたわけではない。現実かと思うほどに、いつもと変わらない日常がそこにあった。
いつもと同じように、顔を洗って、朝食を食べて、用意をして、大学へ行く。
変わらなさすぎて、いっそ笑えてくるほどの当たり前を。
「おはよう」
大学へ着くと、ちょうど門の前にいた結弦とばったり会った。
「おはよう、結弦」
人物まで、そのまま同じだなんて、ますます現実感が増してきた。
ここは、本当に夢なのかと疑いたくなるほどに。
「全然変わらないんだ」
「何が?」
「ううん、何でもない」
どうしてこんな夢を見るのか、今更疑問に思った。
夢の中の日常は、拍子抜けするほどに普通に過ぎていく。
授業を受けて、結弦と昼食を食べながら、他愛のない話をする。
帰る前には、第二図書館で時間を潰す。
あの人と一緒に帰るには、授業が終わる時間が私の方が早かったからだ。
ここで時間を潰せば、あっという間に彼に会える。
……………………………?
あの人って誰? 私は誰と一緒に帰るの?
私は誰と一緒にいることを待ち遠しにしているの?
奇妙な感覚に、背筋が凍る。
夢の中だと自覚してからそうだが、この夢は何かがおかしい。現実と違う点が一つだけある。
現実ではいない人が、この夢の中にはいる。
自分がその人に侵食されているのだと、自覚した途端に言いようのない恐怖を感じ、逃げるようにして第二図書館を出た。
そうして、足早に家へと向かおうとすると
「私を置いていこうとするだなんて、雪麗はひどい方ですね」
後ろから、声をかけられた。
ずっと、聞いていたくなるような美声だ。
でも、私の中の不安を煽るような声。
あぁ、この人だ。この人が私の──。
壊れた人形のように、ぎこちのない動きで振り返ると、彼はにっこりと笑った。
「一緒に帰ろうと、そう誘ってきたのは雪麗の方ですよ」
その人の瞳は、凍るほどに昏いものだった。
「ごめんなさい。急に怖くなっちゃって」
警戒しているのに、私は素直な気持ちを口にする。
怖いのに、話しかけられて嬉しい。
無視して帰ろうとしたのに、引き止めてくれたことが嬉しい。
その瞳が、私を見たときだけ、甘くなることが嬉しい。
その人が、とても怖くて愛しい。
相反する感情がせめぎ合い、やがて一つの感情になる。
愛しい、この人がどうしようもなく。
全てを捧げても、いいほどに──。
「凛翔さん、好きです」
胸がいっぱいになって、人目も気にせず告白した。
彼は驚きに少しだけ目を見開いて。
「僕は、貴女を愛してる」
そう、言ってくれた。
この人なら、いい。
この人になら、逃げられなかったって構わないの。
殺されたって構わないから──。
ピピピッ!
目覚ましがけたたましく鳴り響き、私は目を覚ました。
夢を見たという実感は、今までより強く残っているのに、記憶はまっさらだ。
何も覚えていないし、予感もする。
──もう二度と、この夢を見ないという予感が。
そうして、私は日常を取り戻すのだ。
貴方のいない、この世界で。
喪失感が胸を駆け巡る。私は半身ともいえるほどの愛しい存在を失ってしまった。
あぁ、あれは確かに幸福な夢だった。
幸福で、愛しくて、今の私には残酷な夢。
知らなくてよかった、知らない方がよかった幸福を見せた夢。
夢の中は天国でした。
現実は地獄でした。
さようなら、私の愛しい────
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番外編、いかがでしたか?
いやー、幸せにしようと思って、気づいたらBADENDになってました。何故。
このお話は、本編とは関係のない、ifの話となっております。
もし、この世界に貴方(明堂院 凛翔)がいなかったなら
雪麗はどうなっていたのでしょうか?
そんな、お話です。
恐怖の対象がいないのなら、それに越したこたはありません。
現実でそれが叶っている今、その世界の雪麗は何を思うのか。
この話は、その一環です。
また、別の解釈の仕方もあるでしょう。それもまた、一興です。
ともあれ、この話を読んでいただき、ありがとうございます!
引き続き、よろしくお願い致します!!
中々更新できず、申し訳ありません。
気長にお待ちしていただけたらと思います。近況ボードにて、次回更新予定日も掲載していますので、良かったら見てください!
では、また( ´ ꒳ ` )ノ
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はじめまして。
読ませていただいてます(^-^)続きがちょっと楽しみになってきました。
身体にご自愛されながら、執筆してくださいね!
わぁぁあ!
初コメありがとうございます!
とても嬉しいですー!(((o(*゚▽゚*)o)))
続きが楽しみと言っていただけてありがとうございます!
ちょっと自分でも気になるところできっちゃったなと思っているので次話も早めに更新できるようにしますね!
初めての投稿なので至らぬ点もあるとは思いますが、楽しめていただけたら何よりです!
身体のことも心配していただいてもうほんと感謝です!
優しさが心にしみわたる...!