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過去~高校生編1
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学費は奨学金で免除になっているものの、さすがに自分の生活費までは事足りずバイトをすることを余儀なくされる。
勉強に支障が出ない程度になるように、とりあえず放課後にファストフード店で働き始めた。
学校・バイト・勉強
その三つの繰り返しで僕の時間はどんどん過ぎていく。
気づけば一学期ももうすぐ終わり。
残りは学期末テストだけ、という感じだった。
テスト前と言うことでバイト先からお休みをもらい、一人図書館の窓際に座る。
なぜかその日は勉強に全く身が入らず、シャーペンをくるくると指で回しながら窓の外を見ていた。
グラウンドが見え、そこでは数人の男子生徒がギャーギャーと騒がしくしながらサッカーをしている。
いや、サッカーと言うよりはむしろ単なるボール遊びといった方が近いのかもしれない。
だが、その光景が僕にはとても
「まぶしい」
かったんだ。
自分にはない煌めきがそこにはあった。
勉強に支障が出ない程度になるように、とりあえず放課後にファストフード店で働き始めた。
学校・バイト・勉強
その三つの繰り返しで僕の時間はどんどん過ぎていく。
気づけば一学期ももうすぐ終わり。
残りは学期末テストだけ、という感じだった。
テスト前と言うことでバイト先からお休みをもらい、一人図書館の窓際に座る。
なぜかその日は勉強に全く身が入らず、シャーペンをくるくると指で回しながら窓の外を見ていた。
グラウンドが見え、そこでは数人の男子生徒がギャーギャーと騒がしくしながらサッカーをしている。
いや、サッカーと言うよりはむしろ単なるボール遊びといった方が近いのかもしれない。
だが、その光景が僕にはとても
「まぶしい」
かったんだ。
自分にはない煌めきがそこにはあった。
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