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最終章 神造七代の創生
偽りの神人VS機械仕掛けの悪神(3)
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夏目、フェンリルが戦う同時刻。美哉たちは、ケルベロスが同じく地獄から呼び出した炎を纏い扱う鬼と対峙していた。体長三メートルを超える筋肉質、凶悪そうな人相、手には金棒。
「…………」
「…………」
美哉とヘルは、視線を交わし同時に放つ。しかし、放った氷を難なく溶かしてしまう灼熱の炎、金棒を振るだけで風を起こし吹き荒れ、その巨躯が跳躍し地面に大穴を空ける。
「厄介ですね!」
「です!」
退避し、距離を取る二人。金棒を持たない手は、鬼の周りを飛び回る直矢を掴もうとするが、旋回して躱しながら手からビームを放つ。
「これでも喰らえ!」
だが、その皮膚は硬く直矢のビームにもビクトもしない。美哉も、グングニルで試したが結果は同じで貫けなかった。
(まさか、神器であるグングニルでもあの硬い皮膚を貫けないとは……)
対策を練る美哉、ヘルと直矢のコンビで通用する攻撃方法を模索する。どこを狙おうとも硬い皮膚に覆われ、おまけにヘルの氷結をさえ糸も簡単に溶かしてしまう炎。近づきすぎれば、金棒で叩き潰されるか、吹き飛ばされるかだ。掴まるのもアウト、握り潰され死ぬだろう。
「無駄ダ。人間共」
ニタァ、と嗤い美哉たちを見下す鬼。
一定の距離を保ちつつ攻撃を入れる。氷結による足止めもあまり効果がなく、ヘルの中で苛立ちが募っていく。けれど、兄同様に冷静さを失うことはない。
(ムカつく奴です! あの見下す嗤いも! しかし、ここで冷静さを失うほど愚かではないです!)
そう内心で毒つきながらも、攻撃の手を止めないヘル。
しばし、思案していた美哉。
(皮膚が硬いのならば……)
皮膚が硬く、攻撃が通らないのならば、皮膚に守られていない箇所を狙うことに。それにはまず、動きを封じる必要がある。美哉はヘルに指示を飛ばす。
「ヘル! この辺り一帯を氷像に変えてください!」
「っ! 了解です!」
ヘルは一言返事で、美哉の要望通りに氷像の世界へと変える。
「ハッ! 何度ヤッテモ同ジコトダ!」
鬼は嗤い、炎を解き放ち氷像を溶かそうとするが、そこへ美哉の攻撃が襲う。
「させませんよ!」
無数の氷の棘を地面から突き出し、盾の役割を担いつつ歩みの妨害へと。鬼の体に突き刺さることはなくとも、前へ進むに邪魔な棘に苛立ち金棒でへし折る。
「ヌッ! 邪魔ダ!」
「お母さん、これだとあまり効果はないよ?」
「ふふっ。大丈夫ですよ。直矢」
と直矢の意見だが美哉の作戦はこの程度ではない。続いて、ヘルに新たな指示を出す。
「ヘル、氷像の世界の温度を下げられるところまで下げてください」
「ええ!? そんなことをすれば美哉様の身に……」
「心配はいりません。グングニルが護ってくれます」
「なるほど。分かりましたです!」
それを行えば、ヘルと直矢は問題はないが、美哉の命の危険があると進言しようとするヘルに笑って問題はないと答える美哉。その言葉を信じ、急激に温度を下げる。極寒の世界へと変わり鬼の皮膚にもその影響を受ける。
「何ッ!? サ、寒イ!!」
鬼も、このままでは凍死しかねないと纏う炎の火力を引き上げ体温を維持する。美哉が持つグングニルが輝きを放ち、所有者を護るがそうなると攻撃に出られない。そこで、直矢の出番だ。
「直矢、出番です! 私とヘルが動きを封じます。その間に、鬼を倒しなさい!」
「――っ! 任せて!」
いつもなら頼みごとなのだが、今回は命令形になっていることに直矢のやる気は漲る。それは、信頼し任せる、という意味なのだと判断したからだ。大好きな母親に、頼られているという実感が嬉しい。
美哉はヘルと共に、氷結の攻撃を続け動きを封じる。その間に、直矢には鬼の顔に近づき至近距離から目を狙いビームを放つ。そういう作戦を考えたのだ。
ヘルも直矢も反対はなく、反撃開始と行動に起こす。美哉は、動きを封じるべく氷の雨を降らし、金棒を振り回せないようにしてヘルは足元から凍らせていく。
「学習ガナイ人間共ダナ」
鬼は何度も同じ攻撃が通じるはずがない、と小馬鹿にするように言い放つが美哉も笑みを返し告げる。
「今のあなたは、体温を引き上げることに炎を使っているはずです。私たちの氷を溶かす余分な力はないでしょう?」
「?」
美哉の言葉の意味が分からず押し黙る鬼。そんな鬼に起こったのは、金棒諸共に腕が凍っていく現象。足元も同様に氷結しており、脚が動かせない状態に今更に気づく。
「ナッ……!?」
美哉は、戦いながら鬼をずっと観察していた。纏う炎は、美哉たちの能力に対抗するための力。氷結させようとすれば灼熱で溶かし、こちらの能力を封じる。ならば、別の方法で炎を使わせれば美哉とヘルの能力を封じることは可能なのか? 同時に二つ以上のことが、この鬼の炎は行使できるのか試したのだ。
その結果、美哉の狙い通り。一つのことに炎を使えば、他のことには使えない。今回は、体温を下げさせれば維持のために炎で体温を引き上げる。その隙に、美哉とヘルの氷結が襲う。動きを封じる程度ならこちらは問題ないのだ。あとは、直矢に任せるだけ。
「ク、クソガッ!」
鬼は、嫌な予感を感じ暴れるが凍った脚や腕が動かない。炎を纏えば、こんな氷を溶かすのは簡単だ。だが、そうすると体温が奪われそれこそ鬼が死ぬ。体温維持に一杯と、焦りで直矢が接近したことに気づくのが遅れた。
「コ、コノガキッ!?」
直矢が目の前にいる。その両手を伸ばし、その手の平がある一箇所を狙い定める。
「いっくよー! 質力最大! ぶっ飛んじゃえっ!!」
そして、叫びその手から光熱のビームが放たれ鬼の目を焼き穿った。
「――――ッ」
光熱のビームの威力は絶大。声を上げることさえ与えず、目を穿っても止まらず頭を焼き払い、鬼の全身を包み込み塵一つ残さず吹き飛ばす。直矢によって命を狩られる鬼。
こうして美哉とヘル、直矢の戦闘も終わったのだった。
「…………」
「…………」
美哉とヘルは、視線を交わし同時に放つ。しかし、放った氷を難なく溶かしてしまう灼熱の炎、金棒を振るだけで風を起こし吹き荒れ、その巨躯が跳躍し地面に大穴を空ける。
「厄介ですね!」
「です!」
退避し、距離を取る二人。金棒を持たない手は、鬼の周りを飛び回る直矢を掴もうとするが、旋回して躱しながら手からビームを放つ。
「これでも喰らえ!」
だが、その皮膚は硬く直矢のビームにもビクトもしない。美哉も、グングニルで試したが結果は同じで貫けなかった。
(まさか、神器であるグングニルでもあの硬い皮膚を貫けないとは……)
対策を練る美哉、ヘルと直矢のコンビで通用する攻撃方法を模索する。どこを狙おうとも硬い皮膚に覆われ、おまけにヘルの氷結をさえ糸も簡単に溶かしてしまう炎。近づきすぎれば、金棒で叩き潰されるか、吹き飛ばされるかだ。掴まるのもアウト、握り潰され死ぬだろう。
「無駄ダ。人間共」
ニタァ、と嗤い美哉たちを見下す鬼。
一定の距離を保ちつつ攻撃を入れる。氷結による足止めもあまり効果がなく、ヘルの中で苛立ちが募っていく。けれど、兄同様に冷静さを失うことはない。
(ムカつく奴です! あの見下す嗤いも! しかし、ここで冷静さを失うほど愚かではないです!)
そう内心で毒つきながらも、攻撃の手を止めないヘル。
しばし、思案していた美哉。
(皮膚が硬いのならば……)
皮膚が硬く、攻撃が通らないのならば、皮膚に守られていない箇所を狙うことに。それにはまず、動きを封じる必要がある。美哉はヘルに指示を飛ばす。
「ヘル! この辺り一帯を氷像に変えてください!」
「っ! 了解です!」
ヘルは一言返事で、美哉の要望通りに氷像の世界へと変える。
「ハッ! 何度ヤッテモ同ジコトダ!」
鬼は嗤い、炎を解き放ち氷像を溶かそうとするが、そこへ美哉の攻撃が襲う。
「させませんよ!」
無数の氷の棘を地面から突き出し、盾の役割を担いつつ歩みの妨害へと。鬼の体に突き刺さることはなくとも、前へ進むに邪魔な棘に苛立ち金棒でへし折る。
「ヌッ! 邪魔ダ!」
「お母さん、これだとあまり効果はないよ?」
「ふふっ。大丈夫ですよ。直矢」
と直矢の意見だが美哉の作戦はこの程度ではない。続いて、ヘルに新たな指示を出す。
「ヘル、氷像の世界の温度を下げられるところまで下げてください」
「ええ!? そんなことをすれば美哉様の身に……」
「心配はいりません。グングニルが護ってくれます」
「なるほど。分かりましたです!」
それを行えば、ヘルと直矢は問題はないが、美哉の命の危険があると進言しようとするヘルに笑って問題はないと答える美哉。その言葉を信じ、急激に温度を下げる。極寒の世界へと変わり鬼の皮膚にもその影響を受ける。
「何ッ!? サ、寒イ!!」
鬼も、このままでは凍死しかねないと纏う炎の火力を引き上げ体温を維持する。美哉が持つグングニルが輝きを放ち、所有者を護るがそうなると攻撃に出られない。そこで、直矢の出番だ。
「直矢、出番です! 私とヘルが動きを封じます。その間に、鬼を倒しなさい!」
「――っ! 任せて!」
いつもなら頼みごとなのだが、今回は命令形になっていることに直矢のやる気は漲る。それは、信頼し任せる、という意味なのだと判断したからだ。大好きな母親に、頼られているという実感が嬉しい。
美哉はヘルと共に、氷結の攻撃を続け動きを封じる。その間に、直矢には鬼の顔に近づき至近距離から目を狙いビームを放つ。そういう作戦を考えたのだ。
ヘルも直矢も反対はなく、反撃開始と行動に起こす。美哉は、動きを封じるべく氷の雨を降らし、金棒を振り回せないようにしてヘルは足元から凍らせていく。
「学習ガナイ人間共ダナ」
鬼は何度も同じ攻撃が通じるはずがない、と小馬鹿にするように言い放つが美哉も笑みを返し告げる。
「今のあなたは、体温を引き上げることに炎を使っているはずです。私たちの氷を溶かす余分な力はないでしょう?」
「?」
美哉の言葉の意味が分からず押し黙る鬼。そんな鬼に起こったのは、金棒諸共に腕が凍っていく現象。足元も同様に氷結しており、脚が動かせない状態に今更に気づく。
「ナッ……!?」
美哉は、戦いながら鬼をずっと観察していた。纏う炎は、美哉たちの能力に対抗するための力。氷結させようとすれば灼熱で溶かし、こちらの能力を封じる。ならば、別の方法で炎を使わせれば美哉とヘルの能力を封じることは可能なのか? 同時に二つ以上のことが、この鬼の炎は行使できるのか試したのだ。
その結果、美哉の狙い通り。一つのことに炎を使えば、他のことには使えない。今回は、体温を下げさせれば維持のために炎で体温を引き上げる。その隙に、美哉とヘルの氷結が襲う。動きを封じる程度ならこちらは問題ないのだ。あとは、直矢に任せるだけ。
「ク、クソガッ!」
鬼は、嫌な予感を感じ暴れるが凍った脚や腕が動かない。炎を纏えば、こんな氷を溶かすのは簡単だ。だが、そうすると体温が奪われそれこそ鬼が死ぬ。体温維持に一杯と、焦りで直矢が接近したことに気づくのが遅れた。
「コ、コノガキッ!?」
直矢が目の前にいる。その両手を伸ばし、その手の平がある一箇所を狙い定める。
「いっくよー! 質力最大! ぶっ飛んじゃえっ!!」
そして、叫びその手から光熱のビームが放たれ鬼の目を焼き穿った。
「――――ッ」
光熱のビームの威力は絶大。声を上げることさえ与えず、目を穿っても止まらず頭を焼き払い、鬼の全身を包み込み塵一つ残さず吹き飛ばす。直矢によって命を狩られる鬼。
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