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第192死 DODO公式最新探索者ランキング

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 酒も入り盛り上がっている──やがて宴会場に立てられた掲示板に張り出された。死のダンジョンの探索者の最新ランキング。

 ▽

 DODO公式最新探索者ランキング

 ❶オーバー未惇【DODO】
 ❷侍って呼んで?【DODO】
 ❸掃除屋(男)【DODO】
 ❹グングニル【DODO】
 ❺アッパーナイト【DODO】
 ❻アッシナガー【DODO】
 ❼でんぐり返しできたよ!【無所属】
 ❽おだぶつりかなえ【葬儀屋@qua】
 ❾那須茄子ナース【西成病院】
 ➓ノッポ大阪【キュプロ】
 11猛獣【本田サーカス】
 12アグ兄さん【炎神の会】
 13パラソルガール【キュプロ】
 14サムライガール【キュプロ】
 15ボンバーオンナ【キュプロ】
 16獣眼鏡【DODO】
 17オーストラリアット【キュプロ】
 18ブラック先輩【DODO】
 19掃除屋(女)【DODO】

 ▽

 張り出しからしばらく、人集りが減った頃に、気になったのかこの青年も。

「最新ランキング……おばみんさんって滅茶苦茶すごかったんすね……トップ。アレ……栄枯さんは?」

「ドッツの内部外部の人間問わず本人が許可していないなら載らないわよ。丘梨栄枯ならそうね初ダイブでも5位以内はかたいかしらね」

「5位以内さすが栄枯さん……あっ、えっと」

「名刺はこの前渡したでしょ。パラソルガールよ」

 またも青年の前に現れたパラソルガール。シャンパンの入ったグラスを片手に、アナログな掲示板の前。

 名刺……? 青年はあの靴屋でたしかにソレを渡されたのを思い出したが、その後のドタバタの流れでどこかに置いたか失くしたのか、すこし苦い顔を浮かべそうになってしまった。


「あ! パラソルガールさんっすね……すみません。って13位!? おめでとうございます、すごいっすね」

「別にすごくないわよ。死鳥舎人気とドッツへの貢献度の総合ランキングみたいなものだから、これが直接すべて戦闘においての実力ってわけじゃないわ。スキルの種類も役割も各々全然違うのよ、まぁさすがに3位までは実力通りでしょうけど」

「へぇー、なるほど……」

「あなたも載ってるわよ」

「え、俺!?」

 ▽

 20狩野千晶【DODO】
 21鳥【日本鳥獣観察の会】
 22濡れタオル【DODO】
 23ポジティブ【DODO】
 24峰芽照胃葡【もぎたて同盟】
 25ホーススタイル【DODO】
 26包帯ミイラ(仮)【DODO】
 27カフェバカ【キュプロ】
 28死んだら拍手【無所属】
 29ピローねむたい【キュプロ】
 30サンチュ【DODO】

 ▽

 載っているはずがないと思い見落としていた。まさかの彼の名がそこにあった。

「は!? なんで俺だけ本名!?」

「ふふふふふふ、吐い信者丘梨栄枯はぼこぼこチューブに登録しているけどぱっぱらくんは吐い信してないでしょちゃんとDODOに探索者名を登録していなかったんじゃない? ふふふふふ、ぱっぱらねぇ」

「……はぁ……まぁいいすけど。俺が20位? なんか栄枯さんが入ってないのに、俺って……」

「関係ないでしょ、イチ死鳥舎だって実力と人気があれば入るわ、そのままのしあがったそういう例もあるわよ。マ、丘梨栄枯がいない分の話題性とスキルの強さ込みでランクインかしら。おかしくはないわね、ふふふふふふ」

「俺が探索者で20位……」

 後ろ首に左手をあてて、まさかのランクインに唖然としてしまった。

 って、栄枯さんの辞退した死鳥舎の票みたいなのが事務局長の忖度で俺に入っただけだよね、たぶん? すみません、栄枯さん……ありがとうございます!

「ところでぱっぱらくんあなた、ドッツの職員になったのね」

「え、ハイそうっすね」

「私のキュプロに入る話はどうなったのかしら?」

「え、あ、えっと……おかげさまで……無事、合格しました!」

「ふふふふふふふ、パラってるわね」

「まぁいいわ。このところドッツも悪くはないわ」

「……そすね」

 喜びは隠しきれないここ最近の実力以上のラッキー続きにニヤける彼に釣られて話し相手のパラソルガールも笑っていた。



 ▼▼▼
 ▽▽▽



 グリーンエリアでの晴天の宴は夜まで続いた。その後もだらだらと酒を酌み交わす者、集められた探索者同士やエスト電機とDODOの職員たちの交流が続いていたりもした。

 午後10時37分。


 ▼バベルB(狩野千晶の部屋)▼


 気が高まり周りは大人たちばかり慣れない酒を飲む事もDODOの職員として────。


「あっあっああああ」

 酔い疲れた身体が目覚め、狩野千晶は、ベッドの上でフェラをされている。

 シチュエーションはデジャブ。また気持ちの良すぎるまったりと離さない長いフェラに──

「ああああああだめだめだめでりゅでりゅうううう」

 あまりの気持ち良さ、中で蠢く舌に刺激されていき、甘く気持ちよく高まり腰が浮く。お姉さんは青年の浮いた腰ごと両手に下から持ち上げて──

 びゅるびゅると、漏らすようにあえなく射精。唇を窄めて肉棒の中途からカリ首までゆっくりとバキュームしながら──ずずずちゅぽん。

 男の全てを搾り取るようなフェラ行為は終わり、彼女はソレを飲み込んだ。

「相変わらずくさいザーメンね、ふふふふふふ」

 パラソルガールの性技にとろかされてしまった狩野千晶青年。甘い吸引感を感じながら、おちんぽの先端にキスをされビクリとソレは跳ねた。
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