僕は本当に幸せでした〜刹那の向こう 君と過ごした日々〜

過去～高校生編1

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今度は玲人に気持ちよくなって欲しい。


「ぁの…今度は…玲人の番…」


震える手を何とか動かそうとする。


「今日はそっちはいいよ。…でも、慶太の中に入りたい」

「ぼ…くの？」

「いい？」

「玲人が気持ちよくなれるなら…」


それが何を意味するのか自慰さえした事無い僕にはまったく分からなかった。

でも、それでも玲人に僕を求めて欲しくってうなずく。


ニコリと笑った玲人は僕の腰の下にもう一度手を入れて今度は少し高めに持ち上げた。

そして両足を左右に思い切り開く。


「え、何？玲人…やだ…こんな格好。いやだっ」


こんなの恥ずかしい以外の何者でもない。

すべてを晒されているようなものだ。


「慶太…暴れないで。慣らすだけだから」

「だって、やだ。何、慣らすって…何？」

「ここ…」


そう言って触られたのは僕の…


「えっ…」

「ここに俺の入れるの」

「だってそこ…入ら…ない、よ？」

「このままじゃね」

「…ぁ、冷た…」


何かがそこにトロリと垂れる感覚。

そして玲人の指が入ってくる。


「ぅあ…ぁ…」

「ローション使ってもやっぱすげぇきついな…」

「ぁ…玲人…玲人…」

「ごめん、痛いか？」

「ん…分かん…な…苦しい」


ただただ圧迫感。

何かを無理やり押し込まれてる感じだ。

玲人はそれでもひたすら指を突き刺してくる。


「慶太…もうちょっと我慢して。多分この辺だと…」

「はぁ…抜いて…ぁ………あ、んんっ！」

「あ、あった」


ビリリと快感が強烈に走る。


「ゃ…玲人。んぁ…ン……あ、あっ…それ、無理ぃ！」

「ココが、慶太のいいところ」


そこばかりを攻められて喘ぎが止まらない。

少しずつやわらかくほぐれていく僕のおしりの指は二本三本と増えていった。


「ぁ、ん…あ、あん」


クチクチと抜き出しされる三本の指に僕はもう羞恥心などというものはなくしてひたすら嬌声を上げ続けていた。


「慶太…俺も…やばいかも」

そう言ってカチャカチャとベルトをはずし自分の物を取り出す玲人。

赤黒く天井に向かってそそり立つ玲人のそれは僕のなんかとは比べ物にならないほど大きい。


「悪い…いいか？」

あまりに玲人が余裕なさげで怖いんだけど、でも……

「…うん。きて？」


許してしまった。