空白の場所

多田 えみ

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1日目

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 恐る恐るも部屋に着いたが身体が疼いてどうしようもない感覚に襲われていた。目隠しされてるせいか聴覚や感覚が鋭くなっているため歩く度に服が擦れるのも快感に変わっていた。

 触って欲しい。という気持ちが強くなると【もっと】がなんなのかがとても待ち遠しく、今か今かと待っていた。

 男が近くにいる気配はするものの部屋に招き入れてから自分のそばから離れてしまった。

 近くにいるというのが分かると自分で触るに触れず、もどかしさが強くなり我慢すればするほど疼き、媚薬のループに落ちていた。

 「ねぇ?あの……。」

 『ちょっと待っててー。今準備してるからー』

 待っててと言われたら待ってるしかなく……早く触れて疼きを快感に変えて欲しくソワソワしながら待った。

 男が近くに来てベットまで連れてってくれワンピースをめくり脱がし始めた。服が身体に擦れるだけでも今の真綾には刺激になった。

 「んんッ…んッさわってぇ…」

 ワンピースが手を拘束している所に集まり、ホックだけ外されてたブラジャーも取られ、パンツも脱がされてしまった。

 『ここすごい濡れてる。すぐ入っちゃいそうだね』

 何やらジャラジャラと金属音がする。手錠をなにか他のものに変えられ手元にあった服たちも取られ、ベットの上で大の字に拘束されてしまった。

(え。こんな恥ずかしいとこも見られちゃう…)

 「な、なにしてるんですか…」

 『動かないようにちょっとだけね。もう少し待ってて』

 ゴツゴツと指関節の大きい指が1本だけヌルッと秘部に入ってきた。真綾はずっと待ち望んでいた快感が突如襲ってきたことにより我慢していた欲望が溢れてくる。

 「や…んぁ…んッ……もっと……もっとっ…」

 『わかってるよ。でもまずは慣らそうね』

 と言うと男は指でローターを奥に押し込んでくる。そんな小さな快感でも真綾は耐えきれず声が漏れてしまう。

 「んっ…んんッ……もっとっ…」

 男の指が抜けローターを押し付けるように今度は指が2本入ってきた。

 「あっ!あぁ…んッ奥っん……んッんッあぁっ!!…」

 『ここ好きなの??子宮にコツンコツンってされてビクビクして……イッちゃったの?』

 器用に2本の指でローターを挟み子宮口に当ててくる。ヌチュッ…ヌチュッと言う音と共に聞き慣れたバイブ音がしてきた。

 『動かないように中に栓しとくね』

 「あっんぁっ…あ、あっ…!あぁ…それぁ…んー!!」

 指よりも太いものが入ってきて真綾は腰が浮き果ててしまった。
中のローターを真綾のいい所で固定され止まらない。

 「や、やぁ、またっ、あっ、あっ…!んぅ……あぁっ!」

 『ここには誰もいないから可愛い声聞かせて?ここだけで気持ち良くなりたい?それともこっちも?』

 真綾のクリトリスに舌を這わせる。

 「んぁっ!!んッあぁっそこもっ!!イッちゃうぅ」

 『電車の時よりおっきくなっていっぱい触ってほしそうにプルプルしてる。ここもいっぱいしてあげるね』

 舌を這わせながらチュチュッ吸われ今まで無かった感覚に真綾の声も大きくなっていく

 「あっ、あぁっ!!んぁっんッ…あぁっ、あぁっ!!」

 『さっきからビクビクしっぱなしだね?ここも中も気持ちいいの?』

 クリトリスをチュッと吸われへそ下を押されローターがさらに子宮口に当たる。

 「あぁあーー。きもちいのっ…あっあぅっ!」

 『クリトリスにももっと気持ちいいのあげるね。』

 ヴーヴーと言う音とともにクリトリスに刺激が走った

 「ひゃ!あっあっ…んー!んぁっ!…あんっ!あぁぁぁ!!」

 真綾の腰は反り、舐められてたのとは違う刺激に呆気なくイッてしまう。

 『可愛いね。ちょっとローター当てられただけでイッちゃったの?ずっと当ててあげるね。』

 ローターをピンポイントで当てると何らや貼り付けられてる感覚があり、ローターが固定された。

(これ以上されたら…私おかしくなっちゃう…でも……っきもちいいのがいっぱいだから………)

 「あっ、あっ、あぁぁぁっ!!んんッ…あぁっ……!!」

 『こっちも寂しそうだね。乳首も触ってあげる。』

 片方は舌で突っつき母乳を吸うように吸いながら舌で転がしもう片方は指でつまみながらこねくり回し室内に真綾の喘ぎ声といやらしい音が響いた。

 「んぁっ、んッ、ああぁぅ、や、やら、あっ……!」

 何度イッても終わらない快感と我慢してた疼きなのかもう分からないくらいには真綾は快楽の虜になっていた。

『乳首がコリコリになっちゃったね、こここうやってシュシュってしこしこされるのも気持ちいい?』

「あっ、あっ!それやっ…んッあぁっ、あぁっあんっ!!」

『気持ちいいんだねー。さっきからずっとビクビクイッちゃって、痴漢されてた時もずっとビクビクイキっぱなしだったもんね。涎も垂らして可愛いね。』

真綾の涎を舐めとるとだらしなく開いた口に舌を絡めてきた。

「んッ……んっんんッ……」

それに応えようと真綾も舌を絡める。男は舌を絡めながらも手は止めず真綾の乳首を弄り続けた。

『イッちゃってるのにキスされてまたイッちゃったの?変態さんだね?自分で痴漢されたくて痴漢募集までして目隠しされて手足拘束されてるのにキスにも応えて沢山イッちゃういやらしい変態さんなんだね。』

「んぁっ、ちが、そんなんじゃなっいっ…んッ、あぁっあっ……」

(この人の言う通りだ…私は変態…なのかも…初めて会った人にこんなにされちゃってる)

『乳首もクリトリスも子宮も全部気持ち良さそうなのに何が違うの?もっともっとって言ってたからしてたのに。違うならやめるね。』

 付けてる玩具を真綾が果てないギリギリの振動に変え、ずっとされていた目隠しが外された。

 「……っ!」

 『眩しかった?ごめんね。でも違うならやめてあげようかと思ってね。その前に自分がされてる事見てみて?』

 「んッ…やっ…」

 『ほら、ここはどうなってる?中にディルド入れてるのに周りから愛液が溢れて出てきてるよ』

ヌルヌルと秘部の周りを撫でられ自分がとても濡れていたことに気付く

「や、やめて……」

『やめて欲しいの?クリトリスもほら、こんなにぷっくりして赤くはれてからなでなでしてあげるね』

固定してたローターを外し指でつまみながら撫でられる

「んぁっ…あ、ああぁっそれやぁっ…んぁっ…あっ…」

『イッちゃった?ちゃんと見えてるかな?』

そう言うと男は後ろに周り抱きしめるように上半身を起き上がらせ寄りかからせると見えるように責め立てた。

『ほら、よく見えるようになったね。僕からも見えるよ。クリトリス僕の指でつままれてしこしこされて気持ちいいっておっきくなって可愛いね。』

「や、やぁ、それイッちゃっううぅぅぅ!!」

何度目かの絶頂を迎え腰を反らせ果てるが後ろからホールドされるように弄られてる為男の指から逃れられず与えられ続ける快感から逃れる事が出来ない。

「んぁっ…あっ…あっ…あぁっ、やぁっ…んッ……あぁっ…」

(恥ずかしいのに目がそらせない。恥ずかしいけど気持ちいいぃっ)

『ずっとビクビクしてて気持ちいいんだね。乳首もほら見て?どっちも固くツンって尖って触ってってしてるよ?乳首も気持ちよくなろうね。指でギュってつまんでクリクリされるのとこうやって指でカリカリされるのどっちが好き?』

「んぁっ…あっ…あぁっ、あっ、やぁ、んッ、」

『どっち?ちゃんと答えてくれないとわかんないよ。クリクリされるのがいい?カリカリされるのがいい?』

「あぁっ、ん…、ど、どっちもっ…どっちもすきっ…あっ、あぁっ…」

 『どっちもかー。そっか。なら質問に答えてくれたご褒美にこれあげるね』

 透明な液体をスポイトで吸わせると、乳首とクリトリスに1滴ずつ液体を落とし、落ちてくる感覚で身をよじる。

 「んッ……!なにっ…」

 『もっと気持ちよくなるやつだよ。ちょっとだけ仕事してくるからこれで我慢してね』

 乳首にはニップルローターがつき挟まれた刺激で軽くイッてしまう。自分に付いている玩具が全部しっかり動き始めた。

 「ああっ!! ………………っ!!!!」

 あまりの刺激に声も出ず、真綾はお尻を上げビクビクふるえながら潮を吹くだけだった。

 男はそれを見て別室へ行ってしまった。


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