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2日目
⑫
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「本当に違うの!ただ、せめて会社はちゃんと辞めたいと思って…話しても行かせてくれないと思ったから……。」
(惣一郎さんに言ったのも本音。
もう1つは、ちゃんと自分の気持ちを整理したかった。
居たい?怖いから逃げたい?私はどうしたいのか、どうしたらいいのかが分からなくて一人で考えたいなって思ったんだよね)
『真綾は派遣社員ですよね?契約期間はまだ先だから辞められないはずですよね?まさか、あと半年働きたいと言うんですか!?』
(惣一郎さん…運転が荒くなってる。こんなに怒るなんて。)
『とりあえず話は家に帰ってから聞きます。……一応』
「はい……。」
────────
家に着くと惣一郎は真綾につけていた手錠を片手だけ外し、アシストグリップから外しもう一度付け直すと引っ張りながら家に入っていった。
真綾を防音部屋のベットサイドの鎖に繋ぎ直した。
『それで?なんで会社に?辞めたいからというのは聞きましたが難しくないですか?僕が納得出来る説明をしてください』
真綾は帰り道考えてた事を話し始めた。もう1つの本音は隠したまま。
「だから、あと1週間だけでいいんです。お願いします!」
『……分かりました。会社の件は後で決めようといったのは僕です。ただ、条件があります。』
惣一郎が出した条件は3つ
1つ目は、GPSと盗聴器を常に身につけている事。
2つ目は、休み時間事、退勤後に連絡をする事。
3つ目は、惣一郎が作ったお弁当を持っていく事。
(何となくわかってた条件だけど最後の惣一郎さんお手製のお弁当は以外だったな)
『いいですか??』
「え、あっ!はい。守ります。」
『なら良いです。もういい時間ですからもう寝ましょう。』
そう言うと惣一郎は真綾に付いている手錠を外し、首輪を真綾に付けてそこに鎖をし、ベットに入る様促した。
(この家に来て初めて普通に寝れる……?)
「おやすみなさい。」
『おやすみなさい。』
真綾にキスをし、抱き込むように真綾を引き寄せると惣一郎は眠ってしまった。
(私はどうしたいんだろう?)
真綾はそんな事を考えている内に眠りについた。
(惣一郎さんに言ったのも本音。
もう1つは、ちゃんと自分の気持ちを整理したかった。
居たい?怖いから逃げたい?私はどうしたいのか、どうしたらいいのかが分からなくて一人で考えたいなって思ったんだよね)
『真綾は派遣社員ですよね?契約期間はまだ先だから辞められないはずですよね?まさか、あと半年働きたいと言うんですか!?』
(惣一郎さん…運転が荒くなってる。こんなに怒るなんて。)
『とりあえず話は家に帰ってから聞きます。……一応』
「はい……。」
────────
家に着くと惣一郎は真綾につけていた手錠を片手だけ外し、アシストグリップから外しもう一度付け直すと引っ張りながら家に入っていった。
真綾を防音部屋のベットサイドの鎖に繋ぎ直した。
『それで?なんで会社に?辞めたいからというのは聞きましたが難しくないですか?僕が納得出来る説明をしてください』
真綾は帰り道考えてた事を話し始めた。もう1つの本音は隠したまま。
「だから、あと1週間だけでいいんです。お願いします!」
『……分かりました。会社の件は後で決めようといったのは僕です。ただ、条件があります。』
惣一郎が出した条件は3つ
1つ目は、GPSと盗聴器を常に身につけている事。
2つ目は、休み時間事、退勤後に連絡をする事。
3つ目は、惣一郎が作ったお弁当を持っていく事。
(何となくわかってた条件だけど最後の惣一郎さんお手製のお弁当は以外だったな)
『いいですか??』
「え、あっ!はい。守ります。」
『なら良いです。もういい時間ですからもう寝ましょう。』
そう言うと惣一郎は真綾に付いている手錠を外し、首輪を真綾に付けてそこに鎖をし、ベットに入る様促した。
(この家に来て初めて普通に寝れる……?)
「おやすみなさい。」
『おやすみなさい。』
真綾にキスをし、抱き込むように真綾を引き寄せると惣一郎は眠ってしまった。
(私はどうしたいんだろう?)
真綾はそんな事を考えている内に眠りについた。
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