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7.好きだよ*
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二人との繋がりを解いてシーツに背中をつけると、七央が覆いかぶさってきた。
「和真、好きだよ」
いつもは天使のように可愛いのに、下から見上げるとなんだか雄みを強く感じる。
「お、オレも好きだよ……!!」
さっき勢いで七央を抱いてしまったけれど、まだ告白していなかったことに気付いてオレは慌てて口にした。
脚を持ち上げられると、後孔が露わになる。
さっきまで雅鷹の指が出入りしていたそこは、たっぷりとまぶされたローションで卑猥にぬらめいていた。
「挿入れるね」
穴に七央のチンコの先端が触れた。
今から七央がオレの中に挿入ってくるのだと思うだけで、心臓がバクバクして煩い。
七央は先端をオレの入口にしばらく擦り付けた後、グッと押し入ってきた。クポッと一番太いところが通り抜けると、オレの中は自ら誘い込むように七央のペニスを飲み込んでいく。
「あっ、あっ、あっ……」
「痛くない? 大丈夫?」
「だ、大丈夫……」
痛くはないけれど、圧迫感がすごい。だけど、それは嫌な苦しさではなく、全部を七央に満たされているみたいな幸せな苦しさだ。
七央のペニスは、スラリと細くて長い。そんな七央のペニスを咥えるだけでもこんなに苦しいのに、さっき七央のアナルはオレ達のを2本も同時に……
そんなことを考えたら、後ろがキュンと締まった。
「ね、雅鷹は上手でしょう?」
スムーズに七央とセックスできたのは、雅鷹のおかげであるのは否めない。だけどそんなこと認めたくなくて、オレは顔を顰めた。
そんなオレを見て七央が笑う。
「僕は2人にもっと仲良くなって欲しいな」
「………………努力はしてみる」
「やったぁ!」
嬉しそうな声を出した七央が、ゆるゆると腰を動かし始めた。
「和真のこと、こっちでも気持ちよくしてあげるね」
圧迫感にも随分慣れてきて、オレの上で腰を振っている七央が可愛いななんて思うくらいの余裕が出てきたときだった。
「ひぁっ……! あぁっ!?」
中の一点を押されて、ビクンと身体が跳ねた。
「あ、ここ? イイの?」
オレが反応をした場所を、七央が繰り返し攻めてくる。その度にオレの腰がビクビクと跳ねる。
「んぁっ……だめ、怖い……」
弱い場所を繰り返し刺激されて、今まで感じたことないくらいの快感に、目の前がチカチカと明滅する。
「前立腺だよ。気持ちいいね?」
「だめ、怖いっ……」
快楽の海に放り込まれたみたいな途方もない感覚に、自分が自分じゃなくなるみたいだ。
「和真、好きだよ」
いつもは天使のように可愛いのに、下から見上げるとなんだか雄みを強く感じる。
「お、オレも好きだよ……!!」
さっき勢いで七央を抱いてしまったけれど、まだ告白していなかったことに気付いてオレは慌てて口にした。
脚を持ち上げられると、後孔が露わになる。
さっきまで雅鷹の指が出入りしていたそこは、たっぷりとまぶされたローションで卑猥にぬらめいていた。
「挿入れるね」
穴に七央のチンコの先端が触れた。
今から七央がオレの中に挿入ってくるのだと思うだけで、心臓がバクバクして煩い。
七央は先端をオレの入口にしばらく擦り付けた後、グッと押し入ってきた。クポッと一番太いところが通り抜けると、オレの中は自ら誘い込むように七央のペニスを飲み込んでいく。
「あっ、あっ、あっ……」
「痛くない? 大丈夫?」
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痛くはないけれど、圧迫感がすごい。だけど、それは嫌な苦しさではなく、全部を七央に満たされているみたいな幸せな苦しさだ。
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そんなことを考えたら、後ろがキュンと締まった。
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そんなオレを見て七央が笑う。
「僕は2人にもっと仲良くなって欲しいな」
「………………努力はしてみる」
「やったぁ!」
嬉しそうな声を出した七央が、ゆるゆると腰を動かし始めた。
「和真のこと、こっちでも気持ちよくしてあげるね」
圧迫感にも随分慣れてきて、オレの上で腰を振っている七央が可愛いななんて思うくらいの余裕が出てきたときだった。
「ひぁっ……! あぁっ!?」
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「あ、ここ? イイの?」
オレが反応をした場所を、七央が繰り返し攻めてくる。その度にオレの腰がビクビクと跳ねる。
「んぁっ……だめ、怖い……」
弱い場所を繰り返し刺激されて、今まで感じたことないくらいの快感に、目の前がチカチカと明滅する。
「前立腺だよ。気持ちいいね?」
「だめ、怖いっ……」
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