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11.ナカイキ*
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「んひぃっ……!!」
入口から少し奥に入ったところをぐりっと押されると、身体中をビリビリっとしたような快感が駆け巡った。
「んあぁぁ……、そこダメ……なんかカラダがヘンになる……っ、んんんっ!」
その場所を押されるたびに、身体がビクンビクンと痙攣する。
「前立腺です。ヘンなのではなく、気持ちがいいだけですよ」
「あああ、ダメっ……なんか、クる……!! 身体がオカシクなるっ!!」
「その気持ち良さに、全部委ねるともっと気持ち良くなれますよ」
「あっ、あっ、あっ……サシャ……だめだ、あああっ、イクッ……!! イクゥゥゥウウ……!!」
チンポを触られたわけでもないのに、急に射精感が高まって、オレの目の前にチカチカと星が散った。あまりの快感に思わず逃げようとして、身体が伸びる。しかし、尻の中に入ったスライムから逃れることができるはずもなく、オレはただ体勢を崩しただけだった。
「あああっ、ああ────っ!!」
ベッドに横向きに転がって、カクカクと腰を震わせながらオレはイッてしまった。
だけど、オレのチンポからは何も出ていない。
「あ、あ……今、イ……った?」
確かにイったと思ったけれど、射精しなかったことに混乱する。
「ナカイキですよ。気持ち良かったでしょう?」
「お……おぉ……」
ナカイキ。……そういえば、聞いたことがある気がする。年頃の男子しかいない環境だと、性欲を発散する方法を皆、色々と考えるのだ。随分前、クラスの奴が夜の談話室で、尻に性具を突っ込んだときの気持ち良さについて語っていたことを思い出した。
だけど、まさかそれがこんなスゴイ快感だったなんて。むしろ、尻に何かを突っ込んで快感を得られるなんて話、信じてすらいなかった。
「それじゃあ、もう一度。今度はこっち向きで……」
ベッドの上で崩れたオレの身体を、サシャが仰向けにする。そして、オレの脚を高く持ち上げた。そのせいで、ケツが天井を向く。
自分より体格の良い男の体勢を軽々と変えてしまうサシャの筋力に驚く。もしかしたら、純粋な筋力ではなく、何か魔術を使っているのかもしれない。
……いや、そんなことよりも。
「さ、サシャ……!」
オレの股間の向こうにサシャの顔が見える。
ちょっと待て。これはいったいどういう状況だ!?
サシャの綺麗な顔とオレの汚い股間が同時に視界に存在している。
「前立腺でのイキ方、しっかり覚えてくださいね」
そう言ったサシャが、太い棒状になったスライムの端を掴んで、オレの尻の穴から出し入れし始めた。
「んっ……おぉっ、ん……ああっ……!!」
先程教えられた前立腺を、ゴリュゴリュとスライムで抉られると、ヘコヘコと腰が揺れてしまう。
「あっ……サシャ……、さ……しゃ……んんんっ!!」
身体の硬いオレには辛い体勢なのだが、サシャのスライムの操り方が絶妙すぎるので、オレは再び呆気なくイッてしまったのだった。勿論、チンポからは何も出ていない。
「そうそう。上手にナカイキできていますよ」
「あっ……サシャ、い……今イったばかりで……」
イくときは、中のスライムをギューっと締め付けてしまう。だから、オレがイッたことはバレバレのはずだ。だけど、サシャは手を止めず、絶頂で痙攣する中を抉じ開けるようにスライムを動かしてくる。
入口から少し奥に入ったところをぐりっと押されると、身体中をビリビリっとしたような快感が駆け巡った。
「んあぁぁ……、そこダメ……なんかカラダがヘンになる……っ、んんんっ!」
その場所を押されるたびに、身体がビクンビクンと痙攣する。
「前立腺です。ヘンなのではなく、気持ちがいいだけですよ」
「あああ、ダメっ……なんか、クる……!! 身体がオカシクなるっ!!」
「その気持ち良さに、全部委ねるともっと気持ち良くなれますよ」
「あっ、あっ、あっ……サシャ……だめだ、あああっ、イクッ……!! イクゥゥゥウウ……!!」
チンポを触られたわけでもないのに、急に射精感が高まって、オレの目の前にチカチカと星が散った。あまりの快感に思わず逃げようとして、身体が伸びる。しかし、尻の中に入ったスライムから逃れることができるはずもなく、オレはただ体勢を崩しただけだった。
「あああっ、ああ────っ!!」
ベッドに横向きに転がって、カクカクと腰を震わせながらオレはイッてしまった。
だけど、オレのチンポからは何も出ていない。
「あ、あ……今、イ……った?」
確かにイったと思ったけれど、射精しなかったことに混乱する。
「ナカイキですよ。気持ち良かったでしょう?」
「お……おぉ……」
ナカイキ。……そういえば、聞いたことがある気がする。年頃の男子しかいない環境だと、性欲を発散する方法を皆、色々と考えるのだ。随分前、クラスの奴が夜の談話室で、尻に性具を突っ込んだときの気持ち良さについて語っていたことを思い出した。
だけど、まさかそれがこんなスゴイ快感だったなんて。むしろ、尻に何かを突っ込んで快感を得られるなんて話、信じてすらいなかった。
「それじゃあ、もう一度。今度はこっち向きで……」
ベッドの上で崩れたオレの身体を、サシャが仰向けにする。そして、オレの脚を高く持ち上げた。そのせいで、ケツが天井を向く。
自分より体格の良い男の体勢を軽々と変えてしまうサシャの筋力に驚く。もしかしたら、純粋な筋力ではなく、何か魔術を使っているのかもしれない。
……いや、そんなことよりも。
「さ、サシャ……!」
オレの股間の向こうにサシャの顔が見える。
ちょっと待て。これはいったいどういう状況だ!?
サシャの綺麗な顔とオレの汚い股間が同時に視界に存在している。
「前立腺でのイキ方、しっかり覚えてくださいね」
そう言ったサシャが、太い棒状になったスライムの端を掴んで、オレの尻の穴から出し入れし始めた。
「んっ……おぉっ、ん……ああっ……!!」
先程教えられた前立腺を、ゴリュゴリュとスライムで抉られると、ヘコヘコと腰が揺れてしまう。
「あっ……サシャ……、さ……しゃ……んんんっ!!」
身体の硬いオレには辛い体勢なのだが、サシャのスライムの操り方が絶妙すぎるので、オレは再び呆気なくイッてしまったのだった。勿論、チンポからは何も出ていない。
「そうそう。上手にナカイキできていますよ」
「あっ……サシャ、い……今イったばかりで……」
イくときは、中のスライムをギューっと締め付けてしまう。だから、オレがイッたことはバレバレのはずだ。だけど、サシャは手を止めず、絶頂で痙攣する中を抉じ開けるようにスライムを動かしてくる。
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