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「ふー、つかれたー。」
自分の部屋に入り笛はそうつぶやいた。
「もう夜中の十一時…今日も緋乃先輩たち、やってるのかな…」
『笛ちゃんは一人で…』
緋乃の声が蘇ってくる。
「いや、私は漫画で見たから知ってたし…でも…」
笛は一度、一人で絶頂に達したことがある。その次の日に疲れが取れなかったことからやっていない。
「あの快感を1日に何回も……身体の負担大きいよ…」
笛は窓の外を見上げた。
「大丈夫かな…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今日は桃奈は用事があるらしく、私は一人。
ガチャ……
玄関のドアが開く音がした
「あれ、今日、親帰ってくる日だっけ…」
私は階段を降り、玄関に行った。
「……誰?」
私はそう問いかけた
「ひ、緋乃……先輩……ゼェ…ゼェ……」
「笛ちゃん……?」
私は電気をつけた
「っ!!」
そこには血まみれの笛ちゃんがいた。
「な、なんでそんな血まみれ……」
「さっき……道の途中で……」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
十分前、笛は不安で緋乃の家に行くことにした。
「夜だし、護身用にナイフを持ってこう…」
道を歩いているとき、誰かにつけられていることに気がついた。足を早めると相手も早め、遅くすると相手も遅くする。そして笛は足を止めた。
「誰?」
笛は振り返った。少し離れたところに50代くらいのおじさんがいた。
「君…かわいいね…」
「は?」
そしておじさんは距離を縮め、笛に触ろうとした。
「へ、変態!」
グサッ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「そ…それで…おじさんをメッタ刺しして……こ、殺しちゃったんです…」
「そうだったんだ…」
笛は今にも泣きそうだ。
「でも、そんなことしちゃだめだよね。」
「はい…どうしよう……」
私は笛の頬に手をあて、
「だから、そんな笛ちゃんにお仕置き…するね♡」
「へ?…んっ!……」
「ん…はぁっ……笛ちゃん、キスしたの初めて?」
「ハァ……♡は、初めてです……」
「へぇ~、じゃあ私と桃奈が一緒にやってること、する…?」
「そ、それって……」
「とりあえず私の部屋にきなよ、タオル貸すから血も拭きな。」
「は、はい…」
自分の部屋に入り笛はそうつぶやいた。
「もう夜中の十一時…今日も緋乃先輩たち、やってるのかな…」
『笛ちゃんは一人で…』
緋乃の声が蘇ってくる。
「いや、私は漫画で見たから知ってたし…でも…」
笛は一度、一人で絶頂に達したことがある。その次の日に疲れが取れなかったことからやっていない。
「あの快感を1日に何回も……身体の負担大きいよ…」
笛は窓の外を見上げた。
「大丈夫かな…」
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今日は桃奈は用事があるらしく、私は一人。
ガチャ……
玄関のドアが開く音がした
「あれ、今日、親帰ってくる日だっけ…」
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「……誰?」
私はそう問いかけた
「ひ、緋乃……先輩……ゼェ…ゼェ……」
「笛ちゃん……?」
私は電気をつけた
「っ!!」
そこには血まみれの笛ちゃんがいた。
「な、なんでそんな血まみれ……」
「さっき……道の途中で……」
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十分前、笛は不安で緋乃の家に行くことにした。
「夜だし、護身用にナイフを持ってこう…」
道を歩いているとき、誰かにつけられていることに気がついた。足を早めると相手も早め、遅くすると相手も遅くする。そして笛は足を止めた。
「誰?」
笛は振り返った。少し離れたところに50代くらいのおじさんがいた。
「君…かわいいね…」
「は?」
そしておじさんは距離を縮め、笛に触ろうとした。
「へ、変態!」
グサッ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「そ…それで…おじさんをメッタ刺しして……こ、殺しちゃったんです…」
「そうだったんだ…」
笛は今にも泣きそうだ。
「でも、そんなことしちゃだめだよね。」
「はい…どうしよう……」
私は笛の頬に手をあて、
「だから、そんな笛ちゃんにお仕置き…するね♡」
「へ?…んっ!……」
「ん…はぁっ……笛ちゃん、キスしたの初めて?」
「ハァ……♡は、初めてです……」
「へぇ~、じゃあ私と桃奈が一緒にやってること、する…?」
「そ、それって……」
「とりあえず私の部屋にきなよ、タオル貸すから血も拭きな。」
「は、はい…」
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