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プロローグ side玲人
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「ぁ…レイ……っ。ぁぁあ、きもちぃ…よぉ」
上がる息で胸を上下させながら俺に必死にしがみついてくるヤツ。
大学の後輩で俺を好きだと言ってくるヤツ。
「……ぁっ!!」
中を奥まで突いてやると声にならない音をあげ嬉しそうに啼く。
「はぅ…ねぇ、レイは?俺の中ぁ…いい?」
「くっ…」
きゅうっとオレ自身を締め付けられたまらず声が漏れた。
「あぁ、すげぇよ。マジ最高」
と言いつつ、身体は絶頂へと向かっていくのに心は冷めていく。
それでも、必死に集中するよう自分に言い聞かせた。
今日バイトでいないはずの慶太がそこで見ているなんて知る由もなかった。
「は…ぁあ…も、もぅ……ダメぇ!」
そう言ってヤツは達し、俺も律動を早め思い切り吐き出す。
緩く腰を振り続け最後まで出しきった。
「ぁ…はぁはぁ……」
お互いの息づかいの音だけが部屋に響き渡る。
目でキスをねだられていることが分かり口づけた。
まるで本当の恋人同士であるかのように。
やさしくやさしく。
何度も角度を変えて舌を絡ませた。
俺のこの唇は慶太のためにあるはずなのに。
この腕は慶太を守るためにあるはずなのに。
身体は慶太を抱きしめるためだけに存在するはずなのに。
なぜか今俺の下にいるのは、慶太じゃなかった。
上がる息で胸を上下させながら俺に必死にしがみついてくるヤツ。
大学の後輩で俺を好きだと言ってくるヤツ。
「……ぁっ!!」
中を奥まで突いてやると声にならない音をあげ嬉しそうに啼く。
「はぅ…ねぇ、レイは?俺の中ぁ…いい?」
「くっ…」
きゅうっとオレ自身を締め付けられたまらず声が漏れた。
「あぁ、すげぇよ。マジ最高」
と言いつつ、身体は絶頂へと向かっていくのに心は冷めていく。
それでも、必死に集中するよう自分に言い聞かせた。
今日バイトでいないはずの慶太がそこで見ているなんて知る由もなかった。
「は…ぁあ…も、もぅ……ダメぇ!」
そう言ってヤツは達し、俺も律動を早め思い切り吐き出す。
緩く腰を振り続け最後まで出しきった。
「ぁ…はぁはぁ……」
お互いの息づかいの音だけが部屋に響き渡る。
目でキスをねだられていることが分かり口づけた。
まるで本当の恋人同士であるかのように。
やさしくやさしく。
何度も角度を変えて舌を絡ませた。
俺のこの唇は慶太のためにあるはずなのに。
この腕は慶太を守るためにあるはずなのに。
身体は慶太を抱きしめるためだけに存在するはずなのに。
なぜか今俺の下にいるのは、慶太じゃなかった。
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