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第175死 狗雨雷叢雲♡
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怒るクウラに胸ぐらを掴まれてじわじわとその圧に追い込まれ青年は壁に背を押し当てられた。
彼はこの状況に対して返す言葉が浮かばずまとまらない。ただただこの目の前の女性の圧倒的な存在感、威圧感、語気、パワーに気圧されてしまっている。
困った泣き出しそうな表情で彼女の灰桜色の瞳を見つめた。
「なんですあなたは? なぜ抵抗しないのです。まさかあらぬコトを期待していないでしょうね?」
「え、いや、チガ!」
「なんですかその目は……? ここ数日、あなたの行動を見ていて分かりました。そうやって状況に流されたフリをする、その異性への溢れる穢れた欲望をなるべく隠したフリをする。矛盾するッ雛鳥のような甘ったれた目で女性を見ているのです!! オンナは私はあなたの母親じゃありません!!」
「ハハオ、ええ!? な、一体ナニが!?」
「黙れェ!! いい加減にあなたという男共は!! ほとんどが破廉恥で清廉を知らない!! それがさも当然かのように持って生まれた性という敷かれたレールの上で!! 何故履き違えるのですか!!」
「これです、この付いているモノが」
「ああぁえ!? ナニ!?」
向かい合い密着に近い体勢、白い右膝でぐりぐりと青のジーンズを圧迫していく。ぐりぐりとすりすりと、壁際に追い詰めた青年の股間辺りを──やがて硬度を増していくその感触が彼女に伝わりバレてしまった。
「何故勃起しているのです!!」
「ちがッ!! そんなアシをっ! やめてくださ」
「違わない!!!! 反省というものをしている最中にッ女なら誰でもいいのですか!! あなたのこれまでの礼節を弁えない低俗な行いを今まさに一企業の代表に叱責されているのですよ、頭のおかしい!!」
「あっちょっまやめっええェェあっ」
右膝で更にペニスをなぞり、時たま強く圧迫。青年の意に反してどんどんとペニスは上向きへと反り返っていく。
凄む狐顔は青年の顔を睨みながら彼の窮屈な股間のチャックをゆっくりと開けていった。そしてすぐさま下げた赤いトランクスから元気に跳ね出たペニスを────右手にしごいていく。
自身の右手の平に唾をペッと吐きかけそれを潤滑剤の代わりにした、乱雑でオナニーのように速い手コキを開始。
「結局はそうです全く進まない性教育においてもそう、対してこのようなネット社会に加速していくのは日本を支えていた基盤である倫理観の欠如、欠落、破損。死のダンジョンに限らず世の大人にそれも己の食い扶持として無責任に置き捨てされたエログロが幼い子たちの中毒となりこういう訳の分からない癖を生む。多くの連盟は相関性がないとのたまっていますが、違います。重ねるのです受けたショッキングは脳のメモリーを炙り残り、年齢を重ねていくにつれインビジブルな土台となり増えた自由と共にエスカレートしていくのです、現にあなたのように例えるならば【廉】ではなく【蓮】格好ばかりで見目が良ければ誰でもいい中身を知ろうともしない素人人間が増えているのですよ、失礼しましたこれは男だけに限りません。女とて強い雄に平然と媚びを売ったり、女という社会的に与えられた盾を勘違いして他の男に対してやたらめったら振り回しています。これをフィギュアスケートをなぞり【デス・スパイラル】と呼んでいます。当たり前ですよ、お互いの程度を知らず程度の知れている連中を増やしていては!! 手を取り合い靴を貸し与え皆でこの氷上を華麗に踊る事など出来はしないのです!!」
長々しくのたまう。彼の顔をその灰桜色の瞳で睨みながら、もうこれ以上は逃れられない壁際に追い込まれていく、叱責とペニスの快楽が混ざり合い彼女の継ぎ足した唾液とカウパーがブレンドされぬめり与えられていく、息をハァハァと荒げてしまう。
何故か逸らすことのできない……肉食動物に捕らえられたようにその彼女の眼に────
「あっ、はっ……で、でりゅぅうあっァァァァァァ」
曇っていく女性の顔に見られながら──射精。
どぷどぷと、溢れ出た白濁がクウラの右手を汚していく。漏れ放たれたザーメンの白が彼女の臍へとかかり着ていた清廉なる白いスーツに粘り濡らし染み付いていった。
「はぁはぁ…………ッん…………このような……」
「やはり男とは……みなペニスからザーメンを吐き出すように……子供をあやしもしないのに無責任です」
見下げて白く染まった手のひらを苦い顔をし確認。
ポッケから取り出した黒いハンカチで右手についた臭い白濁をゆっくりと丁寧に拭っていった。
気持ち良く射精をした蕩けて泣きそうな顔をしている青年。そんな彼の表情が狗雨雷叢雲、彼女の中にあるリミッターに触れ揺さぶってしまう。
「先ずは規制です規制!! 狩野千晶、あなたを私がDODOの事務局長、トップとしてキセイします!! あなたのような歳上の雌を誘うペニスだけのパッシブ人間は未熟な若者は私が……痛めつけてシロく正して導いてみせます!!」
狗雨雷叢雲、DODOの事務局長となり真の男女平等世界を目指している彼女にとって目の前の青年を正す。解釈を変えていく歪んだ彼女の正義が無防備な彼へと襲いかかっていき、白いベッドその上へとゆっくり連れられていった。
彼はこの状況に対して返す言葉が浮かばずまとまらない。ただただこの目の前の女性の圧倒的な存在感、威圧感、語気、パワーに気圧されてしまっている。
困った泣き出しそうな表情で彼女の灰桜色の瞳を見つめた。
「なんですあなたは? なぜ抵抗しないのです。まさかあらぬコトを期待していないでしょうね?」
「え、いや、チガ!」
「なんですかその目は……? ここ数日、あなたの行動を見ていて分かりました。そうやって状況に流されたフリをする、その異性への溢れる穢れた欲望をなるべく隠したフリをする。矛盾するッ雛鳥のような甘ったれた目で女性を見ているのです!! オンナは私はあなたの母親じゃありません!!」
「ハハオ、ええ!? な、一体ナニが!?」
「黙れェ!! いい加減にあなたという男共は!! ほとんどが破廉恥で清廉を知らない!! それがさも当然かのように持って生まれた性という敷かれたレールの上で!! 何故履き違えるのですか!!」
「これです、この付いているモノが」
「ああぁえ!? ナニ!?」
向かい合い密着に近い体勢、白い右膝でぐりぐりと青のジーンズを圧迫していく。ぐりぐりとすりすりと、壁際に追い詰めた青年の股間辺りを──やがて硬度を増していくその感触が彼女に伝わりバレてしまった。
「何故勃起しているのです!!」
「ちがッ!! そんなアシをっ! やめてくださ」
「違わない!!!! 反省というものをしている最中にッ女なら誰でもいいのですか!! あなたのこれまでの礼節を弁えない低俗な行いを今まさに一企業の代表に叱責されているのですよ、頭のおかしい!!」
「あっちょっまやめっええェェあっ」
右膝で更にペニスをなぞり、時たま強く圧迫。青年の意に反してどんどんとペニスは上向きへと反り返っていく。
凄む狐顔は青年の顔を睨みながら彼の窮屈な股間のチャックをゆっくりと開けていった。そしてすぐさま下げた赤いトランクスから元気に跳ね出たペニスを────右手にしごいていく。
自身の右手の平に唾をペッと吐きかけそれを潤滑剤の代わりにした、乱雑でオナニーのように速い手コキを開始。
「結局はそうです全く進まない性教育においてもそう、対してこのようなネット社会に加速していくのは日本を支えていた基盤である倫理観の欠如、欠落、破損。死のダンジョンに限らず世の大人にそれも己の食い扶持として無責任に置き捨てされたエログロが幼い子たちの中毒となりこういう訳の分からない癖を生む。多くの連盟は相関性がないとのたまっていますが、違います。重ねるのです受けたショッキングは脳のメモリーを炙り残り、年齢を重ねていくにつれインビジブルな土台となり増えた自由と共にエスカレートしていくのです、現にあなたのように例えるならば【廉】ではなく【蓮】格好ばかりで見目が良ければ誰でもいい中身を知ろうともしない素人人間が増えているのですよ、失礼しましたこれは男だけに限りません。女とて強い雄に平然と媚びを売ったり、女という社会的に与えられた盾を勘違いして他の男に対してやたらめったら振り回しています。これをフィギュアスケートをなぞり【デス・スパイラル】と呼んでいます。当たり前ですよ、お互いの程度を知らず程度の知れている連中を増やしていては!! 手を取り合い靴を貸し与え皆でこの氷上を華麗に踊る事など出来はしないのです!!」
長々しくのたまう。彼の顔をその灰桜色の瞳で睨みながら、もうこれ以上は逃れられない壁際に追い込まれていく、叱責とペニスの快楽が混ざり合い彼女の継ぎ足した唾液とカウパーがブレンドされぬめり与えられていく、息をハァハァと荒げてしまう。
何故か逸らすことのできない……肉食動物に捕らえられたようにその彼女の眼に────
「あっ、はっ……で、でりゅぅうあっァァァァァァ」
曇っていく女性の顔に見られながら──射精。
どぷどぷと、溢れ出た白濁がクウラの右手を汚していく。漏れ放たれたザーメンの白が彼女の臍へとかかり着ていた清廉なる白いスーツに粘り濡らし染み付いていった。
「はぁはぁ…………ッん…………このような……」
「やはり男とは……みなペニスからザーメンを吐き出すように……子供をあやしもしないのに無責任です」
見下げて白く染まった手のひらを苦い顔をし確認。
ポッケから取り出した黒いハンカチで右手についた臭い白濁をゆっくりと丁寧に拭っていった。
気持ち良く射精をした蕩けて泣きそうな顔をしている青年。そんな彼の表情が狗雨雷叢雲、彼女の中にあるリミッターに触れ揺さぶってしまう。
「先ずは規制です規制!! 狩野千晶、あなたを私がDODOの事務局長、トップとしてキセイします!! あなたのような歳上の雌を誘うペニスだけのパッシブ人間は未熟な若者は私が……痛めつけてシロく正して導いてみせます!!」
狗雨雷叢雲、DODOの事務局長となり真の男女平等世界を目指している彼女にとって目の前の青年を正す。解釈を変えていく歪んだ彼女の正義が無防備な彼へと襲いかかっていき、白いベッドその上へとゆっくり連れられていった。
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