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6.処女を頂戴*
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「ねぇ。僕に、和真の処女を頂戴」
想像したこともなかったシチュエーションに、思考が停止する。
「七央に抱かれるのがイヤなら、オレがもらってやってもいいけどな!?」
「はぁっ!?」
オレはふざけたことを言う雅鷹を睨みつける。
それは絶対に有り得ねぇ……!!
「絶対ダメ。和真のお尻は僕のなの!!」
七央がぎゅうぎゅうとオレに抱きついたまま反論する。
「つーか、どーゆーことだよ? 雅鷹が好きなのは、オレじゃなくて七央だろっ?」
だからオレの尻の中をいつまでも弄ってないで、その指をさっさと抜け!!
「ああ、七央が好きだ。和真のことも好きだけどな」
「は?」
「つまり、二人とも好きということだ」
「はぁぁっ!?」
オレたちは、七央を取り合う恋敵じゃなかったのか……!?
「だーめ。和真は僕のモノだから、絶対にあげないよ」
「えっ、ええ……っ!?」
七央が頬を摺り寄せてくる。
なんだこの可愛い生き物は!!
ていうか、オレって七央のものなの!?
なにそれ、嬉しい。
「僕はもっと和真と深く繋がりたいんだ……だから、ね。和真、お願い」
オレは七央の「お願い」には弱いんだ。
それにこんなに可愛く頼まれたら、断るなんてできるはずがない。
しかも雅鷹が上手いというのは本当のようで、オレたちが言い合っている間に尻穴はすっかりほぐされ、雅鷹の指はスムーズに出入りを繰り返す。突っ込まれる指の本数がいつの間にか増えていたけれど、オレの尻は違和感なくそれを受け入れていた。
「よ、よし……それなら、七央の好きにしろっ!!」
オレにとって七央のお願いは絶対だ。決して、お尻の快感に興味があったわけじゃないからなっ!!
想像したこともなかったシチュエーションに、思考が停止する。
「七央に抱かれるのがイヤなら、オレがもらってやってもいいけどな!?」
「はぁっ!?」
オレはふざけたことを言う雅鷹を睨みつける。
それは絶対に有り得ねぇ……!!
「絶対ダメ。和真のお尻は僕のなの!!」
七央がぎゅうぎゅうとオレに抱きついたまま反論する。
「つーか、どーゆーことだよ? 雅鷹が好きなのは、オレじゃなくて七央だろっ?」
だからオレの尻の中をいつまでも弄ってないで、その指をさっさと抜け!!
「ああ、七央が好きだ。和真のことも好きだけどな」
「は?」
「つまり、二人とも好きということだ」
「はぁぁっ!?」
オレたちは、七央を取り合う恋敵じゃなかったのか……!?
「だーめ。和真は僕のモノだから、絶対にあげないよ」
「えっ、ええ……っ!?」
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ていうか、オレって七央のものなの!?
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それにこんなに可愛く頼まれたら、断るなんてできるはずがない。
しかも雅鷹が上手いというのは本当のようで、オレたちが言い合っている間に尻穴はすっかりほぐされ、雅鷹の指はスムーズに出入りを繰り返す。突っ込まれる指の本数がいつの間にか増えていたけれど、オレの尻は違和感なくそれを受け入れていた。
「よ、よし……それなら、七央の好きにしろっ!!」
オレにとって七央のお願いは絶対だ。決して、お尻の快感に興味があったわけじゃないからなっ!!
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