お隣さんは〇〇〇だから

夏芽玉

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7.次は一緒に*

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 やばい……すげー気持ちよかった……

 ふかふかのベッドの上で、快感の余韻に浸る。
 この気持ち良さに身を委ねて、なにもかも忘れてこのまま眠ってしまいたい。
 そして、目覚めたときには、これは俺の妄想溢れる夢だった……ということにして欲しい。して欲しいけれど……

 後悔は賢者タイムに入ってすぐにやってきた。

 あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛、どーすんだよ!!
 後輩の口の中に出しちゃったよ……!!

 俺がイった後、ゴクリと音が聞こえたから、多分、小宮は飲んでいる。
 やべーよ、やべー!! 後輩にザーメン飲ませちゃったよ……!!

 閉じた目を開けたくない。
 このまま狸寝入りを決め込みたい。
 そして目覚めたら、何もなかったことにしてほしい。
 俺は閉じた瞼にグッと力を込めた。だけど……

「勇翔さん、勇翔さん」

 至近距離から聞こえてくる声は、間違いなく小宮のものだ。
 ヤることをヤっておいて無視するなんてことは、俺にはとてもじゃないけど、できなかった。
 仕方がないので、そろそろと目を開く。
 俺の目の前には、空想でも幻想でもなんでもなく、本物の小宮が居た。

「気持ちよかったです?」
「あー……そんなの、見てりゃわかるだろーが」

 あまりにもバツが悪すぎて、そんなことしか言えなかった。

「なら良かったです。ところで、次は僕も一緒に気持ちよくなりたいんですけれど……」
「……はい?」

 そういえば、俺はさっきイったけれど、小宮は……
 俺は小宮の股間を見た。
 ベッドの上に座っている小宮のペニスは、先ほどよりもさらに一回り大きくなっていた。

 ……嘘だろ……!?

 そのサイズに驚いて、思わずガン見してしまう。
 さっき見たときも十分な大きさだったけれど、さらに大きくなって存在感が増している。というか、巨根だ、巨根……

「あっ……!」

 小宮のペニスに気を取られていると、俺の両脚が持ち上げられた。
 イった余韻で脱力していた俺は、あっさりと小宮の前にアナルを晒してしまう。

「ちょっ、まっ……」

 そのまま、小宮はその巨根を俺のアナルに押し付けてくる。
 尻に当たる先端だけでも、かなりの重量を感じる。
 いやいやいやいや。
 いくら何でも無理だ!!
 こんなのを挿れたら、俺の尻が裂けるわ……!!
 押し退けようとしても、体格差がありすぎて、小宮の下から抜け出すことができない。

「ひぃっ……!!」

 上から伸し掛かってきた小宮が、俺の中に挿入はいろうとしてくる。

「あっ、だめ、Stay待てっ!!」

 俺が叫んだのと、ドチュンとペニスが奥まで突っ込まれたのはほぼ同時だった。
 小宮の腰の動きがそこでピタッと止まる。

「勇翔さんは、ここで焦らされたいんだ……なるほど」
「ち、違……!!」

 先ほど小宮に弄られまくったおかげでしっかりと解されていた俺の尻は、上手に小宮のイチモツを呑み込んだ。これぞ、まさに人体の神秘だ。ってそうじゃなくて!
 なんとか呑み込んではいるものの、入口から中までギチギチに押し広げられて、圧迫感がすごい。

「勇翔さんの中、入ってるだけで気持ちいいです……」

 見上げると、小宮は額に汗を浮かべて、ギラギラと血走った目で俺を見ていた。
 嘘つけ。
 台詞と表情が全然合っていない。ただ強がりを言っているだけなんだろう。

「はぁっ……はぁっ……んんっ」

 ペニスの質量がすごすぎて、挿れているだけで、前立腺が押しつぶされる。
 しかもビクビクと震えるペニスがじわじわと刺激を与えてくるものだから、サイズが馴染んできたら、もっと強い刺激が欲しくなってくる。

 動いて欲しい……

 もぞもぞと腰を揺らしてみるけれど、小宮はピクリとも動かない。

「んっ、んん……」

 上から小宮に押さえつけられちゃってるから、自分で動くにも限界がある。
 ゆさゆさ、ゆさゆさと微かに尻を揺らしては、発生した快感を拾っていく。

「僕のちんちんで気持ちよくなろうとしちゃってる勇翔さん、可愛い……」

 少しずつ快感の拾い方に慣れてきた頃、小宮の声で我に返った。

 はっ……!!
 小宮のペニスはディルドじゃないんだ。

 見上げると、食いしばった歯の隙間から小宮がフーフーと荒い息を吐いていた。

「あっ、あの……これは……」

 なにか咄嗟に言い訳をしようとしたけれど、身体を起こした小宮にグイっと身体をひっぱられた。

「この姿をいつまでも眺めていたいところなんですけれど、すみません、もう限界です」
「あっ……!?」

 そのまま、胡坐をかいた小宮の上に乗せられる。つまり、対面座位で俺たちは抱き合っている。しかも、アナルには、小宮のペニスが。

「うぐっ……!!」

 ただでさえ大きいペニスなのに、自重でさらに深く呑み込んでしまった。そのせいで、先端が、今まで誰も入ったことのない場所にまで入り込んでくる。

「あっ、ちょっと、そこは……!!」
命令コマンドを勝手に破ったお仕置きは、あとでしてくださいね」
「やぁ……あ、ひっいいぃぃ……!!」

 俺の肩を抱いて上から押さえつけたまま、下からガンガン突き上げられた。
 強すぎる快感に翻弄されて、わけがわからなくなる。
 自分の口からひっきりなしに、嬌声とも悲鳴ともつかない声が漏れるのを止められない。
 誰だよ、さっき「入ってるだけで気持ちいい」なんて言っていた奴は!! まあ、そんなのは信じちゃいなかったけれど……!!

「や、やだやだ……もうイくっ! イくからぁ……あああっ」

 先ほど、尻でイかされたばかりの俺は再びあっさりと高みへと絶頂へと追いつめられる。

「くっ……勇翔さん、一緒にイっていいですか……?」
「イクっ……イク……、Cumイけ!」

 俺が達するのと同時に、身体の奥に小宮の熱を感じた。
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