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ss.パパがパパになる日〈後編〉
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お父様の予言通り、お母様の赤ちゃんも生まれたそうなので、次の日、お父様とバラカちゃんと見に行くことになった。
お母様は、異世界の日本という国の出身なのだが、今は父さんと一緒に里帰りしていて、実家の近くの病院で出産したらしい。私の時も、黒曜の時も、同じ病院で世話になったそうだ。
黒曜の時は、私以外全員で見に行ったそうだ。私が家出している間に、みんなで旅行に出掛けていたあの時だ。今回はママの子も生まれているので、交代で行くらしい。お母様の実家に泊まり込んでいる父さんと合流して、一緒に病院に出かけた。
今日の関係は、複雑だ。父さんが現在のお母様の内縁の夫で、お父様が元内縁の夫で、私はお父様とお母様の子どもという設定だ。子どもだから、少々間違ってもいいと言われたが、なんでそうなったのだろう。私は、父さんの子なのに。
受付をしていたら、看護師さんたちが、「木名瀬さんのパパが、シュバ衛門さんを連れて来たわー」と、ザワついていた。シュバ衛門って、なんだろう。こちらでも、お父様は自由人なんだろうな、とお母様の苦労が偲ばれた気がした。そして、これが嫌で、私に話ができなくなったんだな、と察せられた。これを二六時中やられたら、確かに嫌になりそうだ。
お母様の部屋に行く途中に、赤ちゃんの部屋があったので、先に生まれた赤ちゃんを見せてもらった。身長が足りず、異世界では魔法が使えない私は、父さんに抱きあげてもらい、見ることになったのだが。お母様の赤ちゃんは、一緒にいたどの赤ちゃんよりも、ひと目でそうとわかる程に、ぶっちぎりで大きかった。昨日の赤ちゃんよりも、多分、大きい。あんなに赤ちゃんが大きくて、お母様は無事だろうか。
じっと見ていたら、赤ちゃんの目が開き、目が合った気がした。あれは、大丈夫なのだろうか。ガラス越しだから、変に見えるんじゃないと思う。
お母様の部屋に入ると、お母様はベッドをイスにしてテレビを見ているところだった。顔色は、悪くない。まだ赤ちゃんが入っているかの如く、お腹が大きいような気がするが、ママよりは元気そうだ。
「おはようございます。お身体の具合は、いかがですか?」
父さんに下ろしてもらって、お母様の方へ歩いた。近寄ろうと思ったが、まだうまくいかない。
「琥珀、会いに来てくれて、ありがとう。私は、医者が引くほどスーパー安産だから、大丈夫だよ」
医者が引くほど? それは、本当に大丈夫なのか?
「それは、良かったです。あの、、、沢山、ワガママを申し上げまして、申し訳御座いませんでした」
深々と頭を下げた。日本の謝罪の方法は、これで良かったハズだ。自然と涙も出てきたが、こらえる。泣けば、嘘泣きだと思われてしまう。
「え? どうしたの? まさか、また家出とか、誘拐とかした?!」
お母様は、立ち上がってこちらに来ようとしたが、身体は本調子ではないらしい。痛がって悲鳴をあげたので、支えに行った。
「スーパー安産では、ないではないですか。何してるんですか。大人しく座ってて下さい。寝ててもいいくらいです。ママは、寝てましたよ」
「またこの病院の最短出産時間記録を叩き出したらしいし、お産が楽な方なのは、嘘じゃないから。今も、歩けない訳じゃないの。ゆっくりなら問題なく歩けるんだけど、変なとこに力入れて失敗しただけだから。心配しなくても、大丈夫。私は、最強のニ龍だから、大丈夫」
ただの普通のおばさんのくせに、強がりやがって。なんだよ、なんなんだよ。ふざけんな。
「私も龍になったそうですが、何も変わりませんよ。出産に耐えられる気もしません」
「大丈夫だよ。琥珀は男の子だから、出産する機会なんてないと思うし。出産は、確かにちょっと大変だけど、生まれた赤ちゃんを見てたら、そのうち忘れちゃう程度の痛みだよ。それにね、私は、赤ちゃんに会いたいから、私の意思で勝手に出産してるだけなんだよ。琥珀を産んだのは、琥珀に頼まれたからじゃないし、琥珀が謝ることじゃないよ」
まだお腹が痛いのに、お母様は笑顔でいる。痛くても子どもが欲しいから、子どもを産んだ。理屈はわかる。父親は痛みなしで親になれるなんて、ズルい生き物なんだな。
「私の失言の所為でした。次はパパの子がいいと言ったから、お父様が魔改造したと伺いました。以後、発言には注意致します。申し訳ありませんでした」
私の発言の途中から、お母様の目が泳ぎ出した。父さんも、何かおかしい。お父様は何も変わらないが、私はまた失言を重ねたのだろうか。
「あー、うん。それね。それは、琥珀の所為じゃなく、シュバルツの所為だよ。でも、順番的には、確かにジョエルだし、でもジョエルは無理だし、ある意味助かったからいいの。気にしないで」
パパは、無理? 何が無理なんだ? 赤ちゃんは、キレイだったけど。
「そうだ! 赤ちゃんは、元気なのでしょうか。変わった瞳をしていましたが」
赤ちゃんの部屋にいた赤ちゃんたちは、みんなお母様と同じ色の髪を生やしていた。だから、取り替えてもわからなくなりそうに見えたのだが、お母様の名前入りベッドで寝ていた赤ちゃんだけ、瞳の色が違ったのである。キレイな色だと思ったが、1人だけ色が違うのだ。病気だったり、目が見えないという可能性が浮かんだ。
「あー、あれねー」
お母様の目が、死んだ魚のように曇った。やはり何かあるのか。
「父親の形質を継いだだけだろう」
「パパの色とも違いましたよ?」
「混ざったんじゃないか?」
「そんなこともあるのですね」
赤ちゃんの瞳は、淡藤色のような見たことのない色彩をしていた。透けるようなキレイな色をしていた。母の茶眼ともパパの翠眼とも、まったく違って見えた。
「おかげさまで、キーリーの子じゃないんじゃない? って、叩かれてるよ」
お母様は、わかりやすく不貞腐れている。自分が変なことをしているのをわかっているから、不貞腐れるしかないのだろう。
「それは、そうでしょう。父さんの子じゃないんですから。私もそうですが、なんで素直に実父を連れて来ないんですか?」
「ジョエルがお父さんだって聞いたから、ナデシコの側に置いときたかったんだよ。シュバルツは、絶対に連れて来れないから」
変なお母様だが、ママには優しい。理解不能だが、お母様なりのルールがあることに、ようやく最近気付くようになった。私のことも、放置ではなかったのかもしれない。
「暇人選抜でしたか。それは、納得です」
「誰が暇人だ。ふざけんな」
怒っても無駄だ。父さんは、未だにガッカリ父さんのままだ。
「こっちの係は、店で買い物するくらいしか仕事がないからな。誰でも良かったんだ」
「父さんは、お母様からお小遣いを貰って買い出しに行って、ごはんを食べて、生まれた子は父さんの子に見えなくて、父親欄に父さんの名前は記載しない。今回も、なかなかの噂の的になりそうですね」
「そだねー。もう既に、陰口が影から飛び出してるよ。3回目なのに、誰も飽きてくれないよ」
「負けずに頑張って下さい。私も4月から頑張りますから」
私は、4月から小学校に入学することに決めた。行くのをやめるのは、行ってから決めようと思ったからだ。お母様のように、両方の世界で暮らす道もある。知らずに決めるのは、もったいないと思った。
「なかなか準備を手伝えなくて、ごめんね」
「叔父先輩が頼もしいので、心配はいりません」
入学準備品は、沢山あるようだが、選択肢などほぼなく学校指定品ばかりらしい。そうでないものは、適当に叔父から借りて行って、周囲を確認してから揃えることに決めている。今はまだ、何もしなくていい。
入学試験も、叔父のおかげで、ほぼ免除だった。面接に行った折、脱色した髪を染めて来いと注意されたが、地毛で通した。私は、パパの息子のフリを続けているのだ。母は困っていたが、私は試験に落ちても染める気はなかった。そもそも校則に化学変化禁止とあるのに、染めろとはどういうことだ。
「そうだ。赤ちゃんの名前を考えてきたのですよ。順番的には、私ではないと思うのですが。
お母様の赤ちゃんは、灰簾かいれん。ママの赤ちゃんは、瑠璃です。如何でしょうか?」
「えー。私の子は、今度こそ南瓜だよ」
出た。南瓜推し。実話だったのか。
「いけません、お母様。それは、私のタヌキの名前で使用済みです。弟をタヌキと同じ名にする訳には、参りません」
いつぞや伯父に買ってもらった緑小鬼ぬいぐるみから、タヌキを引き抜いて見せた。念のため、お父様に持たせておいて良かった。アンバーくんには申し訳ないが、私の弟妹のための犠牲になってもらおう。このタヌキは、元々私の分身として作ってもらったものだった。南瓜と名付けるのに相応しかろう。
「そっかー。じゃあ、蓮根は?」
「シャルル、今回は、琥珀が寝ずに一生懸命誠心誠意考えに考えた名がある。灰簾にしておけ。蓮根は、その次だ」
なるほど。名付けが、私の係になった理由を察した。今度があれば、黒曜か瑠璃のぬいぐるみか何かに蓮根と名付けることにしよう。南瓜よりは、名前っぽいな、なんて油断はいけない。
お母様は、異世界の日本という国の出身なのだが、今は父さんと一緒に里帰りしていて、実家の近くの病院で出産したらしい。私の時も、黒曜の時も、同じ病院で世話になったそうだ。
黒曜の時は、私以外全員で見に行ったそうだ。私が家出している間に、みんなで旅行に出掛けていたあの時だ。今回はママの子も生まれているので、交代で行くらしい。お母様の実家に泊まり込んでいる父さんと合流して、一緒に病院に出かけた。
今日の関係は、複雑だ。父さんが現在のお母様の内縁の夫で、お父様が元内縁の夫で、私はお父様とお母様の子どもという設定だ。子どもだから、少々間違ってもいいと言われたが、なんでそうなったのだろう。私は、父さんの子なのに。
受付をしていたら、看護師さんたちが、「木名瀬さんのパパが、シュバ衛門さんを連れて来たわー」と、ザワついていた。シュバ衛門って、なんだろう。こちらでも、お父様は自由人なんだろうな、とお母様の苦労が偲ばれた気がした。そして、これが嫌で、私に話ができなくなったんだな、と察せられた。これを二六時中やられたら、確かに嫌になりそうだ。
お母様の部屋に行く途中に、赤ちゃんの部屋があったので、先に生まれた赤ちゃんを見せてもらった。身長が足りず、異世界では魔法が使えない私は、父さんに抱きあげてもらい、見ることになったのだが。お母様の赤ちゃんは、一緒にいたどの赤ちゃんよりも、ひと目でそうとわかる程に、ぶっちぎりで大きかった。昨日の赤ちゃんよりも、多分、大きい。あんなに赤ちゃんが大きくて、お母様は無事だろうか。
じっと見ていたら、赤ちゃんの目が開き、目が合った気がした。あれは、大丈夫なのだろうか。ガラス越しだから、変に見えるんじゃないと思う。
お母様の部屋に入ると、お母様はベッドをイスにしてテレビを見ているところだった。顔色は、悪くない。まだ赤ちゃんが入っているかの如く、お腹が大きいような気がするが、ママよりは元気そうだ。
「おはようございます。お身体の具合は、いかがですか?」
父さんに下ろしてもらって、お母様の方へ歩いた。近寄ろうと思ったが、まだうまくいかない。
「琥珀、会いに来てくれて、ありがとう。私は、医者が引くほどスーパー安産だから、大丈夫だよ」
医者が引くほど? それは、本当に大丈夫なのか?
「それは、良かったです。あの、、、沢山、ワガママを申し上げまして、申し訳御座いませんでした」
深々と頭を下げた。日本の謝罪の方法は、これで良かったハズだ。自然と涙も出てきたが、こらえる。泣けば、嘘泣きだと思われてしまう。
「え? どうしたの? まさか、また家出とか、誘拐とかした?!」
お母様は、立ち上がってこちらに来ようとしたが、身体は本調子ではないらしい。痛がって悲鳴をあげたので、支えに行った。
「スーパー安産では、ないではないですか。何してるんですか。大人しく座ってて下さい。寝ててもいいくらいです。ママは、寝てましたよ」
「またこの病院の最短出産時間記録を叩き出したらしいし、お産が楽な方なのは、嘘じゃないから。今も、歩けない訳じゃないの。ゆっくりなら問題なく歩けるんだけど、変なとこに力入れて失敗しただけだから。心配しなくても、大丈夫。私は、最強のニ龍だから、大丈夫」
ただの普通のおばさんのくせに、強がりやがって。なんだよ、なんなんだよ。ふざけんな。
「私も龍になったそうですが、何も変わりませんよ。出産に耐えられる気もしません」
「大丈夫だよ。琥珀は男の子だから、出産する機会なんてないと思うし。出産は、確かにちょっと大変だけど、生まれた赤ちゃんを見てたら、そのうち忘れちゃう程度の痛みだよ。それにね、私は、赤ちゃんに会いたいから、私の意思で勝手に出産してるだけなんだよ。琥珀を産んだのは、琥珀に頼まれたからじゃないし、琥珀が謝ることじゃないよ」
まだお腹が痛いのに、お母様は笑顔でいる。痛くても子どもが欲しいから、子どもを産んだ。理屈はわかる。父親は痛みなしで親になれるなんて、ズルい生き物なんだな。
「私の失言の所為でした。次はパパの子がいいと言ったから、お父様が魔改造したと伺いました。以後、発言には注意致します。申し訳ありませんでした」
私の発言の途中から、お母様の目が泳ぎ出した。父さんも、何かおかしい。お父様は何も変わらないが、私はまた失言を重ねたのだろうか。
「あー、うん。それね。それは、琥珀の所為じゃなく、シュバルツの所為だよ。でも、順番的には、確かにジョエルだし、でもジョエルは無理だし、ある意味助かったからいいの。気にしないで」
パパは、無理? 何が無理なんだ? 赤ちゃんは、キレイだったけど。
「そうだ! 赤ちゃんは、元気なのでしょうか。変わった瞳をしていましたが」
赤ちゃんの部屋にいた赤ちゃんたちは、みんなお母様と同じ色の髪を生やしていた。だから、取り替えてもわからなくなりそうに見えたのだが、お母様の名前入りベッドで寝ていた赤ちゃんだけ、瞳の色が違ったのである。キレイな色だと思ったが、1人だけ色が違うのだ。病気だったり、目が見えないという可能性が浮かんだ。
「あー、あれねー」
お母様の目が、死んだ魚のように曇った。やはり何かあるのか。
「父親の形質を継いだだけだろう」
「パパの色とも違いましたよ?」
「混ざったんじゃないか?」
「そんなこともあるのですね」
赤ちゃんの瞳は、淡藤色のような見たことのない色彩をしていた。透けるようなキレイな色をしていた。母の茶眼ともパパの翠眼とも、まったく違って見えた。
「おかげさまで、キーリーの子じゃないんじゃない? って、叩かれてるよ」
お母様は、わかりやすく不貞腐れている。自分が変なことをしているのをわかっているから、不貞腐れるしかないのだろう。
「それは、そうでしょう。父さんの子じゃないんですから。私もそうですが、なんで素直に実父を連れて来ないんですか?」
「ジョエルがお父さんだって聞いたから、ナデシコの側に置いときたかったんだよ。シュバルツは、絶対に連れて来れないから」
変なお母様だが、ママには優しい。理解不能だが、お母様なりのルールがあることに、ようやく最近気付くようになった。私のことも、放置ではなかったのかもしれない。
「暇人選抜でしたか。それは、納得です」
「誰が暇人だ。ふざけんな」
怒っても無駄だ。父さんは、未だにガッカリ父さんのままだ。
「こっちの係は、店で買い物するくらいしか仕事がないからな。誰でも良かったんだ」
「父さんは、お母様からお小遣いを貰って買い出しに行って、ごはんを食べて、生まれた子は父さんの子に見えなくて、父親欄に父さんの名前は記載しない。今回も、なかなかの噂の的になりそうですね」
「そだねー。もう既に、陰口が影から飛び出してるよ。3回目なのに、誰も飽きてくれないよ」
「負けずに頑張って下さい。私も4月から頑張りますから」
私は、4月から小学校に入学することに決めた。行くのをやめるのは、行ってから決めようと思ったからだ。お母様のように、両方の世界で暮らす道もある。知らずに決めるのは、もったいないと思った。
「なかなか準備を手伝えなくて、ごめんね」
「叔父先輩が頼もしいので、心配はいりません」
入学準備品は、沢山あるようだが、選択肢などほぼなく学校指定品ばかりらしい。そうでないものは、適当に叔父から借りて行って、周囲を確認してから揃えることに決めている。今はまだ、何もしなくていい。
入学試験も、叔父のおかげで、ほぼ免除だった。面接に行った折、脱色した髪を染めて来いと注意されたが、地毛で通した。私は、パパの息子のフリを続けているのだ。母は困っていたが、私は試験に落ちても染める気はなかった。そもそも校則に化学変化禁止とあるのに、染めろとはどういうことだ。
「そうだ。赤ちゃんの名前を考えてきたのですよ。順番的には、私ではないと思うのですが。
お母様の赤ちゃんは、灰簾かいれん。ママの赤ちゃんは、瑠璃です。如何でしょうか?」
「えー。私の子は、今度こそ南瓜だよ」
出た。南瓜推し。実話だったのか。
「いけません、お母様。それは、私のタヌキの名前で使用済みです。弟をタヌキと同じ名にする訳には、参りません」
いつぞや伯父に買ってもらった緑小鬼ぬいぐるみから、タヌキを引き抜いて見せた。念のため、お父様に持たせておいて良かった。アンバーくんには申し訳ないが、私の弟妹のための犠牲になってもらおう。このタヌキは、元々私の分身として作ってもらったものだった。南瓜と名付けるのに相応しかろう。
「そっかー。じゃあ、蓮根は?」
「シャルル、今回は、琥珀が寝ずに一生懸命誠心誠意考えに考えた名がある。灰簾にしておけ。蓮根は、その次だ」
なるほど。名付けが、私の係になった理由を察した。今度があれば、黒曜か瑠璃のぬいぐるみか何かに蓮根と名付けることにしよう。南瓜よりは、名前っぽいな、なんて油断はいけない。
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